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コリン・レイ (野球)
アメリカ合衆国のプロ野球選手 ウィキペディアから
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コリン・デビッド・レイ(Colin David Rea、英語発音:/ˈkoʊlɪn ˈreɪ/[2]、1990年7月1日 - )は、アメリカ合衆国アイオワ州ジョーンズ郡カスケード出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシカゴ・カブス所属。
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経歴
要約
視点
プロ入りとパドレス時代
2011年のMLBドラフト12巡目(全体383位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級ユージーン・エメラルズでプロデビュー。15試合に先発登板して3勝4敗、防御率2.21、43奪三振を記録した。

(2012年5月15日)
2012年はA級フォートウェイン・ティンキャップスでプレーし、31試合(先発19試合)に登板して5勝10敗、防御率4.11、80奪三振を記録した。
2013年はA級フォートウェインとA+級レイクエルシノア・ストームでプレーし、2球団合計で31試合(先発12試合)に登板して2勝6敗、防御率4.08、83奪三振を記録した。
2014年はA+級レイクエルシノアでプレーし、28試合に先発登板して11勝9敗、防御率3.88、118奪三振を記録した。
2015年はAA級サンアントニオ・ミッションズで開幕を迎え[3]、7月1日にはAAA級エル・パソ・チワワズへ昇格した[4]。7月にはオールスター・フューチャーズゲームに選出された。8月11日にパドレスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[5]、同日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビュー。先発して5回3失点の投球でメジャー初登板初勝利を飾った[6]。この年メジャーでは6試合に先発登板して2勝2敗、防御率4.26、26奪三振を記録した。
マーリンズ時代
2016年7月29日、ジャレッド・コザート、カーター・キャップス、ルイス・カスティーヨ、ジョシュ・ネイラーとのトレードで、アンドリュー・キャッシュナー、タイロン・ゲレーロと共にマイアミ・マーリンズへ移籍した[7]。7月30日のセントルイス・カージナルス戦に先発したが、右肘を痛めて4回途中で降板すると、右肘の捻挫と診断され15日間の故障者リストに登録された[8]。
パドレス復帰
2016年8月1日、前述の故障を理由にパドレスに返却トレードされた。交換要員として7月29日のトレードで移籍したばかりのルイス・カスティーヨがマーリンズに復帰した[8]。直後にトミー・ジョン手術を受けた。
2017年は前年の手術の影響もあり、メジャーでの登板は無かった。
カブス時代
2019年1月10日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[4]。シーズンでは傘下のAAA級アイオワ・カブスでプレーし、26試合に先発登板して14勝4敗、防御率3.95、120奪三振を記録した。オフの11月4日に40人枠入りした[11]。
2020年8月5日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で4年ぶりのメジャー復帰登板を果たした。オフに2021年の契約を既に結んでいたが、2021年1月4日付で突如FAとなった。
ソフトバンク時代
2021年1月7日、福岡ソフトバンクホークスと1年契約を結んだ[12][13]。背番号は26で、登録名はコリン・レイ[14]。しかし、コロナ禍のなか来日が4月24日と遅れ[15]、5月8日にオンラインで入団会見が行われた[16]。6月3日に行なわれたセ・パ交流戦の対横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)において一軍公式戦初登板を果たした[17]。初回にタイラー・オースティンに3点本塁打を打たれたものの、その後は立ち直りクオリティ・スタートを達成した[注 1]。7月12日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(福岡PayPayドーム)には、8回二死まで無安打で抑え、メジャー時代を含めてキャリア初の完封勝利を挙げた。また、チームにとってシーズン初の完封勝利で、チームの外国人投手としては2015年のスタンリッジ以来の完封勝利だった。本拠地・福岡PayPayドームでの勝利も初だった[18]。前半戦終了までに、6試合登板、3勝1敗、防御率2.03と好成績を収めた[19]。オリンピック開催に伴うシーズン中断期間中に一時帰国していた際に夫人が早産で出産し、家族と離れて日本に戻ることが難しい状況となる。家族を優先したいという意向を球団も了承し、8月8日付で退団した[20][21]。
ブルワーズ時代
2021年8月にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、8月14日付で傘下AAAのナッシュビル・サウンズに配属された[19]。9月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[4]、10月3日に2番手で登板。5回1失点、5奪三振という結果だった。オフの11月3日にFAとなった[22]。
ソフトバンク復帰
2021年12月20日に、同年途中まで在籍したソフトバンクと再び契約した[23]。背番号は退団前と同じ26となり、推定年俸1億円+出来高払いの1年契約となった[24]。
2022年4月7日のオリックス・バファローズ戦(PayPayドーム)で復帰後初勝利を挙げた[25]。オフの12月2日に自由契約公示された[26]。
ブルワーズ復帰
2023年1月27日にブルワーズとマイナー契約を結んだ[27]。4月13日にアクティブ・ロースター入り[28]し、同日のサンディエゴ・パドレス戦に先発登板、ソフトバンク時代のチームメイトであったニック・マルティネスと投げ合った。オフの11月3日にFAとなった[29]が、同日に球団オプション付きの1年450万ドルで合意した。
2024年は32試合に登板(先発27試合)し、12勝6敗1ホールドを記録した。また、9月16日に行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦(アメリカンファミリー・フィールド)ではカイル・シュワーバーにタイムリー安打を許したものの2.2回を投げて無失点(失点は、前の投手が残したランナーであった為)に抑え、プロ初セーブを記録した[30]。オフの11月4日にFAとなった。
カブス復帰
2025年1月10日にカブスと1年総額425万ドルプラス出来高で契約を結んだことが報じられ[31]、3日後に正式契約を結んだ。2026年は年俸600万ドルの球団オプションとなりバイアウトする際は、球団から75万ドルが支払われる。
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選手としての特徴
最速157km/h・平均150km/h前後の速球(フォーシーム・シンカー)を中心に、ナックルカーブ、カットボール、チェンジアップ(スプリット)などを使用する。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最多
記録
MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2015年)
NPB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板:2021年6月3日、対横浜DeNAベイスターズ3回戦(横浜スタジアム)、6回3失点で勝敗つかず
- 初奪三振:同上、1回裏に伊藤光から空振り三振
- 初勝利・初先発勝利:2021年6月22日、対千葉ロッテマリーンズ9回戦(ZOZOマリンスタジアム)、6回1失点
- 初完投・初完投勝利・初完封勝利:2021年7月12日、対東北楽天ゴールデンイーグルス12回戦(福岡PayPayドーム)、9回2安打8奪三振4四死球
- 初ホールド:2022年9月13日、対埼玉西武ライオンズ22回戦(福岡PayPayドーム)、7回表に3番手で救援登板、1/3回無失点
- 打撃記録
- 初打席:2021年6月3日、対横浜DeNAベイスターズ3回戦(横浜スタジアム)、2回表に坂本裕哉から空振り三振
背番号
- 29(2015年 - 2016年途中)
- 30(2016年7月30日 - 同年終了)
- 20(2020年)
- 26(2021年 - 同年8月14日、2022年)
- 48(2021年途中 - 同年終了、2023年 - 2024年)
脚注
関連項目
外部リンク
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