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日本の漫画、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『DEATH NOTE』(デスノート)は、大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)による日本の少年漫画作品。2003年12月から2006年5月まで『週刊少年ジャンプ』(第一部:2004年1号 - 2005年11号、第二部:2005年20号 - 2006年24号)に連載。名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描く。分類としては「サイコ・サスペンス」に分類される。
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DEATH NOTE | |||
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ジャンル | サスペンス、少年漫画、ドラマ、超自然 | ||
漫画 | |||
原作・原案など | 大場つぐみ | ||
作画 | 小畑健 | ||
出版社 | 集英社 | ||
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掲載誌 | 週刊少年ジャンプ | ||
レーベル | ジャンプ・コミックス | ||
発表期間 | 2003年12月 - 2006年5月 | ||
巻数 | 単行本:全13巻(本編12巻+短編集1巻) 文庫版:全7巻 | ||
話数 | 全108話 | ||
その他 | 完結後の特別編が2話存在 | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画 | ||
ポータル | 漫画 |
連載版の以前に同誌2003年36号に掲載された読切版が掲載される。2008年2月には最終回から3年後を描いた読切の特別編が同誌に掲載された。話数カウントは「page-」。
2015年9月時点で全世界累計発行部数は3000万部を記録している[1]。宝島社「このマンガがすごい!」オトコ版では、2006年と2007年に2位を獲得した。連載終了後も、映画、アニメ、小説、ミュージカル、ドラマなど幅広いメディア展開を続けている。
page.1(第1話) - page.59(第59話) 単行本 1巻 - 7巻
警察庁刑事局長・夜神総一郎の長男で、現役で東応大学(作中における日本一の大学)への進学間違いなしとされる秀才高校生の夜神月(やがみ ライト)はある日、通っている高校の敷地内で奇妙な黒いノートを拾う。それは死神・リュークが落とした、「そこに名前を書かれた人間が死ぬ」デスノートだった。ノートの所有権を得た月はリュークの姿が見えるようになり、ノートに課せられたルールを理解しさまざまな検証のうえでその能力を確かめる。そして、自らの信じる「正義」を執行し、犯罪者のいない新世界を実現するため世界中の犯罪者たちの名をノートに書き記して殺害していく。
やがて月の行為はインターネットを中心に世界中に拡散されていく。法と秩序だけでは裁ききれない犯罪者を葬る者の存在に気付いた人々は殺し屋(英語=Killer)の意味から謎の執行者を「キラ(KIRA)」と呼び始め、中にはキラを神とあがめる者まで現れた。現にキラの存在が広く知られるようになるにつれ、世界各国で犯罪そのものが減少したという事実もあった。しかし、各国の警察機構の側からすればキラは紛れもない大量殺人者だった。
キラの存在と謎に満ちた能力を認知したICPO(インターポール)は、手がけた事件を必ず解決に導き、全世界の警察を動かせる唯一の存在である謎の名探偵L(エル)にキラ事件の調査を依頼する。Lはプロファイリングを駆使してキラの人物像を「極めて優秀な頭脳を持った学生」で「近親者に捜査情報を知る立場の人間がいる者」とみなす。Lは罠を仕掛け、キラの活動拠点が日本の関東地方にあると証明し、旧知のFBI捜査官レイ・ペンバーを潜入させる。だが、レイは逆に月に利用されてほかの潜入捜査員の情報を月に与えたうえ、殺害される。
