名前 |
タイプ |
ノート |
ニホンザル |
動物 |
日本固有種[22]。本州、四国、九州とその周辺の島々(瀬戸内海周辺など)に分布するサル。南限は屋久島(鹿児島県)、北限は下北半島(青森県)である[23]。 |
ニホンツキノワグマ |
動物 |
ツキノワグマの1亜種で本州、四国に分布するが、九州では絶滅したものとみなされている[24]。 |
ニホンオオカミ |
動物 |
絶滅。本州、四国、九州に生息していたオオカミの1亜種。 |
ホンドタヌキ |
動物 |
タヌキの日本産亜種。本州、四国、九州[25]。平地から亜高山帯(標高2,000m超)まで、多様な環境で棲息している[26]。佐渡島や壱岐島、屋久島などの島に棲息する本亜種は人為的に移入された個体である[27]。 |
ホンドギツネ |
動物 |
キツネ(アカギツネ)の亜種で、本州、四国、九州に分布する[28]。 |
秋田犬 |
動物 |
日本犬の一種。本州の秋田県原産。 |
甲斐犬 |
動物 |
日本犬の一種。本州の山梨県原産。 |
紀州犬 |
動物 |
日本犬の一種。本州の三重県から和歌山県にかけてが原産。 |
柴犬 |
動物 |
日本犬の一種。1930年、本州の島根県の二川村(現在 益田市美都町)で日本の古来種である石見犬から誕生した。 |
ホンドテン |
動物 |
テンの亜種[29]で、本州、四国、九州に分布する[30]。 |
ホンドオコジョ |
動物 |
オコジョの亜種で、本州の、中部以北の山地に分布する[31]。 |
ニホンイイズナ |
動物 |
ユーラシア・北アメリカの北部に広く分布するイイズナの亜種。本州の青森県、秋田県、岩手県の一部地域に分布する。青森県産個体に基づいて記載された本亜種は、北海道産のものと染色体数(北海道産 2n=42、青森 県産 2n=38)や核型、頭骨形態などに違いが認められている。本州産は北海道のものより小型である。[32] |
ニホンジカ |
動物 |
日本(北海道、本州、四国、九州(一部の島嶼を含む)[33])、中国大陸、ロシア。北朝鮮、ベトナムでは絶滅したと考えられ、韓国では絶滅した。台湾に再導入。 |
ニホンカモシカ |
動物 |
日本特産種[34]。北海道を除く日本各地(本州、四国、九州)に分布する。 |
ニホンイノシシ |
動物 |
イノシシの亜種[35]、Japanese boar。本州、四国、九州、淡路島に分布[36]。 |
ニホンノウサギ |
動物 |
日本固有種。本州・四国・九州に分布[37]。 |
ムササビ |
動物 |
北海道を除く日本各地(本州、四国、九州)と朝鮮半島、中国(四川省、雲南省など)に分布する[38]。 |
ニホンモモンガ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州に分布する[39]。なお、北海道にはエゾモモンガ(タイリクモモンガの亜種)が分布する[40]。 |
ヤマネ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州に分布[41]。 |
ハタネズミ |
動物 |
日本固有種。本州、九州および佐渡島に分布[42]。 |
アズマモグラ |
動物 |
日本固有種。本州中部以北、四国、中国、近畿の山地に分布[43]。 |
コウベモグラ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州、種子島、屋久島、隠岐諸島、対馬などに分布[44]。 |
ヒミズ |
動物 |
日本固有種。本州・四国・九州に分布[45]。 |
ヒメヒミズ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州の山地に分布[46]。 |
モリアブラコウモリ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州に分布[47]。 |
クロホオヒゲコウモリ |
動物 |
日本固有種。中国地方を除く本州及び四国に分布[48]。 |
コキクガシラコウモリ |
動物 |
日本固有種。北海道、本州、四国、九州[49]。 |
カグヤコウモリ |
動物 |
日本固有種。北海道、岐阜県、石川県から北側の本州[49]。 |
