トップQs
タイムライン
チャット
視点
第17普通科連隊
ウィキペディアから
Remove ads
第17普通科連隊(だいじゅうななふつうかれんたい、JGSDF 17th Infantry Regiment(Light))は、陸上自衛隊山口駐屯地(山口県山口市)に駐屯する第13旅団隷下の普通科連隊(軽)である。
概要
連隊長は1等陸佐(三)が充てられ、山口駐屯地司令を兼ね、連隊本部、本部管理中隊および3個普通科中隊により編成される。1999年(平成11年)3月に第13師団の第13旅団への改編により軽普通科連隊化された。
訓練は主にむつみ演習場や日本原演習場および日出生台演習場で実施する。警備隊区は山口県全域。
沿革
- 1954年(昭和29年)9月10日:第4管区隊隷下部隊として第17普通科連隊本部および第1大隊が小月駐屯地に、第2大隊が曾根駐屯地に編成。
- 1955年(昭和30年)10月21日:山口駐屯地開設により、連隊本部および第1大隊が小月駐屯地から山口駐屯地に移駐。
- 1962年(昭和37年)
- 第1大隊(山口駐屯地)を基幹として本部管理中隊、4個普通科中隊および重迫撃砲中隊の6個中隊編成となる。
- 第2大隊(別府駐屯地)を母体に第41普通科連隊が別府駐屯地で新編。
- 1991年(平成 3年)3月29日:第13師団の近代化改編により、自動車化連隊に改編。
- 1999年(平成11年)3月29日:第13師団の旅団化に伴い、普通科連隊(軽)に改編。
- 第4普通科中隊および重迫撃砲中隊が廃止。
- 本部管理中隊および3個普通科中隊の4個中隊編成に改編。
Remove ads
部隊編成
- 第17普通科連隊本部
- 本部管理中隊「17普-本」
- 中隊本部
- 連隊本部班:82式指揮通信車
- 重迫撃砲小隊:120mm迫撃砲 RT、重迫牽引車
- 情報小隊:軽装甲機動車、偵察用オートバイ
- 施設作業小隊:小型ドーザ、資材運搬車
- 通信小隊
- 補給小隊:3 1/2tトラック
- 衛生小隊:1トン半救急車
- 狙撃班
- 第1普通科中隊「17普-1」:高機動車、81mm迫撃砲 L16、01式軽対戦車誘導弾
- 第2普通科中隊「17普-2」:高機動車、81mm迫撃砲 L16、01式軽対戦車誘導弾
- 第3普通科中隊「17普-3」:軽装甲機動車、81mm迫撃砲 L16、01式軽対戦車誘導弾
整備支援部隊
主要幹部
Remove ads
主要装備
- 軽装甲機動車
- 高機動車
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 89式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 84mm無反動砲
- 81mm迫撃砲 L16
- 120mm迫撃砲 RT
- 01式軽対戦車誘導弾
廃止(改編)部隊
- 1999年(平成11年)3月28日廃止
- 第17普通科普通科連隊第4普通科中隊「17普-4」(山口駐屯地):
- 第17普通科連隊重迫撃砲中隊「17普-重迫」(山口駐屯地):第17普通科連隊本部管理中隊重迫撃砲小隊に縮小改編。
警備隊区
災害派遣
2011年3月11日に起きた東日本大震災の際、福島県に派遣され5月3日からは福島第一原子力発電所事故で警戒区域となっている浪江町でも活動、最後の80人は6月15日に山口市に帰隊した。連隊が発見した遺体は約10[1]。
2016年4月16日より断続的に発生した熊本県熊本地方を震央とする「平成28年熊本地震」で南阿蘇村にて捜索活動を行っている。
脚注
出典
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads