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オーシャンステークス
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オーシャンステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。2024年まで競馬番組表での名称は「夕刊フジ賞 オーシャンステークス」と表記されていた[4]。
競走名の「オーシャン(Ocean)」は、英語で「大洋」「大海」「海洋」という意味[5]。
2024年まで寄贈賞を提供していた夕刊フジは、産業経済新聞社が東京・大阪で発行するタブロイド判夕刊紙[5]。同紙は2025年(令和7年)1月31日発行の2月1日付限りで廃刊することから、同年の第20回以降寄贈賞および冠名が外れて単に「オーシャンステークス」と改められることになった。
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概要
本競走はスプリント距離である芝1200mの重賞で、例年3月上旬に行われている。古馬によって争われ、3月下旬に行われる春のスプリントGI競走である高松宮記念の前哨戦に位置づけられている[6][7]。
1996年に、中山競馬場で4歳(現3歳)以上の馬によるオープン特別(芝1800m)として創設された[6][7]。
1997年には施行時期を6月中旬から3月初頭に移し、出走資格を混合・指定の5歳(現4歳)以上に、負担重量をハンデキャップ、施行距離を芝1200mに変更された[8]。
1999年は準オープン(1600万下条件)に格下げされたが、翌2000年には再びオープン特別競走に戻り、負担重量が別定戦となった[6]。
2006年に中央競馬の短距離重賞路線が再整備され、これに伴って国際競走(GIII)に変更された[6]ほか、高松宮記念の前哨戦として位置付けられた[6]。
国際化
本競走は、グレード競走に昇格する前の2005年から国際競走となり、4頭まで外国調教馬が出走可能となった[9]。さらに2009年には外国調教馬の出走枠は8頭に拡大した[10]。2006年から2019年までの時点で、実際に出走した外国調教馬はいない(各回競走結果の出典参照)。
競走の格付けはグレード表記が行われた2006年からGIIIだったが、2007年に日本がパートI国に昇格したことで「G表記」をすることができなくなり、「JpnIII」の表記が行われた[6](競馬の競走格付け#日本特有の用語や格付け参照)。2009年からは国際格付けが認められ、「GIII」となっている[6]。
競走条件
出走資格:サラ系4歳以上
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(3頭まで)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:別定
- 57kg、牝馬2kg減
- 2024年2月24日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
- 2024年2月23日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
本競走の1着馬(中央・地方の所属は不問)には高松宮記念への優先出走権が付与され、地方競馬所属馬は2着までに入着すると高松宮記念への優先出走権が与えられる[12]。
賞金
2025年の1着賞金は4300万円で、以下2着1700万円、3着1100万円、4着650万円、5着430万円[3]。
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歴史
要約
視点
- 1996年 - 5歳以上の馬によるオープン特別として創設、中山競馬場の芝1800mで施行[6]。
- 1997年
- 2000年 - 負担重量を別定に変更。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」に変更。
- 2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能になる[9]。
- 2006年 - 重賞(GIII[注 1])に格上げ[6]、夕刊フジ賞 オーシャンステークスに改称。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[6]。
- 2009年
- 2014年 - この年から1着馬に高松宮記念への優先出走権を付与[6]。
- 2020年 - COVID-19の流行により客を入れずに「無観客競馬」として開催[13](2021年も同様[14])。
- 2025年 - 夕刊フジの廃刊により寄贈賞が取り止められ、オーシャンステークスに改称[15]。
歴代優勝馬
距離はすべて芝コース。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
2005年までの優勝馬
レーティング
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脚注
外部リンク
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