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第13普通科連隊

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第13普通科連隊
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第13普通科連隊(だいじゅうさんふつうかれんたい、英語: JGSDF 13th Infantry Regiment(Light))は、陸上自衛隊松本駐屯地長野県松本市)に駐屯する第12旅団隷下の普通科連隊(軽)である。

概要 創設, 所属政体 ...

概要

連隊本部、本部管理中隊、3個普通科中隊および重迫撃砲中隊により編成される。連隊長は1等陸佐(三)が充てられ、松本駐屯地司令を兼務している。

明治41年より松本市に駐屯し陸軍一の健脚を誇る「山岳聯隊」として名を馳せた帝国陸軍歩兵第50連隊の伝統を強く受け継ぐ部隊である。そのため、関山演習場や富士地区演習場を使用した通常の訓練の他、アルプスの山々を使用した山地機動訓練が行われている。

また、第12旅団所属の連隊持ち回りで行われているレンジャー訓練のうち、第13普通科連隊が担当する物は山岳レンジャー(アルペンレンジャー)訓練と呼ばれている。これは陸上自衛隊唯一のものであり、冬季戦技教育隊の冬季遊撃レンジャーや第1空挺団の空挺レンジャーと並んで有名なものとなっている[1]。この訓練のためか、隊員の間では「クレイジーサーティーン」の愛称で親しまれている[2]

沿革

  1. 本部管理中隊および4個普通科中隊、重迫撃砲中隊編成となる。
  2. 第3大隊(新町駐屯地)を母体に第34普通科連隊が新町駐屯地に新編。
  • 1964年(昭和39年)9月15日:東京オリンピック支援(11月5日まで、連隊長が選手村支援群を兼補)。
  • 1991年(平成03年)3月29日:師団近代化への改編により、自動車化。
  • 1998年(平成10年)1月20日:長野オリンピックを支援(2月24日まで、連隊長が滑走協力隊長を兼補)。
  • 2001年(平成13年)3月27日:第12師団の旅団化に伴う改編。
  1. 軽普通科連隊へ改編され、連隊規模が3個普通科中隊基幹に縮小。第4普通科中隊、重迫撃砲中隊を廃止。
  2. 連隊長の指定階級1等陸佐(二)から1等陸佐(三)に変更。
  3. 後方支援体制変換に伴い、整備部門を第12後方支援隊第2整備中隊第2普通科直接支援小隊へ移管。
  • 2014年(平成26年)
    • 9月2日〜9月22日:アメリカ合衆国ワシントン州ヤキマ演習場において平成26年度米国における米陸軍との実動訓練「ライジングサンダー」に参加。
    • 9月27日:御嶽山噴火に伴い、阿部守一長野県知事の要請により御嶽山周辺に災害派遣。ライジングサンダー参加から帰国直後、阿部知事から撤収要請を受ける10月16日まで人命救助を実施した[3]
  • 2023年(令和05年)3月16日:本部管理中隊重迫撃砲小隊を廃止・改編し、重迫撃砲中隊が再編[4]
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部隊編成

整備支援部隊

  • 第12後方支援隊第2整備中隊第2普通科直接支援小隊「12後支-2整」(松本駐屯地):2001年(平成13年)3月27日から

主要幹部

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主要装備

部隊改編

1962年(昭和37年)1月18日第12師団新編時

  • 第13普通科連隊本部
  • 本部管理中隊「13普-本」
  • 第1普通科中隊「13普-1」
  • 第2普通科中隊「13普-2」
  • 第3普通科中隊「13普-3」
  • 第4普通科中隊「13普-4」
  • 重迫撃砲中隊「13普-重」

廃止(改編)部隊

  • 2001年(平成13年)3月26日廃止
    • 第13普通科連隊第4普通科中隊「13普-4」:
    • 第13普通科連隊重迫撃砲中隊「13普-重」:第13普通科連隊本部管理中隊重迫撃砲小隊に縮小改編。
  • 2023年(令和05年)3月15日
    • 第13普通科連隊本部管理中隊重迫撃砲小隊「13普-本」:第13普通科連隊重迫撃砲中隊に増強改編。

関連項目

脚注

出典

外部リンク

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