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京浜急行電鉄のダイヤ改正
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京浜急行電鉄のダイヤ改正(けいひんきゅうこうでんてつのダイヤかいせい)は、京浜急行電鉄において実施されてきた歴代のダイヤ改正について記述する。
鉄道事業者名・路線名・駅名・車両形式名は時系列で記述する。
1960年代
1966年7月3日改正
- 特急は平日でも終日10分間隔での運行となった[1]。
1968年6月15日改正
- 都営1号線と相互直通運転を行う為に行われた白紙改正。
- 都営1号線との相互直通運転は1968年6月21日に開始されたが予行演習も兼ねてダイヤ改正は相互直通運転に先行して行われた。
- 京急線内のダイヤは乗り入れ先となる都営1号線とあわせる必要があったため、都営1号線共々、終日20分サイクルのパターンダイヤが構築された。
- この改正から「快速特急」という種別が新規に設定されることとなった。
- このダイヤ改正から「特急」停車駅に青物横丁が追加されることとなった。
- 日中は20分サイクルに品川 - 久里浜の「快速特急」、押上 - 三浦海岸の「特急」、青砥 - 川崎の「急行」、新町 - 逗子海岸の「急行」が各1本、品川 - 浦賀の「普通」が2本設定された。
- また本線と直通列車の設定がない空港線は日中「普通」が20分に1本設定された。
- なお日中の押上 - 三浦海岸の「特急」と青砥 - 川崎の「急行」には都営1号線の乗り入れ規格を満たす必要があったことから京急からは1000形、東京都交通局からは5000形が充当され、「特急」には京急1000形が、「急行」には都営5000形が充当された。
- また平日の朝夕ラッシュ時には都営1号線の運転間隔が5分毎から2分30秒毎へと倍増し、同線と直通する「特急」と「急行」においても各々20分毎から10分毎へと倍増するダイヤとなった。
- なお平日の朝夕ラッシュ時の都営1号線に直通しない列車としては10分サイクルに「特急」(三浦海岸・久里浜・浦賀 → 品川)、「急行」(川崎 - 逗子海岸)、「普通」(品川 - 浦賀)が各1本というダイヤであり、これに前述の都営線直通の「特急」と「急行」を加えて、平日朝ラッシュ時は1時間に24本、平日夕ラッシュ時は同18本というダイヤであった。
- なお京急車はこの時点ではあくまでも押上までの乗り入れとなった。
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1970年代
1971年11月15日改正
- 金沢文庫駅 - 神奈川新町駅間で上りの普通列車4本が6両化された[2]。
- 金沢文庫駅 - 浦賀駅間で普通の6両運転が開始された[3]。
1974年12月2日改正
- 12両編成運転の開始に伴うダイヤ改正。
- ラッシュ時に金沢文庫駅 - 横浜駅間でC特急のうち、4本を12両編成運転で行う[4]。
1975年4月26日改正
- 久里浜線三崎口延伸に伴うダイヤ改正。
- 従来の運行パターンのまま大部分のH特急を三崎口まで延長し、行楽シーズンに快特が不定期延長が行われる場合も乗り入れ[4]。
1976年10月15日改正
- 北品川駅 - 青物横丁駅間の高架化完成と新馬場駅開業に伴うダイヤ改正。
- 神奈川新町駅 - 逗子海岸駅間で日中の急行が復活[5]。
1977年11月11日改正
1978年
3月6日改正
- 普通のランカーブ変更に伴い、所要時間短縮および、吊り掛け車のラッシュ時の普通廃止。
- 神奈川新町駅におけるホーム延伸工事が完成したことにより、金沢文庫駅 - 神奈川新町駅間で12両編成運転が実施された[6]。
6月21日改正
- 平日朝ラッシュ時における浅草線直通列車が8両編成での運行が開始された。
8月21日改正
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1980年代
