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松永天馬

日本のミュージシャン・作家・詩人・俳優・映画監督 ウィキペディアから

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松永 天馬(まつなが てんま、本名同じ[1]1982年[2]8月12日[3] - )は、日本ミュージシャン作家詩人俳優映画監督である。東京都[3]中央区晴海生まれ[4]江東区育ち[5]

概要 松永天馬, 身長 ...

日本のポップロックバンド・アーバンギャルドのヴォーカル、コンセプター、リーダーである。身長178cm[6]

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来歴

要約
視点

1982年に東京都中央区晴海に3兄姉弟の末子に生まれる。幼少時に江東区に引っ越し、江東区立臨海小学校を経て、江東区立深川第三中学校を卒業後[4](中学での部活は演劇部)東京都立九段高等学校に進学。この頃は合気道を嗜む。

2001年に同校を卒業後[7]同志社大学神学部に進学。

2005年に同学部を卒業[3]。在学中に早稲田大学第一文学部ロシア語ロシア文化専修(当時)に国内留学して[3]ロシア文学を学び、ウラジーミル・ソローキンなどのアバンギャルド作家に感銘を受ける[8]

アーバンギャルド

学生時代からの詩や演劇、映像での活動を経て、2000年代中盤頃からアーバンギャルドをスタート。

  • 2007年 - 浜崎容子が加入。本格的に活動を開始する。
  • 2008年 - 『少女は二度死ぬ』でインディーズデビュー。
  • 2011年 - 『スカート革命』でメジャーデビュー[9]
  • 2013年 - 初のベスト盤『恋と革命とアーバンギャルド』をリリース。フランス・パリ JAPANEXPO にてライヴ。
  • 2018年 - デビュー10周年記念公演「アーバンギャルドのディストピア2018 KEKKONSHIKI』を中野サンプラザホールにて開催。
  • 2019年 - 浜崎容子、おおくぼけいと共に三人体制に。テクノポップセットなど、新たなサウンドを模索する。
  • 2020年 - バンドメンバー、藤谷千明との共著による自伝『水玉自伝 アーバンギャルド・クロニクル』を出版。
  • 2023年 - オールタイムベストアルバム『URBANGARDE CLASICK』オールタイムブルーレイ&DVD『URBANGARDE VIDEOSICK』をユニバーサルミュージックよりリリース。また15周年記念公演「アーバンギャルドのディストピア2023 SOTSUGYOSHIKI」を中野サンプラザホールにて開催。
  • 2025年 - 17周年記念公演「アーバンギャルドの昭和百年・野音戦争」を過去最大キャパである日比谷野音にて開催。

ソロ活動、執筆業、俳優業、映像監督業

  • 2013年 - 『死んでれら、灰をかぶれ』で小説家デビュー[10]S-Fマガジンを中心に短編を掲載し、2015年初の書籍『自撮者たち』を早川書房から刊行[11]
  • 2014年からソロ名義のライヴも開始。翌年ソロバンドを「松永天馬と自殺者たち」と命名[12]
  • 2015年 - NHK Eテレ『Let's天才てれびくん』で初のテレビ番組レギュラー出演。
  • 2016年 - NHK BSプレミアムシリーズ・江戸川乱歩短編集 1925年の明智小五郎』(主演:満島ひかり)でドラマ初出演[13]
  • 2016年 - アーバンギャルドの楽曲をモチーフにした短編集『少女か小説か』[14]集英社から刊行[15]
  • 2017年 - 「ラブハラスメント」[16]をリード曲に、ソロデビューアルバム『松永天馬』[17]を発売。初のソロワンマン「Blood,Semen,and Death.」開催。
  • 2017年 - ソロアルバムのために初のショートフィルム『血、精液、そして死』[18]を監督脚本音楽主演。冨手麻妙を助演に迎える。
  • 2017年 - MOOSICLAB2017の招待プログラム「松永天馬映画祭」のために新作『カメラ×万年筆=夏』に主演、共同脚本。姫乃たまW主演。
  • 2018年 - 『松永天馬』収録の全曲をMVにし『カメラ×万年筆=夏』を加えたヴィデオ作品『見る、松永天馬』[19]を発売。阿知波妃皇ら出演。
  • 2018年 - 年内に100作品を制作する「松永天馬100作品」[20]プロジェクトを掲げ、達成した。
  • 2018年 - MOOSICLAB2018長編コンペ作品として初の長編映画にして監督脚本音楽主演作品「松永天馬殺人事件」を提出。4DXならぬ"4DIEX"仕様を謳った内容は観客の度肝を抜き、男優賞、ミュージシャン賞に加え急遽新設された「松永天馬賞」を受賞。
  • 2019年 - セカンドソロアルバム『生欲』をリリース。いまみちともたか(BARBEE BOYS)による楽曲提供、面影ラッキーホール『好きな男の名前、腕にコンパスの針でかいた』カヴァーなども収録。
  • 2021年 - 一人芝居とライヴによって構成された無観客ライヴ『七人の天馬』を開催。DVD化。また北川景子主演ドラマ『リコカツ』(TBS)に出演。
  • 2022年 - ソロデビュー五周年を記念し、キャリア初の47都道府県ツアー「四十七人の天馬」を開催、成功させる。またサードアルバム『不惑惑惑』をリリース。
  • 2024年 - 川本真琴とのコラボレーションシングル『君とフランベ』リリース。
  • 2025年 - 商業映画初主演作『デコチン DECO-CHIN』公開(中島らも原作、島田角栄監督)

