トップQs
タイムライン
チャット
視点

Oops!フェアリーペアレンツ

ウィキペディアから

Oops!フェアリーペアレンツ
Remove ads

Oops!フェアリー・ペアレンツ(原題:The Fairly OddParents)は、アメリカ合衆国テレビアニメである。ブッチ・ハートマン原作・監督。1998年9月4日、オーイェイ・カートゥーンズ!英語版の一環として"The Fairly OddParents!"というタイトルで放送がされた。のちにオーイェイ・カートゥーンズ!から独立する形で2001年3月30日から2017年にかけてアメリカ合衆国のニコロデオンで放送された。

概要 ジャンル, 製作 ...

2010年、このアニメを基にした実写テレビ映画がA Fairly Odd Movie: Grow Up, Timmy Turner!というタイトルで放送されるということが報じられ[1]、2011年7月9日にアメリカ合衆国でそのテレビ映画が放送された。

日本は2006年7月7日から閉局までニコロデオンで放送され、ニコロデオン閉局から数年後の2014年3月24日から2016年9月2日まで、日本のディズニー・チャンネルで放送された。2015年9月2日にはネットフリックスで配信される。

2022年3月31日にはParamount+にて実写とアニメーションのシットコム『Oops!フェアリーペアレンツ: フェアリーオッド』が公開。

2024年からは『Oops!フェアリーペアレンツ: ピカピカの願い』の展開がニコロデオンとNetflixにて開始された。キャスティングにおいて、メインキャラクターであるコズモとワンダの声優は、原語版・日本語吹き替え版ともにオリジナルシリーズから続役している。

Remove ads

あらすじ

いじめられっ子でトラブルの絶えない少年ティミー・ターナーの元に、コズモとワンダという妖精の夫婦がやってくる。魔法を使える彼らだが、彼らもまたトラブルを呼び起こしてしまうのであった。

登場人物

ティミー・ターナー (Timmy Turner)
声 - 小林希唯 / 英 - タラ・ストロングメアリー・ケイ・バーグマン(オーイェイ・カートゥーンズ!時代)
この物語の主人公。10歳。典型的ないじめられっ子。また両親から愛されてはいるものの、関心を持ってもらえず、家ではベビーシッターのヴィッキーにいじめられている。日本語吹き替え版での一人称は「ボク」。
コズモ (Cosmo)
声 - 真殿光昭 / 英 - ダラン・ノリス
ターナー家に来た妖精夫婦の夫。頭にティアラがのっている。普段はワンダと共に金魚の姿をして、ティミーの部屋の金魚鉢の中にいる。ティミーの言うことを何でも後先考えず、変な解釈をしてティミーの願いをかなえてしまうため、いつもワンダに迷惑をかけている。ワンダと結婚して9895年経っている。
ワンダ (Wanda)
声 - 夏樹リオ / 英 - スーザン・ブレークスリー
ターナー家に来た妖精夫婦の妻。普段はコズモと共に金魚の姿をして、ティミーの部屋の金魚鉢の中にいる。夫のコズモと違いしっかり者であるが故に、いつもティミーとコズモのしでかした失敗の尻拭いをさせられている。コズモの母親ママコズモに嫌われ結婚を反対されており、登場の際はママコズモに嫌がらせをされる。
ターナー夫妻 (Mom & Dad)
声 - 滝知史加藤優子 / 英 - ダラン・ノリス、スーザン・ブレークスリー
ティミーの両親。息子を愛してはいるが、今ひとつ関心を持っていないためか鈍い。父親は鉛筆のセールスマンで、母親は不動産屋。2人の本名は不明で、過去にタイムスリップし二人の幼少時代が登場した際も「パパ」「ママ」と呼ばれていた。第24話Aパート(後述の表参照〈ディズニーチャンネル版では第26話Aパート〉)で、パパの年齢が42歳であることが判明する。
ヴィッキー (Vicky)
声 - 木川絵理子 / 英 - グレイ・デリスル
ターナー家に来ているベビーシッターの少女。周囲には明るくて気が利く風に振舞っているが、本性はかなり腹黒く意地悪で、ティミーとのトラブルが絶えない。おまけにティミーへのいじめの証拠を残さないなど、かなりの知能犯。毎回のOP曲の最後で、一瞬だけだが必ず顔が変形する。
トゥーティー (Tootie)
声 - 根本圭子 / 英 - グレイ・デリスル
ヴィッキーの妹で、歯の矯正器具をつけた眼鏡の女の子。姉とは反対の性格でティミーが大好き。彼にしつこいくらい付きまとっているが、ティミーは相手にするどころかいじめている。また、姉のヴィッキーからもいじめられている。
クロエ・カーマイケル(Chloe Carmichael)
声 - / 英 - カリ・ウォールグレン
ティミーの隣人で、金髪ロングヘアーの女の子。子供が利用できる十分な量の妖精がいないため、圧倒的な需要があり、高級キャンドル業界では妖精がより高給の仕事を引き受けているため、彼女とティミーはコスモとワンダを共有することを余儀なくされている。最初は仲が悪いが、やがて親友になった。