1981年6月22日改正
- 「通勤快特」新設のために行われた改正。
- 品川と川崎の上りホーム延伸工事が完了し12両編成まで停車できるようになったため、それまで平日の朝ラッシュ時には品川まで8両編成で運転されていた「特急」を文庫で品川方に4両増結し12両編成で運転すると同時に12両で運転する区間を「特急」から「快速特急」に格上げすることとなり、この列車を「通勤快特」とすることとなった[8]。
- なお「通勤快特」は文庫までが8両編成の「特急」、文庫 → 品川が12両編成の「快速特急」という扱いであったため、車内の停車駅案内には「通勤快特」の欄は設けられず『通勤快特(平日朝ラッシュ時上り運転)の停車駅は浦賀駅・三崎口駅〜横浜駅間は特急、横浜駅〜品川駅間は快速特急の停車駅です。』と案内された。
- 全線での終車の延長
1982年4月1日改正
- 朝ラッシュ時の普通車6両運転区間延長に伴う改正
- これまで、朝ラッシュ時の普通は神奈川新町から4両編成で運転したのを、6両編成に増強、
- これにより朝ラッシュ時の所要時間が短縮され、通勤快特は品川で後続の急行に接続するようになった
- 前年に設定された通勤快特は2本増発され、計9本となった[9]。
1983年4月1日改正
- 朝ラッシュ時の急行8両運転開始に伴う改正
- 朝ラッシュ時の急行で一部列車が8両編成で運転するようになった。
- 品川駅の普通3番線着開始により、通勤快特が、金沢文庫 → 品川間で完全12両化となった。
1985年10月19日改正
- 京成本線青砥 - 京成高砂駅間複々線完成に伴う改正
- 朝ラッシュ時の急行で京浜川崎発京成成田行の急行が1本誕生した。
- 青砥駅高架化工事完成に伴い、日中時間帯は京成高砂駅で折り返していたH特急を青砥駅折り返しに変更
1986年4月1日改正
- 夕ラッシュ時の快特12両運転開始に伴う改正
- 夕ラッシュ時の快特6本が品川駅 - 金沢文庫駅間で12両編成で運転するようになった。
- この改正で、京急600形電車 (2代)が引退した。
1987年4月10日改正
京急富岡駅待避線完成に伴う改正
- これまで、平日の6往復を除いて、6両編成であった、浅草線直通の特急がラッシュ時間帯においては、全て8両化された。
1987年12月13日改正
南太田駅待避線完成に伴う改正
1988年11月16日改正
- 浅草線直通の特急が全て8両化された[10]。
1990年代
1991年3月19日改正
→詳細は「京成電鉄のダイヤ改正 § 1991年3月19日改正」、および「北総鉄道北総線 § 沿革」を参照
- 京急線内においては大きな変化はなかったが日中に高砂 - 川崎で運転されていた「急行」が千葉ニュータウン中央 - 川崎で運転されるようになったため、これに伴う行先変更や運用変更が行われた。
- この改正までは定期運用においては都営車が「急行」で新逗子(現:逗子・葉山、以下同)まで乗り入れてくるだけであったが、この改正から北総・公団車が「急行」で川崎まで、京成車が「急行」で川崎まで、1日1往復ではあるが京成車が「特急」で三崎口までそれぞれ乗り入れてくるようになった。なお、京急と北総・公団との乗り入れは、この時点では北総・公団車の片乗り入れであった。
1992年4月16日改正
- 最終の特急区間延長に伴い、終車延長
1993年4月1日改正
- 羽田空港沖合展開事業の進展に伴う空港線穴守稲荷駅 - 羽田駅(現・天空橋駅)間開業に伴う改正
- ウィング号および都営車による三崎口行き登場
- 品川(一部は都営線・北総線直通) - 羽田駅(当時)の急行列車が運転開始。
- 羽田駅開業当時は空港線(特に糀谷駅)のホーム有効長が6両編成であったために、京成車・都営車・京急車での運転となった。この関係で京急車が初めて北総・公団線に入線(1993年3月に京急車を使用して北総・公団線内での教習・習熟運転を実施)することとなり、京急と北総・公団との間はこれまでの北総・公団車のみの片乗り入れから相互乗り入れに変更した。また直通列車は日中時間帯に限定され、休日は終日にわたり6両編成で空港線に直通した。8両編成での運転開始は1994年12月10日から実施した。
