トップQs
タイムライン
チャット
視点
日置市
鹿児島県の市 ウィキペディアから
Remove ads
日置市(ひおきし)は、鹿児島県の中央部(薩摩半島)に位置する市。南九州西回り自動車道やJR鹿児島本線で隣接する鹿児島市と結ばれ、鹿児島市のベッドタウンとしても発展している。
2005年、日置郡の東市来町、伊集院町、日吉町、吹上町が合併し発足した。毎年10月には武将・島津義弘を祀る徳重神社を詣でる妙円寺詣りと呼ばれる行事が行われている。また薩摩焼の歴史とも深い関わりがある地域で、現在でも美山地区では窯元が開かれ、焼物(陶器)の街としても知られている。
Remove ads
地理
要約
視点

2013年9月26日撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
鹿児島県の中央部、薩摩半島の中西部に位置する。市の西部は東シナ海に面しており、日本三大砂丘で日本一の長さを誇る吹上浜がある。吹上浜の沖約12キロメートルに浮かぶ無人島の久多島も日置市に属する。
気候
隣接している市町村
大字
大字は、日置市設置の際、日置合併協議会の協議事項のうち「字の区域及び名称の取り扱いについて」にて、「字の区域は、現行どおりとし、現行の字の名称の前に該当字の属する地方公共団体の名称を付し、字の名称変更する」と決定され[2]、平成17年鹿児島県告示第691号「 字の名称変更」により、各町に設置されている大字については名称を、伊集院町の場合「○○」→「伊集院町○○」に、東市来町の場合「○○」→「東市来町○○」、日吉町の場合「○○」→「日吉町○○」、吹上町の場合「○○」→「吹上町○○」にそれぞれ改称された。
→詳細は「日置市の大字」を参照
Remove ads
歴史
日置市市役所が建てられている伊集院町は、南北朝時代から江戸時代にかけ、当時は徳重神社の場所にあった徳重地区の「妙円寺」のみならず、郡地区にあった「広済寺」、猪鹿倉地区に真言宗の寺として1418年に建てられ現在は仁王像2体が残る「大勝山聖護院 荘厳寺」、下谷口上之馬場地区に時宗の寺として1338年に建てられ現在は有馬新七の墓が残る「無量寿院 龍泉寺」、下谷口地区に曹洞宗の寺として1402年に建てられ現在は島津貴久の側室と云われる花室清忻大姉の墓が残る「久木山 破鞋庵」、大田地区に戦死した婚約者を弔うため伊集院久氏の娘が1379年に建立した尼寺「捕蛇山 円通庵」をはじめ多数の寺院が存在し、薩摩半島における学問の中心地として栄えた場所だった[3]。
近現代
- 1889年4月1日 町村制施行により、現在の市域に以下の村が発足。
- 1897年4月1日 郡制施行に伴う郡の統合により、阿多郡を日置郡に編入。
- 1922年4月1日 中伊集院村が町制施行、伊集院町となる。
- 1922年12月1日 伊作村が町制施行、伊作町となる。
- 1937年4月1日 東市来村が町制施行、東市来町となる。
- 1955年4月1日
- 日置村と吉利村が新設合併し町制施行、日吉町が発足。
- 伊作町と永吉村が新設合併し、吹上町が発足。
- 1956年9月30日 下伊集院村を4分割し、伊集院町・東市来町・日吉町・郡山村(現在の鹿児島市の一部)に編入。
- 2005年5月1日 日置郡の伊集院町、東市来町、日吉町、吹上町が新設合併し市制施行、日置市が発足。
Remove ads
行政
市の行政機関
県の行政機関
国の行政機関
経済
日置市に工場を置く主要企業
姉妹都市・提携都市
国内
国外
地域
人口
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
日置市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 日置市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 日置市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
日置市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
教育
大学
鹿児島農業大学校
高等学校
- 学校法人日章学園鹿児島育英館高等学校※中高併設
中学校
- 市立
- 私立
小学校
- 市立
- 鶴丸小学校
- 伊作田小学校
- 湯田小学校
- 上市来小学校
- 美山小学校
- 土橋小学校
- 伊集院北小学校
- 日吉小学校
- 永吉小学校
- 伊作小学校
- 花田小学校
- 和田小学校
Remove ads
交通

- 最寄り空港は鹿児島空港。
鉄道
道路
高規格幹線道路
一般国道
主要地方道
一般県道
バス
一般路線バス
高速バス
市内の南九州西回り道上の東市来バスストップと伊集院バスストップに鹿児島市 - 串木野市・薩摩川内市間の高速バス[注釈 1]が停車する。
Remove ads
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

- 園林寺跡、小松帯刀の墓
- 小松家お仮屋跡
- 清浄寺、小松帯刀菩提寺、小松帯刀像
- そうめん流し宮田石、せせらぎの湯 花水木(伊集院町)
- 大汝牟遅神社
- 玉山神社
- 徳重神社
- 中島常楽院
- 吹上温泉
- 吹上浜(日本の渚百選)
- 湯之元温泉
特産品
スポーツ
- フラーゴラッド鹿児島(V.LEAGUE所属のバレーボールクラブ)
著名な出身者
- 赤崎義則(鹿児島市長、全国市長会長)※ 東市来町出身
- 赤山靭負(薩摩藩物頭。お由羅騒動で切腹)※ 日置郷出身
- 有馬正文(海軍軍人)※ 中伊集院村出身
- 有村優樹(陸上競技選手)
- 石神兼文(法学者、鹿児島大学第6代学長・名誉教授)※ 東市来町出身
- 伊集院大八(元力士)
- 稲森いずみ(俳優)※ 伊集院町出身
- 今給黎教子(海洋冒険家)※ 吹上町出身
- 入船敏(陸上競技選手、指導者)※ 伊集院町出身
- 岩下敬輔(サッカー選手)※ 伊集院町出身
- 鵜狩道夫(元プロ野球選手)※ 伊集院町出身
- 有働由美子(フリーアナウンサー)※ 伊集院町出身
- 鮫島眞男(第4代衆議院法制局長、法学者、近畿大学教授)※ 東市来町出身
- 東郷茂徳(第65・71代外務大臣、第4代大東亜大臣、第21代拓務大臣、貴族院議員)※ 苗代川村出身
- 中島美嘉(歌手、俳優)※ 伊集院町出身[7]
- 中野花菜(ソフトボール選手)
- 長渕剛(歌手、俳優)※ 伊集院町生まれ、鹿児島市育ち
- 永山由高(日置市長)※ 東市来町出身
- 野村直邦(第23代海軍大臣、海軍大将)
- 馬場雄二(元鹿児島放送アナウンサー)※ 東市来町出身
- 原田泉(映画プロデューサー)※ 東市来町出身
- 福留大士(チェンジホールディングス創業者・社長)
- 古垣鉄郎(貴族院勅選議員、第6代日本放送協会会長、元フランス大使)※日吉町出身
- 二石昌人(外交官、元ブルキナファソ大使)※日吉町出身
- 本田勝彦(第4代日本たばこ産業代表取締役社長)※日吉町出身
- 松下三郎(柔道家、全日本柔道連盟副会長、講道館理事、日本オリンピック委員会理事、日本ユニバーシアード委員会委員長)※ 吹上町出身
- 山之口安秀(鹿児島市長)※ 東市来町出身
- 横田慎太郎(元プロ野球選手)※ 東市来町出身
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads