トップQs
タイムライン
チャット
視点
無風選挙
ウィキペディアから
Remove ads
無風選挙(むふうせんきょ)とは、当選者と落選者が最初からはっきりしていると見られている選挙のこと。
![]() | この記事には複数の問題があります。 |
概要
当選枠分が有力候補ですでに埋まり、他候補が泡沫候補のみの場合、無風選挙になると見られる。自分たちの一票で当落が変わるという状況になりにくく、事実上の信任投票という認識が広がるため、投票率は低くなりやすい。無風選挙になると見られる選挙区は「無風区」と呼ばれる。
小選挙区制では、閣僚や党要職にある大物政治家の選挙区で、無風選挙が発生しやすくなる。
参議院二人区では、二大政党制が進むと第一政党候補と第二政党候補が当選しやすくなり、二大政党が1人ずつしか候補を擁立しない場合はその他の候補が当選することが難しいことが多く、無風選挙になりやすい。
地方自治体の首長選挙では、与野党相乗りの現職が再選を狙って立候補すると、対立候補は相乗りしない一部野党や諸派などの候補となり、無風選挙になることが多い。
選挙速報をしているテレビ局が、投票終了直後の開票速報で出口調査等に基づいて当選確実を報道をするケースもある。
無風選挙と見られるからといって、有力候補が全く選挙運動しない訳ではない。当選することは当然として、得票数や得票率をできるだけ高めようと努める。これは、多くの有権者の支持を集めた結果、当選後の議員活動において、政治力・影響力・発言力が増すからである。
同様に落選が確実な候補者にとっても、有力候補に対する実質の「不信任票」を得ることと、特定政党の支持者の割合を調べるのが目的なので、議会での発言権を増し、相乗り候補に対抗できるとしている。有権者に有力候補への不満があるのに、対抗馬が立候補しない(あるいは、有力候補の圧力で出馬を断念させられた)場合には、いわゆる泡沫候補が予想外の善戦をすることもある。
Remove ads
無風選挙の例
要約
視点
無風選挙を測る指標として、ある選挙における次点候補者の惜敗率(ある選挙の最下位当選者の得票を1として、次点候補者の得票の割合)を求める。次点候補の惜敗率が低いほど無風選挙状態といえる。
衆議院選挙
参議院選挙
都道府県知事選挙
Remove ads
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads