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宮城県選挙区
日本の参議院選挙区の一つ ウィキペディアから
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宮城県選挙区(みやぎけんせんきょく)は日本の参議院議員通常選挙における選挙区である。定数は1995年の第17回参院選より定数が2(改選1)から4(改選2)に増やされたが、2016年の第24回参院選より2(改選1)に戻る。これにより、東北地方の参議院選挙区はすべて1人区となる。
歴史
宮城県全域。戦前からの農民運動が盛んだったことに加え宮城県や仙台市など革新系の首長が選出されたこともあって、第1回の参院選から1995年の参院選までの定数2(改選1)だった頃にも、社会党や民主改革連合など非自民系の候補者が当選したことがある。
1995年の参院選からは定数4(改選2)となり自由民主党と民主党が議席を分け合う状態が続いた。
震災後の2013年の参院選で和田政宗が民主党の岡崎トミ子に代わる形で当選[1]。更に定数是正によって2016年の参院選からは定数が再度2(改選1)に戻されることになる。
2016年3月2日、民主党(後に民進党)は現職の桜井充を野党統一候補とするために日本共産党との間で政策協定を締結して民共共闘となり[2]、民進・共産・社民・生活の野党4党統一候補となった桜井が自民党の熊谷大との現職対決を制して当選。2019年の参院選でも立憲民主党新人の石垣のりこが自民党現職の愛知治郎を破って当選し[3]、野党独占区となったが、2022年参院選では自民党に鞍替えした現職の桜井が立憲民主党新人を破って当選し[4]、野党による独占が崩れることになった[5]。その桜井は第213回国会において末松信介の後任の予算委員長に就任した。[6]
第1回参院選時における最大の一票の格差の事例は宮城県選挙区(定数2)と鳥取県選挙区(定数2)の格差が2.62倍であり、後の一票の格差の議論として国会や裁判所で取り上げられることがある。2018年に埼玉県選挙区の定数が増加したことに伴い、再び当選挙区が一票の格差が最も大きい選挙区となった。
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選出議員
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選挙結果
第27回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第2次石破内閣
2025年(令和7年)7月20日執行
当日有権者数:1,898,739人 最終投票率:55.37%(前回比:6.57ポイント) (全国投票率:58.51%(
6.46%))
第26回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第2次岸田内閣
2022年(令和4年)7月10日執行
当日有権者数:1,921,486人 最終投票率:48.80%(前回比:2.37ポイント) (全国投票率:52.05%(
3.25%))
第25回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第4次安倍内閣 第1次改造内閣
2019年(令和元年)7月21日執行
当日有権者数:1,942,518人 最終投票率:51.17%(前回比:1.22ポイント) (全国投票率:48.80%(
5.90%))
- 和田政宗は比例区から立候補し当選。
第24回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第3次安倍内閣 第1次改造内閣
2016年(平成28年)7月10日執行
当日有権者数:1,947,737人 最終投票率:52.39% (全国投票率:54.70%(2.09%))
第23回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:2人)
時の内閣:第2次安倍内閣
2013年(平成25年)7月21日執行
当日有権者数:1,906,260人 最終投票率:50.75% (全国投票率:52.61%(5.31%))
- 和田政宗はみんなの党解党後、次世代の党→日本のこころを大切にする党を経て2017年に自由民主党に入党。
第22回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:2人)
時の内閣:菅直人内閣
2010年(平成22年)7月11日執行
当日有権者数:1,908,319人 最終投票率:53.34% (全国投票率:57.92%(0.72%))
第21回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:2人)
時の内閣:第1次安倍内閣
2007年(平成19年)7月29日執行
当日有権者数:1,908,286人 最終投票率:55.79% (全国投票率:58.64%(2.07%))
第20回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:2人)
時の内閣:第2次小泉内閣
2004年(平成16年)7月11日執行
当日有権者数:1,889,603人 最終投票率:53.92% (全国投票率:56.57%(0.13%))
第19回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:2人)
時の内閣:第1次小泉内閣
2001年(平成13年)7月29日執行
当日有権者数:1,864,852人 最終投票率:55.55% (全国投票率:56.44%(2.40%))
第18回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:2人)
時の内閣:第2次橋本改造内閣
1998年(平成10年)7月12日執行
当日有権者数:1,813,134人 最終投票率:54.27% (全国投票率:58.84%(14.32%))
第17回参議院議員補欠選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
1997年(平成9年)11月16日執行
当日有権者数:人 最終投票率:31.11% (全国投票率:44.52%(6.20%))
- 市川の宮城県知事選出馬(落選)に伴うもの。
第17回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:2人)
時の内閣:村山内閣
1995年(平成7年)7月23日執行
当日有権者数:1,756,073人 最終投票率:41.06% (全国投票率:44.52%(6.20%))
第16回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:宮澤内閣
1992年(平成4年)7月26日執行
当日有権者数:人 最終投票率:% (全国投票率:50.72%(14.30%))
第15回参議院議員補欠選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
1992年(平成4年)3月8日執行
当日有権者数:人 最終投票率:52.39% (全国投票率:65.02%(6.34%))
第15回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:宇野内閣
1989年(平成元年)7月23日執行
当日有権者数:1,611,384人 最終投票率:61.19% (全国投票率:65.02%(6.34%))
第14回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第2次中曽根内閣 第2次改造内閣
1986年(昭和61年)7月6日執行
当日有権者数:1,545,439人 最終投票率:71.69% (全国投票率:71.36%(14.36%))
第13回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第1次中曽根内閣
1983年(昭和58年)6月26日執行
当日有権者数:1,498,799人 最終投票率:53.86% (全国投票率:57.00%(17.54%))
第12回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第2次大平内閣
1980年(昭和55年)6月22日執行
当日有権者数:1,442,371人 最終投票率:75.23% (全国投票率:74.54%(6.05%))
第11回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:福田赳夫内閣
1977年(昭和52年)7月10日執行
当日有権者数:1,379,989人 最終投票率:71.36% (全国投票率:68.49%(4.71%))
第10回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第2次田中角栄内閣
1974年(昭和49年)7月7日執行
当日有権者数:1,304,765人 最終投票率:72.76% (全国投票率:73.20%(13.96%))
第9回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第3次佐藤内閣
1971年(昭和46年)6月27日執行
当日有権者数:1,227,496人 最終投票率:60.88% (全国投票率:59.24%(9.70%))
第8回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第2次佐藤内閣
1968年(昭和43年)7月7日執行
当日有権者数:1,127,773人 最終投票率:69.42% (全国投票率:68.94%(1.92%))
第7回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第1次佐藤内閣
1965年(昭和40年)7月4日執行
当日有権者数:1,049,109人 最終投票率:66.23% (全国投票率:67.02%(1.20%))
第6回参議院議員補欠選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
1965年(昭和40年)4月11日執行
当日有権者数:人 最終投票率:43.19% (全国投票率:68.22%(9.47%))
- 高橋進太郎の宮城県知事選出馬(当選)による。
第6回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第2次池田内閣
1962年(昭和37年)7月1日執行
当日有権者数:1,002,433人 最終投票率:69.17% (全国投票率:68.22%(9.47%))
第5回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第2次岸内閣
1959年(昭和34年)6月2日執行
当日有権者数:989,567人 最終投票率:57.00% (全国投票率:58.75%(3.36%))
第4回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第3次鳩山内閣
1956年(昭和31年)7月8日執行
当日有権者数:938,724人 最終投票率:65.1% (全国投票率:62.11%(1.07%))
第3回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第4次吉田内閣
1953年(昭和28年)4月24日執行
当日有権者数:883,149人 最終投票率:60.71% (全国投票率:63.18%(9.01%))
第2回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:1人)
時の内閣:第3次吉田内閣
1950年(昭和25年)6月4日執行
当日有権者数:816,456人 最終投票率:72.74% (全国投票率:72.19%(11.07%))
第1回参議院議員通常選挙 宮城県選挙区(定数:2人(補欠:1人))
時の内閣:第1次吉田内閣
1947年(昭和22年)4月20日執行
当日有権者数:778,836人 最終投票率:59.3%
※補欠当選は任期3年 (全国投票率:61.12%)
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出典
関連項目
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