クロホオヒゲコウモリ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州[49]。 |
モリアブラコウモリ |
動物 |
日本固有種。本州、四国[49]。 |
クビワコウモリ |
動物 |
日本固有種。本州の石川県、岐阜県、埼玉県、静岡県、栃木県、富山県、長野県、福島県、山梨県など[49]。 |
ニホンイヌワシ |
動物 |
Japanese golden eagle 北極圏を除く北半球の中緯度,高緯度地方に分布するイヌワシ[50]の亜種[51]。日本では、北海道、本州、とくに東北から北陸にかけて分布する[52]。 |
ウグイス |
動物 |
日本と、アムール川(黒竜江)から揚子江にかけての東アジアにのみ産する。日本では全国で繁殖し、本州から九州では冬は低地や暖地に移動する。北海道では夏鳥。南西諸島では主に冬鳥だが、北部では繁殖するものもある[53]。小笠原諸島などにも分布している[54]。 |
ヤマドリ |
動物 |
本州、四国、九州にのみ分布する日本特産種[55]。 |
キジ |
動物 |
本州から屋久島、種子島まで生息し、アジア大陸では西はカスピ海から東は中国東北部、ウスリー地方まで、南は中国南部まで分布している[56]。 |
アオサギ |
動物 |
ユーラシア大陸、北アフリカに広く分布。日本では北海道、本州中部に分布[57]。 |
オオコノハズク |
動物 |
Japanese scops owl ロシアのウスリー地方,サハリン島から日本に繁殖分布し、一部は東アジア北部,朝鮮半島に渡って越冬する。日本では北海道では夏鳥で、本州以南では留鳥として分布する[58]。 |
アオゲラ |
動物 |
日本固有種で3亜種があり、アオゲラが本州、佐渡島、粟島、飛島、隠岐諸島に,カゴシマアオゲラが四国地方から九州地方に、タネアオゲラが屋久島と種子島にそれぞれ分布している[59]。 |
カヤクグリ |
動物 |
日本固有種で北海道、本州、四国の、亜高山帯上部や高山帯の低木林に棲む[60]。 |
セグロセキレイ |
動物 |
日本固有種で、北海道、本州、佐渡島、四国、九州で繁殖する[61]。 |
アオダイショウ |
動物 |
日本固有種で、北海道から本州、四国、九州、南限の口之島、伊豆諸島、壱岐、隠岐、対馬、五島列島、大隅諸島などに分布する[62][63]。 |
シマヘビ |
動物 |
日本固有種で、北海道、本州、四国、九州、大隅諸島に広く分布する[62][64]。 |
ジムグリ |
動物 |
日本固有種で、北海道、本州、四国、九州、大隅諸島に分布する[62][65]。 |
ヤマカガシ |
動物 |
日本固有種で、本州、四国、九州、佐渡島、隠岐島、壱岐島、五島列島、屋久島、種子島に分布する[62][66]。 |
ニホンマムシ |
動物 |
日本固有種で、北海道、本州、四国、九州に分布する[67]。 |
ニホントカゲ |
動物 |
日本固有種。琵琶湖以西の本州、四国、九州に分布[68]。 |
ヒガシニホントカゲ |
動物 |
東日本(本州の中部、関東、東北、北海道)とロシア沿海州に分布する[69][70]。 |
ニホンカナヘビ |
動物 |
日本固有種(北海道、本州、四国、九州および周辺の島嶼、壱岐、隠岐、佐渡島、種子島、屋久島、五島列島)。 |
ニホンイシガメ |
動物 |
単にイシガメと呼ばれることも多い。日本固有種で、本州、四国、九州に分布[71]。 |
オオサンショウウオ |
動物 |
日本列島南西部(岐阜県以西の本州、四国、九州の一部)における固有種。 |
アカハライモリ |
動物 |
日本固有種で本州、四国、九州と一部離島に分布[72]。 |
モリアオガエル |
動物 |
日本固有種。本州のほとんどすべての都府県に分布するが、四国、九州に確実な産地は知られていない。 |
キタスナヤツメ |
動物 |
日本固有種。本州の滋賀県以北の日本各地に分布する[73]。 |
サケ |
動物 |
狭義には種としてのO. keta の標準和名である(通称「シロザケ」)が、広義にはサケ類一般を指すことが多い。シロザケの生息域は北太平洋(ベーリング海、オホーツク海、日本海を含む)と北極海の一部。
日本では北海道、本州の利根川以北太平洋側と九州以北日本海側の沿岸に分布[74]。 |
イワトコナマズ |
動物 |
