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第66回国民体育大会

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東日本大震災復興支援 第66回国民体育大会(ひがしにほんだいしんさいふっこうしえん だい66かいこくみんたいいくたいかい)は、2011年(平成23年)に青森県秋田県冬季大会が、山口県で本大会が開催された国民体育大会。本大会の愛称は「おいでませ!山口国体」(おいでませ! やまぐちこくたい)。

概要 東日本大震災復興支援, 開催都道府県 ...
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概要

本大会

2008年7月9日の日本体育協会理事会で開催が正式決定した。山口県で国民体育大会が開催されるのは1963年山口国体以来48年ぶり。

キャッチフレーズは「君の一生けんめいに会いたい」。愛称「おいでませ!」は山口弁で「いらっしゃいませ!」の意味[1] で、公募により決定した。

会期は2011年10月1日から11日までの11日間。維新百年記念公園陸上競技場山口市)を主会場に、山口県下全域(田布施町平生町阿武町はデモンストレーション競技のみ)で開催される。水泳飛込競技)・ライフル射撃(CPを除く全種別)は現時点での施設等の不備もあって山口県外で開催された。また、水泳体操クレー射撃は競技全体のシーズンの関係等もあり、会期前競技として9月7日から9月15日までの間に行われた。

同年3月11日に発生した東日本大震災を受け、山口県は4月27日に本大会の冠称として「東日本大震災復興支援」を付すことと、合言葉として「たちあがれ!東北 がんばろう!日本」の言葉が加えることを提案、日本体育協会でも了承された。この大会では、山口県から同震災で被害の大きかった岩手県宮城県福島県仙台市の各体育協会に参加支援金を送ったほか、一部競技団体の練習招待、被災地の子どもたちの招待事業などが行われている[2]

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マスコット

本大会

  • ちょるる
    2007年10月14日に発表(2008年3月18日に愛称決定)。頭の部分は「山」、顔の部分は「口」の文字をモチーフとしたデザイン。愛称は山口弁の語尾に多用される「~ちょる」(~している)をアレンジしたもの[3]

冬季大会

概要 冬季大会 スケート競技会・アイスホッケー競技会 結集!はちのへ国体, 開催地 ...

第66回国民体育大会冬季大会は、スケート競技及びアイスホッケー競技が青森県(八戸市三沢市及び南部町)で、スキー競技が秋田県鹿角市花輪スキー場で開催された。

スケート競技会・アイスホッケー競技会

第66回国民体育大会冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会は、1月26日から1月30日を会期として開催された。テーマは「結集!はちのへ国体」。スローガンは「縄文の里に 結ぶ友情 競う技」。

実施競技・会場一覧

さらに見る 競技名, 会場地 ...

スキー競技会

第66回国民体育大会冬季大会スキー競技会は、2月12日から2月15日を会期として開催された。テーマは「あきた鹿角国体2011」、スローガンは「クロスする熱き魂 君のゆめ」。鹿角市でスキー競技が開催されるのは2007年の秋田わか杉国体以来。

実施競技・会場一覧

本大会

要約
視点

実施競技・会場一覧

正式競技・公開競技のみ記す。☆印は今回の国体にあわせて新設・改築される常設競技場(名称は仮称)、※は特設競技場。

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総合成績

天皇杯
  1. 山口県 - 2220.5点
  2. 東京都 - 2053.5点
  3. 愛知県 - 1953.33点
皇后杯
  1. 山口県 - 1089.5点
  2. 東京都 - 976.5点
  3. 岐阜県 - 958.5点

開催県の山口県が天皇杯・皇后杯を獲得した。開催県の天皇杯獲得は2003年のNEW!!わかふじ国体から9年連続(1964年の新潟国体から数えると48年間のうち47大会で開催県が天皇杯を獲得している)だが、山口県は前回開催の第18回大会ではわずか0.4点差で天皇杯を逃しており、悲願の天皇杯獲得となった[6]

“きらら山口”スポーツチーム

山口県では、いくつかの競技種目において「きらら山口」または「山口きらら」と名がついた競技団体の結成が行われている。ちなみに「きらら」とは、2001年の山口きらら博開催以来、県内の組織や施設などの名称としてしばしば使用されるようになった語である。

競技大会の開催に際しては、主催自治体にある個人・競技団体の技術力の強化・向上が一層図られる傾向がある。その際には企業が主要な担い手の一つとなってきたが、昨今の実業団チームの相次ぐ廃止に見られるように、不況の影響によって、競技活動を支援するだけの余裕が無くなった企業が多く出てきた。そうしたなか、山口県水泳連盟が主導して結成したチーム「きらら山口」が2009年4月開催のJAPAN SWIM 2009において上位の成績をおさめた(一部は世界水泳ローマ大会の代表に選考[7])が、このように国体に向けての技術力向上が特定の企業のサポートを受けずになされている事例も見受けられる。

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関連項目

脚注

外部リンク

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