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權順宇

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權順宇
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權 順宇(クォン・スヌ[1]、クォン・スンウ[2]朝鮮語: 권순우朝鮮語発音: [kwʌ̹n sʰunu]1997年12月2日 - )は、韓国尚州市出身の男子プロテニス選手。身長180cm、体重72kg。右利き、バックハンドは両手打ち。自己最高世界ランキングはシングルス52位・ダブルス227位。ATPツアーでシングルス2勝を挙げている。

概要 權 順宇Kwon Soon-woo, 基本情報 ...
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選手経歴

要約
視点

ジュニア時代

幼少期はサッカーが好きであったが、アマチュアテニス選手であった父ヨンフンの影響を受け小学4年生から本格的にテニスを始めた。中学3年生のときにソウルへ引っ越す。高校時代では当時韓国国内で最有望株のイ・ダクヒと同級生であった。

2015年 プロ転向

2015年にプロへ転向する。2015年11月・12月にプノンペンで行われたフューチャーズのシングルスで二週連続の優勝を果たし、ATPランキングは1096位から653位に上がった。2016年はフューチャーズ3大会で優勝・7月のキムチョン・チャレンジャーでベスト4など、順位を300位台に乗せる。

2017年 デビス杯初出場

2017年デビスカップの韓国代表に選出。同年3月の慶應でチャレンジャーツアーで初めて決勝に進出したが、杉田祐一にフルセットの末敗れ準優勝となった。同年5月にもソウル・チャレンジャーで決勝に進出したがファッビアーノ英語版に敗れ準優勝となっている。しかしチャレンジャーツアーに定着したことにより、2017年末の順位は168位まで上昇した。2017年12月に行われた全豪オープンAPWCプレーオフを優勝。

2018年 グランドスラム初出場

2018年1月の全豪オープングランドスラムデビュー。本戦1回戦ではシュトルフと対戦し、0-3で敗れた。2018年は6月まで決勝まで行けず、7,8月は全休し順位を273位まで落としたが、9月の高雄チャレンジャーで準優勝 (優勝はモンフィス)を果たす。

2019年 チャレンジャー初優勝

1月の全豪オープンは予選1回戦で綿貫陽介に敗れ敗退。3月の慶應で決勝進出すると、オッテ英語版を2-0で下し、4回目の挑戦でチャレンジャー初優勝を挙げる。その後チャレンジャーツアーで安定した成績を残し続け、5月ソウルでもパーセル英語版を2-0で下しチャレンジャー2勝目。しかし5月の全仏オープンでは予選1回戦でバラージュ英語版に敗れ敗退。6月のウィンブルドンで予選を勝ち抜き本戦進出。本戦1回戦で第10シードのハチャノフと対戦し、1-3で敗れた。

8月のロスカボスで予選を勝ち抜いてベスト8となり、順位は97位まで上がってATPシングルスランキングトップ100入りを果たす。翌週のカナダも予選を勝ち抜いてマスターズデビューを果たすが、1回戦でイヴァシュカ英語版に0-2で敗れた。同月の全米オープンも予選を勝ち抜いて本戦進出。1回戦でデリエン英語版相手に4セット目途中でリタイアした。9月の珠海オープン英語版 (ATP250)1回戦で、当時24位のプイユを2-0で下す金星を挙げる。

2020年 グランドスラム初勝利

1月の全豪オープンは予選スキップで本戦を迎えたが、1回戦で第26シードのバシラシビリにフルセットの末敗れた。その後、チェンナイニューヨークデルレイビーチ全てでベスト8の結果を残す。2月にアカプルコの準々決勝で当時ランキング2位のラファエル・ナダルと対戦、初めてBIG4を相手にしたが、0-2で敗れた。その直後から新型コロナウイルスの流行によりツアーが中断となる。中断明け後、9月の全米オープンの1回戦クイアットカウスキー英語版を3-1で下し、グランドスラム初勝利を挙げる。続く2回戦は第12シードのシャポバロフに1-3で敗れた。同月の全仏オープンでは1回戦でペールに0-3で敗れた。2020年は全仏でシーズンを終え、フロリダでトレーニングを行った。

2021年 ツアー初優勝

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2021年全仏オープンでのクォン・スンウ

1月の全豪オープンは1回戦のコキナキスに0-3で敗れた。2月にビエッラ・チャレンジャーを優勝。3月のマイアミは1回戦でイヴァシュカにフルセットタイブレイクの末敗れた。4月のベオグラード1の2回戦で当時ランキング1位のジョコビッチと対戦、0-2で敗れた。6月の全仏オープン1回戦でケビン・アンダーソンを下しRG初勝利を挙げると、2回戦のセッピも3-0で下す。3回戦で第9シードのベレッティーニを相手に0-3で敗れた。7月のウィンブルドン1回戦でマズーア英語版を3-1で下しWB初勝利を挙げる。2回戦でケプファーにフルセットの末敗れた。9月の全仏オープンは1回戦でオペルカに0-3で敗れた。 同月行われたヌルスルタン英語版で、ドンスコイ英語版ラヨビッチジェレブブリクらを下し決勝へ進出すると、ダックワース英語版も2-0で下し、ATPツアー初優勝を挙げる。韓国人選手でのATPツアーシングルス優勝者は2003年の李亨澤以来18年ぶり。10月のインディアンウェルズは1回戦でペラに敗れた。

2022年 全豪ダブルス3回戦進出

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2022年全仏オープンでのクォン・スンウ

全豪オープンでは1回戦でホルガ・ルーネを3-6, 6-4, 3-6, 6-3, 6-2のフルセットで破り、初戦突破する。2回戦では第14シードのデニス・シャポバロフに6-7(6), 7-6(3), 7-6(6), 5-7, 2-6のフルセットの末に敗れた。マルコス・ギロンとペアを組んだダブルスでは初の3回戦進出をした。全仏オープンでは第7シードのアンドレイ・ルブレフに7-6(5), 3-6, 2-6, 4-6で初戦敗退。ウィンブルドン選手権では第1シードのノバク・ジョコビッチに3-6, 6-3, 3-6, 4-6で初戦敗退となった。全米オープンでは2回戦で第9シードのルブレフに3-6, 0-6, 4-6のストレートで初戦敗退。韓国オープンでは2回戦でジェンソン・ブルックスビーに3-6, 4-6のストレートで敗れるも、ダブルスでは同胞の鄭現とペアを組み、ベスト4進出を果たした。さらにジャパン・オープンではATPツアー・500シリーズにおいて、シングルスでベスト4進出を果たした。準決勝ではフランシス・ティアフォーに2-6, 6-0, 4-6で敗れた。年間最終ランキングは83位。

2023年 ツアー2勝目

1月、ラッキールーザーとして出場したアデレード国際2では決勝でロベルト・バウティスタ・アグートを6-4, 3-6, 7-6(4)で破り、ツアー2勝目を挙げた。この優勝によって韓国人選手として初のATPツアー複数優勝者となった。全豪オープン全米オープンでは両大会ともクリストファー・ユーバンクス英語版に敗れ、初戦敗退となった。年間最終ランキングは196位。

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成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

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大会最高成績

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ATPツアー決勝進出結果

シングルス: 2勝0敗

大会グレード別
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–0)
ATPツアー・500シリーズ (0–0)
ATPツアー・250シリーズ (2–0)
サーフェス別
ハード (2–0)
クレー (0–0)
グラス (0–0)
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チャレンジャー・フューチャーズ決勝

シングルス: 8勝3敗

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ダブルス: 2勝4敗

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脚注

関連項目

外部リンク

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