トップQs
タイムライン
チャット
視点

みずいろの雨

八神純子の楽曲 ウィキペディアから

Remove ads

みずいろの雨」(みずいろのあめ)は、1978年9月5日に発売された八神純子の5枚目のシングルである。

概要 「みずいろの雨」, 八神純子 の シングル ...

シングルセールスは60万枚を記録[1]。八神のシングルでは最大のヒット曲で代表曲であり、多数の歌手によりカバーされている。

Remove ads

解説

TBSテレビザ・ベストテン』には、1978年10月19日に「今週のスポットライト」で初出演。同年11月16日に第9位で初登場、12月7日には最高第2位まで上昇し(第1位は松山千春の『季節の中で』)、翌1979年1月18日(第10位)まで合計9週間ランクインした。

2013年に放送されたテレビ東京音楽番組100年の音楽』で「みずいろの雨」が取り上げられ、八神自身が原宿歩道橋を歩いているときにこの楽曲の着想を得たと語っている[2][注釈 1]

この曲のヒットにより「みずいろの雨」は三浦徳子作詞家としての出世作にもなった。三浦が2019年に「NHKネットラジオ らじる★らじる」で金田一秀穂との対談で語ったところによれば、八神は曲を先に書き上げ、数人の作詞家に作詞を依頼していたが、三浦の詞が最終的に採用されたという[3]。三浦は「水色」という色のイメージが先行して詞を書いたが、理由は日本人の好きな色の上位が水色とだからで、漢字ではイメージが固いため「みずいろ」と平仮名にしたと述べている[3]。三浦は実際に曲を聴く前から「みずいろの雨」と決めていたと言い、三浦の言によれば曲名は三浦が付けたことになる[3]。また歌詞中に「ああ くずれてしまえ」というフレーズがあるが、三浦は命令形で言い切る歌詞は当時の女性歌手では珍しかったとして「(八神さんは)気が強い女の子なんですよ。だから浮かんできちゃったんだと思う」と八神の人物を評している[3]

八神は『みずいろの雨』に続き、三浦とのコンビで『想い出のスクリーン』『ポーラー・スター』『甘い生活』『パープルタウン 〜You Oughta Know By Now〜』と連続5枚のシングルをリリース。その多くがヒットして八神の代表作となっている。

また編曲を担当した大村雅朗にとっても本曲が出世作である。大村は1978年に本格的な編曲家としての活動を始めたばかりであったが、本曲の編曲で注目を浴び、一躍表舞台へと立つことになった。その後三浦と大村は1980年松田聖子の「青い珊瑚礁」でも作詞・編曲を担当し、大ヒットに貢献している。

B面曲「目覚めたときに」はオリジナルアルバムには未収録であったが、2009年発売のCD-BOX八神純子 1974〜1986 SINGLES plus』に収録された[4]

レコーディング・ディレクターは日朝幸雄。

日活ロマンポルノ映画『天使のはらわた 名美』の主題歌である。

Remove ads

収録曲

  1. みずいろの雨 (3分22秒)
  2. 目覚めたときに (4分1秒)
    • 作詞・作曲:八神純子/編曲:大村雅朗

リリース日一覧

さらに見る 地域, リリース日 ...

カバー

さらに見る リリース, アーチスト ...
Remove ads

収録アルバム

脚注

関連項目

Loading content...

外部リンク

Loading content...
Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads