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飾磨駅
兵庫県姫路市にある山陽電気鉄道の駅 ウィキペディアから
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飾磨駅(しかまえき)は、兵庫県姫路市飾磨区清水にある山陽電気鉄道の駅[1]。駅番号はSY 40。全ての列車が停車する。
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利用可能な鉄道路線
歴史
- 1923年(大正12年)8月19日:神戸姫路電気鉄道開業時に、飾磨町駅として設置[1][2]。
- 1924年(大正14年)1月16日:電鉄飾磨駅に改称[3]。
- 1927年(昭和2年)4月1日:神戸姫路電気鉄道が宇治川電気により合併され、同社の駅となる。
- 1930年(昭和5年)10月1日:駅構内に飾磨車庫を開設。
- 1933年(昭和8年)6月6日:宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となる。
- 1934年(昭和9年)9月18日:特急停車駅となる。
- 1940年(昭和15年)
- 1944年(昭和19年)4月20日:特急運転中止。
- 1946年(昭和21年)
- 1948年(昭和23年)3月1日:戦後改めて設定された急行の停車駅となる(急行は1984年に設定消滅)。
- 1949年(昭和24年)4月15日:特急の設定が復活し、改めてその停車駅となる。
- 1980年(昭和55年)9月16日:駅舎改築[1][2]。
- 1991年(平成3年)4月7日:飾磨駅に改称[1][2]。同時に網干線の列車の本線直通が廃止される[1]。
- 1997年(平成9年)
- 2022年(令和4年)3月27日:北口駅舎の供用を開始[4][5]。
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駅構造
要約
視点
外側2線(1・3番線)は本線の列車、両側をホームに挟まれた内側1線(2番線)は網干線のワンマン列車が入線する。同列車が発着する2番線の神戸側は行き止まりとなっている。ホームの東端に「山陽そば」の飾磨店があったが、2021年(令和3年)10月29日の営業を以て閉店した[6]。
1980年(昭和55年)に建てられた駅ビルはホーム南西側の飾磨街道の踏切に面した位置にあり、テナントとして1階に商店街の「山陽しかまショップ」、2階・3階に「山陽スイミングスクール飾磨校」が入居していた。また西側にある正面出入口には、ビル内に引っ込んだ構造の車寄せを持つタクシー乗り場があった。
改札は、駅ビルとその東隣にある鉄骨造り一部2階建ての駅舎の東側に当たるホーム中央付近と、跨線橋を挟んで2022年(令和4年)に新設された北側の橋上駅舎の2ヶ所に設置されている[7]。南北の改札口とホームは1997年(平成9年)に設置された跨線橋で結ばれているが、このうち南口改札は改札外の東西自由通路が、南北方向で改札内とホームに挟まれるという変わった構造になっている。かつては駅ビルと駅舎の境目に旧西口改札があり、駅構内とは構内踏切で連絡していたほか、踏切に面したホームの東端にも東口改札があったが、跨線橋の設置と併せた旧改札内通路を東西自由通路に転用するための旧西口改札の移転と同時に、統合される形で廃止されている。
バス・タクシー乗り場のあるロータリーの整備と併せて新たな正面となる北口改札の新設に伴い、駅北側の道路上での駐停車が多数発生し交通混雑を招いていることから、姫路市は北駅前広場の一般車乗降場の拡充に向け、駅前広場の再整備を計画している[7]。また、前述の駅ビルはこの北口改札の新設と引き替えに取り壊され、跡地には医療施設が建てられる予定となっていたが[8]、2025年(令和7年)現在は有料駐車場となっている[9]。
かつては櫛形2面4線で、ホーム西端に駅舎と連絡する構内踏切があった[1]。また駅ビルができる前は、その位置に木造2階建ての駅舎があった。1番線反対側の2番線から網干線が姫路へ折り返し直通し、本線神戸方面の4番線(現在の3番線)の反対にあった旧3番線(現在の2番線)からは姫路からの網干線電車が網干へと折り返していた。現2番線は旧2・3番線の2本の線路があった所を、1996年(平成8年)ごろに線路を1本に減らして両側を埋め立てたもので、その分両側のホームは以前よりやや広くなっている。また前述の通り、同時期まで櫛形ホームの頭端部(「山陽そば」飾磨店の南隣)には東口改札があった。跨線橋の下付近から東を望むと、当時の雰囲気を少し窺う事ができる。さらに構内踏切の関係からホーム長にも制約があり、1番線に到着する6両編成の下り列車は後部2両のみドアカットを行っていた。
のりば
1 | ![]() |
下り | 姫路行き |
---|---|---|---|
2 | ![]() |
- | 網干行き |
3 | ![]() |
上り | 明石・神戸三宮・梅田方面 |
- 付記事項
- 営業列車での設定はないが、1番線から明石方面への折り返しも可能である。
- 1番線からは網干方面(網干線)、2番線からは姫路方面(本線)への出発も可能である。
- 姫路方面(本線)からは2番線・3番線の双方に入線が可能である。
← 本線 : 西代方面 |
![]() |
→ 網干線 : 山陽網干方面 |
↓ 本線 : 山陽姫路方面 | ||
凡例 出典:黒田康夫、永山敏行「山陽特集 近年における輸送と運転の動向」『鉄道ピクトリアル』2001年12月増刊、電気車研究会、20頁。 |
- 駅ビルの一部(2008年8月・2022年に解体済み)
- 駅ビルの正面出入口(2008年5月・2022年に解体済み)
- 1・2番ホームから東を望む。左手奥が山陽そば飾磨店、正面の鉄柵の扉がある所がかつての東口改札(2006年4月)
- 駅西側の踏切から東を望む。中央が網干線の線路(2008年5月)
- 駅東側の踏切からホームを望む(2008年9月)
- 旧2番線に停車中の網干線姫路行き250形電車(撮影日不明)
利用状況
乗降者数 8,199人(2009年11月10日調査)
以下に各年の乗車人員を示す。
昭和・平成
令和以降
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駅周辺
駅南の国道250号付近に公共施設や大型商店等が建ち並ぶ。2015年(平成27年)3月に改定した「姫路市都市計画マスタープラン」[10]において、当駅周辺は「主核」たる姫路駅に対する、姫路市南部地域における「副核」として位置づけられている。
当駅の700メートル西方には、1986年11月1日に廃止された国鉄播但線(飾磨港線)の飾磨駅がかつて存在した。ただ、飾磨港線の本数が少ない事もあって、全く連絡機能を果たせていなかった。
- 山陽電気鉄道 飾磨車庫 - 山陽姫路側、本線と網干線に挟まれる形。
- 恵美酒天満宮[1]
- 浜の宮天満宮[1]
- 兵庫県飾磨警察署
- 姫路市役所飾磨支所・姫路市南保健センター
- 姫路市立図書館飾磨分館
- 姫路市立飾磨市民センター
- 姫路南郵便局(かんぽ生命姫路南支店を併設)
- 飾磨清水郵便局
- 兵庫県立飾磨工業高等学校
- 兵庫県立姫路産業技術高等学校
- 姫路市立飾磨小学校
- 姫路市立飾磨中部中学校
- イオンモール姫路リバーシティー(イオン姫路リバーシティー店)
- 三井住友銀行イオンモール姫路リバーシティ店・姫路リバ-シティ1階ATM出張所
- ラ・ムー 姫路南店
- マルアイ飾磨店
- ダイレックス 姫路飾磨店
- 浜手緑地
- 播州信用金庫飾磨支店
- みなと銀行飾磨支店
- 姫路信用金庫飾磨支店
- 兵庫信用金庫飾磨支店
- 国道436号
- 姫路港(飾磨埠頭、家島諸島行汽船・小豆島行フェリー乗り場[11]、姫路みなと祭海上花火大会会場(7月最終土曜))
- 駅前通り(北側、2008年5月)
- 駅前通り(南側、2008年5月)
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バス路線
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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