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日本の俳優、スタントマン (1965-) ウィキペディアから
岡元 次郎(おかもと じろう、1965年1月5日[1][2][3][4][5][6][7][8] - )は、日本の俳優、スタントマン、スーツアクター。ジャパンアクションエンタープライズ所属。スタントマンや特撮番組のスーツアクターとしての活躍で知られている。「岡本次郎」は誤記。
中学・高校時代は陸上部に所属。1984年5月に千葉真一主宰のジャパンアクションクラブ(現:ジャパンアクションエンタープライズ)へ14期生として入団し[6][注釈 1]、1987年に『仮面ライダーBLACK』の主人公・仮面ライダーBLACKのスーツアクターとしてデビューする[4][6]。それ以降は劇場版『仮面ライダーJ』まで主演ライダーのスーツアクターを担当する[7]。アトラクションショーのアルバイトから始まり、入門からわずか3年での起用だった[3]。その後も映画での主演俳優の吹き替えや特撮作品のスーツアクターをこなし、現在でも舞台やアクション映画などでは素顔で出演している。
2001年の『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』で仮面ライダーG4を演じて以降、平成仮面ライダーシリーズでは『仮面ライダーディケイド』までのほとんどの作品に出演する常連として活躍している。主に4号ライダーやゲストライダーを演じてきたが、2008年の『仮面ライダーキバ』では、2号ライダーであるイクサにキャスティングされた。2009年の『侍戦隊シンケンジャー』以降はスーパー戦隊シリーズでの活動が中心であり、追加戦士やサポートキャラクター、敵幹部まで幅広く演じている。
2010年2月には、JAE所属俳優による音楽ユニット「J-MEN」に参加。1stシングル「限界Revolution」で歌手デビューを果たしている[10]。
自身の指を立てる構えは、ブルース・リーの影響を受けている[4]。松村文雄からは「女じゃないんだから」と指摘されたが、自身の意思を曲げることはなく、撮影時には常に通していた[3][4]。
自分が演じるキャラクターの変身前を演じる俳優の細かい癖まで確認して演技するのはスーツアクターの基本であるが、『仮面ライダーBLACK』と『仮面ライダーBLACK RX』で2年間共演し、公私ともに岡元を兄のように慕っていたという倉田てつをによれば、当時の岡元はそれだけではなく、倉田と髪型まで同じにして(=倉田と視野が同じになる)研究するほどの熱心さだった。2009年の『仮面ライダーディケイド』および同作の劇場版『オールライダー対大ショッカー』では20年ぶりにBLACKおよびRXのスーツアクターを担当した[4]。幼いころから兄と共に『BLACK』を見て育ったという相馬圭祐は、『侍戦隊シンケンジャー』で自分が演じるシンケンゴールド / 梅盛源太の変身後を岡元が演じると知ると、真っ先に兄に電話して自分の変身後をBLACKのスーツアクターが演じることになった旨を報告したという[12]。
JAEの清家利一は同期であり、共演頻度も多い[3][6]。岡元は清家とは芝居がしやすいと述べており、清家も細かいことは相談せず相手がどう動くかは言わなくてもわかると語っている[6]。
演技にあたっては、演じている間は全身で役になりきっているが、作品が終わって次の役に入ると以前演じた役のことは消えていくという[5]。
撮影で最も危険な目に遭ったこととして、『BLACK』で崖から落ちたことを挙げている[2][4]。
イクサについては、マネージャーの指示により、体重を2か月で10キログラム落として挑んだ[2][4]。前作『仮面ライダー電王』の終了前からダイエットを始めたため、終盤ではキンタロスのスーツがぶかぶかになっており、石丸謙二郎から「『筋肉番付』出るの?」と言われたほか、知人から病気を疑われることもあったという[2][4]。
※『JAE NAKED HERO』「LIST OF WORKS 岡元次郎」より[13]
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