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パーソロン

アイルランドの競走馬 ウィキペディアから

パーソロン
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パーソロンPartholon1960年 - 1985年)はアイルランド競走馬。父マイリージャンと母パレオの間に生まれた鹿毛サラブレッドである。日本種牡馬として成功し、その系統をパーソロン系と呼ぶこともある。ホモ鹿毛遺伝子の持主で、栗毛や青毛の産駒が存在しない。馬名は、ケルト神話に登場するパーソロン族に由来する。

概要 パーソロン, 欧字表記 ...
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略歴

現役時代は14戦2勝でナショナルステークスイボアハンデキャップに優勝したのみだが、ロイヤルウィップステークスなど2着が5回あり、アイリッシュダービーで6着、アイリッシュセントレジャーで4着になっている。合計で13,251ポンドの賞金を獲得した。

引退後にシンボリ牧場和田共弘メジロ牧場北野豊吉が共同購入し、1964年に種牡馬として日本に輸入された。産駒2世代目にメジロアサマを出し、その後もダービー馬のサクラショウリ、七冠馬シンボリルドルフ、二頭の桜花賞馬と四頭のオークス馬[1]を輩出した。1971年1976年には日本リーディングサイアーとなっている。またブルードメアサイアーとしても影響を残しており、現代の競走馬でも血統表の中に時折その名前を見出す事ができる。

シンボリ牧場物部神社に銅像が建立されている。

兄弟

パーソロンが日本で種牡馬として成功したため、1歳年上の全兄ミステリー、8歳年下の全弟ペール、10歳年下の全弟マイフラッシュも種牡馬として日本に輸入されたが、パーソロンほどの成功は収めなかった。 ミステリーは菊花賞ノースガストの母の父として名を残している。ペールはサファイヤステークス2着馬のケージーカグラを送り出し、アブクマポーロの母の父でもある。

主な産駒

要約
視点

太字はグレード制施行前は八大競走、グレード制施行後はGI競走。

ブルードメアサイアーとしての主な産駒

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血統表

パーソロン (Partholon)血統(血統表の出典)[§ 1]
父系トウルビヨン系
[§ 2]

Milesian
1953 鹿毛
父の父
My Babu
1945 鹿毛
Djebel Tourbillon
Loika
Perfume Badruddin
Lavendula
父の母
Oatflake
1942 鹿毛
Coup de Lyon Winalot
Sundry
Avena Blandford
Athasi

Paleo
1953 鹿毛
Pharis
1936 黒鹿毛
Pharos Phalaris
Scapa Flow
Carissima Clarissimus
Casquetts
母の母
Calonice
1940 鹿毛
Abjer Asterus
Zariba
Coronis Tourbillon
Heldifann
母系(F-No.) (FN:F13-c) [§ 3]
5代内の近親交配 Pharos 5×3=15.63%、Tourbillon 4×4=12.50%、Blandford 5×4=9.38% [§ 4]
出典
  1. JBISサーチ - 5代血統表[2]および、netkeiba.com - 5代血統表に基づく[3]
  2. netkeiba.com - 5代血統表に基づく[3]
  3. JBISサーチ - 5代血統表に基づく[2]
  4. netkeiba.com - 5代血統表に基づく[3]

4代母HeldifannはTourbillonの母Durbanと全姉妹であり、3代母Coronisはその全姉妹の2×1という濃い近交を持つ。

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脚注

外部リンク

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