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林 子偉(リン・ズーウェイ、1994年2月15日 - )は、台湾(中華民国)の高雄市出身のプロ野球選手(ユーティリティープレイヤー)。右投左打。CPBLの楽天モンキーズ所属。台湾原住民族ブヌン族で民族名はターハイ・イスリドゥアン(繁体字:塔海・伊斯里頓)である。愛称はツナミ[1]。
楽天モンキーズ #15 | |
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ボストン・レッドソックス時代 (2019年4月20日) | |
基本情報 | |
国籍 | 中華民国(台湾) |
出身地 | 高雄市那瑪夏区 |
生年月日 | 1994年2月15日(30歳) |
身長 体重 |
175 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 遊撃手、二塁手、三塁手、外野手 |
プロ入り | 2012年 アマチュアFA |
初出場 | 2017年6月24日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
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派遣歴
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国際大会 | |
代表チーム | チャイニーズタイペイ |
WBC | 2023年 |
この表について
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高校時代の2010年、カナダで開催された第24回AAA世界野球選手権大会ではチャイニーズタイペイを優勝に導く原動力となり、自身も打率.607・出塁率.656・長打率.907で、同大会のMVPとベストナイン(三塁手)に輝いた[2]。
2012年6月に契約金205万ドルでボストン・レッドソックスと契約してプロ入り[3]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでプロデビュー。29試合に出場して打率.255、16打点、5盗塁を記録した。
2013年はA-級ローウェル・スピナーズでプレーし、60試合に出場して打率.226、1本塁打、20打点、12盗塁を記録した。
2014年はA級グリーンビル・ドライブでプレーし、102試合に出場して打率.229、1本塁打、42打点、10盗塁を記録した。
2015年はA+級セイラム・レッドソックスとAA級ポートランド・シードッグスでプレーし、2球団合計で119試合に出場して打率.251、2本塁打、48打点、23盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。
2016年はAA級ポートランドでプレーし、108試合に出場して打率.223、2本塁打、27打点、10盗塁を記録した。
2017年は開幕をAA級ポートランドで迎えた。6月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のロサンゼルス・エンゼルス戦にて代走でメジャーデビュー[4]。6月26日のミネソタ・ツインズ戦でメジャー初安打を放ち[5]、7月4日のテキサス・レンジャーズ戦ではダルビッシュ有からメジャー初打点を挙げた[6]。
2018年は開幕をAAA級ポータケットで迎える[7]。4月10日にメジャーに昇格したが[8]、14試合で32打数で6安打、打率.188に留まり、5月8日にAAA級ポータケットに降格した[9]。AAA級ポータケットに降格後、16試合連続安打を打ち、AAA級でのレギュラーシーズンでは打率.299を残した[10]。6月23日にメジャーに再び昇格するが、2試合(1先発)で5打数無安打で6月29日にAAA級ポータケットに降格した[11]。7月12日にメジャーに昇格し、3試合に出場し7打数2安打だったが、7月24日にAAA級ポータケットに降格となる[12]。7月29日にメジャーに昇格したが1試合に守備での出場のみになり、31日にAAA級ポータケットに降格した[12]。9月1日にセプテンバー・コールアップでメジャーに昇格した[13]。9月21日のクリーブランド・インディアンス戦でダン・オテロからメジャー初本塁打を放った[14]。レギュラーシーズンでは、37試合に出場し、65打数で16安打、打率.246、1本塁打、6打点だった[15]。チームは108勝54敗を残し、ワールドシリーズでもロサンゼルス・ドジャースに勝利した。自身初のワールドシリーズ優勝だったが、ポストシーズンでは出場しなかった[16]。
2020年は8月13日のタンパベイ・レイズ戦で大差をつけられた9回表に野手のホセ・ペラザが登板したが負傷し、捕手として先発出場していたケビン・プラウェッキーが登板し、林が捕手を務め、台湾人初となる捕手を務めた[17][18]。9月25日のボルチモア・オリオールズ戦では9点差で迎えた9回からマウンドに上がり、1回3失点に仕留めた[19]。10月26日にマイナー契約となった[20]後、11月2日にFAとなった[21]。
2020年12月5日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[22]。
2021年4月23日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[23]。4月29日にDFAとなり、5月3日にマイナー契約で傘下のAAA級セントポール・セインツへ配属された[24]。オフの11月7日にFAとなった[21]。
2022年3月16日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[21]。マイナー3球団合計で36試合に出場したが、打率.164、3本塁打と結果を残せず[21]、8月11日に自由契約となった[21]。
2022年8月16日にアトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約した[25]。シーズン終了後はオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)のオークランド・トゥアタラでプレー[21]。
2023年7月12日に行われた台湾プロ野球のドラフト会議で、新球団の台鋼ホークスから1位指名を受けた。しかし8月10日に契約した直後、王溢正、翁瑋均、藍寅倫3選手に王柏融の帰国時の交渉権を加えたトレードで楽天モンキーズに移籍することが発表された[26]。
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
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2017 | BOS | 25 | 66 | 56 | 7 | 15 | 0 | 2 | 0 | 19 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 9 | 0 | 0 | 17 | 0 | .268 | .369 | .339 | .709 |
2018 | 37 | 73 | 65 | 15 | 16 | 6 | 1 | 1 | 27 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 8 | 0 | 0 | 17 | 0 | .246 | .329 | .415 | .744 | |
2019 | 13 | 22 | 20 | 3 | 4 | 2 | 0 | 0 | 6 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 0 | .200 | .273 | .300 | .573 | |
2020 | 26 | 57 | 52 | 2 | 8 | 1 | 0 | 0 | 9 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | 17 | 1 | .154 | .182 | .173 | .355 | |
2021 | MIN | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
MLB:5年 | 102 | 218 | 193 | 27 | 43 | 9 | 3 | 1 | 61 | 12 | 2 | 3 | 3 | 1 | 21 | 0 | 0 | 57 | 1 | .223 | .298 | .316 | .614 |
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