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スパイダーマン(Spider-Man: 1967 TV series)は、1967年(昭和42年)9月9日から1970年(昭和45年)6月14日までアメリカ合衆国のABCネットワークで放送されたマーベル・コミックのテレビアニメシリーズ。
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本作はカナダとの共同制作によって、1967年(昭和42年)9月9日から1970年(昭和45年)6月14日までアメリカ合衆国のABCで全3シーズン全52話が放送された。この番組では1963年(昭和38年)の漫画(コミカルタッチ)を元に作られている。後に何度もシリーズ作品が作られているため、ここでは旧アニメシリーズとして扱う。現在の配給はウォルト・ディズニー・テレビジョンが行っており、ライセンスはディズニー・エンタプライズが所有している。1994年にはTAS版が製作された(日本では2004年7月にカートゥーンネットワークで放送[1])。ただし、本作の著作権であるマーベルが2010年代まで本作と東映版を配信していた。
ピーター・パーカーは、エンパイア・ステート大学に通う大学生。デイリー・ビューグル社でカメラマンのアルバイトをしている。ピーターは科学実験室にいた放射線のクモに噛まれ、クモのパワーを持つようになる。J・ジョナ・ジェイムソンからスパイダーマンの証拠となる現場写真を撮ってほしいと頼まれ、ピーターはスパイダーマンに変身して悪いやつらを倒しながら街の安全を守る。
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この吹き替え版は東京12チャンネル⇒テレビ東京(現在)で1974年7月23日より放送開始(ただし新番組マーク無し)、同年8月30日を以って一旦終わるが[2][3][4][5][4]、同年10月10日に再放送された後、同年11月30日から続きを放送。1975年3月29日を以って放送は終わる[6]。
第1話の台本に『快傑くも人間』というタイトルがあるが、1974年7月23日から8月30日までの放送時点では『スパイダーマン』(同年10月10日もこのタイトル)で、1974年11月30日以降は『まんがスパイダーマン』としてラテ欄に掲載されていた[6]。
ザッツTVグラフィティにも1974年から東京12チャンネルで放送されたと掲載されている[7]。
1976年7月6日から8月31日までは北海道テレビ放送で月曜~金曜 17時00分 - 17時30分の時間に「スパイダーマン誕生」から放送。再放送回の最終話は「命令光線」で終了[8]。
放送話数はアメリカ版と異なり、先にラルフ・バクシ製作版から放送していた。ピーターの担当声優は富山敬、翻訳は滝沢ふじおが担当。日本語版制作はトランスグローバル。30分版には来週予告が存在。
日本ではローカル局で1980年代から1990年代まで放送され(放送局を参照)、テレビ東京では『アニメランド』で1986年6月30日から11月20日まで15分番組として再放送された。日本語のみの一カ国語放送。ただし、BGMと効果音が差し替えられている。
中途半端な台本や適当な演技、そして極端な低予算で知られる[10]。低予算であったため、予算を倹約するためスパイダーマンのコスチュームの蜘蛛の巣柄は顔、腕とブーツだけになり、残りは無地になっていたが、胸と背中のクモは残された。また、前の放送分で使った一枚の絵を別の回で使い回すのを多用しており、ニューヨーク市上空を飛ぶシーン、ピーターが白いシャツを脱ぎ捨て下に着ていたスパイダースーツに着替えるところ、マスクを着用して変身するところなどは、すべて使い回しだった。登場人物の動きも最小限とされた。第1期は初回放送予定の日にちの3か月前の時点で完成しておらず、たとえば、"Farewell Performance"という回は1967年(昭和42年)8月の時点ではまだ収録中で、 アメリカ合衆国のリンドン・ジョンソン大統領(当時)の59歳の誕生日を新聞が報じている場面までしかできてなかった[11]。シーズン1の制作元であるグラントレー=ロレンス社が倒産した後、シーズン2以降はラルフ・バクシ監督のもとクランツ社で制作された[12]が、予算はさらに劇的に減らされ、シーズン3に入るも予算の削減が激しくなり、このうち2話分(シーズン2 第8話『Phantom from the Depths of Time』とシーズン3 第10話『Revolt in the Fifth Dimension』)は『ロケット・ロビンフッド』2話分(『From Menace to Menace』『Dementia Five』)の動画をまるまる再利用し、登場人物のロビンフッドをスパイダーマンに差し替えただけで制作された。また、放映済みの分を最小限の変更だけ加えて再利用することも行われた。