日本固有種で、本州の琵琶湖と瀬田川の一部、および余呉湖のみに分布する[75]。 |
ビワコオオナマズ |
動物 |
本州の琵琶湖・淀川水系のみに生息する日本固有種[76]。 |
ビワマス |
動物 |
本州の琵琶湖特産種だが、移殖により諏訪湖、中禅寺湖などにも見られる[77]。 |
クニマス |
動物 |
絶滅種とされている。本州の秋田県田沢湖の特産種であった[78]。 |
イチモンジタナゴ |
動物 |
日本固有種。本州の琵琶湖・淀川水系、和歌山県紀ノ川水系、福井県三方湖、濃尾平野に分布[79]。岩手県閉伊川水系、岡山平野にも移植[80]。 |
ミヤコタナゴ |
動物 |
日本固有種。本州の関東平野の一部に局所的に生息する[81]。 |
アブラヒガイ |
動物 |
日本固有種であるヒガイ[82]の亜種で、本州の琵琶湖特産[83]。 |
ビワヒガイ |
動物 |
日本固有種であるヒガイの亜種で、本州の琵琶湖と瀬田川に分布していたが、移殖により各地に定着しつつある[84]。 |
ゲンゴロウブナ |
動物 |
本州の琵琶湖・淀川水系原産の日本固有種であるが、各地に移殖されている[85][86]。 |
ニゴロブナ |
動物 |
本州の琵琶湖本体や琵琶湖につながる河川、用水路などに生息する日本固有種[87]。 |
ホンモロコ |
動物 |
本州の琵琶湖・淀川水系の特産種だが、移殖により諏訪湖(長野県)、山中湖(山梨県)、奥多摩湖(東京都)、厚東川(山口県)などにも分布する[88]。 |
ゼゼラ |
動物 |
日本固有種。本州の濃尾平野、琵琶湖・淀川水系、山陽地方、九州北部に不連続に自然分布する[89]。 |
アブラボテ |
動物 |
日本固有種。濃尾平野以西の本州、四国北部、九州北部、淡路島)。かつては朝鮮半島にも分布するとされていたが、朝鮮半島の個体群は1990年代以降にコウライボテ (T. koreensis)、ソムジンボテ (T. somjinensis)、ラクトウボテ (T. latimarginata) として分離されたため、本種は日本固有種となっている[90]。 |
コシノハゼ |
動物 |
日本固有種。本州の新潟県と山形県に生息する淡水魚[91]。 |
ノコギリヨウジ[92] |
動物 |
Doryrhamphus japonicus 八丈島、本州の相模湾から九州までの太平洋側、山口県、琉球列島~台湾、インドネシア。岩礁域にすむ[93]。 |
ニシシマドジョウ |
動物 |
日本固有種。本州の東海、北陸、山陰地方に分布する[94]。 |
オオムラサキ |
動物 |
日本全土(北海道西部、本州、四国、九州[95])、台湾、朝鮮、中国に分布する。 1957年日本昆虫学会によって日本の国蝶に指定[96]。 |
ギフチョウ |
動物 |
日本固有種。本州のみに分布し北は秋田県から南は山口県まで見られる[97]。 |
イボタガ |
動物 |
インドから中国南部を経て日本に分布し、日本産はjaponicaという亜種に分類される[98]。北海道、本州、四国、九州、屋久島に分布する。 |
ヒメハルゼミ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州、屋久島、奄美大島などに分布[99]。 |
キュウシュウエゾゼミ |
動物 |
日本固有種。本州(中国地方西部)・四国・九州に分布[100]。 |
クマゼミ |
動物 |
日本固有種[101]。本州の関東地方から琉球諸島にかけて普遍的に分布する[102]。 |
ムカシヤンマ |
動物 |
日本固有種。本州、九州に分布[103]。 |
ムカシトンボ |
動物 |
日本固有種。北海道、本州、四国、九州に、島嶼では隠岐諸島、天草諸島に分布[104]。 |
ダイリフキバッタ |
動物 |
日本固有種。本州(鳥取県・岡山県から長野県西部まで局地的に分布)[105] |
カワラバッタ |
動物 |
日本固有種。北海道、本州(含:隠岐)、四国、九州に分布する。[106] |
アオタマムシ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州に局所的に分布[107]。 |
ゲンジボタル |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州に分布する[108][109]。 |
