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A.J.エリス
アメリカの野球選手 (1981 - ) ウィキペディアから
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A.J.エリス(A.J. Ellis、本名:アンドリュー・ジェームズ・エリス(Andrew James Ellis, 1981年4月9日 - )は、 アメリカ合衆国ミズーリ州ケープジラード郡ケープジラード出身の元プロ野球選手(捕手)。右投右打。現在は、MLB・サンディエゴ・パドレスの球団職員。
愛称はダッド(Dad)[1]。
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経歴
要約
視点
プロ入りとドジャース時代

(2016年5月29日)
2003年のMLBドラフト18巡目(全体541位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。
2008年9月15日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビューを果たした。
2009年は8試合に出場して、タイムリーヒットとなるメジャー初安打と初打点を記録。
2010年は過去2年から一気に出場機会を増やし、44試合で打率.278をマークした。守備面では、失策こそ1個だけだったが、守備防御点は - 2だった。
2011年、前年よりは出場機会が減少したが、2年連続で.270台の打率をマークしたほか、メジャー初本塁打を放った。守備面では無失策だったものの、前年に続き守備防御点はマイナスとなった。
2012年に31歳にして初の正捕手となる。監督のドン・マッティングリーはエリスの守備力を高く評価している[2]。同年は規定打席に達し、打率.270 、13本塁打、52打点という打撃成績を記録した。守備面でも守備防御点 +2、自己ベストとなる盗塁阻止率33%を記録し、正捕手起用の期待に応えた。
2013年も引き続き正捕手としてプレーした。打撃面では、それまで3年連続で.270台の打率をキープしていたが、この年は.238と不振だった。一方で、2年連続となる二桁本塁打を放った。守備面では3失策・守備率.997・盗塁阻止率44%と好成績をマーク。また、捕手防御率はメジャー全体で2位となる3.05という数値を記録した[3]。
2014年2月1日にドジャースと355万ドルの1年契約を結んだ[4]。開幕ロースター入りしたが、4月6日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で左膝を負傷。4月8日に15日間の故障者リスト入りし、手術を行った[5]。故障の影響もあり、出場試合数は3年ぶりに100未満に終わった。打撃面では不振を極め、打率.191、3本塁打、25打点という成績だった。守備面でも、前年に高かった盗塁阻止率が25%まで低下した。
2015年1月13日に球団と年俸調停を回避し1年契約425万ドルで契約を結んだ[6]。この年は新加入のヤズマニ・グランダルにレギュラーポジションを奪われ、63試合の出場に留まった。
フィリーズ時代
2016年8月25日にカルロス・ルイーズとのトレードで、トミー・バージェンス、後日発表選手[7]と共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[8]。オフの11月3日にFAとなった[9]。
マーリンズ時代
2016年12月12日にマイアミ・マーリンズと1年250万ドルで契約を結んだ[10]。
パドレス時代
2018年2月15日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[12]。3月28日にメジャー契約を結んで開幕25人枠入りした[13]。この年は66試合に出場して打率.272、1本塁打、15打点を記録した。
オフの10月29日にFAとなったが、2019年2月11日に引退を表明した。今後はパドレスの球団職員(特別補佐)として活動する[14]。
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選手としての特徴
打撃面では長打力が持ち味[3]であり、2012年からは2年連続で二桁本塁打を放っている。一方、好不調の波が大きい[3]。選球眼は優れている。走力は低く、メジャーデビューから2015年までの8シーズンで盗塁を1つも決めていなかった。
守備面では、コミュニケーションをよく取り、試合中で球種の調子を見極める能力にも長けている[3]。2014年までにサイヤング賞を3度獲得したエース・クレイトン・カーショウとは相性が非常によく、その日のカーショウの球種を見極め、速球が良くない試合では変化球の割合を増やす巧みなリードを見せる[3]。
詳細情報
年度別打撃成績
年度別守備成績
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
- 49(2008年 - 2009年)
- 17(2010年 - 2016年途中、2017年 - 2018年)
- 34(2016年途中 - 同年終了)
脚注
関連項目
外部リンク
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