この時期の幾つかのエピソードには、有名なSF/ファンタジー作家のリン・カーターが脚本を担当。
スパイダーマンのコスチュームには基本的な部分が抜けていた。コスチュームのクモの足が8本ではなく6本になっており、これをシーズン1を通してそのまま放送されてしまった。シーズン2では8本足のクモが描かれていたが、シーズン1の映像が再利用されている。
シーズン2とシーズン3のエピソードでは、原色調、色の濃さ、サイケデリックな映像、雰囲気のある音楽で構成されていた。バクシ氏は平凡な高校生のピーターの日常を描くが、「Criminals in the Clouds」ではフットボール・チームに参加させず、「Diamond Dust」では野球チームのスター投手に選ばれることもあった。いろんな女性とデートしているピーターだが、自分がヒーローであることを隠したり(Home)、スパイダーマンになって街を救っており(Swing City)、彼を待っている女性たちはカンカンになっていた。ピーターが長い間つきあっていたデート相手は「Criminals in the Clouds」に登場したスーザン・ショーで、エピソードごとに姿が異なるがシーズン3まで登場し続けた。
バクシ氏は、ピーターがスパイダーマンになるまでの経緯を描いた「スパイダーマンの誕生」を提供。この回では1968年7月に出版された「The Spectacular Spider-Man」第1号の「in the Beginning」を基に製作されている。放送される数ヶ月前、この本のエピソードにあるスタン・リーのセリフの一部をこの回に採用している。
このアニメが1967年9月9日に土曜 10時00分 - 10時30分に初めてABCのサタデー・モーニング・カートゥーンで放送された際、台本が中途半端であっても子供向けでありながら大人でも十分に楽しめる内容だった。同時期には、その前の時間帯である土曜 9時30分 - 10時00分に放送されていた「ファンタスティック・フォー(日本での邦題では『宇宙忍者ゴームズ』)」があったが、ファンタスティック・フォーの視聴率が低迷し、本作が大ヒットとなり、スパイダーマンのコミックは次第に売れ続いた。スタンはこの時、自身が担当しているテレビアニメ「ファンタスティック・フォー」と「スパイダーマン」を宣伝しようと1967年に発売されたコミック本「The Amazing Spider-Man #50」で発表した。[13]
日本を含む一部の国(主にイタリア版、スペイン版、ブラジル版、フランス版など)では中途半端な台本や適当な演技を避けた形で同じ声優が担当しているところを複数の声優がそれぞれキャラクターにぴったりなイメージで原語の声色などを変えた形で収録しており、他の国によってはボイスオーバー版も存在している。スペイン版、ブラジル版、フランス版では主題歌も吹き替えられたことがあり、このうちスペイン版はオリジナルソングであった。一部の国によってはBGMと効果音が差し替えられているのが幾つか見られるが、これが権利関係によるものかは不明。
本作のテーマソング『スパイダーマンのテーマ』は映画でも使われ、カバーもされた人気曲である[14]。歌詞はアカデミー賞受賞者ポール・フランシス・ウェブスターによるもので、作曲はボブ・ハリスである[14][15]。オリジナル版はトロントのRCAスタジオ(動画の制作と同じ場所)でカナダ放送協会所属の歌手12人(ビリー・ヴァン・シンガーズとローリー・ボウワー)を使って収録された。音楽はニューヨークのRCAスタジオで別撮りのものを合成した[15]。歌手には収録分だけが支払われ、それ以降の再放送出演料は支払われていなかった。
シーズン1ではレイ・エリス作曲による「オリジナル・サウンドトラック」が使用されたが、シーズン2以降ではKPM(NFL等)、Capitol、Conroy、Josef Weinbergerといった音楽ライブラリを使用している。また、『マーベル・スーパーヒーローズ(邦題:まんがスーパー大集合)』のBGMも一部流用している。
2014年から2015年にかけて発表されたコミック『スパイダーバース』で、『アルティメット・スパイダーマン』のピーターとマイルスがアース67の世界で本作のスパイダーマンに会うシーンがある、そこではエレクトロ、グリーン・ゴブリン、バルチャー、ドクター・ノア・バディーとの戦いが見られた。この場面には、本作のエピソード『To Catch a Spider』が再現されていた。なお、本作の舞台であるアース-6799は旧世界と設定されている。