ウエツキブナハムシ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州に分布する[110]。 |
アオオサムシ |
動物 |
日本固有種。近畿地方以北の本州に分布する[111]。 |
ヤシャゲンゴロウ |
動物 |
日本固有種。本州の福井県南越前町夜叉ヶ池のみに生息する[112]。 |
フサヒゲルリカミキリ |
動物 |
日本固有種[113]。北海道と本州(岩手県、群馬県、神奈川県、山梨県、長野県、鳥取県、岡山県、広島県)で記録があるが、2020年時点で確実に生息が確認されているのは岡山県のみ[114]。 |
サワガニ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州の谷川の清流にすむ。南限はトカラ列島北端の口之島[115]。 |
タカアシガニ |
動物 |
日本での生息域は本州の岩手県から九州までの太平洋沿岸。日本近海の固有種と言われていたが、1989年に台湾の東方沖で見つかっている[116]。 |
ミズヒキガニ |
動物 |
日本固有種。本州、四国、九州の全沿岸の水深30 - 80メートルにすむ[117]。 |
ヌカエビ |
動物 |
日本固有種[118]。本州の愛知県知多半島と新潟県村上市を結ぶ線より北に分布する[119]。 |
アカザエビ |
動物 |
日本固有種。本州の房総半島沖から九州の日向灘にかけて分布する[120]。 |
カクレエビ |
動物 |
日本固有種。本州の相模湾から九州まで分布する[121]。 |
ザリガニ |
動物 |
日本固有種。北海道日高山脈から本州の東北地方にかけて分布する。太平洋側の南限は岩手県二戸市、日本海側は秋田県大館市。[122]二ホンザリガニとも言う[123]。 |
セタシジミ |
動物 |
本州の琵琶湖およびその下流水系の固有種。河口湖,山中湖などに移入され,繁殖している[124]。 |
ナガタニシ |
動物 |
日本固有種。本州の滋賀県、京都府、大阪府に分布する[125]。 |
スギ |
植物 |
日本特産。本州北端から屋久島まで分布する[126]。 |
モミ |
植物 |
日本特産。本州の岩手・秋田両県以西から九州の屋久島まで分布する[127]。 |
コウヤマキ |
植物 |
日本特産。本州の福島県以南から九州の山地に分布する[128]。 |
ブナ |
植物 |
日本特産。北海道渡島半島から九州鹿児島県高隈山に分布し、本州中部の山地では標高 1,000m-1,500m付近のブナ帯と呼ばれる落葉広葉樹林を構成する[129]。 |
イヌブナ |
植物 |
日本特産。本州、四国、九州の主に太平洋側の土壌の浅い急斜面地などに分布しており、ブナとも混交する[130]。 |
ハマナス |
植物 |
アジア東部の温帯と亜寒帯に広く生じ、日本では北海道に多く、南は太平洋側は本州の茨城県、日本海側は鳥取県まで分布する[131]。 |
コアジサイ |
植物 |
日本固有種で、本州の関東地方以西、四国、九州に分布する[132]。 |
ツガ |
植物 |
福島県以西の本州から九州、および韓国の鬱陵島に分布する[133]。 |
オサバグサ |
植物 |
日本固有種で、本州の中部地方から東北地方の亜高山帯針葉樹林に分布する[134]。 |
テングノムギメシ |
植物 |
日本特産で、本州の富士火山帯およびその付近の標高1,000メートル以上の火山性山地だけに産する[135]。 |
チャキツネノカラカサタケ |
菌類 |
日本固有種(本州の京都・滋賀に分布)[21] |
キヒダカラカサタケ |
菌類 |
日本固有種(本州の京都・滋賀に分布)[21] |
キウロコテングタケ |
菌類 |
日本固有種(本州の京都・滋賀、九州の熊本に分布)[21] |
ササクレシロオニタケ |
菌類 |
日本固有種(本州の長野・新潟・大阪・鳥取に分布)[21] |
ドウシンタケ |
菌類 |
日本固有種(本州から九州に分布)[21] |
シロオニタケモドキ |
菌類 |
日本固有種(本州の滋賀・京都・兵庫・大分)[21] |
シロテングタケ |
菌類 |
日本固有種(本州以南)[21] |
イボコガネテングタケ |
菌類 |
日本固有種(本州の京都・滋賀)[21] |