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日本の宇宙機の一覧

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日本の宇宙機の一覧
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本項目は日本の宇宙機の一覧である。日本は1970年2月11日に初の人工衛星おおすみ」を打ち上げてから、様々な宇宙機を保有してきた。

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日本初の人工衛星「おおすみ」

以下のリストは政府系機関の宇宙機、民間の宇宙機、商業通信衛星の3項目に分けて、打上げ日順に並べている。

説明

要約
視点
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日本実験棟「きぼう」

掲載条件

日本の保有する宇宙機を掲載する。

宇宙機とは人工衛星宇宙探査機宇宙ステーションなどを指す総称で、本項では孫衛星(主衛星から分離した宇宙機のこと)やローバーランダーなども対象とした。日本は宇宙ステーションを一度も保有したことはないが、規模の大きさから考えて国際宇宙ステーションのモジュールの一つである日本実験棟きぼうは対象内とした。また、はやぶさのターゲットマーカーはその構造から対象外としている。

打上げに失敗した宇宙機も対象とするが、打ち上げが予定されている宇宙機およびキャンセルされた宇宙機は対象外とする。

またEXPRESSといった他国と共同開発した宇宙機も含めるが、HETEのような日本の開発した装置が搭載されているだけの宇宙機は除外する。

項目説明

名称
その宇宙機の名称。正式名称であるかどうかは問わず、日本語の名称をなるべく記述する。JAXAISASNASDA)系の宇宙機はひらがなの愛称を名づける傾向にあるが、他国との共同開発やUSEF系の宇宙機はその限りでない。愛称は打上げ成功後に発表されることが慣習となっているが、失敗した場合はお蔵入りとなる。お蔵入りとなった名称が分かる場合はそちらを使用し、名称の右にの印をつける。
略字
その宇宙機の英字略称。こちらが正式名称である場合もある。通常はその宇宙機のミッション内容に沿った英語の頭字語である。
主な目的の内容・備考

  その宇宙機の主なミッション内容を簡潔に記述する。特筆性があるとみとめられる宇宙機についてはそのことをここに太文字で記述する  

  (例:日本初の○○)。

主製造業者

その宇宙機の開発・設計・製造企業を記述する。基本的にはその宇宙機の全体とりまとめを担当した企業を記述する。
質量
宇宙機の質量は運用する時点によって異なるので、注意が必要である。特に静止衛星惑星探査機は目的の軌道に投入するために多くの推進剤を使用するため、質量が大きく変わる。ここでは原則としてその宇宙機の打上げ時の質量を採用する。ただし静止衛星の場合は静止軌道投入時における質量を記載する。宇宙ステーション補給機に関しても搭載物を含めた機体全体の打上げ時の質量を記述する。ただし、おおすみのようにロケットの上段と接続したままの宇宙機に関してはロケットの部分の質量を引いた値を記述する。なお情報収集衛星は機密保持のため質量は非公表となっている。
日付
基本的にはその宇宙機が打ち上げられた年月日を記述する。ただし主衛星から分離した孫衛星やローバーに関しては、切り離された年月日を記述する。打上げ場所がどこであっても基本的には日本標準時間に直した日にちを記述する。
打上げ機
その宇宙機を打ち上げた打上げ機を記述する。日本以外の打上げ機に関しては()内に国名を記述する。
射場
打上げ機が打ち上げられた射場を記述する。海外の打上げ機の場合、通常海外の射場である。
軌道
その宇宙機のミッション軌道を記述する。静止軌道の場合は()内に経度を記述する。月周回軌道といったように特に明示が無ければ地球周回軌道である。下記の高度、傾斜角の項目を含め、これは宇宙機の現在の軌道データではないので注意。中には運用が終了して、すでに地球に大気圏再突入して燃え尽きた衛星もある。なお、情報収集衛星は機密保持のため軌道要素の詳細は非公表となっている。しかし一部の情報収集衛星はNASANSSDCのウェブサイトで軌道データが公開されているので、その場合はNSSDCによる数値を記入している。
高度
軌道の高度。楕円軌道の場合は近地点-遠地点を記入する。
傾斜角
軌道傾斜角を記述する。静止衛星の場合は必ず0度である。
資料
参考にした書物、ウェブサイトを脚注の形で残しておく。

色の説明

一覧では3色が以下の意味で背景に使用されている。

さらに見る 色, 項目 ...
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政府系機関の宇宙機

要約
視点

政府系機関の保有する宇宙機をここに記述する。東京大学宇宙航空研究所宇宙科学研究所宇宙開発事業団宇宙航空研究開発機構無人宇宙実験システム研究開発機構など宇宙開発機関が開発した宇宙機はここに記述される。

一般に日本の宇宙機という場合、この項目の宇宙機を指す。

さらに見る 名称, 略字 ...
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民間の宇宙機

要約
視点

アマチュア団体、教育機関(大学、高専)および民間企業が開発・運用した宇宙機を掲載する。ただし通信会社などが運用する商業通信衛星は除く。

軽量・小型・安価な衛星であり、超小型衛星に分類される。アマチュア無線に利用される衛星はアマチュア衛星と呼ばれる。数kg級の衛星はほぼCubeSatである。

これらの衛星はアマチュア無線、学生の教育、新技術・新部品の軌道上実証などを目的としており、コストを下げるため通常の衛星には使用されない一般の民生部品を活用することが多い。

ほとんどはピギーバック衛星(相乗り衛星、副衛星)として打ち上げられた。2012年に宇宙ステーション補給機の搭載物として国際宇宙ステーションに搬入された後に、きぼうのロボットアームによって軌道に投入される方法が確立された(雷鼓にわか衛星WE WISH)。

10年以上の運用を続けている衛星(ふじ3号など)もあれば、一方で衛星からの電波の検出が出来なかった衛星(WASEDA-SAT2など)、地上との交信が出来なかった衛星(かがやきなど)もある。

大学宇宙工学コンソーシアムしんえんは地球の重力圏を離脱した世界初の民間宇宙機である。

さらに見る 名称, 略字 ...
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商業通信衛星

要約
視点

民間企業が保有する通信衛星放送衛星を掲載する。

大半はSUPERBIRDシリーズ(現スカパーJSAT保有)、JCSATシリーズ(現スカパーJSAT保有)、BSATシリーズ(放送衛星システム保有)である。

MBSat(韓国)やHorizons衛星シリーズ(米インテルサット[64])といった他国との共同所有の衛星もここに掲載する。ただし、JCSAT-85(Intelsat 15)のような区分所有の衛星は掲載しないこととする。

2011年現在日本企業製の衛星は2008年8月に打ち上げられたSUPERBIRD C2のみである。三菱電機DS2000衛星バスを使用している。打上げに日本のロケットが使用されたことは一度もない。

さらに見る 名称, 質量(kg) ...
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脚注

関連項目

外部リンク

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