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ASIAN2
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ASIAN2(エイジアンツー)は長野県松本市出身のミクスチャーロックバンドである。2011年6月解散。
メンバー
2014年「tA2」の名義でアルバム「24/7」を発売した[1]。現在は長野県を拠点に活動し、歌手活動をする傍ら、ラーメン屋「まるみつ中華そば」の店主や、地元長野のラジオパーソナリティーなどで、活動中[2]。
ASIAN2解散後は映画監督として活動を始めており、彼らの代表曲『遠く』のカバー曲 Karin & Reichiの『遠く2018』のMV[3]、りんご音楽祭2022と2023のダイジェストムービーの監督を務めた[4]。
サポート
旧メンバー
- HISATO(Guitar) (本名:横内久人)
- マキロン(Sax))(本名:牧野恵子)
- NISHI(Guitar)
- KENSUKE(Guitar)(野田賢輔)(脱退後もサポートメンバーとして参加していた。2015年センチグラムに加入。)
バンド結成までの経緯
TATSUは幼い頃からの友人であったドラムスのHIDEOと中学2年の時にバンドを組んだ。高校では「バンドどころじゃなくて遊ぶのに一生懸命」だったが、「10代後半の頃に将来につながるものとして真剣にやろう」と音楽に取り組むようになる。ただ、日本語のロックはみなカッコ悪く聞こえ、コピーするのは洋楽ばかりだった。TWENTY"20"は音楽よりむしろ中学の時から芝居に興味があり、そして高校の時にアメリカへ旅行した体験が決定機となって、高校卒業後に渡米することを決めた。 TWENTY"20"は渡米後、ロサンゼルスで俳優の勉強をしていたが、「日本人であること」から来る差別を受ける。ただ、差別されることにショックだったというよりも、客観的に見て自分自身が日本人であることに気づかされたのであった。こういった経験を経て、俳優の勉強をすること自体は別に良かったのだが、アメリカの映画に出ることに何か悔しさを覚えるようになり、むしろ日本で日本人の俳優を使って映画を作り、それが世界で評価されることの方が魅力的に思えてくるようになった。そして、日本でイチから映画の勉強をしようと帰国し、お金をためるためにバイトしてる時期に出会ったのがTATSUたちであった。誘われて一緒に遊んだり、音楽をやっているうちに、始めは2、3回で終わると思っていたものが、彼らが自分と同じように「真剣に最後まで夢を追える人間だ」と解ってシンパシーを抱くようになる。そして、意気投合をした彼らが中心となり、90年代後半から本格的な活動を開始した。[5]
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音楽性
ASIAN2の多くの楽曲を手がけているTATSUは、思っていることをそのまま書くことにこだわりがある。なるべく“素”で格好良いものを作っていきたいとも思っており、ライブでも一人一人に向かって発信していること、楽しかったということと同時に何かを感じてほしいと思っていることから、リアリティを込めたいとも思っている[6]。歌詞はプロテスト色が強いものが多い(AFRICA、happy、iKILL、Marchen、遠く、など)。
概要
- MCのTATSUとドラムのHIDEOは、はとこである。この二人は幼いころからの友達であり、中学2年のときにバンドを結成する。
- 結成当時のバンド名は"アジア太郎"。その後、ASIAN2(アジアンツー)に変わる。だが、TWENTY"20"が加入時にバンド名を"エイジアンツー"と読む(発音する)と指摘し、現在のバンド名に改名した。
- メジャーデビュー後に作詞、作曲の表記を本名からアーティスト名に変更した。
- HIDEOは趣味の一つでレザークラフトを行っており、プロ並みの腕前である。
- FM長野で放送していた冠番組「ASIAN2 Jam in You」の"Jam in You"という部分は、2ndアルバム「VERONICA」に収録されている「ライオンとビーナス」の歌詞からとっている。
- FM長野の冠番組内で、TATSUのダイエット企画を行った。開始当初のTATSUの体重は三桁近くあったが、ダイエットとリバウンドを繰り返しつつも、約5ヶ月後には20kg近くの減量に成功した。
- 地元・松本市をホームタウンとする松本山雅FCのサポーターズソングである「wanna be a super star」を製作・発表した。この曲は3月21日に行われた松本山雅FCの2010年ホームゲーム開幕戦に合わせて作られたため当初のリリースは未定であったが、松本山雅FCサポーター集団であるULTRAS MATSUMOTOが中心となって楽曲をリリースさせるための署名活動を行った結果5,136人分の署名を集めた。7月18日にULTRAS MATSUMOTOの代表者よりavexに署名が提出された。これに対しavex側よりCDの発売と、それに先行して着うたでの配信が行う旨の回答があった。8月4日に着うたでの配信が開始、9月12日にはCDが発売された。
