永井宏明 (実業家)

永井 宏明（ながい ひろあき、1968年4月6日 - ）は日本の実業家、レーシングドライバー。

永井 宏明
基本情報
国籍	日本
生年月日	(1968-04-06) 1968年4月6日（57歳）
出身地	三重県
SUPER GTでの経歴
デビュー	2016年
所属	apr
車番	30
出走回数	71(GT300)
過去参加シリーズ
2012年 2013-2014年 2015年	ポルシェ・カレラカップ・ジャパン インタープロトシリーズ FIA-F4選手権
選手権タイトル
2012年	ポルシェ・カレラカップ・ジャパン(ジェントルマンクラス)

トヨタカローラ三重代表取締役社長、トヨタホーム三重代表取締役社長^[1]。

父親はトヨタカローラ三重代表取締役会長でサイレンススズカやラスカルスズカの馬主として有名な永井啓弍^[2]。弟にネッツトヨタノヴェル三重代表で同じくレーシングドライバーの永井秀貴がいる^[3]。

来歴

2020年度GT300参戦車両

2012年にポルシェ・カレラカップ・ジャパンより4輪レースにデビューし、ジェントルマンクラスでいきなりシリーズチャンピオンを獲得。 2013年以降はインタープロトシリーズ、FIA-F4選手権に参戦を続け、2016年からSUPER GT・GT300クラスとスーパー耐久に参戦^[4]。以降はGTワールドチャレンジ・アジア等にも参戦する。

戦績

• 2012年 - ポルシェ・カレラカップ・ジャパン ジェントルマンクラス（シリーズチャンピオン）
• 2013年 - インタープロトシリーズ・ジェントルマンクラス（INGING MOTORSPORT）
• 2014年 - インタープロトシリーズ・ジェントルマンクラス（Team SPOON）
• 2015年 - FIA-F4選手権＜Rd.9～14＞（ARN RACING）
• 2016年
  • SUPER GT・GT300クラス（apr #30 TOYOTA PRIUS apr GT／ZVW50 RV8K）（シリーズ24位）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス（ARN RACING #8 ARN SLS AMG GT3／SLS AMG GT3 M159）（シリーズ4位）
• 2017年
  • SUPER GT・GT300クラス（apr #30 TOYOTA PRIUS apr GT／ZVW51 RV8K）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス（ARN RACING #8 ARN Ferrari 488 GT3／488 GT3 F154GT）（シリーズチャンピオン・2勝）
• 2018年
  • SUPER GT・GT300クラス（apr #30 TOYOTA PRIUS apr GT／ZVW51 RV8K）
  • ブランパンGTシリーズ・アジア（ARN RACING #8／488 GT3 F154GT）（シリーズ27位）
• 2019年
  • SUPER GT・GT300クラス（apr #30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT／ZVW52 2UR-GSE）
  • ブランパンGTシリーズ・アジア（ARN RACING #8／991 GT3 R M185）（シリーズ22位）
• 2020年
  • SUPER GT・GT300クラス（apr #30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT／ZVW52 2UR-GSE）（シリーズ29位）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス＜Rd.1,5＞（apr #30 DENSO LEXUS RC F GT3／RC F GT3 2UR-GSE）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス＜Rd.2,3＞（ポルシェセンター岡崎 #16 PORSHCE 911 GT3 R／991 GT3 R M185）
• 2021年
  • SUPER GT・GT300クラス（apr #30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT／ZVW52 2UR-GSE）（シリーズ21位）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス＜Rd.1,2,4～6＞（ポルシェセンター岡崎 #16 PORSHCE 911 GT3 R／991 GT3 R M185）（シリーズ3位・1勝）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス＜Rd.3＞（apr #30 DENSO LEXUS RC F GT3／RC F GT3 2UR-GSE）
• 2022年
  • SUPER GT・GT300クラス＜Rd.1～4,6～8＞（apr #30 apr GR86 GT／ZN8 2UR-GSE）（シリーズ30位）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス＜Rd.1,3～7＞（ポルシェセンター岡崎 #16 PORSHCE 911 GT3 R／991 GT3 R M185）（シリーズ3位・2勝）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス＜Rd.2＞（apr #30 DENSO LEXUS RC F GT3／RC F GT3 2UR-GSE）
  • GTワールドチャレンジ・アジア＜Rd.2,3,5＞（ポルシェセンター岡崎 #30／991 GT3 R M185）（シリーズ8位）
• 2023年
  • SUPER GT・GT300クラス＜Rd.2～8＞（apr #30 apr GR86 GT／ZN8 2UR-GSE）（シリーズ24位）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス＜Rd.2～7＞（apr #30 DENSO LEXUS RC F GT3／USC10 2UR-GSE）（シリーズ2位・2勝）
  • GTワールドチャレンジ・アジア（ポルシェセンター岡崎 #18／992 GT3 MA187）（シリーズ10位）
• 2024年
  • SUPER GT・GT300クラス＜Rd.1～4,6,7,5＞（apr #30 apr GR86 GT／ZN8 2UR-GSE）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス＜Rd.2～7＞（apr #30 DENSO LEXUS RC F GT3／USC10 2UR-GSE）（シリーズ4位・1勝）
  • GTワールドチャレンジ・アジア（ポルシェセンター岡崎 #18／992 GT3 R MA187）（シリーズ34位）
• 2025年
  • SUPER GT・GT300クラス（apr #30 apr GR86 GT／ZN8 2UR-GSE）
  • スーパー耐久・ST-Xクラス（apr #30 DENSO LEXUS RC F GT3／USC10 2UR-GSE）
  • GTワールドチャレンジ・アジア（ポルシェセンター岡崎 #18／992 GT3 R MA187）