詩のボクシングの優勝歴

2001年以降、数回にわたって詩のボクシングで優勝経験あり。

  • 2001年 - 第2回大学生詩のボクシング(第2回日本フェザー級王座決定戦)優勝[21]
  • 2001年 - 詩のボクシングin自主法政祭 優勝[22]
  • 2004年 - 選抜式詩のボクシング全国大会in沖縄[23]優勝
  • 2014年 - 選抜式詩のボクシング全国大会in北海道湧別町[24]優勝
  • 2015年 - 詩のボクシング世界ライト級王座 6代目チャンピオン[25]
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人物

ソロミュージシャンとしては、男性の自意識を歌う「いま、もっとも気持ち悪い男」。

バンドではすべての作詞を担当し、楽曲のほか、アートワークやMV監督、詩の朗読なども手掛ける。

また教育方面での活動も行い、これまでに慶應義塾大学[26]明治大学[27]での特別講師としての講義やNHK文化センターでの特別講座「松永天馬・言葉の世界」(2016年10月期に京都教室[28]、2017年4月期に青山教室、2018年1月期に名古屋教室)[29]などで教鞭をとっている。

楽曲や文章の作風は過去の文芸作品、音楽作品、サブカルチャーなどからの膨大な引用を得意とし、ポップかつ実験的である[30]

また詩の朗読などの経験から、書き言葉であっても音韻にこだわった文体が特徴とされる[31]

音楽ではムーンライダーズ筋肉少女帯ピチカート・ファイヴをはじめとする渋谷系SPANK HAPPY(第二期)などの影響を強く受ける。

血液型A型[3]。好きな色はピンク[32]

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著作

共著

  • 青山裕企浜崎容子との共著『スクールガール・トラウマ』(写真詩集、メタブレーン、2016年、ISBN 978-4-9052-3951-2[35]
  • 浜崎容子・おおくぼけい・藤谷千明との共著『水玉自伝~アーバンギャルド・クロニクル』(インタビュー、ロフトブックス、2020年、ISBN 978-4907929350

ディスコグラフィ(ソロのみ)