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームでは、本作のエピソードをパロディに製作された場面が2つ存在する。1つ目はネッド・リーズがピーター・パーカーに話しかける場面、2つ目は3人のピーター・パーカーが混乱してどっちがスパイダーマンか見極めるという場面だった。前者は製作チームがどんなミームにしようかと考えているときにアンドリュー・ガーフィールドの名案で完成したもので、後者は映画の撮影中で自然に成功したものだった。
2018年公開の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』に本作の偽スパイダーマンが登場し、こちらは本作のエピソード『Double Identity』の本物のスパイダーマンが倉庫の前にいる詐欺師を止めにやってくる前の場面を流用している。アース67の声はヨーマ・タコンヌが担当。また、この作品はミームとして有名だった。日本語吹き替え版は稲田徹(ノンクレジット)。2023年公開の映画スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースでも再びこのパロディが流れており、ミゲルから「スパイダーマンを捕まえろ!」と命令されると、全種のスパイダーマンたちは「君か?」と混乱してしまう。スパイダー・ソサエティと一緒にマイルズ・モラレスを追っているとき、彼はパンチをした直後に筋肉をつってしまう。
ネットの時代により、この作品のネットミームは数多く知られている。本作を見ていたファンだけでなく(来週予告で興味を持った「ミステリー好き」の人たちも含む)、コミックや他のシリーズで知っている人物でも知られており、英語で書かれているものは、本編の台詞にはないこともある。上記でも伝えたように、映画でも使われている。この「Walloping Web Snappers!("ウォロピング・ウェブ・スナッパーズ"と発音する)」というセリフは海外では有名なほどで、スパイダーマン/ピーター・パーカー役のポール・ソールズが自身のホームページのフラッシュでそのセリフを引用していた。現在は運営しておらず、削除されている。この台詞は敵の目撃やまずい物を発見した時の反応で書かれており、日本語版でも「嘘だろ・・・、なんだあれは!?(Walloping Web Snappers, What is that!?)※「金属を食べる怪物だ!」というセリフが含まれた「Diet of Destruction」より」、「ああ、なんてことだ・・・線路が壊れちゃってる![注釈 1](Walloping Web Snappers, How Could that Happen!)※「The Revenge of Dr.Magneto」より」などといった訳になっている。
日本語版については、検証可能な吹き替え版のみ掲載。
コミック版とそれ以降のシリーズではエンフォーサーズ
エピソードには原作に基づいて製作されたものが幾つかあるが、第2話Aパート(Amazing Spider-Man #6(1963年11月))、第3話(Amazing Spider-Man #13(1963年3月))、第5話Aパート(Amazing Spider-Man #20(1964年10月))と第21話を除けば全てアニメオリジナルである。なお、似た名前のエピソードがコミックにあるが、原作には直接関係がない。特にコミック版の「Vulture's Prey」(The Amazing Spider-Man (1963) #64より)では時計塔でスパイダーマンとバルチャーが戦うシーンが一切出てこない。脚本が中途半端になっている中でも、没になったエピソードがある。特にシーズン1のエピソード「Here comes Trubble」の脚本では、スパイダーマンが警官から表彰バッジをもらう話になったとき「後で貰いに行くよ!」と飛び去った後のシーンでベティとジェイムソンの会話があり、ジェイムソンが新聞ネタを決めるというセリフが書かれているが、本編では火災現場のシーンで終わっている[20]。放送当時は来週予告も放送されていたが、第1話「The Power of Dr. Octpus / Sub-Zero for Spidey」の来週予告も存在する(ブラジル語版のみ確認)。邦題においても原語版のエピソードと一致しない内容が殆どだが、特に「マイナス280度」という邦題は原語版のエピソード「Cold Storage」の内容にある通り冷凍庫の温度設定とみられるが、英語版の内容によると「マイナス459度」と言っているためこれは誤り。
話数 |
邦題 初代吹き替え版 |
邦題 2代目吹き替え版 |
原題 | 放送日[14] |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | オクトパスマン大あばれ | タコハチ博士の怪 | The Power of Dr. Octopus | 1967年 9月9日 | |
真夏の吹雪 | 氷の怪物 | Sub-Zero for Spidey | [注釈 5] | ||
2 | コナー博士の失踪 | ハザードマンの企み | Where Crawls the Lizard | 9月16日 | |
不明 | 恐怖のエレクトロマン | Electro, the Human Lightning Bolt | |||
3 | 不明 | ミステリオの陰謀 | The Menace of Mysterio | 9月23日 | |
4 | 不明 | 不明 | The Sky is Falling | 9月30日 | |
不明 | 不明 | Captured by J. Jonah Jameson | |||
5 | サソリに気をつけろ HTB版:サソリに近づくな! | 不明 | Never Step on a Scorpion | 10月7日 | |
砂から生まれたサンドマン | 不明 | Sands of Crime | |||
6 | 鉄を食うロボット | 金属を食う怪物 | Diet of Destruction | 10月14日 | |
不明 | 悪魔の時間 | The Witching Hour | |||
7 | 脱獄した電撃男 | 電気泥棒エレクトロ | Kilowatt Kaper | 10月21日 | |
不明 | 恐怖のロウ人形 | The Peril of Parafino | |||
8 | 強烈サイ男 | 怪獣ライノ | Horn of the Rhino | 10月28日 | |
9 | 不明 | 一つ目人形の怪 | The One-Eyed Idol | 11月4日 | |
不明 | 不明 | Fifth Avenue Phantom | |||
10 | 不明 | ドクター・マグネットの復讐 | The Revenge of Dr. Magneto | 11月11日 | |
不明 | にせ大統領 | The Sinister Prime Minister | |||
11 | 不明 | 不明 | The Night of the Villains | 11月18日 | |
不明 | 生き返った怪獣 | Here Comes Trubble | |||
12 | 不明 | 透明人間 | Spider-Man Meets Dr. Noah Boddy | 11月25日 | |
不明 | 不明 | The Fantastic Fakir | |||
13 | 不明 | 不明 | Return of the Flying Dutchman | 12月2日 | |
不明 | 不明 | Farewell Performance | |||
14 | 黄金のサイ男 | 不明 | The Golden Rhino | 12月9日 | |
不明 | 不明 | Blueprint for Crime | |||
15 | ハエ男たち | ハエ男出現 | The Spider and the Fly | 12月16日 | |
不明 | 不明 | The Slippery Dr. Von Schlick | |||
16 | 不明 | 不明 | The Vulture's Prey | 12月23日 | |
不明 | 影の軍団 | The Dark Terrors | |||
17 | 盗まれたミサイル | ロケット泥棒タコハチ | The Terrible Triumph of Dr. Octopus | 12月30日 | |
不明 | 魔法との対決 | Magic Malice | |||
18 | 不明 | 不明 | Fountain of Terror | 1968年 1月6日 | |
屋根の上の殺人バイオリン | 不明 | Fiddler on the Loose | |||
19 | スパイダーマン捕まえます | 不明 | To Catch a Spider | 1月13日 | |
不明 | 不明 | Double Identity | |||
20 | 不明 | 不明 | Sting of the Scorpion | 1月20日 | |
不明 | ハエ男のワナ | Trick or Treachery |
話数 |
邦題 初代吹き替え版 |
邦題 2代目吹き替え版 |
原題 | 放送日[14] |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
21 | スパイダーマン誕生 | スパイダーマンの誕生 | The Origin of Spiderman | 1968年 9月14日 | |
22 | キングピンを倒せ | 暴力団のたくらみ | King Pinned | 9月21日 | |
23 | 宙に浮かんだマンハッタン | 不明 | Swing City | 9月28日 | |
24 | 黒雲にひそむもの | 大空の悪党軍団 | Criminal in the Clouds | 10月5日 | |