Lは自ら現場に乗り出す覚悟を決め、警視庁の捜査員でも特に信頼の置ける総一郎らとともに少数精鋭のチームを結成。竜崎という偽名で自らの姿を明かし、キラの洗い出しを進めていく。また、キラが殺害できるのは「顔と名前を知る相手のみ」と推理し、犯罪者の実名を明かさない措置をとる。さらに、警察関係者とその家族への調査をすすめる中で夜神総一郎の息子である月を知る。Lは東応大学生となった月に接近。月は捜査状況の把握とLの監視を目的として捜査本部に協力し、Lもまた月を監視するためそれを許す。
やがてキラを信奉する「第二のキラ」が現れる。第二のキラは用心深く狡猾なキラに比べ、隙だらけで稚拙極まりないが「相手の顔を見ただけで殺せる」能力を持っていた。月とLは第二のキラの登場をそれぞれ警戒。特に月は第二のキラがリュークが勧めていた「自分の残り寿命の半分と引き替えにして顔を見た相手の寿命と名前が見えるようになる」死神の目の取引をしており、軽率な第二のキラからデスノートの情報が漏れることを恐れていた。
そんな中、第二のキラの側から月に接近してくる。第二のキラの正体は現役アイドルの弥海砂(あまね ミサ)だった。海砂は彼女を愛するあまり消滅した死神・ジェラスの遺品であるデスノートを死神・レムから受け取っていた。強盗に家族を殺害された過去を持つ海砂は、証拠不十分で無罪放免となった犯人をキラが制裁してくれたことに感謝し、キラの信奉者になったという。月にキラ信者として協力を惜しまないかわりに、自分と交際してくれるようにと持ちかける。Lを葬る絶対的な切り札だが、レムの存在を含め危険極まりないアキレス腱となりかねない海砂を懐柔するため、月は交際を了承。ミサをLに会わせ本名を暴いたうえで殺害しようと図るが、物証をもとにミサを重要参考人とみなしたLは、先んじてミサを逮捕監禁する。
ミサの嫌疑を晴らすため月は頭脳を駆使し、リュークとレムをも利用した作戦にうって出る。それは、自身と海砂がデスノートの所有権を捨て記憶を消すことで絶対に自白しない状態にした上で、デスノートを「出世欲が強く権力のある者」に渡し第三のキラを作り出すというものだった。月は自身の監禁をLに嘆願。数日後、計画通り記憶を失った月と海砂は容疑を頑なに否認し、さらに第三のキラが現れる。Lは困惑するも、結果的に二人は無関係だとみなされる。月とLは協力し、第三のキラの正体を暴くことになる。
月は当初の予定通り、デスノートに再び触れたことで記憶を取り戻す。Lの始末に向け動き出す月と、キラ事件の真相を突き止めつつあったL。2人はそれぞれの正義を掲げて駆け引きと頭脳戦、心理戦の応酬を繰り広げるが、攻防の末にLは月に敗北し、命を落としてしまう。
page.60(第60話) - page.108(第108話) 単行本 7巻 - 12巻
第一部の終了から5年後の2009年、2代目Lとなっていた月はキラおよび警察の裏のトップとして世界の本格的な改革に乗り出す。キラとLの見せかけの勝負を演出する裏で月は世界中のキラ信者を確実に増やしていき、ついにはキラは正義と主張する国家が現れ、自分の望んだ新世界が目前まで迫っていた。
Lの死の直後、養護施設ワイミーズハウスで「Lの後継者」として育てられたメロとニアに管理人ロジャーからLの死が告げられていた。その後、ニアを中心にアメリカでSPK(Secret Provision for KIRA)(キラ対策特務機関)が設立される(ニア・レスター指揮官、リドナー・ジェバンニなど)。
そして、謎のマフィアグループによって警察庁長官が誘拐されるも夜神月の計画によって死亡し、今度は夜神粧裕(月の妹)が誘拐され、警察庁のキラ捜査本部の保持するデスノートとの交換が要求される。この事件の対処にSPKも加わるが、月指揮のもと、ノートは奪われてしまう。SPKの中心人物・Nは2代目L(月)の無能ぶりを批判し、アメリカでの2代目Lの実権は自分が握っていることを明らかにする。月はその後の調べによって、誘拐犯もNもLの次期後継者であるメロとニアであることを知り敵愾心を募らせる。メロはニアに勝つため、ニアはキラを捕まえるため、月は2人を殺すため、3人のプライドを賭けた戦いが始まる。