ティミーの恩師・同級生

クロッカー先生 (Denzel Crocker)
声 - 岩崎ひろし / 英 - カルロス・アラズラキ
ティミーの担任教師。小学校の先生ではあるが、子供嫌いなのか生徒に嫌がらせをしたり、テストなどの採点の際はABC評価の「F」をやたら出す。陰湿な教師の為生徒からも他の先生からも嫌われている。そして異常なまでもフェアリーペアレンツに関心があり、フェアリーペアレンツの存在を証明し功績を得たがっている。学校で起きる不思議な出来事がある度フェアリーペアレンツの仕業だと判断し過剰反応をする。そのため、いつも周囲に不思議な事が起こるティミーに目をつけている。
チェスター・マクバット (Chester Mcbadbat)
声 - / 英 - フランキー・ムニッズ→ジェイソン・マースデン
ティミーの大親友。登場の際はエー・ジェーといつも一緒。歯の矯正器具をつけた金髪白人少年。たまに歯の矯正器具を生かし、困難を乗り切るなど特殊な歯の矯正器具である。父親は史上最悪の野球選手だということを隠すために紙袋をいつもかぶっており、ティミーのパパとママには名前がないのにもかかわらず彼の父親には名前(バッキー・マクバット)がついている。
エー・ジェー (A.J.)
声 - 櫨山めぐみ / 英 - ゲイリー・レロイ・グレイ
ティミーのもう一人の大親友。丸顔で、学校一頭の良い天才黒人少年。彼の部屋は、通常はありふれた少年の部屋だが、彼一人で部屋に居る時は研究所(ラボ)に変形させている。ラボの状態は親に内緒にしている。
サンジェー (Sanjay)
声 - / 英 - ディー・ブラッドリー・ベイカー
たまに出てくるティミーの友達。眼鏡の男の子で、兵士の兄を持つ。
エルマ(Elmer)
声 - / 英 - ディー・ブラッドリー・ベイカー
たまに出てくるティミーの友達。こちらも眼鏡の男の子で、顔のおできが特徴。
自分のオデキに「ボブ」という名前をつけている。
トリクシー・タン (Trixie Tang)
声 - 真木ナオ / 英 - ディアンヌ・クワン
ティミー憧れの女の子。お金持ちで才色兼備な為周りがちやほやする。故にお高くとまっており、ティミーも含め普通の子には全く興味がなく、基本的に普通の子は寄せ付けない。
フランシス (Francis)
声 - / 英 - フェイス・エイブラハムズ
学校のいじめっ子。ティミーだけではなく学校中の男の子をいじめては喜んでいるが、いつも一匹狼のようにひとりで行動する。名前が示す通りフランケンシュタインの怪物をイメージさせる姿で、肌は灰色で、服の上下もモノトーン。
マーク・チェン (Mark Chang)
声 - / 英 - ロブ・ポールセン
8本くらいの触手をもった緑色のタコ型宇宙人(ユーゴポテミア星人)。頭の脳の部分はガラスのようなもので覆われていて、脳が透けて見える。かわいいもの(ぬいぐるみ)や、地球で食べられている食糧などを危険物として認識しており、避けるようにしている。逆に、廃棄物や肥料などは食べたりする。
ティミーの両親やヴィッキーなどにはヨーロッパ人の留学生として紹介されており、宇宙人だということはティミー、コズモ、ワンダしか知らない。
ヴィッキーに恋をしている。

コズモとワンダの知り合い・親族

ママコズモ
コズモの母。
ジョウゲン (Jorgen Von Strangle)
声 - / 英 - ダラン・ノリス
妖精世界の風紀委員的存在。コズモや、ワンダに無理難題を押し付けることもある。

その他

Mr. Phifer
声 - / 英 -フィル・ラマール
Wandisimo
ミス・ビッグフット
声 - / 英 - メアリー・ケイ・バーグマン
クリムゾン・アーゴ (Crimson Chin)
声 - 滝知史 / 英 - ジェイ・レノ
ティミーの大好きなアニメの主人公。取材中に放射能に汚染された男性俳優にあごをかまれ、スーパーパワーを手に入れ、世界の平和を守っている。基本的に『スーパーマン』のパロディのような設定となっている。
(Poof)
声 - / 英 - タラ・ストロング
(Anti-Faries)
(Pixies)
Remove ads

日本での放送状況

日本では、異なるチャンネルで2度放送されている。 一回目は日本のニコロデオンで、2006年7月7日から閉局まで放送された。 第1シーズン~5シーズンのうちランダムに決まった話(約30話分)だけをほぼ月1回ペースでループ放映しており、この時放送されなかった回も多数あった。 二度目はディズニーチャンネルで、2014年3月24日から放送開始された。 なお、いずれのバージョンも主題歌の吹き替えと吹き替え声優のクレジットの表示はなかったが、ディズニーチャンネル版のみ日本語のサブタイトルが存在している。

サブタイトル

日本語版の放送順およびサブタイトルはディズニー・チャンネル版を基準とする。 なお、オーイェイ・カートゥーンズ!版はテレビ版の通算話数としてカウントしない。

オーイェイ・カートゥーンズ!時代(1998年 - 2001年)

さらに見る 話数, サブタイトル ...

第1シーズン(2001年)

さらに見る 話数, サブタイトル ...

第2シーズン(2002年)

さらに見る 話数, サブタイトル ...

第3シーズン(2002年 - 2003年)

さらに見る 話数, サブタイトル ...

第4シーズン(2004年 - 2005年)

第5シーズン(2005年 - 2006年)

第6シーズン(2008年 - 2009年)

第7シーズン(2009年 - 2011年)

第8シーズン(2011年)

さらに見る 話数, サブタイトル ...

第9シーズン(2013年 - 2015年)

さらに見る 話数, サブタイトル ...

第10シーズン(2016年 - 2017年)

さらに見る 話数, サブタイトル ...
Remove ads

コラボエピソード

Oops!フェアリーペアレンツとジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!の両作品が交わるエピソードが『ジミー・ティミー・パワー・アワー(The Jimmy Timmy Power Hour)』と題して制作された。全3話。

フェアリーペアレンツ側の世界を手描きアニメ、ジミー・ニュートロン側の世界を3Dアニメで描いており、ティミーがジミー・ニュートロン側の世界に来ると手描きから3DCGの造形に変わり、ジミーがフェアリーペアレンツ側の世界に来ると逆に3DCGから手描きの姿へと変わるようになっている。

日本では2007年7月26日・8月2日・8月9日にニコロデオンで放送された[2]

スタッフ

  • 原作・監督:ブッチ・ハートマン
  • 音楽:ガイ・ムーン
  • 制作:フレドレター・スタジオ、ニコロデオン・アニメーション・スタジオ

備考

この作品の主人公であるティミーが、ゲーム『スポンジ・ボブとなかまたち』、『スポンジ・ボブとなかまたち トイボットのこうげき』に、原作者が同じである『ダニー・ファントム』(日本未放映)と共にゲスト出演している。

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads