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第5普通科連隊

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第5普通科連隊
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第5普通科連隊(だいごふつうかれんたい、JGSDF 5th Infantry Regiment)は、陸上自衛隊青森駐屯地青森県青森市)に駐屯する第9師団隷下の普通科連隊である。

概要 創設, 所属政体 ...

概要

連隊長は、1等陸佐(二)をもって充てられ、連隊本部、本部管理中隊、4個普通科中隊および重迫撃砲中隊により編成される。

1951年(昭和26年)5月に警察予備隊の部隊として金沢駐屯地において編成された普通科部隊で幾多の改編、移駐が行われている。また、第5普通科連隊を母体に第38普通科連隊、第39普通科連隊が編成されている。

毎年厳冬期に八甲田山系での冬季雪中戦技演習を行なっている。1965年昭和40年)から実施され、2019年平成31年)で50回目[1]

大日本帝国陸軍歩兵第5連隊の連隊番号を継承しており、こちらは日露戦争前の八甲田雪中行軍遭難事件でもよく知られている。

沿革

第5連隊

  • 1951年(昭和26年)
  • 1952年(昭和27年)
    • 1月19日:第3大隊(函館駐屯地)が第4連隊第3大隊に、第6連隊第3大隊(船岡駐屯地)が第5連隊第3大隊に改称。
    • 3月6日:連隊本部および直轄中隊が金沢駐屯地から青森駐屯地へ、第2大隊が金沢駐屯地から秋田駐屯地へ移駐し、第2管区隊に隷属[2]
  • 1953年(昭和28年)4月1日:奥羽4県の警備が第1管区隊に移管され第1管区隊に隷属[2]

第5普通科連隊

  • 1954年(昭和29年)
    • 7月1日:陸上自衛隊発足により、第5普通科連隊に称号変更。
    • 9月10日:第6管区隊が編成により、第6管区隊に隷属[2]
  • 1956年(昭和31年)5月31日:八戸駐屯地の開設により、青森駐屯地から八戸駐屯地に移駐。
  • 1957年(昭和32年)2月21日:第9混成団の編成により、第9混成団に隷属[3]
  • 1962年(昭和37年)
    • 8月14日:八戸駐屯地から青森駐屯地に移駐。
    • 8月15日:第9混成団の第9師団への改編により、連隊再編。
    1. 第2大隊(青森駐屯地)を基幹として第5普通科連隊が編成完結。本部管理中隊、4個普通科中隊および重迫撃砲中隊編成となる。
    2. 第38普通科連隊が第5普通科連隊を母体に八戸駐屯地に新編。
    3. 第39普通科連隊が第5普通科連隊を母体に八戸駐屯地に新編。
  • 1990年(平成02年)3月26日:第9師団の近代化改編により、自動車化連隊に改編。
  • 2010年(平成22年)3月26日:ゲリラ・コマンド対処型連隊への改編。
  1. 64式小銃62式機関銃84mm無反動砲等の旧式装備を一新し、96式装輪装甲車高機動車89式5.56mm小銃5.56mm機関銃MINIMI01式軽対戦車誘導弾等を導入[4]
  2. 後方支援体制変換に伴い、整備部門を第9後方支援連隊第2整備大隊第1普通科直接支援中隊へ移管。
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部隊編成

整備支援部隊

  • 第9後方支援連隊第2整備大隊第1普通科直接支援中隊「9後支-2整-1」(青森駐屯地):2010年(平成22年)3月26日から

主要幹部

さらに見る 官職名, 階級 ...
さらに見る 代, 氏名 ...
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主要装備

過去の装備品

警備隊区

青森市、平内町、七戸町、野辺地町、東北町、三沢市、六ケ所村、横浜町、東通村、むつ市、佐井村、大間町、風間浦村、田子町、三戸町、南部町、八戸市、階上町[11]

廃止(改編)部隊

  • 2010年(平成22年)3月26日廃止
    • 第5普通科連隊本部管理中隊管理整備班「5普-本」(青森駐屯地):第9後方支援連隊第2整備大隊第1普通科直接支援中隊へ移管。

脚注

出典

関連項目

外部リンク

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