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オガム文字
中世初期に用いられたアルファベット ウィキペディアから
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オガム文字(オガムもじ、アイルランド語: Ogham、オーム文字とも)は、中世初期に原アイルランド語および古アイルランド語の表記に用いられたアルファベット。アイルランド島と、アイリッシュ海周辺のウェールズ、スコットランドなどに残された碑文に見られる。
4世紀またはそれ以前に発生したと考えられ、5-6世紀に盛んに用いられた。横線を基準としてその上下に刻んだ、縦または斜めの直線1-5本ほどで構成され、直線的で比較的単純な形をしており、線の数で音の違いを表現するなどの特徴がある。一種のアルファベットであることから、ラテン文字をもとにして作られたという考えが有力で、4世紀頃にアイルランドでキリスト教社会が成立した頃、ここでラテン文字の影響を受けて成立したともいわれる。またルーン文字と関係するとの考えもあるが、今は否定されている。
碑文は土地の所有者などについて記したものが多い。またドルイドによって神聖視され、祭祀に用いられたともいわれる。
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文字
文字にはそれぞれその文字から始まる樹木の名前が付けられている。
また、᚛が文の開始を表し、᚜で文の終了を表す。
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Unicode
Unicode では、以下の領域に次の文字が収録されている。
注
外部リンク
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