→詳細は「京成電鉄のダイヤ改正 § 1993年4月1日改正」、および「糀谷駅 § 年表」を参照
1994年4月25日改正
- 生麦駅に下り待避線が完成したことに伴う優等の所要時間短縮
1995年4月1日改正
- 快速特急の最高時速120km運転開始に伴う改正
- 千葉急行電鉄の路線延長(大森台駅 - ちはら台駅間)に伴う改正
- 北総開発鉄道の路線延長(千葉ニュータウン中央駅 - 印西牧の原駅間)に伴う改正
→「京成電鉄のダイヤ改正 § 1995年4月1日改正」も参照
- 快速特急が品川駅 - 横浜駅間にて最高時速120km運転を開始[12]。なお、増圧ブレーキ改造を施工していない車両ならびに横浜駅以南と久里浜線では、最高時速110kmでの運転となった。なお、120km運転自体は準備段階として2月21日より実施していた。また、同日より昼間点灯を開始した。
- 前年の12月10日より、空港線に8両編成が入線できるようになり、朝夕の一部の川崎発着の急行を羽田行きに振り替えた。これにより京急車の北総・公団線への乗り入れが一旦廃止され、1993年3月以前の片乗り入れに変更されたが、この年の7月24日のダイヤ修正で運用が変更された結果、1000形の一部編成のみが再度北総・公団線へ乗り入れたことで、わずか3ヶ月半余りで再度相互乗り入れに戻っている。
- この改正で京成車の三崎口乗り入れが一旦廃止され、川崎が南限となった。
1996年7月20日改正
- 久里浜線の増強
- 久里浜線の久里浜駅以南は10分間隔に変更する。平日昼間時間帯に普通車が久里浜線に乗り入れを行う。
- 快速特急は久里浜駅以南各駅停車に変更となった。
- 夏期の特別ダイヤが廃止
- ウィング号が2本増発され、計10本となった。
1997年10月4日改正
- 12両編成の特急・快速特急を増強[13]。
→詳細は「京急空港線 § 特急」を参照
1998年11月18日改正
- かねてより進められていた羽田空港新ターミナル直下への乗り入れ工事が完成、2代目となる羽田空港駅(現・羽田空港第1・第2ターミナル駅、以下同)開業にともなう改正[14]。
→京成電鉄側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 1998年11月18日改正」を参照
- 羽田空港新ターミナル直下への乗り入れが実現した事により、都営浅草線・京成線を介して成田空港とを結ぶ空港間連絡列車の設定が可能となったため、昼間帯に羽田空港駅 - 成田空港駅間にエアポート快速特急(現・エアポート快特)が80分(1時間20分)間隔で設定された[14]。また、エアポート快速特急を補完するため、羽田空港駅 - 京成線・青砥駅間で運転され、青砥駅で京成上野駅 - 成田空港駅間の特急に接続する、エアポート特急も80分間隔で同時に設定され 、両列車を合わせると40分間隔での設定となった[14]。
- 横浜・逗子・横須賀方面からの羽田空港へのアクセスの利便性確保のため、京急蒲田駅が快速特急停車駅に追加された[14]。
- 平日の快速特急が三崎口駅まで区間延長され、普通車の京急久里浜以南の廃止
- 2000形による逗子線での定期運用が初めて設定された。また、平日朝の品川行き通勤快特のうちの1本が泉岳寺駅まで区間延長された。当該列車には2100形が使用され、同車による初の泉岳寺駅乗り入れとなった。
- 日中の平和島駅での快特待避は北総線直通の急行から、エアポート特急と京成線直通の急行に変更された。
- また、2か月後の1999年1月15日に空港線関連で改正があり、早朝に泉岳寺駅始発の快速特急が1本増発されると共に、日中時間帯の北総線―川崎系統の特急を快速特急に格上げの上羽田系統とするなどの利便性向上を図った[15]。
1999年7月31日改正
- 本改正は全面改正(白紙改正)となった[16]。
