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我が愛は山の彼方に

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我が愛は山の彼方に』(わがあいはやまのかなたに)は、宝塚歌劇団ミュージカル作品。1971年初演。以降、度々宝塚歌劇団にて再演されている作品の一つ。

脚本は植田紳爾。原作は伊藤桂一の小説『落日の悲歌』。

これまでの上演

1971年 - 星組公演(初演)
1984年 - 星組公演
  • 6月29日から8月8日[7](新人公演は7月13日[8]と7月27日[8])に宝塚大劇場、11月3日から11月28日[9](新人公演は11月14日[8])まで東京宝塚劇場にて、宝塚歌劇団創設70周年記念公演として上演。芸術祭賞・優秀賞[10]を受賞。
  • 宝塚の形式名は「宝塚グランド・ロマン[7][9]」、18場[7][9]
  • 演出は植田紳爾[7][9]が担当。
  • 併演は『ラブ・エキスプレス[7][9]
  • 星組2番手男役の山城はるかの退団公演であった。
  • この時期には、新人公演は配役を替えて2回開催されていたが、東京宝塚劇場の公演時には1回になっている。
1985年 - 星組公演
  • 形式名は「宝塚グランド・ロマン[11]
  • 併演は『ラブ・エキスプレス[11]
  • 4月14日 - 4月30日[11](地方公演)
  • 4月14日 大津
  • 4月16日 郡山
  • 4月17日 仙台
  • 4月19日 伊勢崎
  • 4月20日 千葉
  • 4月21日 黒磯
  • 4月23日 浦和
  • 4月24日 秦野
  • 4月26日 奈良
  • 4月28日 京都府丹後
  • 4月29日 舞鶴
  • 4月30日 福井
  • 10月12日 岡山
  • 10月13日 広島
  • 10月15日 鳴門
  • 10月17日 四日市
  • 10月18日 西尾
  • 10月19日 松阪
  • 10月20日 一宮
  • 10月22日 相模原
  • 10月23日 真岡
  • 10月26日 深川
  • 10月27日 旭川
  • 10月28日 滝川
  • 10月29日 札幌
  • 10月31日 函館
  • 11月2日 苫小牧
  • 11月4日 稚内
1999年 - 2000年 - 星組公演


2011年 - 月組公演
  • 選抜メンバーにて全国ツアーにて上演。初めて星組以外の組での上演。
  • 公演期間は11月19日(土)から12月11日(日)まで
  • 脚本・演出は植田紳爾が担当
  • 形式名は「宝塚グランド・ロマン」
  • 併演は『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』
  • 以上、参考資料は宝塚歌劇団・2011年星組全国ツアー
  • 台本に大幅な修正が加えられたため、ブルテとジェリメ役は出てこず、竜林と竜淵の役どころには玄喜役ひとりにまとめられている
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主な登場人物

  • 朴秀民
  • 万姫
  • チャムガ
  • ブルテ
  • ジュリメ
  • エルチ
  • 竜淵
  • 竜林
  • 楚春

あらすじ

10世紀高麗。高麗の武将・朴秀民と婚約者・万姫は、桃の花が咲く頃に婚礼の予定だった。秀民が居ない間に万姫の住む地方が女真国の軍に襲撃され、万姫は女真へと連れ去られる。秀民は婚約者を奪った女真への復讐のため軍務に没頭する。

一方、女真に連れ去られた万姫は、女真の武将チャムガの配下にあった。真摯な武人であるチャムガは万姫を丁重に扱い、高麗へ返すことを約束する。だが、一度敵の手に落ちた女が、敵に何もされなかったと信じてもらえる訳はなく、まともな女として扱われないことを知っている万姫は、祖国へ帰ったとしても幸せになれないと思い、チャムガの恩恵にすがって生きることを決意する。やがて万姫の境遇に同情したチャムガは、万姫への密かな想いを募らせていく。

チャムガの婚約者のジュリメは、その想いを察知して、嫉妬のあまり万姫を暗殺しようとする。ジュリメの兄でブルテ国王は、そんな妹を哀れみ、チャムガに万姫を高麗へ返すことを許すかわりに、高麗へ再び攻めるように命令する。

生真面目なチャムガは、万姫を高麗へ戻すために高麗に攻め込むが、それは勝算のない戦いだった。復讐を果たすためだけに生きてきた秀民は罠を仕掛けて女真軍を壊滅に追い込み、秀民とチャムガの一騎討ちとなり、秀民が勝利を収める。

万姫は秀民の元に返されたが、万姫は秀民の元に戻れたことを素直に喜ぶことができなかった。闘いに破れたチャムガの最期を知った万姫が取った行動は…。

主な配役

さらに見る 1971年星組 (宝塚), 1984年星組 (宝塚・東京) ...
さらに見る 1971年星組 (宝塚・東京), 1984年星組(宝塚)上段:7月13日 下段:7月27日 ...
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主な楽曲

  • 我が愛は山の彼方に
  • 花木槿
  • 桃の花
  • 桃の花の下で
  • チュルクの恋
  • 椿

スタッフ

1971年星組

宝塚大劇場

東京宝塚劇場

主に長谷川一夫[6](演出)、植田紳爾[6](脚本)がいる。

1984年星組

1985年星組

  • 脚本:植田紳爾[7]
  • 演出[7]:植田紳爾・長谷川一夫・阿古健

1999年 - 2000年星組

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脚注

参考文献

外部リンク

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