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アイザイア・カイナー=ファレファ
アメリカ合衆国のプロ野球選手 ウィキペディアから
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アイザイア・カイナー=ファレファ(Isiah Kiner-Falefa, 1995年3月23日 - )は、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル出身のプロ野球選手(ユーティリテイプレイヤー)。右投右打。MLBのピッツバーグ・パイレーツ所属。愛称はイニシャルからとったIKF。
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経歴
要約
視点
プロ入りとレンジャーズ時代
2013年のMLBドラフト4巡目(全体130位)でテキサス・レンジャーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプロデビュー。41試合に出場して打率.322、11打点、12盗塁を記録した。
2014年はルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズ、A-級スポケーン・インディアンス、A級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、3球団合計で79試合に出場して打率.246、16打点、3盗塁を記録した。
2015年はA級ヒッコリーとA+級ハイデザート・マーベリックスでプレーし、2球団合計で98試合に出場して打率.296、40打点、11盗塁を記録した。
2016年はルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズとAA級フリスコ・ラフライダーズでプレーし、2球団合計で111試合に出場して打率.252、28打点、7盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。
2017年はAA級フリスコでプレーし、129試合に出場して打率.288、5本塁打、48打点、17盗塁を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。
2018年は開幕をAAA級ラウンドロック・エクスプレスで迎えたが、4月10日にメジャー初昇格を果たし、同日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー[2]。4月14日のヒューストン・アストロズ戦ではメジャー初本塁打を放った[3]。守備では三塁手としての出場が多いが、6月にメジャーのアクティブ・ロースターに登録されている捕手がロビンソン・チリノスただ1人になってからは、内野手登録ながらマスクを被る試合も増えている。なおメジャーで初めて捕手として出場した6月20日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦では自軍の先発投手がオースティン・ビベンス=ディルクスだったため、MLB史上初めて苗字にハイフンが入っている選手同士のバッテリーが誕生した[4][5]。この年メジャーでは111試合に出場して打率.261、4本塁打、34打点、7盗塁を記録した。
2019年は65試合に出場して打率.238、1本塁打、21打点、3盗塁を記録した。
2020年は新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンとなる中で正三塁手として起用され、58試合に出場して打率.280、3本塁打、10打点、8盗塁を記録した。オフに自身初となるゴールドグラブ賞を受賞した。また、遊撃手として長年レギュラーに君臨していたエルビス・アンドラスがトレードでオークランド・アスレチックスへ移籍したため、翌年から正遊撃手として起用されることになった。
2021年は正遊撃手として起用され、158試合に出場して打率.271、8本塁打、53打点、20盗塁を記録した。
ヤンキース時代

(2022年3月15日)
2022年3月12日にミッチ・ガーバーとのトレードで、ロニー・ヘンリケスと共にミネソタ・ツインズへ移籍した[6]。その直後、翌3月13日にゲイリー・サンチェス、ジオ・ウルシェラとのトレードで、ジョシュ・ドナルドソン、ベン・ロートベットと共にニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[7]。
2023年は、遊撃手のプロスペクトであるアンソニー・ボルピーやオズワルド・ペラザの台頭もあって中堅手へコンバートされた[8]。野手登板を果たし、三振を奪っている。オフの11月3日にフリーエージェント(FA)となった[9]。
ブルージェイズ時代
2023年12月29日にトロント・ブルージェイズと2年総額1500万ドルで契約を結んだ[10]。ブルージェイズでは82試合に出場し、打率.292を記録した。
パイレーツ時代
2024年7月30日にチャールズ・マカドゥとのトレードでピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[11]。
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人物
サモア人、ハワイ先住民、日本人の血を引く日系3世である[12][13]。日本人の祖母は戦前に広島県からハワイへ移住している[14]。日本語を話すことは出来ないが、12歳の時に野球ハワイチームの代表として来日しており、祖母の故郷である広島を訪れている[13]。日本食も口に合い、クウォーターであることを誇りに感じているとのこと[13]。2023年3月に開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に就任した栗山英樹が日系メジャーリーガーの招集も示唆したことから、本人も興味を示している[13]。本人はヤンキースファンとして育ちヤンキースにトレードされた際にはTwitterで「いつもNo.2(デレク・ジーター)に憧れていた、let's go!」とツイートしている。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別投手成績
年度別守備成績
- 投手守備
- 捕手守備
- 内野守備
- 外野守備
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
- 各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞
表彰
背番号
- 9(2018年 - 2021年)
- 12(2022年 - 2023年)
- 7(2024年 - )
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脚注
関連項目
外部リンク
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