『週刊少年ジャンプ』2008年11号にて、映画『L change the WorLd』の公開に伴い掲載された読切作品。2016年10月刊行の『DEATH NOTE 完全収録版』に単行本初収録。2021年2月刊行の『DEATH NOTE 短編集』にも収録されている。
2013年、ふたたび原因不明の死者が続出する。しかし、以前と違うのは日本で死を望む高齢者が次々と死んでいくことであり、その影響で日本は長寿大国1位から6位へ転落していた。日本の捜査本部やニアはデスノートによる新たなキラの犯行であると断定する。
『ジャンプSQ.』2020年3月号に掲載された読切作品。2021年2月刊行の『DEATH NOTE 短編集』に単行本初収録。SQ掲載前の2019年7月にはジャンプ+にて期間限定でネームが公開されていた[3]。
3年連続でIQテストで全国一位になった中学3年生・田中実(ミノル)の前に死神・リュークが現れる。リュークから過去のキラに纏わる話とデスノートの使い方を聞いたミノルは、デスノートを有効に使う方法を考え出し「一度ノートを捨てるので、2年後に再び来てほしい」とリュークに提案。2年後の2019年5月、リュークは再びミノルの前に現れノートを渡し、記憶を取り戻したミノルは行動を開始する。
以下はデスノート自体には記されておらず、作中では月が死神から聞いたり実際に試したりして検証していった。また本編には登場せず単行本各話の最後に記載されていたルールもある(これらは公式ガイドブック『DEATH NOTE HOW TO READ 13 真相』にまとめられている)。
下記二つのルールは劇中で夜神月が自分に対する疑惑の目を逸らすためにリューク(映画版ではレム)に書かせた虚偽の設定であり、これを犯してもこのルールは適用されない。
特別編(2020年版)にて、デスノートのオークションに憤慨した死神大王によって新たに追加されたルール。
『週刊少年ジャンプ』2003年36号掲載。『DEATH NOTE HOW TO READ 13』および『DEATH NOTE短編集』に収録。ホラー要素が連載版より強く、リューク以外の死神も異なる。
2008年2月に、最終回から3年後を描いた読切の特別編が週刊少年ジャンプに掲載された。
2020年2月に、2019年5月の出来事を描いた読切の特別編が月刊ジャンプSQに掲載された[5]。
フランス文学者の中条省平は、本作品には社会・政治的な領域が欠落していることから1990年代後半以降に興隆したセカイ系と呼ばれるジャンルに含まれるとした。正義の名のもとに凶悪犯の抹殺を続ける独善的な夜神月の行為はテロリズムを肯定する思想であり、この作品が受け入れられている背景には若年層の政治忌避のムードがあると警鐘を鳴らしている[6]。
評論家の宇野常寛は、2000年代に入ってからは、セカイ系ではなくサヴァイヴ感を前面に出した「バトルロワイヤル系」ともいう新しい想像力が台頭しているとし、その代表例・到達点として本作品を挙げている。そして、本作品は夜神月の思想を肯定するような作品ではなく、夜神月の自信過剰・誇大妄想的な正義感は戯画的に描かれているのだとしたうえで、冷静に考えれば幼稚でしかない夜神月の思想も、現代のバトルロワイヤル的状況下で政治的な勝利をあげればそれが魅力的に見えてしまうということを露悪的に示す作品であると述べている[7]。
精神科医の斎藤環は、顔と名前さえ分かればただちに相手を殺すことのできるデスノートを持った夜神月を「強大すぎる正義」と表現している。また、本作品のほか『ダークナイト』『ブレイブ ワン』といった映画でも、素朴で絶対的な「正義」ではなく、相対化され懐疑的な「正義」が描かれており、これはアメリカ同時多発テロ事件以降の現代社会での「リアル」を担保するには不可避なことかもしれないと述べている[8]。
現代思想家評論家の高田明典は、物語構造分析による訴求構造分析を行って作品の対立軸を抽出し、『DEATH NOTE』における記号論六面体を構築した。そこでLと夜神月の対立軸(信頼と疑念)に注目し、その対立軸が『DEATH NOTE』におけるもっとも強力な訴求力を構成しているとともに、若年層の心的構造に相同なものとして存在していると考察している。そのことから、若者が信頼に足る社会を大人が構築できていないこと、信頼に足る大人がいないこと、多くの若者が疑念を抱きつつ、もしくは、降りかかる疑念を振り払いながら生きていることを指摘する[9][10]。