FIA-F4選手権

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	順位	ポイント
2015年	ARN RACING	OKA1	OKA2	FSW1	FSW2	FSW1	FSW2	SUZ1	SUZ2	SUG1 17	SUG2 25	AUT1 29	AUT2 29	TRM1 21	TRM2 19	NC	0

SUPER GT

年	チーム	使用車両	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	順位	ポイント
2016年	apr	トヨタ・プリウス	GT300	OKA 14	FSW 9	SUG 18	FSW 15	SUZ 24	CHA 14	TRM 16	TRM 17		24位	2
2017年			GT300	OKA Ret	FSW 26	AUT 11	SUG 23	FSW 20	SUZ 24	CHA 16	TRM Ret		NC	0
2018年			GT300	OKA 20	FSW 18	SUZ 17	CHA Ret	FSW Ret	SUG 16	AUT 26	TRM 21		NC	0
2019年			GT300	OKA Ret	FSW 21	SUZ 21	CHA 22	FSW 25	AUT Ret	SUG 25	TRM 21		NC	0
2020年			GT300	FSW 21	FSW 17	SUZ Ret	TRM 24	FSW 20	SUZ 20	TRM 10	FSW 13		29位	1
2021年			GT300	OKA Ret	FSW 18	SUZ 6	TRM 8	SUG 20	AUT 23	TRM 16	FSW 16		21位	8
2022年		トヨタ・GR86	GT300	OKA 13	FSW 18	SUZ 8	FSW 15	SUZ	SUG 20	AUT 17	TRM Ret		30位	3
2023年			GT300	OKA	FSW 18	SUZ 9	FSW 13	SUZ 17	SUG Ret	AUT 16	TRM 23		24位	2
2024年			GT300	OKA 23	FSW 22	SUZ 19	FSW 18	SUZ 21	SUG 19	AUT	TRM 20		NC	0
2025年			GT300	OKA 20	FSW 16	SEP	FSW SPR1 (24)	FSW SPR2 24	SUZ Ret	SUG 13	AUT	TRM	30位*	3*

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
• SPRはスプリントレース、()内順位は出走していないが入賞圏内でフィニッシュした場合ポイントを獲得する。

GTワールドチャレンジ・アジア

年	チーム	使用車両	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	順位	ポイント
2018年	ARN RACING	フェラーリ・488 GT3	GT3	SEP1 9	SEP2 11	CHA1 19	CHA2 12	SUZ1 15	SUZ2 11	FSW1 22	FSW2 6	SHA1 13	SHA2 13	NIN1 11	NIN2 Ret	27位	10
2019年		ポルシェ・911 GT3 R	GT3	SEP1 28	SEP2 12	CHA1 14	CHA2 19	SUZ1 3	SUZ2 12	FSW1 6	FSW2 9	KOR1	KOR2	SHA1 Ret	SHA2 DNS	22位	25
2022年	ポルシェセンター岡崎		GT3	SEP1	SEP2	SUZ1 2	SUZ2 Ret	FSW1 5	FSW2 2	SUG1	SUG2	OKA1 7	OKA2 3			8位	67
2023年		ポルシェ・911 GT3 R	GT3	CHA1 7	CHA2 21	FSW1 15	FSW2 16	SUZ1 3	SUZ2 11	MOT1 2	MOT2 4	OKA1 8	OKA2 13	SEP1 7	SEP2 5	10位	71
2024年			GT3	SEP1 16	SEP2 10	CHA1 Ret	CHA2 25	FSW1 19	FSW2 15	SUZ1 6	SUZ2 15	OKA1 9	OKA2 18	SHA1 15	SHA2 30	34位	11
2025年			GT3	SEP1	SEP2	MAN1 27	MAN2 23	CHA1	CHA2	FSW1	FSW2	OKA1	OKA2	BEI1	BEI2	NC*	0*

馬主活動

永井の勝負服

父の啓弍と同じく、日本中央競馬会（JRA）に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は啓弍の存命中は鼠、黄星散、袖黄縦縞^[5]であったが、2025年7月に啓弍が死去した事に伴い、父の勝負服であった緑、黄袖緑一本輪を継承している^[6]。

関連項目

• apr (自動車事業)
• 佐々木孝太
• 織戸学