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フランコ・コラピント

アルゼンチンのレーシングドライバー (2003-) ウィキペディアから

フランコ・コラピント
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フランコ・アレハンドロ・コラピントFranco Alejandro Colapinto, 2003年5月27日 - )は、アルゼンチン出身のレーシングドライバー

概要 フランコ・コラピント Franco Colapinto, 基本情報 ...
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経歴

要約
視点

カート

9歳からカートを始める[1]。「アルゼンチン選手権」で2度のタイトルを獲得する(2016年2018年)。2018年の「夏季ユースオリンピック英語版でも優勝を果たしている[2]

ジュニア・フォーミュラ

2018年ドライヴェックス英語版のドライバーとして、「F4・スペイン選手権英語版の最終ラウンドへ出場する。翌年はFA・レーシング・バイ・ドライヴェックスからエントリーしてフルタイム参戦した。最終戦では3レースすべてを勝利で飾りタイトルを獲得した[3]。デビューイヤーながら11勝・表彰台13回・ポールポジション14回の好成績を挙げる[4][5]

ユーロフォーミュラ・オープン

2019年、ドライヴェックスからゲストドライバーとしてスパ・フランコルシャンで開催されたレースへ参戦した[6]

フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ

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フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ英語版へ参戦するコラピント(2021年、レッドブル・リンク

2019年、ドライヴェックスはスパとカタロニアでコラピントを出走させた[7]2020年7月、オランダMP・モータースポーツ英語版からフル参戦することを発表した[8][9]

トヨタ・レーシング・シリーズ

2020年1月、キーウィ・モータースポーツへ加入しチャンピオンシップへ挑んだ[10]ハンプトン・ダウンズ英語版で初優勝、表彰台7回を獲得する。総合3位でルーキー・チャンピオンシップを制した[11][12]

FIA フォーミュラ3

2022年

2020年10月、カタロニアで行われたポストシーズンテストへMP・モータースポーツからエントリーする[13][14]2022年シーズンのレースドライバーとしてファン・アメルスフォールト・レーシング英語版へ加入した。チームメイトはラファエル・ヴィラゴメス英語版牛島リース英語版。開幕戦(サヒール)・予選でいきなりポールポジションを獲得した。第2戦(イモラ)・スプリントレースでF3初優勝を挙げる。これはチームとしてもFIA F3初優勝となった。その後は表彰台3回、最終戦(モンツァ)・スプリントレースで2勝目を挙げる。ドライバーズランキング9位(76ポイント)でシーズンを終えた[15]

2023年

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FIA フォーミュラ3第6戦シュピールベルクラウンドでのコラピント(2023年、レッドブル・リンク

2022年9月、シーズン終了後のポストシーズンテストへ再びMP・モータースポーツから参加した[16]2023年1月9日、チームへの残留が確定し2年目を迎える[17]。開幕戦(サヒール)で予選12番グリッドからスプリントレースのポールポジションを確保し、ジョセップ・マリア・マルティ英語版に次ぐ2位でフィニッシュした。翌日のフィーチャーレースは10位でレースを終え、1ポイントを持ち帰った。

第2戦(メルボルン)では予選7位グリッドに着く。スプリントレースを6番手からスタートし順位を上げトップチェッカーを受ける。しかしレース後の車両検査でMP・モータースポーツ全車の技術規定違反が見つかり、チームメイトのジョニー・エドガー英語版マリ・ボヤ英語版揃ってスプリントレースの失格処分が下った[18]。続くフィーチャーレースはクラッシュを喫しノーポイントでオーストラリアラウンドを去ることとなる。

その後はコンスタントにポイントを獲得し、2度のノーポイントを除きすべてのレースでポイントを持ち帰った。第6戦(シルバーストン)と最終戦(モンツァ)のスプリントレースでそれぞれ勝利を挙げている。シーズン2勝・表彰台圏内5回のドライバーズランキング4位(110ポイント)で2年目を終えた[19]

マカオグランプリ

コラピントは2023年の「マカオグランプリ」へMP・モータースポーツからの参戦が決定していた[20]。しかしF3の最終戦前に負った鎖骨骨折により、欠場を余儀なくされ代役としてデニス・ハウガーが起用された[21]

FIA フォーミュラ2

2023年

2023年10月、ユアン・ダルバラの後任として最終戦(ヤス・マリーナ)へMPモータースポーツから出場する[22]。同時に2024年より同チームからフル参戦することを発表した[22]。スプリントレースを19位、フィーチャーレースではセンサー系のトラブルによりリタイアとなった[23]

2024年

チームメイトは2021年の「FIA フォーミュラ3選手権英語版王者であるデニス・ハウガー。第4戦(イモラ)・スプリントレースでF2初優勝を果たす[24]

アジアン・ル・マン・シリーズ

2021年2月、G-ドライブ・レーシング英語版と契約して「アジアン・ル・マン・シリーズ」へ参戦することを発表[25]。25号車へ搭乗することとなった。全4レースで3回の表彰台を獲得した。コ・ドライバールイ・アンドラーデ英語版ジョン・ファルブ英語版と共に総合3位でシーズンを終えた[26]

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フォーミュラ1

2023年1月、ウィリアムズ・ドライバー・アカデミーへの加入が発表される[27]

ヤス・マリーナ・サーキットで行われたポストシーズンテストへ参加して、ウィリアムズ・FW45をドライブ。F1デビューを飾った[28]。コラピントは65周を走破して総合22番手タイムを記録した。アルゼンチン人ドライバーとしては2001年ガストン・マッツァカーネ以来、22年ぶりのF1走行となった[29]

2024年第12戦イギリスGPにて、ウィリアムズよりローガン・サージェントの代役としてフリー走行1回目を担当した[30]

2024年

2024年8月28日にサージェントに代わりウィリアムズで残りのシーズンを戦うことが発表された[31]。2001年のマッツァカーネ以来、23年ぶりのアルゼンチン人F1ドライバーとなる。 スーパーライセンスは、新型コロナウイルスのパンデミック期間に対する救済措置を使い、2020年、2022年、2023年の成績から発給条件をクリアした[32]

参戦わずか2戦目のアゼルバイジャンGPで予選Q3に進出し、決勝もチームメイトのアレクサンダー・アルボンと遜色のない走りを見せ8位入賞の快挙を成し遂げ、大きな注目を集めた[33]。これによりレッドブルからの興味が報道される[34]など、一気にドライバー市場の目玉となった。しかしサンパウロGPで予選中にクラッシュ、決勝でもセーフティーカーラン中に大クラッシュを起こし赤旗の原因を作り、ラスベガスGPでも予選中に50Gもの衝撃を受ける大クラッシュを起こす[35]など、マシンを破損させてしまうことがあまりにも多く評価を下げてしまった。結果的にレッドブルとの交渉は違約金の問題もあり実現に至らず、他チームのシートも埋まっていたため印象的な走りを見せたものの2025年のF1レギュラーシートを得ることはできなかった。

2025年

2024年のデビュー時点で、ウィリアムズは既に2025年についてアレクサンダー・アルボン/カルロス・サインツJr.の2名とレギュラードライバーの契約を交わしており、コラピントはシートを明け渡すことが確定していた。このため複数のチームと交渉を行った結果、2025年はアルピーヌF1に移籍しリザーブドライバーを務めることになった[36]

5月7日、アルピーヌは第7戦エミリア・ロマーニャGPからの5戦において、開幕からレギュラー参戦していたジャック・ドゥーハンに代えてコラピントを参戦させることを発表した。[37]

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レース戦績

略歴

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  •  : ゲストドライバーとしての出走であるため、ポイントは加算されない。
  • * : 現状の今シーズン順位。

F4・スペイン選手権

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ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップ

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フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ

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  • 太字ポールポジション斜字ファステストラップ。(key)
  •  : ゲストドライバーとしての出走であるため、ポイントは加算されない。
  •  : ハーフポイント。レース周回数が75%未満で終了したため、得点が半分となる。

トヨタ・レーシング・シリーズ

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アジアン・ル・マン・シリーズ

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ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ

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ル・マン24時間レース

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インターコンチネンタル・GT・チャレンジ

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FIA フォーミュラ3選手権

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FIA フォーミュラ2選手権

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フォーミュラ1

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出典

外部リンク

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