作家の小谷野敦は、戸籍の編成による一人一名主義という近代日本特有の事情を自明視することによる問題を指摘する。デスノートには「本名」を書かなければならず、社会的に通用する名前(通称)であっても芸名などでは無効になるというルールは、現代の日本・韓国・中国のような戸籍が無く、明確な「本名」=戸籍名が存在しない西洋諸国では適用し得ない、というのである。特にイスラム圏では長大なフルネームを本人すらも把握していない場合があり、どこからどこまでが「本名」なのか誰にもわからないという問題を生じる[11]。(Huluオリジナルドラマ『デスノート NEW GENERATION』紫苑編では、デスノートに書く名前は戸籍に関係なく、本人が自覚している名前が必要である)
2007年5月26日、中国当局は中国の小中学校で流行[12]して物議を醸していた『DEATH NOTE』の関連出版物やグッズ、DVDを子どもの人格形成への影響を理由にすべて没収(香港は除く)すると発表した[13]。
2007年9月28日、ベルギーのブリュッセル市内で男性と推定される遺体が発見された事件では、切断された遺体の一部とともにWATASHI WA KIRA DESS(私はキラです)とローマ字のように書かれたメモが発見されている。この事件は同じく「キラ」と呼ばれる『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する猟奇殺人犯の吉良吉影(自身の能力で人間を爆殺する)ではないかという説もあったが[14]、事件から3年後の2010年9月25日に『DEATH NOTE』ファンの男が逮捕された[15]。
2008年、産経新聞連載のエッセイコーナー『北京春秋』において、産経新聞北京支局の記者・福島香織が、香港映画俳優たちのセックススキャンダル映像のネット流出事件(2008年当時)をデスノートにたとえ、非難した。デスノートに名前を書かれた者が安易に死ぬさまを、ネットによるプライバシー暴露による安易な社会的な死にたとえている。
韓国では、『DEATH NOTE』を模した製品、コミックなどが出回っている。
ロシアでも『DEATH NOTE』が翻訳出版されているが、ウラル地方在住の17歳の少女がエカテリンブルクで飛び降り自殺した際、部屋の中から同書が発見されたことを契機に、ウラルの父母団体が「子供に死への興味を煽る」などとして同書の発禁を求め、同国のプーチン大統領に直訴する事態となった。一方で、同国内の愛好者団体の中からは、単なる推理漫画であるとして、発禁に反対する署名集めをしている[16]。2021年にはロシアの裁判所がDEATH NOTEの動画配信を禁止した[17]。
映像化作品では、映画版、テレビアニメ版、テレビドラマ版が存在し、いずれも原作以上にキャラクターを掘り下げて演出されている。その他、作家の西尾維新による小説化、舞台化、ゲーム化、トレーディングカード化といった様々なメディアミックス展開が行われている。
2部構成で製作され、前編が2006年6月17日に、後編『デスノート the Last name』が同年11月3日に随時公開された。また、2008年2月9日にはLを主人公としたスピンオフ映画『L change the WorLd』が公開された。
実写映画版の公開を記念したトリビュートアルバムが2作リリースされた。2006年6月21日には、前編公開を記念した『DEATH NOTE TRIBUTE』が、同年12月20日には『デスノート the Last name』公開を記念した第2弾 『The songs for DEATH NOTE the movie 〜the Last name TRIBUTE〜』がリリースされた。第1弾は小畑健による描き下ろしオリジナル・イラスト・ジャケット仕様。
2015年9月13日、テレビドラマ版最終回終了後、新作映画『デスノート2016』が公開されることが発表され[19]、2016年4月に『デスノート Light up the NEW world』というタイトルであることが発表され[20]、同年10月29日に公開された[21]。
2017年8月25日、Netflixでオリジナル映画『Death Note/デスノート』が配信。監督はアダム・ウィンガードでカナダとアメリカで撮影され、役名も日本名から英語名に変更されている[22]。
