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アーバンギャルド

日本のバンド ウィキペディアから

アーバンギャルド
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アーバンギャルド(URBANGARDE)は、日本のポップロックバンドである。

概要 アーバンギャルド, 基本情報 ...
概要 アーバンギャルド, YouTube ...
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来歴

要約
視点

2000年代中盤に松永天馬により結成。

2007年浜崎容子加入により活動を本格化し、2008年4月、1stアルバム『少女は二度死ぬ』をリリース[1]

2009年3月『少女は二度死ぬ(特装版)』を全国発売し、インディーズデビュー[2]。ジャケットはトレヴァー・ブラウンが手掛ける。

2011年7月20日「スカート革命」でユニバーサルJよりメジャー・デビュー。10月にはメジャー1stアルバム『メンタルヘルズ』を発売。同アルバム収録リード曲「子どもの恋愛」はぴあフィルムフェスティバルの第21回PFFスカラシップ作品『恋に至る病』の主題歌に抜擢される。年末にはCOUNTDOWN JAPAN11/12に初のフェス出演[3]

2012年3月7日にはシングル「生まれてみたい」発売に併せ、同月20日にSHIBUYA-AXにて当時バンド史上最大規模のワンマン「アーバンギャルドのSHIBUYA-AXは、病気。」を開催のほか、名古屋を皮切りに初の全国ツアーを行う。10月24日に発売したメジャー2ndアルバム『ガイガーカウンターカルチャー』が10月23日付オリコンデイリーランキングで初登場10位にランクイン。12月1日、2日にはフランストゥールーズにて開催されたToulouse Game Showに招待され、初の海外ライブを経験。Nolifeを初めとするフランスのメディアに紹介される。

2013年、初のベスト・アルバム『恋と革命とアーバンギャルド』発売。7月、フランス・パリで開催されたJapan Expoに招待され、日本を代表するバンドのひとつとして紹介される[4][5]

2014年、徳間ジャパンへ移籍し6thアルバム『鬱くしい国』発表。ジャケットは会田誠が手掛ける。歴史的カルチャー誌『夜想』がアーバンギャルドを特集。初の書籍刊行となった[6]。バンド主催のフェス『鬱フェス』をこの年より O-EAST などで毎年秋に開催。

2015年、「鬱だ一番!アーバンギャルドまつり2015」より、おおくぼけい(ザ・キャプテンズ/ケイ伯爵)が加入。また5月より全国ツアー「春を売れ!SPRING SALE TOUR」が開催され、ツアー中にはアメリカ・テキサス州アービングにて開催されたジャパンフェス「A-Kon」出演。

2017年、FABTONE Inc.に移籍し4年半ぶりのシングル「あくまで悪魔」をリリース。タワーレコードデイリーチャート1位(17年1/3付)・週間チャート5位、オリコンデイリーチャート4位・週間チャート17位と過去最高のバンド史上最高位を記録。

2018年4月4日、10周年記念アルバム『少女フィクション』発売[7]。4月8日には中野サンプラザにて、10周年記念公演「アーバンギャルドのディストピア2018 KEKKON SHIKI」開催。この模様は、6月23日にBSスカパー!で放送された[8]。スペシャルアルバム『愛と幻想のアーバンギャルド』発売。ジャケットは丸尾末広が手掛ける。

2019年、浜崎容子、松永天馬、おおくぼけいの三人体制に。テクノポップセットなど、新たなサウンドを模索。

2020年、バンドメンバーと藤谷千明による共著『水玉自伝 アーバンギャルド・クロニクル』を刊行。年始にセルフカヴァーを含む作品『TOKYOPOP』、年末にコロナ禍のリモートワークによるレコーディング作品『アバンデミック』と、2枚のアルバムをリリース。

2021年、所属事務所を離れ独立[9]。リミックスを含むニューアルバム『TOKYOPOP2』をリリース。

2022年、「COUNTDOWN 15 years」と称し、15周年をカウントダウンするツアー、コンセプトライブを複数開催。

2023年、オールタイム・ベスト・アルバム『URBANGARDE CLASICK』、オールタイムBlu-ray&DVD『URBANGARDE VIDEOSICK』をユニバーサルミュージックよりリリース。また15周年記念公演「アーバンギャルドのディストピア2023 SOTSUGYOSHIKI」を中野サンプラザにて開催。

2024年、12枚目のアルバム『メトロスペクティブ』を発表。ジャケットは中村宏による円環列車シリーズ。MVでは虚飾集団廻天百眼twinpaleなどとコラボを行う[10]。また8月に初のアニメタイアップソングとなる『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』エンディングテーマ「愛、アムネシア」を発表。10月にはニューシングル「昭和百年少女」をリリースし、菊地成孔 feat.岩澤瞳-SPANK HAPPY カヴァーとなる「普通の恋」を収録。

2025年2月22日、初の野外ワンマンとなる17周年記念公演「アーバンギャルドの昭和百年・野音戦争」を日比谷野音にて開催[11]

2025年5月より久々の大規模全国ツアー「TOKYOPOP TOUR 2025」を三人編成のテクノポップセットで開催[12]

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概要

男女のツインボーカル、ギター、キーボード、ドラム、シーケンサーによる編成で、自らの音楽性を「トラウマテクノポップ」と称する[13]。 ライブでは歌・演奏以外にも詩の朗読やVJ映像を盛り込んだパフォーマンスを行っている。楽曲の全ての歌詞を松永天馬が担当。

松永の歌詞には必ずと言っていいほど「少女」が登場し、「性」「死」「病」といったネガティブなモチーフが取り上げられることが非常に多い。このような毒を含んだ歌詞を、80年代風テクノポップサウンドに乗せて、浜崎と松永のまったく対照的なツインボーカルで歌い上げるのが主な音楽的特徴といえる。2012年ごろからロック色が強くなり、電子音はそのままに、ニュー・ウェイヴパンクメタルプログレなど、様々なアプローチも見られる[14]

その他、文学、映画、漫画、アニメ、ファッション、アイドルといった諸文化からの引用も頻繁に用いられる。主にユニバーサルJ在籍時は歌詞の一部に伏字や規制音が被せられていることもある。メジャー2ndアルバム『ガイガーカウンターカルチャー』では、東日本大震災原発事故を暗示するかのような表現も見られる[14]

アイコンとして赤と白の水玉やセーラー服がよく使用されている。ライブやMVなどではしばしば巨大なキューピー(都市夫と呼ばれている)の着ぐるみが登場する。

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メンバー

ボーカル担当。
愛称は「よこたん」。
愛猫はスコティッシュフォールドのソレイユとペルシャのリュヌ。
独学で宅録を学び、シャンソン歌手を経てバンドに。
2009年、土曜プレミアム『誰も守れない』にシャンソン歌手役として出演。
2010年、ソロアルバム「フィルムノワール」(現在iTunesのみ販売)リリース。
2016年2月、初の著書「バラ色の人生」(ロフトブックス)発刊。
同年6月二枚目のソロアルバム「Blue Forest」(KADOKAWA)発売。
同年7月よりNHK EテレLet's天才てれびくん』のぱぺらぴ子の声として起用される。[15]
同年8月写真家青山裕企とコラボ写真詩集「スクールガールトラウマ」発刊。モデルを務める。
  • 松永天馬(まつなが てんま、1982年8月12日生まれ、血液型A型
ボーカル担当。バンドのリーダー。俳優、映画監督、作家としても活躍。
愛称は「てまきゅん」。
同志社大学神学部卒業、在学中に早稲田大学に国内留学しロシア文学を学ぶ。
身長178cm[16]
詩のボクシングで優勝経験あり。
演劇、映像での活動を経てバンドをスタート。
2013年、『死んでれら、灰をかぶれ』で小説家デビュー。S-Fマガジンを中心に短編を掲載し、2015年初の書籍『自撮者たち』を早川書房より刊行。
2015年、NHK Eテレ『Let's天才てれびくん』で初のテレビ番組レギュラー。
2016年、NHK BSプレミアム『シリーズ・江戸川乱歩短編集 1925年の明智小五郎』でドラマ初出演[17]
アーバンギャルドの楽曲をモチーフにした短編集『少女か小説か』を集英社より刊行。
2017年、ソロアルバム「松永天馬」リリース。
2019年 (2019)、2月28日公開の眉村ちあき「荻窪選手権」ミュージックビデオに出演[18]
  • おおくぼけい(1975年10月12日生まれ)
キーボード担当。
愛称は「けい様」。
性別は概ね男。
日本大学芸術学部音楽学科作曲コース中退。
様々なアーティストのサポート、映画、演劇の音楽の作編曲、フリー・インプロヴィゼーションなども並行して行う。
2016年、ミスiD2017に参加、ファイナリストとなる。
2017年、ソロアルバム「二十世紀のように」リリース。
ex.航空電子(「大久保敬」名義)、ザ・キャプテンズ(「ケイ伯爵」名義)、新宿フォーク(「大久保敬」名義)

サポートメンバー

旧メンバー

  • 宮下由美(みやした ゆみ)
ボーカル担当。2003年9月脱退。
  • セリザワケイコ(せりざわ けいこ)
ボーカル担当。2005年6月脱退。
  • 鮎川じゅん(あゆかわ じゅん)
ボーカル担当。2007年3月脱退。
  • 藤井亮次(ふじい りょうじ)
クラフト担当。2011年5月脱退[19]
  • 谷地村啓(やちむら けい)
キーボード担当。2013年9月解雇[20]
ドラム担当。2014年10月脱退[21]
  • 瀬々信(ぜぜ しん)
ギター担当。2019年3月脱退[22]

ディスコグラフィー

要約
視点

シングル

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配信限定シングル

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コラボレーションシングル

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アルバム

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コラボレーションアルバム

  • ソワカちゃんとアーバンギャルド(2010年8月14日発売)護法少女ソワカちゃんの作者kihirohitoとの6曲入りコラボレーションアルバム。お互いの曲のカバーの他、共同制作の新曲も収録。

ソロアルバム

松永天馬

  • 松永天馬(2017年7月26日発売)
  • 生欲(2019年9月4日発売)
  • 不惑惑惑(2022年11月2日発売)

浜崎容子

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おおくぼけい

V.A.&ゲスト参加

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Blu-ray/DVD

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タイアップ一覧

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ミュージックビデオ

監督 曲名
松永天馬 ときめきに死す」「スカート革命」「プリント・クラブ」「生まれてみたい

水玉病」「自撮入門」「魔法少女と呼ばないで」「セーラー服を脱がないで」「傷だらけのマリア」「コンクリートガール」「女の子戦争」「コマーシャルソング」「四月戦争」「恋をしに行く」「その少女、人形につき」「ラヴクラフトの世界」「あくまで悪魔」「ふぁむふぁたファンタジー

青木亮二 コインロッカーベイビーズ」「さくらメメント」「都会のアリス」「病めるアイドル」「さよならサブカルチャー

くちびるデモクラシー」「あくまで悪魔(松永天馬と共同監督)」「ふぁむふぁたファンタジー(松永天馬と共同監督)」

ターボ向後 ラブレター燃ゆ」「平成死亡遊戯
古賀学 ワンピース心中
坂本渉太 アンドロギュノス

主なライブ

要約
視点

ワンマンライブ・主催イベント

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出演イベント

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関連項目

脚注

外部リンク

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