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メイケイダイハード
日本の競走馬 ウィキペディアから
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メイケイダイハード(欧字名:Meikei Die Hard、2015年4月14日 - )は日本の競走馬[1]。2020年の中京記念(GIII)では、出走18頭の内、18番人気の支持で勝利。単勝式は163倍の万馬券を記録した。
![]() | この記事は「新馬齢表記」で統一されています。 |
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経歴
要約
視点
デビュー前
メイケイソフィアは、2009年に競走馬としてデビューし、14戦0勝[4]。競走馬を引退後は浦河小林牧場にて繁殖牝馬となる。初年度は父クロフネ、2年目は父アドマイヤムーンの牝馬が生まれ、どちらも競走馬デビューを果たした[5]。3年目はストリートセンスの種付けを行ったが、産駒を残すことができなかった[5]。父にキングカメハメハ、母父父にサンデーサイレンスがいるため配合相手に苦労したが、4年目にはハードスパンを選択した[6]。
2015年4月14日、北海道浦河町の浦河小林牧場にて生産される。母メイケイソフィアの3番目の仔となった。牧場代表によると「男馬らしい気の強さがある一方で、とても賢い馬で、人間の手を煩わせるようなところはありませんでした[6]」という。誕生直後の均整の取れた馬体を保持したまま、順調に育成された[6]。
競走馬時代
2017年10月14日、京都競馬場ダートの新馬戦に2番人気でデビューし、4着[7]。その後芝に転向。デビューから3戦目の未勝利戦で1番人気に応えて勝ち上がった。続いてクリスマスローズステークス(OP)12着に敗退し、2歳を終える。
以降、主に芝1200メートルに出走し、3歳の秋に500万円以下(現:1勝クラス)を勝利、4歳の春に1000万円以下(現:2勝クラス)を勝利、秋にJRAアニバーサリーステークス(3勝クラス)を8番人気の評価ながら勝利、条件戦を突破しオープンクラスに昇格する[8][9]。
昇格後初戦となる信越ステークス(L)こそ勝利したアルーシャに0.1秒差に迫る4着だったが、その後、二桁着順に低迷。信越ステークスから5戦後の欅ステークスで新馬戦以来となるダートに再び参戦するが、11着に敗れた。
中京記念
メイケイダイハードは、ハンデキャップ競走である中京記念(GIII: 2020年7月19日 阪神芝外1,600m)に参戦。トップハンデのベステンダンク、ロードクエストの57kgに対して、53kgという負担重量が設定された。例年中京競馬場で行われているが、京都競馬場改修工事に伴う開催日程の変更の影響で阪神競馬場で開催された。
1番人気に推されたのは、NHKマイルカップ(GI)3着から臨む3歳牝馬ギルデッドミラー[11]。その他、エプソムカップ(GIII)2着から臨む6歳牡馬ソーグリッタリング、NHKマイルカップを制した5歳牡馬ケイアイノーテックなどが上位人気に支持[11]。そんな中メイケイダイハードは、単勝163.0倍の18番人気、最低人気で出走した[11]。
中団の外側から最終コーナーの中間で仕掛けると、最後の200メートルで追い込んだラセットをクビ差退けて先頭で入線、重賞初勝利を挙げた[12]。配当は、1万6300円と万馬券を記録、3連単は330万2390円[13]。重賞で18頭立て18番人気が勝利したのは、JRAのフルゲートが18頭に設定された1991年以降初めてのことであった[14]。管理する中竹和也調教師は、レース前の装鞍所やパドックで発情している姿を見て大差が開く最下位になると予感していた中での勝利となった[15]。
当日のWIN5では中京記念が対象4レース目に指定され、約663万票が投じられていた[16]。しかし、対象3レース目の函館記念(GIII)で15番人気のアドマイヤジャスタが勝利したことで、残り156票まで減少[16]。さらに、中京記念でメイケイダイハードが勝利により残り1票に、対象5レース目である福島テレビオープン(OP)では2番人気トゥラヴェスーラが勝利し、的中票数が0となり、7回目のキャリーオーバーとなった[16][17]。
その後
以降、サマーマイルシリーズの関屋記念(GIII)、京成杯オータムハンデキャップ(GIII)に出走するもどちらも2ケタ着順となり、サマーマイルシリーズは3位(12ポイント)に終わった[18]。秋は初のGI出走となるマイルチャンピオンシップに挑戦したが11着に終わる。
2021年の年明け初戦は京都金杯に出走し11着、その後は洛陽ステークス、阪急杯と掲示板を外す。続く六甲ステークスで5着に入り、中京記念以来の掲示板入りとなったが、安土城ステークスは13着と惨敗。米子ステークスで再び5着に入り、連覇を狙った中京記念(京都競馬場改修工事に伴う開催日程の変更の影響で小倉競馬場1800mで開催)は7着に敗れた。その後も二桁着順が続くなど精彩を欠き、2022年5月4日付けでJRA競走馬登録を抹消され現役を引退した。引退後は岡山県真庭市のオールド・フレンズ・ジャパンで乗馬となる[19]。
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競走成績
要約
視点
以下の内容は、netkeiba.comの情報に基づく[20]。
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血統表
メイケイダイハードの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ダンジグ系 |
[§ 2] | ||
父 *ハードスパン 2004 鹿毛 |
父の父 Danzig1977 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Pas de Nom | Admiral's Voyage | |||
Petitioner | ||||
父の母 Turkish Tryst1991 栗毛 |
Turkoman | Alydar | ||
Taba | ||||
Darbyvail | Roberto | |||
Luiana | ||||
母 メイケイソフィア 2007 黒鹿毛 |
キングカメハメハ 2001 鹿毛 |
Kingmambo | Mr. Prospector | |
Miesque | ||||
*マンファス | *ラストタイクーン | |||
Pilot Bird | ||||
母の母 ガンアンドローズ1998 鹿毛 |
フジキセキ | *サンデーサイレンス | ||
*ミルレーサー | ||||
*ルフィーラ | Nureyev | |||
River Memories | ||||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 3 x 5、Raise a Native=5 x 5、Nureyev 5 ・ 4(母内) | [§ 3] | ||
出典 |
脚注
外部リンク
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