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チェリッシュ (歌手グループ)

日本のフォークデュオ (1968-) ウィキペディアから

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チェリッシュは、日本のフォークソング歌手グループ松崎好孝(まつざき よしたか)と松崎悦子(まつざき えつこ)の、愛知県出身の夫婦デュオである。

概要 チェリッシュ, 出身地 ...

概要

要約
視点

老若男女誰にでも親しめる清純なメロディーと歌唱力で人気を博し、1970年代を中心にヒット曲を飛ばし、現在も夫婦デュオとして活躍している。グループ名の由来は、アメリカバンドアソシエイション1966年同名のヒット曲による。本義は「愛おしむ」「大切にする」という意味。

1968年松崎好孝を中心に名古屋で結成。当初は4人組グループで、1970年松井悦子(現:松崎悦子)が加入して5人組となった(第1期チェリッシュ)。

ニッポン放送ラジオ音楽番組バイタリスフォーク・ビレッジ』と連動して開催された音楽コンテスト「バイタリス・フォーク・ビレッジ 全国フォーク音楽祭全国大会」第1回(1971年6月6日日比谷大音楽堂で開催)に中部地区代表として出場し、「恋人達と」(作詞・作曲:松崎好孝)でグランプリを受賞。この曲は会場でのライブ録音盤LP『'71全国フォーク音楽祭全国大会』(日本ビクター、規格品番:SF-1008)に収録されており、曲の前に司会者がメンバー5人の名前を読み上げている。また、馬飼野俊一編曲によるスタジオ録音バージョンが、同年発売のファーストアルバム『なのにあなたは京都へゆくの』に収録された。

これによりビクターレコードにスカウトされる。1971年シングルなのにあなたは京都へゆくの』でデビュー。

1972年にリリースされた3作目のシングル『ひまわりの小径』のレコーディング後、メンバー3人が脱退。松崎・松井の男女デュオとなる(第2期チェリッシュ)。

1973年に代表作『てんとう虫のサンバ』をリリース。この曲は現在も結婚式などで歌われるほどウェディングソングとして定着している。そのほか『若草の髪かざり』『避暑地の恋』『白いギター』『恋の風車』『ふたりの急行列車』など、多数のヒット曲を飛ばした。

1977年6月3日、松崎と松井は名古屋で結婚式を挙げた。それから3日後の1977年6月6日、改めて東京プリンスホテルで披露宴(音楽業界や報道陣へのお披露目パーティー)が盛大に催された。この時の模様は、一部が『NTV紅白歌のベストテン』で生中継されている[1]。その後は夫婦デュオとして、アメリカでの活躍、全国ツアー、テレビ出演などを順調にこなし、現在に至る。

私生活では2人の子があり、結婚から5年後の1982年7月21日、長女の松崎光紗(まつざき みさ)が誕生。光紗誕生から2年後の1984年6月6日、長男が誕生。長女の光紗は、2013年9月11日放送の『徹子の部屋』に松崎夫妻とともに出演し、ハワイで挙式したこと、2011年頃からチェリッシュのマネージャーを務めていることを語った[2]

近年は「夢スター歌謡祭 春組対秋組歌合戦[3]」に出演し、全国各地を回っていた。

2019年8月、松崎悦子が胃がんのためを全摘出していることが判明。活動休止から4か月後の同年12月から音楽活動に復帰した[4]

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メンバー

現メンバー

元メンバー

オリジナルメンバー

第1期チェリッシュ(4人組→悦子が加入し5人組)の、アマチュア時代からのオリジナルメンバー。

  • 奥山敬造(ギター)
    1970年に「おクやまケいぞう」名義で、坪井令夫(つボイノリオ)、岩波啓と3人組フォークグループ「スリー・ステップ・トゥ・ヘブン」を結成しデビュー[5]。グループ名は、マイルス・デイヴィスのアルバムタイトルでもある『セブン・ステップス・トゥ・ヘブン』のもじり[5]つボイノリオは大学の後輩にあたる。
    チェリッシュ脱退後に「八事裏山フォーク・オーケストラ」を結成[5]。第2回「バイタリス・フォーク・ビレッジ全国フォーク音楽祭」に出場し「東京から船に乗って」でチェリッシュに続きグランプリを受賞。「八事」は名古屋の地名で「八事山」と呼ばれた丘陵地(尾張丘陵)を指す。
    チェリッシュ脱退後、ドラムスの桑原や坪井のりおらと「欲求不満フォークソング・ボーイズ」を結成、1972年と1973年に日本ビクターよりシングルをリリース後に解散。
    そのほか「景三バンド」などを結成し、名古屋の音楽シーンに足跡を残した[5]
    奥山景三、奥山敬造、奥山圭三などの名義がある[5]サンデーフォーク制作部長を務める。
  • 藤田哲朗(ベース)
    デビューシングル曲となった「なのにあなたは京都へゆくの」の作曲者。
  • 桑原宏司(ドラムス)
    脱退後、奥山が結成した「欲求不満フォークソング・ボーイズ」に参加。チケットぴあ名古屋代表取締役社長に就任。

その他

オリジナルメンバーの3人が1971年に脱退後に加入。いずれも1972年のみ参加。

  • 丹羽裕司(ギター)
  • 花木徹(ベース)[6]
  • 森哲三(ドラムス)
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ディスコグラフィ

シングル

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アルバム

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タイアップ曲

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出演

要約
視点

NHK紅白歌合戦出場歴

さらに見る 年度/放送回, 回 ...
注意点
  • 出演順は「出演順/出場者数」で表す。
  • 対戦相手の歌手名のカッコ内の数字はその歌手との対戦回数、備考のトリ等の次にあるカッコはトリ等を務めた回数を表す。

NHK『みんなのうた』出演歴

さらに見る 曲目, 初放送 ...
注意点
  • ▲マークはラジオのみの再放送。

テレビ番組

ほか多数

ラジオ番組

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脚注

関連項目

外部リンク

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