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メイプルタウン物語
日本のテレビアニメシリーズ (1986-1987) ウィキペディアから
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『メイプルタウン物語』(メイプルタウンものがたり)は、1986年1月19日から1987年1月11日まで、朝日放送の制作により、テレビ朝日系列で毎週日曜8:30 - 9:00(JST)に全52話が放送された、東映動画制作のテレビアニメ。
概要
主人公であるウサギの女の子・パティを中心とした、カナダ[1]にある「メイプルタウン」という町に暮らす動物たちの日々の生活を描く。
1985年より発売され人気を博した「シルバニアファミリー」(エポック社)に対抗すべく、その後発商品としてバンダイがTONKA社とアメリカで展開していた玩具シリーズの販促の一環として企画・制作された作品である。
アニメはヒットし、本作品の終了後も引き続き同時間帯にて、物語の舞台などを一新した続編『新メイプルタウン物語 パームタウン編』の制作・放送に繋がることとなった。また玩具の売り上げも一時期「シルバニアファミリー」の売り上げを抜いていたこともあった。
キャラクターと声の出演
- パティ・ホープラビット
- 声 - 岡本麻弥
- 本作品の主人公である、元気で好奇心旺盛なウサギの女の子。活発で、男の子たちと外で遊ぶことが好き。正義感が強い。スポーツも得意だが、逆に読書と料理は苦手。
- 4人兄弟の次女で、姉のアン、弟のミック(声 - 荘真由美)、末っ子の妹のコゼットがいる。
- マルセル・ホープラビット
- 声 - 田中秀幸
- パティたちの父親。メイプルタウン郵便局の郵便局長。
- クリスティーヌ・ホープラビット
- 声 - 武藤礼子、増山江威子(42〜45話)
- パティたちの母親。
- アン・ホープラビット
- 声 - 潘恵子
- パティの姉で、4人兄弟の長女。パティと対照的な、大人しめでお淑やかな女の子。料理や裁縫など家事全般が得意。
- ボビー・クマノフ
- 声 - 塩屋翼
- パティの友達であるクマの男の子。典型的なガキ大将で力持ち。勉強は苦手だが、兄弟や友達に対する面倒見が良いので頼りにされている。
- 実家は雑貨屋を経営している。5人兄弟の長男で、3つ子の弟と末っ子の妹がいる。
- ダイアナ・コンデリック
- 声 - 荘真由美
- キツネの女の子。実家は実業家で、メイプルタウンで一番の大金持ち。弟がいる。
- お嬢様らしく高飛車がところがあり、パティとはしばしばケンカすることも。一方で自分に非があった際は相手に素直に謝るなどの良心も持っている。
- プリプリン・ピック
- 声 - 山野さと子(途中まで山野智子表記)
- ブタの女の子。
- ジュディ・リスモンド
- 声 - 中島千里、渡辺菜生子(29話以降)
- リスの女の子。ダイアナと仲が良く、一緒に行動していることが多い。少々気が弱い。
- 実家は洋服屋を経営している。兄がいる。
- ジョニー・カラフト
- 声- 竹村拓
- 樺太犬の男の子。勉強もスポーツも得意な優等生。特にアイスホッケーはプロ級の腕前である。父親が医者であることから植物、特に薬草に詳しい。
- 一人っ子で兄弟姉妹はいない。将来の夢は父親の病院を継ぐこと。父親の他、母親と祖母がおり、祖母からはスケート靴を贈られたことがある。
- グレテル
- 声 - 屋良有作
- 本作の悪役であるオオカミの男。大悪党を自称しているが、頭が悪いため大半の悪事は失敗または未遂に終わっている。
- ミレーユ先生
- 声 - 川島千代子
- パティたちが通う小学校に勤務しているカモシカの女性。
- クラーク・ライアン
- 声 - 八奈見乗児
- メイプルタウンの町長を務めるライオンの男性。成人した娘がいる。
- オットー駐在
- 声 - 塩屋浩三
- メイプルタウンで警察官を務めるブルドッグの男性。ファミリーネームは不明。
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スタッフ
- プロデューサー:鍋島進二(朝日放送)、春日東(旭通信社)、山口康男
- アシスタントプロデューサー:佐川祐子(旭通信社)、高橋尚子
- キャラクターデザイン:二宮常雄
- 音楽:小坂明子
- 美術デザイン:小林祐子、有川知子
- シリーズディレクター:佐藤順一
- 製作担当:横井三郎
- 協力:青二プロダクション
- 特殊効果:大橋清、中島正之、柴田睦子、朝沼貴良、干場豊
- 撮影:佐野和広、杉山幸夫、池上元秋、白井久男、前原勝則、佐伯清、黒田洋一、大藤哲生、鈴木典子
- 編集:望月徹(タバック)
- 録音:池上信照(タバック)
- 音響効果:伊藤道広(E&M)
- 選曲:渡辺恭野(ビモス)
- 記録:樋口裕子
- 現像:東映化学
- アニメーション制作:東映動画(ノンクレジット)
- 制作:朝日放送、旭通信社、東映
主題歌
- オープニングテーマ - 「メイプルタウン物語」
- 唄 - 山野さと子 / 作詞・作曲 - 小坂明子 / 編曲 - 信田かずお
- エンディングテーマ - 「パティの日曜日」
- 唄 - 山野さと子 / 作詞・作曲 - 小坂明子 / 編曲 - 信田かずお
- レコード - コロムビアレコード(日本コロムビア)
挿入歌など
主題歌と挿入歌などは、1986年3月21日発売『メイプルタウン物語 ヒット曲集』(日本コロムビア No.CAK-784)に収録。同ミュージックソフトは2008年に生産数5000枚の限定CDで復刻再発売された。
- 憧れの場所 唄:山野さと子、作詞:佐藤ありす、作曲:小坂明子、編曲:高田弘
- スキップの歌 唄:岡本麻弥、作詞・作曲:小坂明子、編曲:信田かずお
- キラキラの秘密 唄:山野さと子、作詞:佐藤ありす、作曲:小坂明子、編曲:高田弘
- 気まぐれボビー 唄:塩屋翼、作詞・作曲:小坂明子、編曲:高田弘
- 元気です私! 唄:山野さと子、作詞:佐藤ありす、作曲:小坂明子、編曲:高田弘
- Greatグレテル 唄:屋良有作、作詞・作曲:小坂明子、編曲:信田かずお
- おやすみなさい 唄:山野さと子、コーラス:小坂明子・濱田金吾、作詞・作曲:小坂明子、編曲:信田かずお
- ウェルカムメイプルタウン 唄:山野さと子、コーラス:コロムビアゆりかご会、作詞:佐藤ありす、作曲:小坂明子、編曲:高田弘
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放送局
放送系列は放送当時、放送日時は個別に出典が掲示されている局を除き1987年1月終了時点ものとする[2]。
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劇場版
→「メイプルタウン物語 (映画)」を参照
放送リスト
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映像ソフト化
- VHSは東映ビデオより発売。
- DVD-BOXは2013年9月27日から10月30日にかけて、DVD-BOX全2巻がベストフィールドより発売された。映像特典として、Part1には放送前番宣(前番組『はーいステップジュン』の最終回等の新番組予告などで使用された番組宣伝用映像)、Part2には劇場版とその予告編が収録されている。
脚注
関連項目
外部リンク
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