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2022年のSUPER GT
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2022年のSUPER GTは、2022年4月16日-17日に岡山国際サーキットで開幕し、11月5日-6日にモビリティリゾートもてぎ[注 1]で閉幕した全8戦のシリーズである。
2022年のSUPER GT | |||
前年: | 2021 | 翌年: | 2023 |
サポートシリーズ FIA-F4選手権 |
前年からの主な変更点
要約
視点
レース日程
新型コロナウイルス感染症の流行の影響が続いていることから、2022年についても日本国外でのレース開催を断念し、当初から国内のみ全8戦のレースを予定している[1]。前年と比較すると、鈴鹿サーキットでの開催が1戦増加し、モビリティリゾートもてぎでの開催が1戦減少する[1]。レース距離については夏の富士500マイルの復活に加えて、鈴鹿10時間耐久レースが2022年も開催されないことから、8月の鈴鹿での第5戦についてはその代替として時間制による長距離レースの開催を検討していた[2]が、2022年3月5日に最長450kmを3戦、残る5戦を300kmと決定した[3]。
レギュレーション
前述の通り時間制レースの導入が検討されていることにあわせて、レギュレーション上のシリーズ得点等での記載条項において、「レース距離」だけで無く「レース時間」も表記されている。あわせて長距離レースでの加算ポイント増に関して、「レース距離が700km以上、もしくはレース時間が4時間以上の競技会」と表記変更されている[4]。
また、フルコースイエローの運用規定も、2021年で実際に運用された状況を反映する形で内容が細かく記載・修正されている[4]。
マシン
GT500クラス
- 日産はGT-R(R35型)でのGT500クラスの参戦を終了し[5]、フェアレディZ(RZ34型)にベース車両を変更する[6]。
- ホンダはNSX-GTのベース車両を、Type S仕様に変更する[7]。
GT300クラス
- HOPPY Team TSUCHIYAはポルシェ・911 GT3 Rでの参戦を終了し、GT300規定に沿って独自開発したトヨタ・GRスープラへと変更する[8]。
- aprは30号車をトヨタ・プリウスPHVから、GT300規定で製作したトヨタ・GR86へと変更する。この他にもSHADE RACINGと後述のmuta Racing INGINGがこのGR86を使用する[9][10]。
- BMW Team StudieはBMW・M6 GT3での参戦を終了し、BMW・M4 GT3へと変更する[11]。
- muta Racing INGINGはマザーシャシー仕様のロータス・エヴォーラでの参戦を終了し、GT300規定のトヨタ・GR86へと変更する[12]。
- Arnage Racingは前年まで使用していたメルセデスAMG・GT3をR'Qs MOTOR SPORTSに譲渡し[13]、マザーシャシー仕様のトヨタ・86へと変更する[14]。
- Drago CORSEはホンダ・NSX GT3での参戦を終了し、日産・GT-R NISMO GT3へと変更する[15]。
エントラント
エントリーリストは2022年2月18日に発表された[16]。GT500クラスに15台、GT300クラスに28台[注 2]の計43台がエントリーした。
GT500クラス
- トヨタ陣営は2021年12月6日に参戦体制を発表した[17]。
- チャンピオンチームのau TOM'SではGT300クラスから昇格するジュリアーノ・アレジが坪井翔とコンビを組む[18]。なお、チャンピオンナンバーの「1」を使用せず、本来のナンバーである「36」を継続使用する[16]。
- 一方、関口雄飛はGT参戦を終了したヘイキ・コバライネンに代わりSARDに移籍し、中山雄一とコンビを組む[19]。
- KeePer TOM'SにはFIA 世界耐久選手権にフル参戦する平川亮に代わり宮田莉朋が移籍し、サッシャ・フェネストラズとコンビを組む[18]。
- 宮田が抜けたRACING PROJECT BANDOHには、過去2年間GT500クラスにスポット参戦した阪口晴南が加わり国本雄資とコンビを組む[20]。
- ホンダ陣営は2022年1月14日に参戦体制を発表した[21]。
- REAL RACINGはベルトラン・バゲットに代えて、松下信治が日産陣営のTEAM IMPULより移籍する[22]。
- チーム国光は、車番をこれまでの「100」に戻す[23]。
- 日産陣営は2022年1月25日に監督・ドライバー人事[24][25]、同年2月18日に車両名ほか参戦体制[26]を発表した。
- NDDP RACINGは平手晃平に代えて高星明誠を起用。また、KONDO RACINGは高星に代えて平手を起用する。
- TEAM IMPULはREAL RACINGに移籍した松下に代わり、前年同チームに所属していたバゲットが加入する。
- NISMOは長年監督としてチームを率いてきた鈴木豊が2021年12月に死去したことに伴い、前年までチーフエンジニアを務めていた中島健が監督に就任する。
GT300クラス
