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2011年J2最終節

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2011年J2最終節(2011ねんJ2さいしゅうせつ)では、2011年12月3日に行われた日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)ディビジョン2 (J2)第38節のことを記す。なお、本項では特に、J1昇格の可能性のあったサガン鳥栖(以下「鳥栖」)、コンサドーレ札幌(以下「札幌」)、徳島ヴォルティス(以下「徳島」)の3チームの絡む試合について記す。また、最終節での昇格争いに大きく影響を及ぼした第37節(2011年11月26日11月27日)の3チームの試合についても記す。

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第36節までの経緯

2011年のJ2は、前年降格組のFC東京が頭一つ抜けだし、これを栃木SCジェフユナイテッド千葉、そして徳島といったクラブが追うという構図で展開された。しかし栃木はリーグ中盤に引き分けを挟む5連敗で失速して昇格争いから脱落、千葉もリーグ中盤に引き分けを挟む4連敗があって一歩後退。代わって、序盤は2桁順位に沈みながら、第17節からの18試合で12勝2敗4分けの戦績で勝ち点を一気に上積みした札幌と、折り返しの第7節終了(17試合消化)時点では7位にとどまりながら、その後の第24節から16試合負けなし(11勝5分け)で波に乗った鳥栖が昇格争いに絡むこととなった。

第36節、首位のFC東京がアウェーでガイナーレ鳥取に勝利して自力で3位以内(J1昇格)を確定、さらに2位の鳥栖がホームでギラヴァンツ北九州相手に17試合振りの黒星を喫したことで、FC東京のJ2優勝が決定する。一方、勝ち点62で並ぶ2チームのうち、4位札幌はザスパ草津相手に勝利目前のロスタイムからまさかの逆転負けを喫する[注 1]も、3位徳島が湘南ベルマーレに勝利したことで、2試合を残して3位徳島と5位北九州との勝ち点差が7となり、可能性をわずかに残していた北九州と千葉の昇格が消滅。この時点で昇格争いは勝ち点差3にひしめく鳥栖・徳島・札幌の3チームに完全に絞られた[2]

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最終更新は2011年11月20日の試合終了時. 出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点
(C) 優勝; (P) 昇格.
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第37節

要約
視点
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J2第37節 湘南ベルマーレ対コンサドーレ札幌(平塚競技場)の、試合前のバックスタンド席

この節は11月26日と27日の2日間にわたって行われることが決まっており、3チームの対戦カードは以下のようになっていた。

2日目に3位徳島と2位鳥栖の直接対決を控えており、かつ鳥栖が他2チームを得失点差で大きく引き離していたことから、1日目に行われる札幌の勝敗によって昇格争いの行方は大きく変わることになった[3]

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※カッコ内は得失点差の関係で昇格確実となるケース。

2位の鳥栖にとっては、勝てば自力で昇格を確実とする一戦であった。一方、4位の札幌にとっては、引き分け以下では鳥栖・徳島どちらかの昇格が決定(または事実上確定)し、札幌が敗れて徳島と鳥栖が引き分けた場合はこの節で昇格自体が完全に消滅する状況であったため、昇格に望みをつなぐためには是が非でも勝利が必要だった。

11月26日(湘南vs札幌)

札幌は序盤から湘南のMFアジエルを起点とした攻撃に苦しみ、前半を無失点で終えるのがやっとだった[4]。後半12分、札幌はFW近藤祐介を投入し、システムを3-5-2に変更して逆襲。後半16分にMF砂川誠からのパスを近藤が中央で受け、落としたところへMF古田寛幸が走り込んでこれを決め、札幌が先制。札幌は後半38分にも近藤のアシストからMF宮澤裕樹が決め、札幌が2-0で勝利。この時点で鳥栖・徳島・札幌の3チームの勝ち点が65で並び、第37節で昇格確定のチームが出ることはなくなった。

2011Jリーグ ディビジョン2 第37節第1日
2011年11月26日
14:03
さらに見る 0 - 2 ...
平塚競技場
観客数: 7,828人
主審: 高山啓義
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最終更新は2011年11月26日の試合終了時. 出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点
(C) 優勝; (P) 昇格.

11月27日(徳島vs鳥栖)

この試合は勝った方のチームが昇格に向けて大きく前進となる大一番とあって、スタジアムには12,000人近い観衆が詰めかけた。

試合は前半6分、鳥栖のFW豊田陽平がペナルティエリア内にボールを奪うと、フリーで走り込んだMF金民友にラストパス。これを決めて鳥栖が先制する。その直後の前半8分、今度は徳島のFW佐藤晃大がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これまで徳島を牽引し続けたMF徳重隆明がゴール左を狙ったが鳥栖のGK赤星拓がこれをセーブし同点のチャンスを逃す。逆に前半30分、ゴール前で得た鳥栖のフリーキックをDF木谷公亮が直接ゴールを狙い、GKオ・スンフンがはじいたところをFW池田圭が押し込んで鳥栖が追加点。後半にもMF藤田直之のロングスローを豊田が頭で合わせてさらに追加点を挙げ、鳥栖が3-0で徳島に勝利した。

2011Jリーグ ディビジョン2 第37節第2日
2011年11月27日
13:04
さらに見る 0 - 3 ...

