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日清食品ホールディングス
日清食品グループを統括する持株会社 ウィキペディアから
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日清食品ホールディングス株式会社(にっしんしょくひんホールディングス、英: NISSIN FOODS HOLDINGS CO.,LTD.[1])は大阪府大阪市(本店)と東京都新宿区に本社を置き、即席麺を生産する日清食品を中心とする食品グループの持株会社である。
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概要
即席麺を中心としたインスタント食品、冷凍食品、菓子、シリアル食品、乳酸菌飲料を製造・販売している。日清食品グループの理念は「EARTH FOOD CREATOR」(「食」の可能性を追求し、社会や地球に貢献する)、また同グループのビジョンは「UNITE FOOD POWERS」(「食」の持つ力を結集する)である。グループ全体におけるスローガンとして「もっと「食」を動かそう。」も制定されている。主要子会社として日清食品、明星食品、日清シスコ、湖池屋があり主要取引先は三菱商事、伊藤忠商事となっている。
カップ麺市場を拡大するため海外に進出しており、インド、インドネシア、タイ、オランダ、アメリカ、ブラジルに現地工場を持つ。また味の素と提携しており、インドネシアやタイに合弁会社を設立しているほか、ミャンマーでは現地企業と合弁で進出した[2]。
社名は、「日々清らかに豊かな味をつくる」という創業者・安藤百福の言葉を由来とする[3]。また「日清」の名を冠する日清製粉、日清オイリオとは起源的には無関係であるが原材料の調達等の取引関係があり、僅かながら株式を相互保有している。日清製菓、日清医療食品、日清紡績とは一切無関係である。
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沿革
→持株会社化以前の沿革については「日清食品」を参照
- 2008年(平成20年)10月1日 - 持株会社体制に移行。商号を日清食品ホールディングス株式会社に変更。創業50周年、「百福士プロジェクト」が始動。
- 2011年(平成23年)9月17日 - 神奈川県横浜市中区の横浜みなとみらい21地区に「安藤百福発明記念館」(カップヌードルミュージアム)を開館。
- 2014年(平成26年)3月 - 東京都八王子市戸吹町に新たな研究拠点として「日清食品グループ the WAVE」(「グローバルイノベーション研究センター」「グローバル食品安全研究所」の2拠点)が完成、稼働開始。
- 2016年(平成28年)1月 - ぼんちの株式を追加取得し、ぼんちを連結子会社とする。
- 2017年(平成29年)9月15日 - インスタントラーメン発明記念館(大阪府池田市)を、安藤百福発明記念館 大阪池田(カップヌードルミュージアム 大阪池田)に改称。同時に、安藤百福発明記念館(カップヌードルミュージアム、横浜市)を、安藤百福発明記念館 横浜(カップヌードルミュージアム 横浜)に改称[4]。
- 2020年(令和2年)11月27日 - 湖池屋の株式を追加取得し、湖池屋を持分法適用会社から連結子会社に変更[5]。
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グループ企業

常温食品事業
低温食品事業
菓子事業
飲料事業
- 日清ヨーク株式会社 - 清涼飲料の製造販売
機能子会社、その他事業子会社
- 日清食品ビジネスサポートプラス株式会社 - 特例子会社
- 日清食品アセットマネジメント株式会社 - 不動産管理業
- 日清ネットコム株式会社 - ビル管理・食堂経営
- 宇治開発興業株式会社 - ゴルフ場「日清都カントリークラブ」を経営
過去のグループ企業
- 日清食品ビジネスサポート株式会社 - 業務サポート。2015年10月1日に日清食品ホールディングスに吸収合併。
- 味の民芸フードサービス株式会社 - 2014年1月にサガミチェーンに売却。
研究所
日清食品グループの技術・開発・研究拠点として、2014年(平成26年)3月、「グローバルイノベーション研究センター」と「グローバル食品安全研究所」の2拠点からなる「日清食品グループ the WAVE」が東京都八王子市戸吹町に完成した。「最も進んだフードテクノロジーの波を起こし、その力強い波動を絶え間なく世界中に発信していく」事をミッションに、創業者精神のもと、技術開発と食の安全の研究を進めている[6]。設計は古谷誠章(早稲田大学教授)が担当し、竹中工務店が工事を請け負った。the WAVEは2014年度グッドデザイン賞を受賞している[7]。
スポーツ協賛事業
要約
視点
日清食品グループ陸上競技部
日清食品グループ陸上競技部(東京本社付のためチーム所在地は東京都新宿区)は、1995年(平成7年)2月1日、日清食品(当時)の陸上競技部として創設。諏訪利成(アテネオリンピック男子マラソン6位入賞)、実井謙二郎(アトランタオリンピック男子マラソン日本代表)をはじめ、徳本一善、ジュリアス・ギタヒ、大島健太ら中長距離の有力ランナーを揃え、創設以来全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)の常連チームとなっていた(2019年(平成31年)まで24年連続24回、東日本地区代表として出場した)。
2010年(平成22年)の第54回全日本実業団対抗駅伝大会において4時間50分7秒のタイムを記録し、出場15回目にして悲願の初優勝を果たした(1区:座間紅祢→2区:ガトゥニ・ゲディオン→3区:佐藤悠基(区間賞)→4区:北村聡→5区:保科光作→6区:徳本一善→7区:小野裕幸(区間賞))。2012年(平成24年)の第56回大会でも、2年ぶり2回目の優勝を果たした(1区:若松儀裕(区間賞)→2区:ガトゥニ・ゲディオン→3区:保科光作→4区:佐藤悠基(区間賞・区間新)→5区:高瀬無量(区間賞)→6区:座間紅祢→7区:安西秀幸)。
2019年1月11日、成績が低迷していた駅伝からの撤退を発表し、2020年東京オリンピックマラソン日本代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ出場権を獲得した佐藤悠基と村澤明伸を除いた所属する12人の選手に退部を勧告、入社予定だった大学生2人の内定を取り消した[8][9]。最終的には佐藤・村澤に加え三浦洋希・高瀬無量の2名が残留、他の選手は移籍もしくは引退となった。
コーチの板山学、所属選手の村澤明伸と三浦洋希が退部し所属部員がいなくなるため、2021年3月31日を以って活動を休止することが発表された[10]。
チームスタッフ
- コーチ
- 板山学
最終所属選手
- 村澤明伸(SGホールディングスに移籍)
- 三浦洋希
過去に所属していた選手
など |
全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)成績
走者 は区間賞。
その他スポーツ選手との所属・スポンサード契約
個人
団体
いずれもスポンサー契約。
過去の所属・スポンサード
スポーツイベント協賛
- 日本オリンピック委員会(JOC) - オフィシャルパートナー
- 日清食品カップ・全国小学生陸上競技交流大会(日本陸上競技連盟主催)
- 日本プロゴルフ選手権大会「日清カップヌードル杯」
- 日清都カントリークラブ(ゴルフ場、京都府宇治市)
- U18日清食品リーグ バスケットボール競技大会[11]
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百福士(ひゃくふくし)プロジェクト
日清食品グループ創立50周年を迎えた2008年(平成20年)(本社設立の年でもある)、次の50年に向けて立ち上げた社会・環境活動プロジェクトが「
ちなみに
主な活動内容
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脚注
関連項目
外部リンク
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