2015年7月より日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で、『デスノート』のタイトルで連続ドラマ化[23]。主演は窪田正孝で、第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞するなど演技が評価された[24]。
2022年7月にハリウッドで実写ドラマ化されることが決まった。ダファー兄弟が製作、ハリア・アブデル=メギドが脚本を務める。
2006年10月3日から2007年6月26日まで日本テレビほかで放送。アニメーション制作はマッドハウス。全37話。
2007年8月31日には、金曜特別ロードショーにて特別編『ディレクターズカット完全決着版 〜リライト・幻視する神〜』を、2008年8月22日にはその続編『DEATH NOTE:R2 デスノート:リライト2 Lを継ぐ者』が放送された。
2008年12月2日からはANIMAXでも放送開始。のちにファミリー劇場やキッズステーションでも放送された。
2007年9月4日には、アニメ公式解説本(『DEATH NOTE/A「残像」』)が発売された。
2015年にミュージカル『デスノート THE MUSICAL』として公演[25]。4月に日本キャスト版が上演された[26]。音楽はフランク・ワイルドホーン、演出は栗山民也、歌詞はジャック・マーフィー、脚本はアイヴァン・メンチェルが担当。
2017年に日本キャスト版が再演[27]。再演に先駆けて、『デスノート THE CONCERT』が3月に赤坂ACTシアターと梅田芸術劇場メインホールで開催し、2017年版のキャストが出演[28]。
2020年に出演者を一新して再々演[29]。2019年11月にオープンした豊島区立芸術文化劇場(東京建物 Brillia HALL)のこけら落しシリーズとして上演される[30]。
日本版とメインスタッフを同じく(#日本公演を参照)、2015年6月に韓国版が初上演[26]。韓国キャスト版は、韓国ウェブメディア「eDaily」の主催する「2016 eDaily Culture Awards」のミュージカル部門最優秀賞を受賞[35]。
2022年に、韓国の制作会社のODカンパニーによる脚色で再び上演[36]。当初の予定日程はプレビューチケットオープンと同時に全席完売を記録し[37]、それを受けて会場を増やし期間を延長した[38]。主演のキャストは続投しているが、2015年と2022年では変更されたキャストもいる。
演劇としてではないが、2021年4月17日には、ロシアでミュージカル楽曲のコンサート『DEATH NOTE THE CONCERT』がモスクワのMIRコンサートホールを会場に現地のキャストで公演[40]。
コナミ販売のトレーディングカードおよびトレーディングカードゲーム。
同社のカード商品にしては珍しく、原作者の一人である小畑健のイラストだけが使用されており、それを売りとして前面に出している。vol.1とvol.2は劇場限定販売[41]でランダムの1パック10枚入り、特別版は一般流通でランダムの1パック10枚入り。
スターターは40枚、ブースターはランダムで1パック8枚入り。
電子書籍版としては、「ジャンプコミックスDIGITAL」レーベルで、おおむね紙製単行本と同内容で電子書籍化されている。これを購入などすれば、デジタルデバイスにおいて閲覧可能。
2019年5月には、プログレス・テクノロジーズによる「全巻一冊」シリーズとして、この電子書籍版をベースとした本編全話および後述する公式ガイドブック、「L FILE No.15」に収録されている短編2作、「映画『L change the WorLd』公開記念特別編」を収録したローカルストレージメディアカード(コンテンツカセット)版が発売[63](「全巻一冊」についての仕様は『北斗の拳#書籍』や『NARUTO -ナルト-#電子書籍』などを参照)。別売の閲覧専用デバイスに装着するためのブックカバー(小畑の描きおろしイラストを印刷)も同梱。
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