- 本改正より、それまで快速特急の略称として用いられていた「快特」が正式な種別名となった。また、これに関連してエアポート快速特急もエアポート快特が正式名称となった。しかし、『京浜急行全駅標準時刻表(平成11年度版)』では、「快特」ではなく「快速特急」のまま記載されている一方、「エアポート快速特急」は「エアポート快特」として記載されている。
→詳細は「快速特急 § 京浜急行電鉄」、および「エアポート快特 § 「エアポート快特」の運行開始」を参照
- 快特は久里浜線内各駅停車となった。これに関連して同線内での列車種別としての普通列車の設定が朝夕のみとなった。
- 1968年6月の都営浅草線との相直開始以来の基本であった、品川駅発着の快速特急と都営線直通の特急による10分間隔での運転を改め、都営線直通の特急は快特に格上げされた。また、エアポート特急はエアポート快特に統合された[16]。(運転区間に変更なし)
- 本線・京急蒲田駅以南および逗子線の急行が廃止され、代替措置として京急川崎駅 - 金沢文庫駅間で普通が増発され、同区間での普通は約5分間隔での運転となった。
- 横浜方面からの羽田空港アクセスの利便性向上のため、このとき始めて横浜方面から空港線羽田空港への直通列車が設定され、横浜-羽田空港が乗換不要となった[16]。
- 平日朝ラッシュ時に設定されていた通勤快特は金沢文庫駅以南を特急、以北を快特として運転する形態に改められ、通勤快特の種別名称は廃止された。
- 逗子線へ特急乗り入れ(逗子線内は各停)
- 土休日の夕方以降久里浜線久里浜以南の完全10分間隔化
- ウイング号1本増発[16]
- 空港線関連に関しては朝ラッシュ時の空港線内の折り返し列車を品川方面(ほとんどが都営線からの直通)発着の急行に変更された。
→詳細は「京急本線 § 泉岳寺方面 - 羽田空港第1・第2ターミナル間」を参照
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2000年代
2000年7月22日改正
2001年9月15日改正
2002年10月12日改正
- 京急蒲田駅の配線改良工事(空港線 - 横浜方面への渡り線を新設)の完成[19]
- 2002年10月27日に予定されていた芝山鉄道線芝山千代田 - 東成田開業に伴う改正
- 地下鉄乗り入れ基準を満たした2100形が10編成揃ったのを受け、従来品川駅折返しであったいわゆる「A快特」を泉岳寺駅まで延長し、都営浅草線との接続を図った。→「京急本線 § 快特」、および「京急2100形電車 § 運用」も参照
- 京急蒲田駅の空港線-横浜方面の渡り線完成により羽田空港駅 - 横浜方面の直通列車を大幅に増発。昼間時間帯は羽田空港 - 新逗子駅・浦賀駅間で運転(羽田空港 - 京急川崎間は特急、京急川崎 - 金沢文庫駅間は快特に併結。)。ラッシュ時は羽田空港駅発着の横浜方面の快特・特急(一部京急川崎駅発着列車の延長運転)が新設される。
- これに伴い快特は平日の昼間時間帯でも(土休日は早朝・深夜を除く)京急川崎 - 金沢文庫間で12両編成運転を行うようになった。
- 大師線の終車延長
- 土休日の優等の行先延長
- 京成線の運転体系の再編により、羽田空港駅 - 成田空港駅間のエアポート快特は京成線内快速運転に変更。京成成田駅までの運転になった。→詳細は「エアポート快特 § 京成線直通運転区間の縮小」を参照
- 地下鉄乗り入れ基準を満たした2100形が10編成揃ったのを受け、従来品川駅折返しであったいわゆる「A快特」を泉岳寺駅まで延長し、都営浅草線との接続を図った。
2003年7月19日改正
2004年10月30日改正
- 羽田空港第2旅客ターミナルビル供用開始に伴う改正[21]
- ・早朝の羽田空港アクセスの増強[21]
2006年12月10日改正
2007年12月2日改正
2009年2月14日改正
- 羽田空港発着国際チャーター便対応と、C-ATS運用開始に伴う改正
- 早朝や深夜の空港線での快特増発や普通車の急行化による所要時間短縮
