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中央資料隊
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中央資料隊(ちゅうおうしりょうたい、英語:Central Intelligence Service Unit ; C-ISU)は、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に駐屯していた防衛大臣直轄の情報部隊で2007年(平成19年)3月27日に廃止され、翌28日、中央情報隊隷下の基礎情報隊に再編された。
概要
陸上幕僚監部調査部(現運用支援・情報部)に対する情報支援(出版物の翻訳、地誌資料の収集・作成および解析、国賓等に対する通訳支援)を主任務としていた。なお、1967年(昭和42年)当時の中央資料隊の隊員数は229名であった[1]。
過去には各方面隊にも方面資料隊が編成されていたが、1978年(昭和53年)1月に方面総監部調査部の資料課に吸収され廃止された(2010年(平成22年)以降、方面情報隊として順次編制開始)。
沿革
資料隊
中央資料隊
廃止時の組織
- 中央資料隊本部
- 第1科(東欧諸国に関する情報資料の収集整理を担当)
- 第2科(中近東諸国を除くアジア諸国に関する情報資料の収集整理を担当)
- 第3科(北米および中南米諸国、西欧諸国、中近東諸国およびアフリカ諸国に関する情報資料の収集整理を担当)
- 第4科(国内に関する情報資料の収集整理を担当)
- 第5科(2個以上の科(整理科と電子計算機科は除く)の所掌事務に関連する情報資料の総合的な収集整理、並びに外国文書等の翻訳および通訳を担当)
- 技術科(科学技術情報資料の収集整理を担当)
- 地誌科(国内および国外の自然および人文地理の調査、資料の整理、地誌の編纂、地域研究並びにこれらに必要な理論、技術の研究を担当)
- 整理科(情報資料の接受と選別および整理保管、海外報道の受信、情報資料の複製等の業務を担当)
- 電子計算機科(電子計算機の管理および運用を担当)
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脚注
参考文献
関連項目
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