- チャンピオンチームのR&D SPORTはGT500クラスと同じくチャンピオンナンバーの「0」を使用せず「61」を継続使用する。
- 20号車[27]として、スーパー耐久に参戦しているSHADE RACINGが新規参戦する[28]。ドライバーはGAINERから移籍した平中克幸とFIA-F4選手権に参戦してきた清水英志郎の、いずれも同チームでスーパー耐久に参戦経験があるコンビで、タイヤはダンロップを使用する[10]。
- 一ツ山レーシングは2021年シーズンをもってSUPER GT参戦を休止する[29]。
- arto Team Thailandは今季のSUPER GT参戦を断念する[30]。これによりインターナショナル枠の参戦が途絶えることになる。
- muta Racing INGINGは阪口良平に代えて、Max Racingから移籍した堤優威を起用する。Cars Tokai Dream28との提携は継続する[12]。
- TEAM MACHは平木湧也に代えて、冨林勇佑を起用する[31]。
- Team LeMansは昨年に引き続きMOTOYAMA Racingとのコラボを開幕戦まで継続したが、2022年4月21日に「大幅な予算の見直しと体制変更が必要」として本山哲との契約解除を発表した[32]。第2戦以降はTeam LeMans単独で参戦を継続する。
- BMW Team Studie × CSLはタイヤをミシュランにスイッチ。ドライバーは荒聖治に加えて、BMWワークスドライバーのアウグスト・ファルフス、第3ドライバーに近藤翼を起用する[33][34]。
- PACIFIC RACING TEAMはバーチャルYouTuberグループ『ホロライブ』とのタイアップを行う[35][36]。CARGUY Racingとのジョイントは継続する[37]。
- GAINERは11号車に安田裕信と石川京侍、10号車に富田竜一郎と大草りき、塩津佑介の3名を登録する[38]。
- TEAM UPGARAGEは名取鉄平に代えて、太田格之進を起用する[39]。
- HOPPY Team TSUCHIYAは佐藤公哉に代えて、昨年のFIA-F4選手権においてドライバーズタイトルを獲得した野中誠太を起用する[40]。
- エアロパーツブランドのBUSOUが、2022年1月14日にGT300クラスへの参戦を表明[41]、同年2月14日に参戦体制を発表。Yogiboとのコラボを終了したDrago CORSEとタッグを組み、チーム名は「BUSOU Drago CORSE」。車両は日産・GT-R NISMO GT3、タイヤはダンロップを使用。ドライバーにはArnage Racingから移籍した柳田真孝と、選手として2018年シーズン以来の参戦となる井出有治を起用し、道上龍は監督に就任した[42]。チームは第3戦まで参戦したが、第4戦を欠場。2022年8月1日付でDrago CORSEはBUSOUとの契約解除を発表した[43][44]。第5戦以降も欠場となった。
- NILZZ Racingの飯田太陽は登録名を「井田太陽」に変更した[45]。
- R'Qsは、前年第6戦でのクラッシュにより保有するAMG GT3が使用出来なくなった為、メンテナンスを担当しているArnage Racingが前年まで使用していた同車種の別個体を使用する[46]。
- Arnage Racingは柳田真孝に代えて、muta Racing INGINGから移籍した阪口良平、第3ドライバーに山下亮生を起用する[14]。また、前年まで使用したAMG GT3をR'Qsに提供するため、2022年はINGINGが所有するMC86を使用する[47]。
- ARTAはドライバー体制を刷新し、武藤英紀と木村偉織のコンビへと変更する[48]。
- K2 R&D LEON RACINGは菅波冬悟に代わり、一ツ山レーシングから移籍した篠原拓朗を起用する[49][50]。
- K-tunes RacingはGT500クラスに昇格した阪口晴南に代わって、ARTAから移籍した高木真一が加入する[51][52]。新田守男とのコンビは2010年シーズン(ARTA・ガライヤ)以来実に12年ぶりとなる。
- Max Racingは愛媛県東温市に本社を置く化粧品会社・マテラのブランド「81マテラ」を車両名に使用。ドライバーは堤優威に代えて、HOPPY Team TSUCHIYAから移籍した佐藤公哉を起用する[53]。開幕戦の前にチーム代表の大野剛嗣が死去した事により2回のプレシーズンテストと開幕戦を欠場し、第2戦から参戦する[54]。
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エントリーリスト
GT500クラス
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スケジュール及び勝者
ポイントランキング
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チーム部門
- ポイントシステム
GT500クラス
GT300クラス
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脚注
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