アルバム

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楽曲提供&ゲスト参加

  • しらい
    • 『ロリータ理論』(作詞・作曲)
    • 『ハンバート・ハンター』(作詞・作曲)
    • 『Perfect Ending #パフェには終わりが来る』(作詞・作曲)
    • 『DOLLING』(作詞・作曲)
    • 『仮想化草紙』(作詞・共作詞)
    • 『ビデオのように』(作詞・作曲 アーバンギャルドカヴァー)
    • 『ピラルクの娘』(作詞)
  • twinpale(蒼井叶+白雪姫乃)
    • 『ショートケーカーズ』(作詞・作曲)
    • 『ぼくたちは失敗』(作詞・作曲)
    • 『あたしガチャ』(作詞・作曲)
    • 『チョコレイト・カノン』(作詞・作曲)
    • 『ピンクゾンビーズ』(作詞・作曲)
    • 『カショオ化SHOW』(作詞)
    • 『ワンピース心中』(作詞 アーバンギャルドカヴァー)
    • 『ゴステリック』(作詞・作曲)
  • キングサリ
    • 『金愚上等』(作詞・作曲)
    • 『生生しろよ』(作詞・作曲)
    • 『キャラメリボーン』(作詞・作曲)
    • 『シリアルガール』(作詞・作曲)
    • 『洗礼ズム』(作詞・作曲)
    • 『吸血鬼純情』(作詞・作曲 天神・大天使・閻魔ソロ曲)
  • 閻魔ちゃん
    • 『ネクロマティック🎀閻魔ちゃん』(作詞・作曲)
    • 『唇にピアス』(作詞・作曲)
    • 『絶対純喫茶』(作詞・作曲)
    • 『ホスピタガアル』(作詞・作曲)
    • 『令和残酷物語』(作詞・作曲)
  • GE'LMINATii『ジェルミネーション』(作詞)
  • 夢入レゆ『眠らんない!』(作詞・作曲)
  • あんのいず
    • 『自撮入門』(作詞・作曲 アーバンギャルドカヴァー)
    • 『地雷を踏んだらホスピタれ!』(作詞・作曲)
  • アンスリューム『DIE DIE 大天使』(作詞・作曲)
  • 北小路ヒスイにじさんじ)『スピってる』(作詞・作曲)
  • ミミヒメ『姫、はじめました』(作詞・作曲)
  • 幼女社長 井沢ユキ(CV上坂すみれ
    • 『令和絶対命令』(作詞)
    • 『セクレタリーの秘かな愉しみ』(作詞)
  • 秋山依里『薬指姫』(作詞・作曲)
  • ようなぴ(ex.ゆるめるモ!)『たいむかぷせるたいむ』(作詞・共作曲)
  • 絵恋ちゃん『ゑまにねがいを』(共作詞・作曲)
  • MANACLE(マナクル)『憂デンティティ』(作詞・作曲)
  • Roh Edelsteinen『ぬいぐるみたい!』(作詞・作曲)
  • (M)otocompo『Far From僕』(歌唱)
  • 松永天馬 et おおくぼけい『東京ブロンクス』(いとうせいこう & TINNIE PUNKS カヴァー 朗読)
  • じゅじゅ『非実在聖少女』(作詞・作曲)
  • 塚本舞『カクテルガール』(作詞・作曲)
  • 逢瀬アキラ『VALERY:NA(逢瀬アキラ×いまみちともたか×松永天馬)』(ラップ作詞・歌唱・ラップ)
  • 新しい学校のリーダーズ恋ゲバ』(作詞)
  • 上坂すみれ『平成生まれ』(作詞)
  • 野佐怜奈『さいざんすマンボ』(トニー谷Cover・歌唱)
  • 双子の魔法使いリコとグリ ソロシリーズ リーゼ(CV:石川界人)『チョコレートの涙』(作詞)
  • 真空ホロウ『ハートの噛み跡』(作詞)
  • 第36回全日本少年少女合唱祭全国大会全体合唱曲『命の手紙』(作詞)[36]
  • バンドじゃないもん!『シンデレラブルース』(作詞・作曲)[37]
  • ぱぺらぴ子ちゃん『キスミーきれいみー』(作詞、「Let's天才てれびくん」挿入歌)[38]
  • 黒宮れい(BRATS)『十四歳病』(作詞・作曲)[39]
  • たんきゅんデモクラシー『あどれっせんすドレス伝』(作詞)[40]
  • 上坂すみれ『すみれコード』(作詞・作曲)[41]
  • ナンバタタン(南波志帆&タルトタタン)『ズレズレニーソックス』(作詞)[42]
  • 野佐怜奈
    • 『涙でできたクリスマス』(作詞)[43]
    • 『サンタクロース・コンプレックス』(作詞)[43]
  • PASSPO☆
    • 『ピンクのパラシュート』[注釈 1][44]
    • 『Shang Shang シャンデリア』(作詞・作曲)[44]
  • 新・チロリン
    • 『涙は少女の武器』(作詞)[45]
    • 『Post! Post! Post!』(作詞・作曲)[45]
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フィルモグラフィ

映画

  • デコチン DECO-CHIN(2025,松本)主演 中島らも原作・島田角栄監督
  • ダマガール(2023)清水佳代子監督[46]
  • デッド・フラワーズ(2019,甚八)島田角栄監督
  • 脱がない男(2019,松永天馬)朗読詩・音楽・主演
  • 松永天馬殺人事件(2018,松永天馬)監督・脚本・音楽・主演[47]
  • カメラ×万年筆=夏(2017,ふっくん)脚本(共作)・主演
  • 血、精液、そして死(2017,作家,編集者)監督・脚本・音楽・主演

ビデオ

  • 見る、松永天馬(2017)主演

テレビ

ウェブテレビ

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脚注

外部リンク

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