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2010年代
2010年
5月16日改正

- 京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗に伴う改正[23]。
- 本線・平和島駅 - 六郷土手駅間と空港線・京急蒲田駅 - 大鳥居駅間の上り線が高架化された。
- エアポート快特が京急線内においても独立した位置付けの種別名となり、京急蒲田駅は通過となった。→詳細は「エアポート快特 § 京急蒲田駅通過騒動「蒲田飛ばし」」、および「京急蒲田駅 § エアポート快特通過反対運動」を参照
- エアポート急行が逗子線・新逗子駅に新設された。なお、本線の京急蒲田駅以南で急行系統の種別が設定されるのは1999年7月改正以来11年ぶりのことであった。→詳細は「京急本線 § 逗子・葉山 - 羽田空港間」を参照
- また、品川方面発着の急行もエアポート急行に改称された。(停車駅の変更はなし)
- 横浜方面へのエアポート急行新設にともない、従来、金沢文庫駅以南は普通、金沢文庫駅 - 京急川崎駅間は快特、京急川崎駅 - 羽田空港駅(現・羽田空港第1・第2ターミナル駅)は特急として運転(金沢文庫駅 - 京急川崎駅間では本線快特と併結)されていた横浜方面 - 羽田空港駅間の直通列車は平日夜間の横浜方面への4本を残して廃止された。また、一部の区間で普通列車が減便された。
- 快特・京急ウィング号の停車駅に金沢八景駅が追加された。
- また、京成・北総でも成田スカイアクセス線乗務訓練に伴うダイヤ変更が行われている。→京成・北総側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 5月16日改正」を参照
7月17日改正

成田空港行エアポート快特
- 京成成田スカイアクセス線開業に伴う改正[24]
→詳細は「京成電鉄のダイヤ改正 § 7月17日改正」を参照
- 今回の改正は直通先の京成グループが主体で、京急線内では一部列車の行き先の変更などにとどまった。
- 同線には有料特急の「スカイライナー」のほか、一般列車として「アクセス特急」が設定された。→詳細は「京成成田空港線 § アクセス特急」、および「スカイライナー § 今後の計画」を参照
- 日中のアクセス特急は羽田空港駅(当時)発着のエアポート快特(京急線・都営浅草線内)として運転され、車両はこの改正に合わせて運行を開始した京成3050形のほか、600形や新1000形10次車が使用されることとなった。これにより、2006年12月改正以来消滅していた京急車による成田空港駅への乗り入れ運用が復活した。一方で、京急車による京成本線の京成高砂駅以東への乗り入れは廃止された。[25]→詳細は「エアポート快特 § 成田スカイアクセスとの直通運転開始」を参照
- 京成・北総・芝山線では駅ナンバリングが導入されたが、京急では10月改正での導入となる為、今回の改正では見送られた(都営浅草線は2004年に導入済み)。
10月21日改正
- 羽田空港の国際線ターミナル(現・第3ターミナル)の供用開始による改正
→「羽田空港第3ターミナル駅 § 開業」も参照
- 空港線の羽田空港駅 - 天空橋駅間に羽田空港国際線ターミナル駅(現・羽田空港第3ターミナル駅、以下同)が開業した。
- なお、今回の改正の変更点は同駅への停車によるもののみである。
- エアポート快特も含めた全列車が同駅停車となったため、エアポート快特は品川駅-羽田空港国際線ターミナル駅間でのノンストップ運転となった。
- また、羽田空港駅は「羽田空港国内線ターミナル駅」(現・羽田空港第1・第2ターミナル駅)に改称された。
2011年
節電ダイヤ
- 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)及び東京電力・福島第一原子力発電所での事故による電力事情悪化に伴う緊急ダイヤ改正
→京成側の変更内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 節電ダイヤ」を参照
3月22日 - 4月3日
4月4日 - 4月17日
4月18日以降の修正
7月1日 - 9月22日
9月23日改正
- 節電対策の見直しに伴う改正[33]
2012年10月21日改正
- 本線・平和島駅 - 六郷土手駅間と空港線・京急蒲田駅 - 大鳥居駅間の下り線が高架化され、同区間が完全に高架線となる。
- 品川・都心方面 - 羽田空港間の運行種別の見直し
- エアポート急行・京成・北総線直通系統を快特に格上げ
- エアポート快特のうち、成田スカイアクセスに直通しない青砥・高砂折り返し系統を快特に格下げし、京急蒲田に停車
- これにより、空港線直通快特は10分間隔となる(うち40分に1往復は成田スカイアクセス直通エアポート快特・アクセス特急)
- これに伴い、品川 - 京急蒲田間の普通列車が1時間当たり3往復増発。一部に京急蒲田始発・終着便も設定。
- エアポート快特の種別色を緑から橙に変更
- 横浜方面 - 羽田空港間増発
- エアポート急行・新逗子(現 逗子・葉山)発着系統が1時間あたり3往復から6往復に増発(震災節電ダイヤで間引き・減便した普通列車の枠を利用)
- 同系統を夕ラッシュ時にも運転。
- 代替として本線快特の新逗子・浦賀方面発着の増結を廃止もしくは金沢文庫発着となる。
- 平日朝ラッシュ時の羽田空港行を増発
- 新逗子始発羽田空港行特急を普通列車から格上げし増発。普通列車は減便された。
- 品川方面発羽田空港行快特を3本増発
- その他
- 土休日夜間の品川発着本線快特の泉岳寺乗り入れを拡大する等、品川発着列車の泉岳寺延長を実施。
- 京急蒲田駅の待避線併用開始に伴い、平日朝において普通列車が特急列車の待ち合わせを開始。
→京成・北総側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2012年10月21日改正」を参照
2013年10月26日変更
- 本線の運転形態及び土休日の運転間隔の見直し[37]
- 朝・夕ラッシュ時間帯において、下り神奈川新町 - 金沢文庫間の運転パターンを変更
- 同時間帯の普通列車の途中駅での待避回数の減少及び待避駅の変更
→京成・北総側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2013年10月26日変更」を参照
2014年11月8日改正
- エアポート快特の所要時間短縮
- 浅草線エアポート快特増発
- エアポート急行増発・接続改善
- 空港線区間運転の普通列車の一部をエアポート急行に格上げ
- 品川発着の一部を泉岳寺に乗り入れ
→京成・北総側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2014年11月8日改正」を参照
2015年12月5日改正
- 上り「モーニング・ウィング号」運行開始に伴う改正[40]。
- モーニング・ウィング号
- 平日朝ラッシュ時上りに2本設定
- 1号は品川行き、2号は泉岳寺まで乗り入れ
→詳細については「京急ウィング号」を参照
- その他
- 一部列車の延長運転等
→京成・北総側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2015年12月5日改正」を参照
2016年11月19日改正
- 平日ダイヤ
- 一部ウイング号の発車時刻の繰り下げ
- 夜間下りの一部増結車の増結相手を品川始発の快特から都営線からの快特に変更
- 品川始発の快特3本を特急に格下げ
- 羽田空港始発の行先を一部変更
- 土休日ダイヤ
- 土曜朝上りの増結車の行先を変更
- 朝上りの快特4本に増結車を増結
→京成・北総側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2016年11月19日改正」を参照
2017年10月28日改正
- 平日ダイヤ
- エアポート急行・横浜方面系統、朝羽田空港行3本増便
- 泉岳寺始発浦賀行特急を三崎口行に変更
- 印旛日本医大始発金沢文庫行最終特急を、北総線内普通からアクセス特急に格上げの上、成田スカイアクセス経由成田空港始発に変更
- 土休日ダイヤ
- エアポート急行・横浜方面系統、羽田空港始発1本深夜便を増便
- 京急蒲田止まりで羽田空港始発に接続していた特急を、京急久里浜まで延長
- 京急車による浦賀始発特急京成佐倉行を新たに設定
→京成・北総側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2017年10月28日改正」を参照
2018年12月8日改正
- 羽田空港方面のエアポート急行1本を横浜始発から金沢文庫始発に延長
- 京成車による京急蒲田以南への乗り入れが復活
→京成・北総側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2018年12月8日改正」を参照
2019年10月26日改正
- 平日ダイヤ
- 横須賀中央駅 - 品川駅間に「モーニング・ウィング号」を1本増発。増発分を1号とし、従来の1・2号は3・5号に変更。
- 「京急ウィング号」を「イブニング・ウィング号」に改称。
- ウィングの列車号数を上りは奇数、下りは偶数に統一(後述の「ウィング・シート」を含む)。
- 通勤・通学時間帯に運転される金沢文庫駅発三崎口行き特急1本を神奈川新町駅発に延長。
- 朝ラッシュ時間帯に品川駅発羽田空港行きエアポート急行を1本増発。
- 京成車による京急久里浜駅 - 三崎口駅間の運用が消滅。
- 土休日ダイヤ
- 泉岳寺駅 - 三崎口駅間を運転する快特のうち、上り8本および下り9本の2号車に「ウィング・シート(指定席)」を新設。
- 早朝時間帯に運転される羽田空港駅発京成高砂駅行き3本の種別を快特からエアポート急行に変更。
→京成・北総側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2019年10月26日改正」を参照
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2020年代
要約
視点
2020年7月20日変更
- 平日午前の一部快特を12両編成化[47]
- 朝ラッシュピーク後の金沢文庫駅 - 品川駅間で、上下1本ずつ快特を8両から12両編成での運行に変更。
- これに伴い、一部列車の時刻も変更。
2021年
1月20日変更
- 大師線を除く各線の終列車付近で、一部列車の運休や行先を変更。
- 下り特急4本、上り都営浅草線直通特急1本、上り都営・京成線直通エアポート急行1本がそれぞれ行先を変更。
- 普通3本、エアポート急行1本と、「イブニング・ウィング号」の20号、22号がそれぞれ運休。
- それに伴い、各列車で終列車時刻が繰り上げ。
- この終列車時刻繰り上げは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発出および国・1都3県知事からの要請を受けての対応であり、後述する3月27日改正ダイヤの前倒しではない。
3月27日改正

- 平日、土曜・休日ダイヤ共通
- 2020年5月9日から運休となっていた、日中の品川駅 - 京急蒲田駅間を往復する普通列車が廃止。
- 平日ダイヤ
- 終列車時刻を下り方面は大師線を除く各線で概ね15 - 30分、上り方面は空港線、逗子線で繰り上げ。
- 新型コロナウイルス感染症流行による3密回避のため、終列車前に列車を増発。
- 5月6日から「モーニング・ウィング3号」を最大で12両編成化。128席拡充。
- 三浦海岸駅 - 金沢文庫駅間は新造された新1000形4両編成で、金沢文庫駅 - 品川駅間は8両編成を増結して、12両編成で運行。
- 土休日ダイヤ
- 「ウィング・シート」の事前購入が可能に。
