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鹿賀丈史

日本の俳優、歌手 (1950-) ウィキペディアから

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鹿賀 丈史(かが たけし、1950年昭和25年〉10月12日[1] - )は、日本の俳優ミュージカル俳優声優歌手。本名:中野 薫且(なかの しげかつ)[注 1]→勝田 薫且(かつた しげかつ)[2]石川県金沢市出身[1]ホリプロ所属。身長180cm、体重70kg。

概要 かが たけし 鹿賀 丈史, 本名 ...
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略歴

要約
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父は洋服の仕立て屋、母は北陸一のゴム風船屋の裕福な家庭で育ち、9歳から中学2年まで少年合唱団に所属していた[2]。小学3年生から4年生の間は父の都合で金沢から東京の麻布十番に転居していたが、その後は再び金沢に戻る[2]石川県立金沢二水高等学校に入学[2]後は合唱部でテノール指揮者として活躍をしていた[2]

クラシックの声楽家を志して東京音楽大学などの浪人中に友人に勧められて一緒にオーディションを受けたのがきっかけで1972年劇団四季へ入団。芸名の「鹿賀丈史」は同劇団代表の浅利慶太が名づけたもので、金沢出身ということで加賀に因み、「鹿のように俊敏になり、そして澄んだ目をしているように」という意味で“鹿”賀となった[3]。「丈史」は語呂が良いことと、劇団四季の創設者の一人の日下武史にあやかったことによる[4]。在籍中は児童向けミュージカルなどに出演した後に、『ジーザス・クライスト・スーパースター』のジーザス役で主演デビューし、注目を集める。同劇団の顔である日下のシャイロックで話題を集めた『ヴェニスの商人』のバッサーニオなど、軽妙な役柄もこなした。

1980年に退団。退団後は舞台だけでなく、映画テレビドラマなど多方面で活躍した。映画では角川春樹から着目され、松田優作主演の『野獣死すべし』の重要な助演を経て、篠田正浩監督の『悪霊島』では金田一耕助役に抜擢された。そのほか野村芳太郎監督の『疑惑』、和田誠監督の『麻雀放浪記』、角川監督の『キャバレー』などの助演(以上3作の演技でそれぞれ日本アカデミー賞助演男優賞を受賞)、滝田洋二郎監督の『木村家の人びと』、井筒和幸監督の『さすらいのトラブルバスター』などの主演で注目を浴びた。

テレビドラマでは、1978年NHK大河ドラマ黄金の日日』が初出演作となった。それ以後は大河ドラマの『翔ぶが如く』で主役の大久保利通を演じた。他にも『天皇の料理番』『Gメン'75』『警部補 古畑任三郎』『静かなるドン』など各年代を代表する作品に数多く登場している。

四季退団後の舞台では、1987年の日本初演から『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役とジャベール役を滝田栄とのダブルキャストでこなし、舞台役者としての地位を確立。1990年1月21日、『レ・ミゼラブル』終演後、マロリー・ワイス症候群のため楽屋で吐血し緊急入院したが、治療を受けて同年1月29日に退院した。1998年には『レ・ミゼラブル』の初演以来舞台の中核として活躍してきた功績に対して、菊田一夫演劇賞特別賞を、2005年には『ジキル&ハイド』『レ・ミゼラブル』の演技に対し菊田一夫演劇賞演劇大賞を受賞している。

2002年、劇団四季の同期で盟友でもある市村正親と23年ぶりに共演する予定だった舞台「You Are The Top 今宵の君」を、急性虫垂炎で初日三日前に降板した。その後市村とは2005年の舞台『デモクラシー』などで共演を果たしている。

1993年から1999年まで放送されたテレビ番組『料理の鉄人』で美食アカデミー主宰として出演し、バラエティの才能も見せた。同番組内での決まり文句である「私の記憶が確かならば」の言い回しが有名となり、鹿賀の認知度を老若男女問わず広めたが、強烈な印象を残すキャラクターだっただけに、プライベートでも役柄そのものの人物と誤解される事に本人は少々悩まされていたと、後に『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』出演時(1997年放送)に語っている。

テレビ番組では『料理の鉄人』のほかにクイズ番組タイムショック21』で4代目司会を務めた。子供番組ポンキッキーズ』では謎の部屋を守る番人「カガマル」や先生に扮した「ドクター・カガドル」として出演し、楽曲「Ja-nay」を歌唱している。番組では同曲に合わせて体操をする全国キャラバンも行われ、主な『料理の鉄人』出演者(鹿賀、岸朝子服部幸應景山民夫坂井宏行)がこの曲を踊っているシーンが放送されている。

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人物

  • 息子が一人いる[5]
  • クラブ歌手、消火器の販売など様々なアルバイトの経験がある[6]
  • 劇団四季時代はマンションの隣の部屋にタモリが住んでいた。鹿賀宛てに届いたファンからの差し入れのケーキを、タモリが自分宛てと勘違いして食べてしまったことがある。
  • 料理の鉄人のイメージとは違い、自身は全く料理が出来ない。本人曰くお湯を沸かすくらい。
  • 現場では温厚な人格者として知られる。映画『卒業旅行 ニホンから来ました』で、織田裕二(主演俳優)の横柄な態度に怒った監督の金子修介が後日雑誌で名指し批判するという異例の事態が起こった際は、助演の鹿賀の謙虚さが引き合いに出された[7]
  • テレビドラマ『怪物くん』で親子を演じた大野智からはパパと呼ばれている。

受賞歴

出演

舞台

劇団四季在団中

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劇団四季退団後

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テレビドラマ

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

その他

映画

吹き替え

テレビアニメ

劇場アニメ

ゲーム

ナレーション

バラエティ

CM

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ディスコグラフィ

要約
視点

シングル

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アルバム

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タイアップ一覧

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脚注

外部リンク

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