25 | 地底の世界 | 不明 | Menace From the Bottom of the World | 10月12日 | |
26 | ダイヤモンドと豪速球 | 不明 | Diamond Dust | 10月19日 | |
27 | 続・地底の世界 | モグラ族との戦い | Spider-man Battles the Molemen | 10月26日 | |
28 | 不明 | 不明 | Phantom from the Depths of Time | 11月2日 | |
29 | よみがえった魔王 | 不明 | The Evil Sorcerer | 11月9日 | |
30 | 巨人植物襲来 | 不明 | Vine | 11月16日 | |
31 | 不明 | 不明 | Pardo Presents | 11月23日 | |
32 | 南の島に土人がいた | 黄金の村 | Cloud City of Gold | 11月30日 | |
33 | 不明 | 狐島の怪 | Neptune's Nose Cone | 12月7日 | |
34 | スパイダーパワーはひとりだけじゃない | 不明 | Home | 12月14日 | |
35 | 五次元映画の恐怖 | 不明 | Blotto | 12月21日 | |
36 | 宇宙の雷鳴 | 不明 | Thunder Rumble | 12月28日 | |
37 | 強敵!スカイボーイ | 不明 | Spider-man Meets Skyboy | 1969年 1月4日 | |
38 | マイナス280度 | 不明 | Cold Storage | 1月11日 | |
39 | 不明 | 不明 | To Cage a Spider | 1月18日 |
このシーズンではリメイクされた回がある。オリジナルの回に出てきたキャラクターたちはリメイク回でも登場したが(軍隊はリメイク回のみ登場)。ストーリーの結末が異なる。
話数 |
邦題 初代吹き替え版 |
邦題 2代目吹き替え版 |
原題 | 放送日[14] |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
40 | 鳥人はげたか | 不明 | The Winged Thing | 1970年 3月22日 | [注釈 6] |
不明 | 不明 | Conner's Reptiles | [注釈 7] | ||
41 | 雪だるまの怪 | 不明 | Trouble with Snow | 3月29日 | |
不明 | 不明 | Spider-Man vs. Desperado | |||
42 | スカイハーバー | 不明 | Sky Harbor | 4月5日 | |
不明 | 不明 | The Big Brainwasher | |||
43 | 博士を襲った異常な結末 | 不明 | The Vanishing Dr. Vespasian | 4月12日 | |
ブロードウェイ作戦 | 不明 | Scourge of the Scarf | |||
44 | 不明 | 不明 | Super Swami | 4月19日 | |
不明 | 不明 | The Birth of Micro-Man | |||
45 | ヨロイをつけた怪盗 | 不明 | Knight Must Fall | 4月26日 | |
不明 | 不明 | The Devious Dr. Dumpty | |||
46 | 不明 | 不明 | Up from Nowhere | 5月3日 | |
47 | 不明 | 不明 | Rollarama | 5月10日 | [注釈 8] |
48 | またまた突進!サイ男 | 突進!怪物ライノ | Rhino | 5月17日 | [注釈 9] |
不明 | 不明 | The Madness of Mysterio | |||
49 | 宇宙の図書館を追え | 不明 | Revolt in the Fifth Dimension | 5月24日 | [注釈 10] |
50 | 不明 | 島を奪う怪人博士 | Specialists and Slaves | 5月31日 | [注釈 11] |
51 | 不明 | 狐島の恐怖 | Down to Earth | 6月7日 | [注釈 12] |
52 | 君もスパイダーマンになれる | 不明 | Trip to Tomorrow | 6月14日 | [注釈 13] |
原題不明のエピソード(2代目吹き替え版)
1976年放映分(全41話)の完全版をここに書き写す。2話編成の回はAパートしか掲載されていなかったため、当時の視聴者が頼りとなる(原題も含めておく)。一部回については既に台本にて判明しているが(No.1「スパイダーマンの誕生(仮題:快傑くも人間の誕生)」、No.16「マイナス280度」、No.21「博士を襲った異常な結末/ブロードウェイ作戦」、No.26「宇宙の図書館を追え」)、以下の通り再放送のせいでNo.26がズレている。台本にあった来週予告が放送されていたかは不明。ちなみにこのバージョンは30分で構成されていたために、東京12チャンネルで放送された全42話の15分版より多い。この吹替ではセリフの細部が違う話もあるが、これも真相は不明。アメリカ版DVDのレビュー[25]で全52話があったという話もあるが、他の地方局の可能性が高い。
話数 | サブタイトル | 原題 | 放送日 |
---|---|---|---|
1 | スパイダーマン誕生 | the origin of spider-man | 1976年 7月6日 |
2 | キングピンをたおせ | King pinned | 7月7日 |
3 | 黒雲にひそむもの | Criminal in the Clouds | 7月8日 |
4 | 地底の世界 | Menace From the Bottom of the World | 7月9日 |
5 | ? | 7月12日 | |
6 | 五次元映画の恐怖 | Blotto | 7月13日 |
7 | ? | 7月14日 | |
8 | よみがえった魔王 | The Evil Sorcerer | 7月15日 |
9 | 南の島に土人がいた | Cloud City of Gold | 7月16日 |
10 | 怪獣ドンドロ | S2EP? | 7月19日 |
11 | レッツゴータイムマシーン! | Vine | 7月20日 |
12 | 幻のインカ帝国 | Phantom from the Depths of Time | 7月21日 |
13 | 世界を破滅せよ | 不明(シーズン2) | 7月22日 |
14 | 続・地底の世界 | Spider-man Battles the Molemen | 7月23日 |
15 | 宇宙の雷鳴 | Thunder Rumble | 7月26日 |
16 | マイナス280度 | Cold Storage | 7月27日 |
17 | 強敵!スカイボーイ | Spiderman meets Skyboy | 7月28日 |
18 | スパイダーマンをあばけ ??? | 不明(恐らく2話編成) | 7月29日 |
19 | 鳥人はげたか ??? | The Winged Thing ??? | 7月30日 |
20 | スカイハーバー | Sky Harbor The Big Brainwasher | 8月2日 |
21 | 博士を襲った異常な結末 ブロードウェイ作戦 | The Vanishing Dr. Vespasian Scourge of the Scarf | 8月3日 |
22 | 巨人植物襲来 | Rollarama | 8月4日 |
23 | 雪だるまの怪 ? | The Trouble Snow Spider-Man vs. Desperado | 8月5日 |
24 | 真夏の吹雪 ??? | Sub-Zero for Spidey ??? | 8月6日 |
25 | 不明 | 8月9日 | |
26 | コナー博士の失踪 ??? | Where Crawls the Lizard Electro, the Human Lightning Bolt | 8月10日(再) |
27 | 悪党スパイダーマン ??? | 8月11日 | |
28 | 不明 | 8月12日 | |
29 | サソリに近づくな! ??? | Sting of the Scorpion ??? | 8月13日 |
30 | 不明 | 8月16日 | |
31 | ブライトアゲン | 8月17日(再) | |
32 | ダイヤモンドと豪速球 | Diamopnd Dust | 8月18日 |
33 | オクトパスマン大あばれ ??? | The Power of Dr. Octopus ??? | 8月19日 |
34 | 宇宙の図書館を追え | Revolt in the Fifth Dimension | 8月20日 |
35 | ヨロイをつけた怪盗 | Knight Must Fall ??? | 8月23日 |
36 | ナゾの流星襲来! | 8月24日(再) | |
37 | 強烈サイ男 | Horn of The Rhino | 8月25日 |
38 | 鉄を食うロボット | Diet of destruction | 8月26日 |
39 | 脱獄した電撃男 ??? | killowatt kaper ??? | 8月27日 |
40 | またまた突進!サイ男 ??? | Rhino ??? | 8月30日 |
41 | 恐怖の命令光線 | 8月31日(再・終) |