この結果、第37節を終わっての順位は以下のようになった。

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最終更新は2011年11月27日の試合終了時. 出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点
(C) 優勝; (P) 昇格.

鳥栖は徳島・札幌に勝ち点差3をつけて2位をキープ。3位札幌との得失点差の差が18、4位徳島との得失点差の差が20あり、この時点で鳥栖がJリーグ発足後初のJ1昇格を決定的なものとした[注 2][5]。徳島は3失点が大きく響き得失点差で4位に後退、代わって札幌が3位に浮上した。

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最終節

要約
視点

概要

各チームの対戦カードは以下のとおり。

太字 は本項対象のチーム。

前節の結果、鳥栖の3位以内は確定ではないものの、得失点差の差が大きく3位以内をほぼ決定的にしており(前述)、実質的にはJ1昇格の最後の1つの椅子を勝ち点で並ぶ札幌と徳島で争う構図となっていた。札幌と徳島の昇格条件は以下のとおり(括弧内の数字は勝ち点)。

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両チームが勝った場合または両チームが負けた場合は得失点差の勝負となるが、両チームが得失点差でも並んだ場合(札幌の1点差勝ち&徳島の3点差勝ち、など)は総得点の勝負となり[6]、試合前の総得点数で上回る徳島が優位な情勢にあった。Jリーグアフターゲームショー(スカパー)司会の野々村芳和は徳島対鳥栖戦後の選評の中で「(どちらが有利かは)全くイーブンだと思う。札幌は相手がFC東京という難しさもあるが、(徳島の相手の)岡山もホーム最終戦で大量失点で敗れるとは思えない」と語っていた。

試合展開

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J2最終節 コンサドーレ札幌対FC東京(札幌ドーム)の試合風景

12:32に札幌対FC東京が、1分遅れて12:33に鳥栖対熊本と岡山対徳島がキックオフ。試合内容にほぼ関係なく昇格を手中に収めているものの勝って昇格に花を添えたい鳥栖であったが、苦手の熊本[注 3]に序盤から押し込まれる展開が続き、前半17分に熊本FW大迫希に先制ゴールを許し、前半はこのまま終了。

その次に試合が動いたのは札幌であった。立ち上がりから猛攻を仕掛けるFC東京に対してカウンター攻撃を仕掛ける状況が続いていたが、前半40分にターンオーバーからMF砂川誠からの左サイドのパスをMF古田寛幸が折り返すと、ニアサイドに走り込んだFW内村圭宏がゴールを揺らして札幌が先制する。さらに前半のアディショナルタイム、今度は右サイドから縦にボールを持ち込んだFW近藤祐介のラストパスを受けた内村が抜け出して2点目を挙げ、2点リードのまま前半を終える。

一方、“自力での昇格”のために大量得点が欲しい徳島だったが、得点源となっていたFW佐藤晃大を警告の累積による出場停止で欠き、また監督の美濃部直彦が前節3失点の教訓から「点をやらないように、そして1点ずつ積み重ねていくというプラン」[8] を実行したこともあり、攻め込む場面を作り出すも決定機には至らず、前半終了間際にFW柿谷曜一朗が放ったシュートもポストに嫌われ、前半は両チーム無得点で終わった。

鳥栖 0 - 1 熊本
札幌 2 - 0 FC東京
岡山 0 - 0 徳島

後半開始直後の3分、徳島がビッグチャンスを迎える。FW津田知宏がペナルティエリア内でMF田所諒に倒されてPKを獲得。キッカーは前節に続いてMF徳重隆明。しかし、徳重が蹴り込んだボールは岡山GK真子秀徳の手を弾き、クロスバーに当たるとゴールの外へ。徳重は2試合連続のPK失敗となった。

一方、札幌では、FC東京がMF石川直宏、FWロベルト・セザーを投入し組織力だけではなく個人技を交えた攻撃的な布陣を敷いたこともあって攻め込まれ、後半35分にFC東京がMF谷澤達也がミドルシュートで1点差とした。さらにFC東京は同点の機会をうかがうも、札幌の堅い守りに阻まれた。札幌の守備が機能して得点を許さない。

鳥栖では、後半11分に鳥栖MF早坂良太のヘディングシュートで同点に追いつくが、後半25分に熊本のコーナーキックからDF矢野大輔が頭で合わせて突き放すも、後半31分にはDF木谷公亮が同点ゴールを決めた。