- 元々TWENTY"20"はReal Gateまで、M2O44Dという名義で活動していたが、BRAZIL以降現在の名義になった。
- 2010年の8月6日、広島市への原子爆弾投下の節目のこの日にこの出来事に関することを歌った楽曲「iKILL」をYouTube上で発表。ASIAN2自身が封鎖的と思っている日本の言論の活性化に少しでも足しになってほしいという目的から作曲された。公式ブログ上で「我々がこの曲を書いたのは誠実で在りたいからだ。ただただ闇雲に反戦平和を唱えて議論から逃げ出す人間では在りたくないからだ。ひたすらに理想を語るだけでプロセスについては思考を停止するような卑怯な大人にはなりたくないからだ。あの悲劇があたかも戦争早期終結の為の大英断だったと学校で教えるような行為は許せないからだ。我々は議論を呼び起こしたいと思っている。皆がもっと怒ればいいと思っている。わからないフリをして口をつぐむよりも意見をぶつけ合えばいいと思っている。」と述べている。この曲は3rd ALBUM「very」にも収録されている。
- 東日本大震災の影響を受け、TATSUが宮城県を中心とした東北地方で救援物資の募集・配送や現地での救援活動を行った。
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略歴
- 1998年 TATSUとTWENTY"20"(Mic.)が知人を介して知り合い意気投合、HIDEOと共にASIAN2結成。その後、以前より知り合いだったマキロン(Sax)が加入。
- 1999年 地元松本で活動中のバンドよりHISATO(Gt.)とSHOJI(Ba.)を引き抜き、現在のスタイルの原型を完成させる。
- 2000年 「V.A Rock Box~We love music only,」を発売。
- 2001年
- 10月 WARNER INDIES NETWORKと契約。ミニアルバム「real gate」を発売。地元長野を中心に2,000枚以上を売る。
- 2002年
- 11月 トライエムよりMaxiシングル「Honey The Mountain」を発売。地元メディアの強力なバックアップを得て、長野でブレイク。有線リクエスト・ランキング全国1位を獲得。
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 2006年
- 2007年
- 2008年
- 2009年
- 2010年
- 2011年
- 2018年
- 8月3日 2006年にプロマーシャルタイアップソングとしてリリースされた楽曲「遠く」がKarin&Rei©hi「遠く2018」としてリメイクされる。
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ディスコグラフィー
要約
視点
シングル
アルバム
参加作品
その他
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ミュージックビデオ
監督 | 曲名 |
内野延 | 「wanna be a super star」 |
川村ケンスケ | 「Country Road」 |
須永秀明 | 「遠く」 |
薗田賢次 | 「セ・ラ・ビ」 |
多田淳一 | 「BRAZIL」 |
TWENTY"20" | 「ASIAN VIBRATION」「Mr.Marduk」「highway」「iKILL」 |
豊村慶一 | 「happy」 |
不明 | 「BRIDGE」「Honey The Mountain」 |
出演
テレビ番組
- ミュージックステーション(2005年9月9日、テレビ朝日)(セ・ラ・ビ ALISA MIZUKI TO ASIAN2として、観月ありさとのコラボ出演)
- ウエンズデー J-POP(2006年12月6日、NHK BS2)
- CDTV(2007年9月7日、TBS)
- MUSIC JAPAN(2007年9月15日、NHK総合)
- ワンダフル!!信州人(2010年10月18日、信越放送)
- 346Bar(2010年11月15日(月)、2010年11月22日(月)、信越放送)
CM
- プロマーシャル『遠く』(2006年、テレビ朝日)
- プロマーシャル『Country Road』(2007年、テレビ朝日)
ラジオ番組
- ASIAN2 Jam in You(FM長野 2007年~2010年、木曜 20:30 - 20:55)
脚注
関連項目
外部リンク
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