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本遠寺 (川崎市)

奈川県川崎市宮前区にある寺院 ウィキペディアから

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本遠寺(ほんのんじ)は、神奈川県川崎市宮前区初山日蓮宗寺院。

概要 本遠寺, 所在地 ...

概要

山号は初香山。旧本寺大本山池上本門寺、旧寺格は平僧寺跡。池上中道不二庵法類の神楽坂法縁に属する。稲毛門中朗師講[1] の一である。

歴史

寺伝によれば、建治元年(1275年)に日蓮の高弟・六老僧の一人である大國阿闍梨日朗が一夜の宿を求めた民家をその淵源としている。後にこの民家が寺院となり30代の住職を数えたが、この間に発生した風水害により堂宇が荒廃し過去帳等の記録が散逸した。『新編武蔵風土記稿』によれば、永禄2年(1559年)に初香院日受が再興し6年に亘り住持を務めた後、永禄7年(1564年)3月1日に寂したという。その後8年間は住持不在が続いたが、元亀2年(1571年)に身延山久遠寺第17世・慈雲山瑞輪寺開山の慈雲院日新の弟子である日立が入寺した。[2] その後、天正10年(1582年)了因坊日安の代に下菅生村の横山七右衛門や上菅生村の石巻三之助の寄進を得て伽藍を整備。天正19年(1591年)には、後に江戸幕府を開く徳川家康より境内地(35間×28間)の年貢を免除された[3]慶長18年(1613年)11月に日安の弟子である宗學坊日慶が入寺すると、日慶は境内地の拡張を志し7度に亘り幕府に嘆願書を提出した。そして7度目の嘆願の際に松平信綱の取り次ぎを承け、境内地に隣接する山頂に77間×37間の添地が与えられた。これが現在の境内である。大正12年(1923年)には境内地に向丘図書館が設立され、川崎市に現存する最古の私立図書館として現在も活用されている。なお、境内には内藤法美越路吹雪夫妻の墓所がある。

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歴代住持

さらに見る 歴代, 法号 (俗姓・道号) ...

交通

近隣施設

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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