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システム通信団
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システム通信団(しすてむつうしんだん、JGSDF C5 Command[1])は、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地(東京都新宿区)に団本部を置くシステム通信科部隊で陸上総隊隷下の団のひとつである。
概要・任務
防衛省・陸上幕僚監部および陸上総隊司令部のための通信・写真を担任する部隊として、市ヶ谷駐屯地(東京都新宿区)、朝霞駐屯地(東京都練馬区)、久里浜駐屯地(神奈川県横須賀市)に所在し、システム・通信、ビデオ・写真、セキュリティなど多岐にわたる業務を担当する。また、団本部が所在する防衛省庁舎B棟には通信鉄塔がそびえ立っている。
陸上自衛隊のシステム通信科部隊において最大の規模を持ち、陸自の指揮通信中枢として全国の駐(分)屯地間の通信運営に関する統制業務を担うほか、同地に所在する自衛隊サイバー防衛隊、海上自衛隊システム通信隊群および航空自衛隊航空システム通信隊ととも密接に連携し防衛中枢の通信組織の維持運営を行っている。
長らく、通信団隊員の制服左肩の部隊章(師団等標識)は防衛大臣直轄部隊の部隊章だったが、2018年(平成30年)のシステム通信団改編・陸上総隊に隷属替えと同時にシステム通信団独自の部隊章が設定された[2]。
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沿革
要約
視点
通信団
- 1960年(昭和35年)
- 1月14日:通信団が市ヶ谷駐屯地において編成完結。
- ※1960年頃の編成:団本部及び本部付隊・中央野外通信隊・中央基地通信隊・通信監査隊・第301写真中隊・第101固定通信教育大隊
- 臨時特別通信隊(久里浜駐屯地)が通信標定隊に改編され、団隷下に編合[3]。
- 中央野外通信隊(久里浜駐屯地)が中央野外通信群に称号変更[3][5]。
- 航空保安通信隊が防衛庁長官直轄部隊の中央管制気象隊に改編[5]。
- 中央業務支援隊新編により、駐屯地司令職務を中央業務支援隊長に移管。
- 第301写真中隊(市ヶ谷駐屯地)が第301映像写真中隊に改編。
- 2003年(平成15年)3月27日:システム防護技術隊を市ヶ谷駐屯地に新編。
- 2004年(平成16年)3月29日:中央基地通信隊(市ヶ谷駐屯地)を中央基地システム通信隊に改編。
- 2005年(平成17年)3月28日:システム防護技術隊(市ヶ谷駐屯地)をシステム防護隊に改編。
- 2008年(平成20年)3月26日:中央システム管理隊(市ヶ谷駐屯地)を廃止(後身は研究本部隷下のシステム開発隊)。
システム通信団
- 通信団(市ヶ谷駐屯地)が防衛大臣直轄から陸上総隊隷下のシステム通信団に改編。
- 研究本部隷下のシステム開発隊を団隷下に編合。
- 中央野外通信群の第301通信運用中隊が第301指揮所通信中隊に改組のうえ、久里浜駐屯地から朝霞駐屯地に移駐。
- 中央基地システム通信隊と第301映像写真中隊の一部を朝霞駐屯地に分派[8]。
- 制服左肩の師団等標識(部隊章)を設定[2]。
- システム開発隊を陸上自衛隊教育訓練研究本部隷下に移管(予定)。
- 中央野外通信群を廃止(予定)。
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部隊編成
特記ないものは市ヶ谷駐屯地に所在している。
- システム通信団本部
- 中央野外通信群(久里浜駐屯地)
- 中央基地システム通信隊
- 通信保全監査隊
- サイバー防護隊
- システム開発隊
- 第301映像写真中隊
- システム通信団本部付隊[10]
主要幹部
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脚注
出典
関連項目
外部リンク
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