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清水駅 (静岡県)
静岡県静岡市清水区真砂町にある東海旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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清水駅(しみずえき)は、静岡県静岡市清水区真砂町(まさごちょう)にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA14。
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運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
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概要
旧・清水市の中心駅で、現在は清水区の中心駅となっているが、2018年度の乗降人員は草薙駅よりも少ない。事務管コードは、▲520113[4]。
身延線経由で甲府駅方面に向かう特急「ふじかわ」が停車する。また廃止された「(ワイドビュー)東海」も停車していた。1986年までは大垣夜行(上りのみ)が深夜に停車していた。
かつては清水港線が分岐していたが、1984年に廃止された。
歴史
- 1889年(明治22年)2月1日:官設鉄道(現在の東海道本線)の江尻駅(えじりえき)として[2]、 国府津 - 静岡間開通時に現在の清水区島崎町に開業。一般駅[2]。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
- 1916年(大正5年)7月10日:東海道本線の貨物支線(後の清水港線)が江尻 - 清水港間で開業[3]。
- 1926年(大正15年)7月14日:江尻駅が約300 m上り方向の現在地に移転。
- 1930年(昭和5年)5月29日: 昭和天皇が静岡県内を行幸。昭和天皇が乗車したお召し列車が静岡駅 - 江尻駅間で往復運転[5]。
- 1934年(昭和9年)12月1日:清水駅に改称[6]。
- 1944年(昭和19年)12月1日:東海道本線の貨物支線を清水港線として独立。旅客営業開始。
- 1969年(昭和44年)4月8日:駅舎改築[7]。
- 1984年(昭和59年)
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱を廃止[2]。上り「大垣夜行」の停車取り止め。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道・日本貨物鉄道が継承[2]。
- 1992年(平成4年)12月19日:自動改札機を設置[8]。
- 2001年(平成13年)8月:貨物列車の発着が終了。
- 2002年(平成14年)4月1日:日本貨物鉄道の駅(貨物取扱)が廃止。
- 2003年(平成15年)6月21日:清水駅の橋上駅舎と自由通路が完成[9][10]。
- 2008年(平成20年)3月1日:TOICAのサービス開始。

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駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホームに接する線路が本線で、その両側にホームのない副本線(待避線)がある。上り副本線側に保線基地、下り副本線側に保線車両の車庫が設置されている。構内の東西を結ぶ自由通路に接して橋上駅舎を備える。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、興津駅・草薙駅を管理している。駅舎内にはJR全線きっぷうりばや自動改札機、自動券売機などがある。
(ワイドビュー)東海や15両以上の列車が停車した時用に、ホーム上の階段裏側に電子電鈴が設置され、車掌に対し乗降終了合図が出せるようになっていたが、現在は撤去されている。
のりば
(出典:JR東海:駅構内図)
- 改札口(2022年7月)
- JR全線きっぷうりば(2022年7月)
- ホーム(2022年7月)
貨物取扱
かつて当駅では貨物の取り扱いがあり、2002年まで日本貨物鉄道(JR貨物)の駅だった。晩年は車扱貨物のみの取り扱いで、最後まで行われていたのは武田薬品工業の化学薬品の取り扱いで、新南陽駅から輸送されたポリプロピレングリコール(PPG) を当駅でタンクローリーに詰め替えていた。
2001年(平成13年)6月末まで、現在も駅北東にある東燃ゼネラル石油(現・ENEOS)清水油槽所の荷役設備へ専用線が続いており、潤滑油発送が行われていた。晩年の発送先は汐見町駅や安善駅であった。1980年代までは駅南東にある豊年製油静岡工場(現・J-オイルミルズ静岡事業所)へ続く専用線もあり、接着剤などの発送が行われていた。
国鉄分割民営化前には、駅舎北に複数の有蓋車用貨物ホームが、駅東南(現在の清水テルサ付近)に1面1線のコンテナホームがあったが、1984年(昭和59年)1月に東静岡駅に集約され、廃止された。現在コンテナホーム跡は保線車両の留置線及び資材積み込み所となっている。
利用状況
JR東海の移動等円滑化取組報告書によると、2023年度(令和3年度)の1日平均乗降客数は19,323人である[# 1]。
1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。
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駅周辺
西口(江尻口)
- 駅前銀座(清水駅前商店街・駅前商店会・中央銀座商店街・清水銀座商店街)
- 清水駅前郵便局
- 静岡市こどもクリエイティブタウンま・あ・る(えじりあ)
- 国道1号
- 国道149号
- はーとぴあ清水
- ゴールドポスト - 西口前に東京オリンピックのゴールドポスト(第46号)が設置されている(ゴールドポストプロジェクト[11])。
- 東横INN静岡清水駅前
- ホテルマイステイズ清水
- 清水シティホテル
東口(みなと口)
- 清水港
- エスパルスドリームフェリー・水上バス江尻のりば
- 清水テルサ(静岡市東部勤労者福祉センター) - かつての清水港線ホームや貨物ホームがあった場所にある。
- 清水文化会館(マリナート)
- 清水魚市場 河岸の市
- 清水漁業協同組合
- ENEOS清水油槽所
- はごろもフーズ本店・はごろもイノベーションセンター
- エスパルスドリームプラザ
- ちびまる子ちゃんランド
- JCHO清水さくら病院
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バス路線
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区内のバス交通はしずてつジャストラインが運行している。路線名の前の数字は幕番号(行先番号)である。
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その他
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- 開業時の「江尻駅」は、現在の駅よりも若干静岡寄りに位置していたが、後に移転する。現在の位置は二代目となる。(かつて江尻駅の存在した地点には現在『波止場踏切』が存在する。)
- 西口側の国道1号上には、1975年3月まで静岡鉄道清水市内線の停留所があった(厳密には前年7月の七夕豪雨以後は路線自体が休止している)。
- かつては、清水港線廃止と引き替えに新設された南口改札口があった。朝夕のラッシュ時に使用され、清水港線廃止代替バスの乗換え口ともなっていたが、橋上駅舎の落成に伴い廃止され、跡地も区画整理によって消滅し現存しない。
- 清水港線ホームは東海道本線のホームより南側に大きく離れた場所に立地していた。ホームは対向式一面一線で、清水港線を利用するためには東海道本線のホームを通って、長い通路を渡って清水港線ホームに行く必要があった。清水港線の廃止後、ホーム跡は貨物ヤード共々区画整理され、住宅地となっている。
- エスパルスドリームプラザのシャトルバス乗り場がルート変更によって西口から東口に改められている。以前は駅西口のロータリーの一角、清水駅前銀座商店街のアーケードの入口近くに乗り場があった。
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隣の駅
※特急「ふじかわ」の隣の停車駅はふじかわ (列車)を、「ホームライナー沼津」「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」の隣の停車駅は東海道線 (静岡地区)を、それぞれ参照のこと。
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CA 東海道本線
かつて存在した路線
- 静岡鉄道
- 清水市内線
- 仲浜町駅 - 清水駅前駅 - 辻町駅
脚注
関連項目
外部リンク
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