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千葉県立房総のむら
千葉県立の体験型博物館 ウィキペディアから
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千葉県立房総のむら(ちばけんりつぼうそうのむら、英称:Experience Museum Chiba Prefectural Boso-no-Mura)は、千葉県印旛郡栄町にある県立の体験型博物館。敷地は栄町と成田市にまたがり[1][2]、龍角寺古墳群・岩屋古墳[4]、旧学習院初等科正堂、旧御子神家住宅など、国の史跡・重要文化財が良好に保存されている。
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概要

敷地は「ふるさとの技体験エリア」と「風土記の丘エリア」に分かれる。前者のエリアには、江戸時代の商家、武家屋敷、農村などの復元展示や[5]、江戸時代後期から明治時代の街並みを再現しており[6]、ドラマや映画のロケ地としても有名なスポットとなっている。武家の武術から村の鍛冶屋など様々な伝統技術の実演や製作体験が当館内の全の施設で行われており[7][8]、昔の生活様式や生活技術を直接体験することが可能な体験型博物館となっている[1]。風土記の丘エリアには、日本でも有数の古墳群のある丘陵地に設けられた国の史跡「龍角寺古墳群・岩屋古墳」が含まれ、移築された歴史的建造物や「風土記の丘資料館」がある。また、無病息災を炎に祈るどんど焼きや[9][10][11]、ひな祭り[12]、秋のまつり[13]、七夕[14]、狂言や大道芸など[15]伝統行事・郷土芸能の再現にも取り組んでいる[16]。
1988年(昭和63年)には来館者からの要望に対応して「食体験」の試行を始め[17]、「古代米」の料理や[18]「かまど」での炊飯[19]、炭火でのうなぎのかば焼き造り[20]、水ようかん作り[21]などの食べ物でも実際の制作体験を出来るようにしている。
なお、当館に移築された古民家は、開館当時は法律で茅葺屋根での復元が不可能だったことから鉄板葺の屋根とされたが[22]、規制緩和により2008年(平成20年)に鉄板から茅葺屋根に修復することになった[23]。
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房総風土記の丘

1976年(昭和51年)7月に開設された房総風土記の丘[24]は、千葉県内で唯一の考古学専門の博物館であった[25]。2004年(平成16年)4月、隣接する房総のむらに統合された。
総面積約32ヘクタールの敷地内には、復元古墳である「竜角寺古墳群第101号古墳」など古墳78基のほか「風土記の丘資料館」がある。また、明治32年(1899年)建造の学校建築である重要文化財「旧学習院初等科正堂」と、安永9年(1780年)に安房郡丸山町(現・南房総市)に建てられた重要文化財「旧御子神家住宅」、寛延4年(1751年)に富津市亀沢に建てられた県指定有形文化財「旧平野家住宅」の2棟の民家建築が移築公開されている(当館の敷地は成田市と印旛郡栄町にまたがっており、以上3棟の建造物は成田市大竹に位置する)。
1991年(平成3年)10月27日に古代と同じ方法で製鉄の公開実験をし[26][27]、1992年(平成4年)4月1日には埴輪の模型を並べて当時の配列も復元した「竜角寺古墳群第101号古墳」を公開する[28]全国的にも珍しい復元古墳を作る[29]など復元にも力を入れていた。
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イメージキャラクター
房総のむらのゆるキャラ。
沿革
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利用情報
- 開館時間:午前9時 - 午後4時30分
- 休館日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日火曜日)、年末年始、その他臨時休館日
- 入館料
- 常設展:一般 300円、高・大学生 150円
- 企画展:一般 500円、高・大学生 250円、中学生以下、65歳以上、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳所持者及び介護者は無料
- 風土記の丘エリアの野外展示及び文化財建造物等の見学 : 無料
バリアフリー
- 自動体外式除細動器(AED)設置
- 障害者等用駐車スペースあり(4台)
- 手すり付き便器・多目的トイレあり
- おむつ交換台・授乳室あり
- 常備車いす貸出(3台)・常備ベビーカー貸出あり(2台)
- 外国語対応(派遣)
ロケ地
要約
視点
歴史的な町並みが再現されていることから、度々ロケ地としても使用されている[49]。
主なロケ実績
近年のロケ実績
- 平成26年度ロケ実績詳細
- 平成27年度ロケ実績詳細
- 平成28年度ロケ実績詳細
- 平成29年度ロケ実績詳細
- 平成30年度ロケ実績詳細
- 商家の町並み
- 上総の農家
- 下総の農家
- 安房の農家
- 武家屋敷
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ドラムの里
- コスプレの館(2018年5月オープン)
- 成田ゆめ牧場ファーマーズマーケット
- 龍の産直館(旧名:四季彩館 → 龍の市庭)
- 農家レストラン ゆめテラス(旧名:木もれ日レストラン)
- さかえレンタサイクル
- 栄町観光案内所
交通
公共交通機関
- JR東日本 下総松崎駅(成田線)から徒歩約30分。
- JR東日本 安食駅(成田線)から千葉交通バス(竜角寺台車庫行き)約8分、「房総のむら」バス停下車、徒歩約8分。
- JR東日本 JR成田駅西口 (成田線)から千葉交通バス (竜角寺台車庫行き)約22分、「竜角寺台二丁目」バス停下車、徒歩10分。(4月~11月の土曜休日は朝:成田発、夕方:成田行きの直通バスあり。)
- ニュー東豊 栄町循環バス(安食循環左廻り)の「風土記の丘資料館前」「学習院正堂前」「ドラムの里」バス停も利用可能。休日、年末年始運休。
- 無料定期送迎バス「ホテル日航成田」(時間帯によってはイオンモール成田経由)から「房総の村」行も運行[50]。
自動車
- 東関東自動車道成田インターチェンジから成田市街へ直進約3キロメートル、土屋交差点を栄方面へ直進約7キロメートル。
- 駐車場:無料(館内に4か所、約300台)
脚注
関連項目
外部リンク
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