放送局 | 放送期間 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
東京12チャンネル版 | |||
東京12チャンネル | 1974年7月23日 - 8月30日 | 火曜 - 金曜 9時30分 - 9時50分 | 第24話分[2][26] |
1974年10月10日 | 木曜 11時00分 - 11時15分 | 特選放送[注釈 14][27] | |
1974年11月30日 - 1975年3月29日 | 土曜 18時00分 - 18時15分 | 第18話分(再放送を除き全42話)[6][28] | |
関西テレビ | 1975年1月11日 -6月14日 | 土曜7時15分 - 7時30分 | 第23話を以って打ち切り[29] |
北海道テレビ放送 | 1976年7月6日 - 8月31日 | 月曜 - 金曜 17時00分 - 17時30分 | 全40回・30分番組 エピソードタイトルあり[30] |
中国放送 | 1970年代後半 | 金曜 17時15分 - 18時00分 | 話数末確認 東映版とセットで放送 |
放送局 | 放送期間 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
サンテレビ | 1981年4月27日 - 11月23日 | 月曜 - 金曜 18時15分 - 18時30分 | 全104話を完全放送。[31][32] |
1987年4月6日 - 1988年2月1日 | 月曜 - 金曜 18時15分 - 18時30分 | 同上[33][34] | |
三重テレビ | 1982年12月13日 - 1983年3月2日 | 月曜 - 土曜 18時15分 - 18時30分 | 第43話を以って打ち切り。[35][36] |
福井テレビ | 1983年頃 | 月曜 - 金曜 17時10分 - 17時25分 | [37] |
KBS京都 | 1985年4月2日 - 8月23日 | 毎日 17時55分 - 18時10分 | [38] |
奈良テレビ | 1982年頃 | 火曜 18時00分 - 18時15分 | 打ち切り回数未確認[39] |
チバテレビ | 1988年2月2日 - 10月21日 | 火曜 - 土曜 18時15分 - 18時30分 | 93回分の休止、第96話で打ち切り[40] |
テレビ埼玉 | 1989年4月28日 - 1991年6月7日 | 金曜 10時30分 -10時45分 | エピソードタイトルあり。[41] |
岐阜放送テレビ | 1989年4月24日 - 1991年1月14日 | 月曜 18時30分 - 18時45分 | 第89話で打ち切り。[42][43] |
テレビ東京 | 1986年6月30日 - 11月20日 | 月曜 - 金曜 8時00分 - 8時15分 | 全104話を完全放送、15分番組。 テレビ東京系列4局での放送。 |
テレビ愛知 | |||
テレビ大阪 | |||
テレビせとうち |
アメリカでは過去にVHSビデオを1980年代・1990年代・2000年代に発売したことがあり、中でも1981年のアニメ版(カナダのみ)と平成アニメ版のDVDに映像特典として収録されたこともある。2008年と2009年に、カナダのモーニングスター・エンターテインメントからDVDがリリースされているが、こちらはVHSとベータマックスからコピーされた物だった。2004年にはブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント(5年後にウォルト・ディズニー・カンパニーがマーベルを買収[44])から『Spider-Man: 67 Classic Collection』のタイトルでDVD-BOXがリリースされた(リージョン1のため日本での視聴には対応の再生機器やDVD-ROMドライブ用のパソコンが必要)。これは全52話の本編を完全収録しているが、CM宣伝用や次回予告のバンパーは1回分のみ収録、しかし前52話の本編はVHS及びDVDでも無修正のまま収録しているために映像と音声が同期されていない回が存在する。因みにシーズン2放送時のオープニング映像は収録されておらず、シーズン1のものが使われている。 2008年11月10日にはイギリスの販売会社『リベレーション・エンターテインメント』が最初のシーズンを収録したリージョン2のDVDをリリース。その後、同国の販売会社『ClearVision(クリアビジョン)』もリージョン2の権利を取っている[45]。
アメリカでは過去にNetflixで配信されていたが、Disney+では配信されていない。日本のディズニープラスでの配信も未定。
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