→京成電鉄側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2021年3月27日改正」を参照
10月18日変更
- 平日日中の京急久里浜駅 - 三崎口駅間で減便[52]
- 11時から15時の間、京急久里浜駅 - 三崎口駅間で従来の10分間隔(毎時6本)から、20分間隔(毎時3 - 4本)に変更して運行。
- 上下線で各10本ずつ、計20本が運休。
2022年
2月26日改正
- 京急蒲田駅発の羽田空港駅行始発列車を品川駅発に延長し、羽田空港へのアクセスを向上[53]
- 平日ダイヤのイブニング・ウィング号の品川駅発車時刻を概ね20分間隔にパターン化
- 日中時間帯(11時 - 15時)の京急久里浜 - 三崎口駅間が約20分間隔の運行に変更
- 土休日の快特列車の12両運転を一部変更
→京成電鉄側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2022年2月26日改正」を参照
11月26日改正
本改正は前述の1999年7月31日改正以来の大規模なものとなった[54]
- 日中の運行パターンを快特と特急の交互10分間隔に変更、待ち合わせ駅での普通との接続も改善
- 特急停車駅からの乗車機会を増やす
- エアポート急行の逗子・葉山発着の系統が日中は1時間あたり6本から3本に減少
- その代替として、日中の空港線 - 品川・都営線方面の快特の一部を特急に変更し、空港線内各駅(糀谷,大鳥居,穴守稲荷,天空橋の4駅)の10分間隔を維持
- エアポート快特は従来どおり40分間隔で運転し、空港への速達サービスは継続
- 逗子線内では金沢文庫〜逗子・葉山間の普通を1時間あたり3本運転し、10分間隔を維持
- モーニング・ウィング5号の運行時刻を約30分繰り上げ、品川駅到着時間を8:53、泉岳寺駅到着を8:56とする
- 土休日の日中上り快特で、「ウィング・シート」の上り乗車可能駅を追加
- 電車のダイヤ改正に合わせて、バスも同時にダイヤ変更し駅から先の利便性も向上
- 電車の利便性だけではなく、街全体の利便性からバスのダイヤも一部エリアで同時に変更
→京成電鉄側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2022年11月26日改正」を参照
2023年11月25日改正
- ご利用状況を踏まえたウィングサービスの変更[55]
- 混雑時間帯の利便性向上
- 平日ダイヤ
- 上り:特急停車駅の利便性向上のため、朝ラッシュ時間帯の上り「快特」1本を「特急」に変更
- 下り:ご利用の多い朝ラッシュ時間帯に下り列車を2本増発
- 土休日ダイヤ
- 空港線:ご利用の多い夜間時間帯(23時台)に品川方面・横浜方面への直通列車を各1本増発
- 平日ダイヤ
- 「エアポート急行」の名称を「急行」に変更
→京成電鉄側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2023年11月25日改正」を参照
2024年11月23日改正
- 【KQuick限定】イブニング・ウィング号の乗車駅追加[56]
- すべてのイブニング・ウィング号の乗車駅に京急蒲田、京急川崎、横浜を追加
- 羽田空港の利用客の利便性向上
- 平日ダイヤ・土休日ダイヤ共通
- 深夜時間帯に羽田空港の利用客の利便性向上のため、羽田空港 24時05分発「快特 品川行」新設
- 土休日ダイヤ
- 早朝、夜間時間帯に横浜方面 - 羽田空港間直通列車増発
- 平日ダイヤ・土休日ダイヤ共通
- 大師線の平日下り終列車時刻の繰り下げ
- 京急川崎発「小島新田行」終列車の時刻を繰り下げ
→京成電鉄側の改正内容については「京成電鉄のダイヤ改正 § 2024年11月23日改正」を参照
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脚注
参考文献
関連項目
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