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ロードクエスト
日本の競走馬 ウィキペディアから
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ロードクエスト(英語: Lord Quest、2013年3月6日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2018年のスワンステークス(GII)、2015年の新潟2歳ステークス(GIII)、2016年の京成杯オータムハンデキャップ(GIII)。
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経歴
要約
視点
2歳(2015年)
6月7日の東京芝1600mの新馬戦に出走。スタートで出遅れるも外から直線一気で脚を伸ばし、先頭に立っていたブレイブスマッシュを差し切り、初勝利を挙げた[4]。次走の新潟2歳ステークスでは、新馬戦同様スタートで出遅れてしまい、道中は最後方を追走。直線に入ると開いた内から馬なりのまま先頭に立ち、鞍上の田辺裕信が後続を振り返る余裕を見せながらゴール板前を先頭で通過した[5]。放牧を挟み、ホープフルステークスに参戦。4コーナーでハートレーに外へ張り出されてしまい、直線で捕らえきれず2着だった[6]。
3歳(2016年)
陣営はクラシック競走へ向かうにあたり、「スプリングステークス、皐月賞、日本ダービーの3戦に連続して騎乗できる騎手」として池添謙一へ依頼し、コンビを組むことが決定した[7]。スプリングステークスでは断然の1番人気に支持され、後方から追い込むも坂を上ってから脚色が同じになってしまい3着までだった[8]。皐月賞ではスタートを決めるも内で囲まれてしまい8着に終わった[9]。この後陣営は日本ダービーの前にNHKマイルカップへ向かうことを決めた[10]。レースでは、3コーナーで前の馬に乗り上げるアクシデントがあり、直線では大外から上がり最速の末脚を繰り出すも、最内で逃げ粘るメジャーエンブレムを捕らえられず2着だった[11]。日本ダービーでは主戦の池添がオークスで騎乗停止となったため、岩田康誠とコンビを組むこととなった[12]。レースでは道中を前目で進めたことで引っ張り通しとなってしまい11着に終わった[13]。秋は京成杯オータムハンデキャップから始動。馬なりで4コーナーを回り、坂下で先頭に立つとそのまま押し切り重賞2勝目を飾った[14]。続くち富士ステークスでも1番人気に支持されたが見せ場なく9着に敗れると、本番のマイルチャンピオンシップでも9着に終わった。
4歳(2017年)
6月25日のパラダイスステークスで復帰して5着に敗れると、続く関屋記念はマルターズアポジーの6着に終わる。秋に入り富士ステークスは12着、キャピタルステークスは11着と精彩を欠き、4歳シーズンは未勝利となった。
5歳(2018年)
1月8日のカーバンクルステークスでは3着と善戦するが、その後の2戦はいずれも着外となる。パラダイスステークスで2着と復調の兆しを見せ、関屋記念5着、京成杯オータムハンデキャップ4着と勝ちきれないながらも掲示板を確保するレースが続く。10月27日のスワンステークスでは後方追走から最後の直線で脚を伸ばすとモズアスコットとの競り合いをハナ差で制して重賞3勝目を挙げる。 本番のマイルチャンピオンシップではブービーの17着に終わった。
6歳(2019年) - 10歳(2023年)
6歳となった2019年以降はすべて着外続きとなり、2021年3月4日をもってJRAの登録を抹消。大井競馬へ移籍した[15][16]。
移籍2戦目、盛岡競馬場に遠征しせきれい賞に出走、2周目の2コーナーで先手を奪うとそのまま押し切り2馬身半差をつけ1着、2年9か月ぶりの勝利となった[17]。その後同年のOROカップも制し、以降は勝ち星を上げられなかったが2022年のOROカップでも掲示板入りを果たし、2023年10月3日に地方登録を抹消されるまで現役を続けた。
引退後
功労馬繋養展示事業の対象馬となり、福島県南相馬市の石橋牧場で繋養される。
- 2015年新馬戦
- 2018年スワンS
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競走成績
要約
視点
以下の内容は、netkeiba.comの情報[18]に基づく。
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血統
父マツリダゴッホと母マツリダワルツはともに高橋文枝を馬主とし、父は2007年の有馬記念を制したほか、これを含めて重賞6勝を挙げている[19]。母マツリダワルツは岩手競馬のオークスであるひまわり賞など岩手で7勝を挙げた[20]。
ロードクエストの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
|||
父 マツリダゴッホ 2003 鹿毛 |
父の父 *サンデーサイレンスSunday Silence 1986 青鹿毛 |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | ||||
Wishing Well | Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
父の母 *ペイパーレインPaper Rain 1991 栗毛 |
Bel Bolide | Bold Bidder | ||
Lady Graustark | ||||
*フローラルマジック | Affirmed | |||
Rare Lady | ||||
母 マツリダワルツ 2004 鹿毛 |
*チーフベアハート Chief Bearhart 1993 栗毛 |
Chief's Crown | Danzig | |
Six Crowns | ||||
Amelia Bearhart | Bold Hour | |||
Myrtlewood Lass | ||||
母の母 ユキノワルツ1993 鹿毛 |
*リアルシャダイ | Roberto | ||
Desert Vixen | ||||
ダイナクレアー | *ノーザンテースト | |||
*クレアーブリッジ | ||||
母系(F-No.) | (FN:13-c) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Hail to Reason 4×5、Bold Ruler 5×5、Northern Dancer 5×5(母内) | [§ 3] | ||
出典 |
脚注
外部リンク
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