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第1電子隊
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第1電子隊(だいいちでんしたい、JGSDF 1st Electric Warfare Unit)とは、北海道千歳市の東千歳駐屯地に駐屯していた北部方面隊直轄の通信科部隊で[1]2024年(令和6年)3月20日に廃止された。
概要
電子戦のうち通信電子情報活動および通信電子攻撃を主要な任務としていた[1]。電子作戦隊隷下の第302電子戦中隊に改編されたことにより廃止となった。
沿革
臨時特別通信隊
通信標定隊
第1電子隊
廃止時の部隊編成
- 第1電子隊本部
- 第1電子隊本部付隊「1電-本」
- 第1標定中隊「1電-1」
- 第2標定中隊「1電-2」
- 対電子中隊「1電-対」
歴代の隊長
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主要装備
- ネットワーク電子戦システム
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 89式5.56mm小銃
- 9mm拳銃
備考
陸上自衛隊における用語の定義は以下の通り。一般的な定義については電子戦を参照すること。
- 標定とは、電波発射位置を特定する行為で通信電子情報活動(ES、かつてはESMと呼ばれた)という。情報本部の任務と一部重複するように見えるが情報本部は戦略レベル、電子隊は野戦および戦術レベルの標定を行っているのが実情で注意が必要である。
- 妨害とは、無線通信を広帯域で傍受し、対象となる周波数に強力な電波を発射することで通信の実施を困難もしくは不可能にする行為で通信電子攻撃(EA、かつてはECMと呼ばれた)という。
- 本来であれば各方面隊にも電子隊が編成配置される構想だったが、同時期の慢性的な人員不足で編成されず、冷戦の終結等直接的脅威の低下もあり長年落ち着いていたが、2005年(平成17年)3月に同趣旨の部隊として西部方面隊に通信情報隊が編成[8]された。前出のほか、第2通信大隊には電子戦中隊が、その他の師団通信大隊には小規模な対電子戦部隊(通常は本部付隊の対電子小隊)が編成されている場合がある。
- 電子戦の定義には有線通信は対象に含まれていないが、陸上自衛隊では対象となっている。
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脚注
出典
関連項目
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