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北海道を通る一般国道 ウィキペディアから
国道238号(こくどう238ごう)は、北海道網走市から稚内市に至る一般国道である。
起点から終点までほぼ全線にわたってオホーツク海沿岸のコースをとる。日本最北端の国道で知られ、終点の稚内市では日本最北端の地の碑が設置されている宗谷岬を通過する[1][2][3]。道路の実延長は300 km以上におよび、路線番号が3桁の一般国道の中でものでも最も長い[4][注釈 1]。
長距離の路線であるが、信号も少なく自動車で快適に移動できる[10]。宗谷岬のある北へ近づくほど交通量が減る傾向にある[11]。
紋別郡湧別町 - 紋別市間は旭川紋別自動車道の予定区間と並行しているが、当該区間では2009年(平成21年)から防雪対策や交通安全対策によって旭川紋別自動車道の機能の一部を当面代替させる紋別防雪事業が進められている[12]。
起点・網走から北へ向かうと、網走湖、能取湖、サロマ湖などオホーツク海に面する湖を望むことができる[10]。 オホーツク海の海岸線に沿うシーサイドラインで、沿道に大きな名所は無く、いくつもの町を通り抜ける[11]。常にオホーツク海を臨むロケーションで、ひたすら同じような風景が淡々と続き、冬には流氷を見ることができる[11]。宗谷岬付近では、海の向こうにサハリン(樺太)を望む荒涼とした風景の中、宗谷丘陵によるアップダウンが繰り返される道路となる[11]。
かつては湧網線・名寄本線・興浜南線・興浜北線・天北線の各鉄道路線と並行していたが、1989年(平成元年)までに全廃されたため、以降は並行する鉄道路線は存在しない。バスターミナルや記念公園、モニュメントなどといった形で沿道にその名残を見ることができる。
国道最北端の位置は日本最北端の地で有名な宗谷岬を通ることで知られており、その緯度は北緯45度31分の位置にある[1]。終点は、稚内市街地の中にあり、国道40号に行き当たって終わる[10]。
オホーツク総合振興局
宗谷総合振興局
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