その頃、札幌が1点返されたという情報を聞いた徳島だったが、「札幌が追いつかれる可能性を信じて[8]」途中投入のDF島村毅を攻撃的な位置に入れるなど前掛かりになるもなかなか得点には至らず、逆に終了間際のアディショナルタイム5分に左サイドから岡山に押し込まれると、ペナルティエリア内でキープした岡山DF植田龍仁朗のパスを受けた途中出場のFW久木田紳吾に右足ダイレクトでシュートを決められ、0-1で敗戦。

そして札幌は2-1で、鳥栖は2-2のまま試合終了。この結果、鳥栖は勝ち点1を上乗せして自力での2位を確定し、クラブ創設14年目にして初のJ1昇格。札幌も勝ち点3を上乗せして3位をキープし4年振りにJ1復帰を果たした。一方、徳島は2試合連続の敗戦で勝ち点を上乗せできず、四国勢初のJ1昇格は成らなかった。

鳥栖 2 - 2 熊本
札幌 2 - 1 FC東京
岡山 1 - 0 徳島
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最終順位

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最終更新は2011年12月3日の試合終了時. 出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点
(C) 優勝; (P) 昇格.

試合データ

2011Jリーグ ディビジョン2 第38節第1日
2011年12月3日
12:33
さらに見る 2 - 2 ...
サガン鳥栖
GK01赤星拓
DF15丹羽竜平60分に交代退場 60分
DF02木谷公亮
DF20呂成海
DF03磯崎敬太90+3分に警告 90+3分
MF14藤田直之
MF06岡本知剛
MF25早坂良太72分に交代退場 72分
MF10金民友
FW22池田圭81分に交代退場 81分
FW09豊田陽平
サブメンバー
GK21室拓哉
DF04田中輝和60分に交代出場 60分
DF13浦田延尚
MF16國吉貴博72分に交代出場 72分
MF27キム・ビョンスク
MF30黒木晃平
FW26岡田翔平81分に交代出場 81分
監督
尹晶煥
ロアッソ熊本
GK18南雄太
DF24筑城和人
DF28菅沼駿哉
DF16矢野大輔
MF15市村篤司
MF05エジミウソン86分に交代退場 86分
MF08原田拓
MF07片山奨典
FW14武富孝介69分に交代退場 69分
FW13大迫希79分に交代退場 79分
FW09長沢駿
サブメンバー
GK01岩丸史也
DF02チョ・ソンジン
MF22吉井孝輔86分に交代出場 86分
MF25西森正明
MF27ファビオ79分に交代出場 79分
MF30仲間隼斗
FW17齊藤和樹69分に交代出場 69分72分に警告 72分
監督
高木琢也

2011Jリーグ ディビジョン2 第38節第1日
2011年12月3日
12:32
さらに見る 2 - 1 ...
札幌ドーム
観客数: 39,243人
主審: 松尾一
コンサドーレ札幌
GK16李昊乗90+2分に警告 90+2分
DF07高木純平51分に警告 51分
DF23山下達也
DF37奈良竜樹
DF06岩沼俊介
MF04河合竜二
MF10宮澤裕樹
MF15古田寛幸
MF13内村圭宏70分に交代退場 70分
MF08砂川誠83分に交代退場 83分
FW32近藤祐介90分に交代退場 90分
サブメンバー
GK01高木貴弘
DF25櫛引一紀
DF02日高拓磨
MF18芳賀博信83分に交代出場 83分
MF17岡本賢明70分に交代出場 70分
FW24横野純貴
FW26上原慎也90分に交代出場 90分
監督
石崎信弘
FC東京
GK20権田修一
DF02徳永悠平
DF03森重真人
DF06今野泰幸
DF33椋原健太
MF04高橋秀人69分に交代退場 69分
MF22羽生直剛
MF27田邉草民46分に交代退場 46分
MF39谷澤達也78分に警告 78分
FW38坂田大輔46分に交代退場 46分19分に警告 19分
FW49ルーカス61分に警告 61分
サブメンバー
GK01塩田仁史
DF14中村北斗
MF18石川直宏46分に交代出場 46分
MF32上里一将69分に交代出場 69分
MF35下田光平
FW09ロベルト・セザー46分に交代出場 46分83分に警告 83分
FW11鈴木達也
監督
大熊清

2011Jリーグ ディビジョン2 第38節第1日
2011年12月3日
12:33
さらに見る 1 - 0 ...
kankoスタジアム
観客数: 8,833人
主審: 村上伸次
ファジアーノ岡山
GK21真子秀徳
DF30一柳夢吾
DF03後藤圭太
DF23植田龍仁朗
MF28仙石廉
MF08千明聖典
MF02澤口雅彦
MF07妹尾隆佑
MF26金民均69分に交代退場 69分
MF25田所諒84分に交代退場 84分47分に警告 47分
FW45石原崇兆86分に交代退場 86分
サブメンバー
GK41椎名一馬
DF04近藤徹志
DF40篠原弘次郎
MF18竹田忠嗣
MF11桒田慎一朗84分に交代出場 84分
FW09岸田裕樹69分に交代出場 69分80分に警告 80分
FW35久木田紳吾86分に交代出場 86分
監督
影山雅永
徳島ヴォルティス
GK21オ・スンフン
DF20ペ・スンジン60分に交代退場 60分
DF02三木隆司
DF04エリゼウ
DF06西嶋弘之
MF08倉貫一毅74分に警告 74分
MF16斉藤大介
MF07徳重隆明
MF13柿谷曜一朗70分に交代退場 70分
FW11津田知宏
FW09ドウグラス79分に交代退場 79分
サブメンバー
GK23榎本達也
DF22島村毅60分に交代出場 60分
MF27ディビッドソン純マーカス
MF10島田裕介70分に交代出場 70分
MF14濱田武
MF17衛藤裕79分に交代出場 79分82分に警告 82分
FW19杉本恵太
監督
美濃部直彦
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エピソード

  • 最終節の札幌ドームとベストアメニティスタジアム(ベアスタ)の入場者数は、2011年シーズンに両スタジアムで行われた日本代表の絡む国際試合[注 4] をも上回り、特にベアスタではスタジアム開場以来の最多観客動員記録となった[9]
  • 鳥栖での試合終了後、熊本のサポーターが「サガン鳥栖を愛する全ての人へ」「堅忍不抜の努力に敬意を表します」「追いつき追い越すまでJ1にいてね♥」と鳥栖の昇格にエールを送る横断幕を掲げるシーンが見られた[10]。これに対して、後日鳥栖市長の名前でロアッソ熊本と熊本サポーター宛てに「私たち(鳥栖の)サポーターにとって最高のプレゼントでした」と礼状が送られた[9][11]。また、サガン・ドリームス会長の井川幸広からも熊本サポーターへの御礼のコメントが出された[12]
  • 札幌監督の石崎信弘は、監督生活16年(J2発足後では12年)で実に5度目の「最終節昇格争い」[注 5] だったが、「ホームで勝って昇格を決めた」のはこれが初めてあった[注 5][13]
  • 岡山で決勝点を挙げた岡山FW久木田は初の東大卒のJリーガーとして話題となっていたが、今回は徳島の昇格を阻む決勝弾で話題となった。本人曰く「こういう雰囲気は好きなので、燃えました」とのこと[14]
  • 徳島監督の美濃部直彦は試合後の記者会見で「悔しい気持ちでいっぱいですけれども監督として非常に強く責任を感じています」と語り、4年間務めた徳島の監督を退任することとなった[15]。クラブからは5年目の指揮のオファーを受けていたと言うが、10月中旬の残り10試合の時点で美濃部自身からクラブ側に「昇格できなかったら退任する」と申し入れていたという[16]
  • 札幌テレビ放送は、北海道ローカルで生中継した札幌vsFC東京の平均視聴率が、2000年7月16日にNHKが放送した浦和レッズ戦を上回り、1996年のチーム発足以来最高となる20.6%を記録した発表した。ビデオリサーチの調べによれば、瞬間最高視聴率は後半アディショナルタイムの14時18分の27.5%であったという[17]
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備考

  1. J's GOALのマッチレポートでは「敷島の悲劇」と形容した[1]
  2. 当時のJリーグでの最多得点差は1998年4月15日のJ・1stステージ第6節・C大阪1-9磐田、2003年7月26日のJ1・1stステージ第14節・神戸0-8大分のそれぞれ8点差であるが、最終節で鳥栖が4位に転落する条件は鳥栖が10点差で敗れたと仮定したうえで、札幌が9点差以上で勝ち、かつ徳島が11点差以上で勝つ場合のみで、3試合ともに当時の最多得点差記録を更新するレベルの大差で決着がつくことが必要であったため、現実的に可能性は皆無に近かった。
  3. 鳥栖は熊本に対して4試合勝ちがなく(2分け2敗)、かつ鳥栖のホーム(ベアスタ)ではJリーグ公式戦で熊本に勝ったことがなかった[7]
  4. 2011年8月10日に札幌ドームで行われたキリンチャレンジカップ日本代表韓国代表日韓戦)が38,263人、同年9月21日にベアスタで行われたロンドンオリンピックサッカーアジア地区最終予選U-22日本代表U-22マレーシア代表が22,504人だった。
  5. それまでの4回は1999年2000年大分トリニータ2003年川崎フロンターレ2006年柏レイソル。このうち昇格を決めたのは2006年の柏だけだが、このときはアウェー・平塚競技場での試合だった。
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参考資料

関連項目

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