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ブレイブスマッシュ
日本とオーストラリアの競走馬 ウィキペディアから
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ブレイブスマッシュ (英:Brave Smash) は日本・オーストラリアの競走馬。馬名の意味は「勇敢+母名の一部」。おもな勝ち鞍は2015年のサウジアラビアロイヤルカップ、2018年のフューチュリティステークス(G1)、マニカトステークス(G1)。
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経歴
2歳(2015年)
6月7日東京の新馬戦でデビューし、ロードクエストの2着[2]。その後も2戦続けて2着と惜敗するが[3]、4戦目で初勝利を挙げる[4]。重賞初挑戦となったサウジアラビアロイヤルカップは道中中団に位置し、直線で鮮やかに抜け出すと最後はイモータルの追撃をハナ差抑えて重賞初制覇を飾る[5][注 1]。年末のホープフルステークスはハートレーの7着に終わり、この年を終える[7]。
3歳(2016年)
3歳初戦の京成杯では12着に惨敗[8]。距離を短縮して挑んだファルコンステークスは2着と好走するも[9]、NHKマイルカップは8着[10]、東京優駿は18着という結果に終わる[11]。休養を挟み、11月のキャピタルステークスで3着となる[12]。
4歳(2017年)
ニューイヤーステークスとオーシャンステークスは共に4着と勝ちきれずに終わる[13][14]。3月23日付けでJRA競走馬登録を抹消され、オーストラリアのD.ウィアー厩舎に移籍[15]。移籍初戦となったリーガルローラーステークスで2着に入ると、続くチャンドラーマクロードステークスでは1番人気にこたえ、豪州移籍後初勝利となった[16]。その後、テスタロッサステークス2着を挟み、この年から新設されたジ・エベレストでは10番人気の低評価であったが3着と健闘する[17]。
5歳(2018年)
1月26日のオーストラリアステークスは5着[18]、2月10日のCFオーアステークスは3着と惜敗続きであったが[19]、2月24日のフューチュリティステークスでは好位3番手からレースを進め直線で馬群を割って抜け出すと最後は中団から追い上げてきたトーセンスターダムの追撃を振り切り優勝、G1初制覇を飾るとともに日本から移籍した2頭のワンツーフィニッシュとなった[20]。
10月26日に行われたマニカトステークス(芝1200m)ではヒュー・ボウマン騎乗で接戦を制し、GI2勝目を挙げた[21]。
6歳(2019年)
秋シーズンは5戦出走し、最高着順はニューマーケットハンデキャップの3着[22]。アルクォズスプリントの9着を最後に引退、アクイスファームで種牡馬入りとなる[23]。
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競走成績
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種牡馬時代
2020年からオーストラリアニューサウスウェールズ州ハンターバレーのアクイスファームで種牡馬として繋養生活を開始した。初年度は122頭に種付けしている。
2022/2023年シーズンから産駒がデビューし、2022年10月8日にBrave Haloが産駒の初出走初勝利を挙げた[26]。
2023/2024年シーズンからは上記Brave Haloがブルーダイヤモンドステークスで4着に入ったことやBrave Meadがリステッド競走で勝利したことなどによりI Am Invincibleなどが繋養されているヤラマンパークスタッドに移って供用される[27]。
2024年1月26日にはG3マンフレッドステークスでG1J.J.アトキンスの勝馬King Coloradoを抑えてBrave Meadが勝利し、産駒の重賞初勝利を挙げた。[28]。
さらに2024/2025年シーズンに入り、Kimochiが11月16日のサールパートクラークステークスを1着とし、産駒のG1初勝利を果たした[29]。
主な産駒
GI級競走は太字で示す
- 2020年産
- ブレイブミード / Brave Mead(2024年
マンフレッドステークス)
- キモチ / Kimochi(2024年
サールパートクラークステークス,2024年
ライトフィンガーズステークス,2024年
トイショークオリティー)
- ブレイブミード / Brave Mead(2024年
血統表
ブレイブスマッシュの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
[§ 2] | ||
父 トーセンファントム 2007 黒鹿毛 |
父の父 ネオユニヴァース2000 青鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
*ポインテッドパス | Kris | |||
Silken Way | ||||
父の母 バースデイローズ1995 栗毛 |
*トニービン | *カンパラ | ||
Severn Bridge | ||||
エリザベスローズ | *ノーザンテースト | |||
*ノーベンバーローズ | ||||
母 トーセンスマッシュ 2004 栗毛 |
トウカイテイオー 1988 鹿毛 |
シンボリルドルフ | *パーソロン | |
スイートルナ | ||||
トウカイナチユラル | *ナイスダンサー | |||
トウカイミドリ | ||||
母の母 アナスミラビリス1991 鹿毛 |
*リアルシャダイ | Roberto | ||
Desert Vixen | ||||
スカーレットブルー | *ノーザンテースト | |||
*スカーレットインク | ||||
母系(F-No.) | スカーレットインク系(FN:4-d) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | ノーザンテースト 4×4=12.50%、Northern Dancer 5×5・5=9.38%、Hail to Reason5×5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
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脚注
外部リンク
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