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BISTRO SMAP

フジテレビ系列で放送されていた『SMAP×SMAP』内のコーナー ウィキペディアから

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BISTRO SMAP」(ビストロスマップ)は、フジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組SMAP×SMAP』内のコーナーである。ビストロSMAPと表記される場合も多いが、本項ではBISTRO SMAPという表記で統一する。

概要 国, 放送 ...

概要

要約
視点

SMAPのメンバー(中居正広木村拓哉稲垣吾郎草彅剛香取慎吾)がレストラン「BISTRO SMAP」のオーナーシェフに扮して、来店したゲストのオーダーに合った料理を振る舞い、一番ゲストの気に入った料理を作った勝者を決めるコーナーである。番組開始から終了まで一貫して放送されており、作られた料理のレシピをまとめた番組本がベストセラーになるなど、番組を代表するコーナーとなり、回によっては稀に全編本コーナーで構成されることもあった。

当初は、メンバーの中で料理が得意だった森且行(当時SMAPのメンバー)と木村が料理で対戦するというコンセプトで始まり、「あなたの想い出つくります」というサブタイトルもあった。しかし、番組開始直後に森がオートレースの選手になるためSMAPを脱退。残った5人のうち、中居(オーナー)を除く4人が二手に分かれて料理を作って対戦する形態に変更になった。

メンバーが着ているシェフの衣装で、首に巻いているタイの色は、中居はピンク、木村は、稲垣は、草彅は黄色、香取はとなっている。これらの色の由来は、『夢がMORI MORI』のコーナーの一つ「音松くん」で各メンバーが演じていた6つ子のキャラクター個々のイメージカラーに由来していると言われるが、「音松くん」の配役では、中居は青松で、稲垣は桃松でピンクであり、BISTROでは入れ替わっている。個人のイメージ色が指定されるようになったのは稲垣謹慎に伴う個人戦が開始された2001年10月からで、それまでは向かって左の(木村のいる)ペアは必ずのタイで、右は稲垣を含むペアの時はのタイ、草彅・香取ペアの時は黄色のタイだった(なお、森在籍時から5人体制になって暫くするまでの木村がいない方のペアのシェフ衣装は、初期は水色地、途中からは薄いピンク地だった)。個人のイメージ色はビストロ以外のコーナーなどでもテロップの配色として使われていた。また、初期から最終回まで一貫して帽子には勝利回数分のキスマーク(10回ごとに少し大きいサイズで「10」「20」など数字が書かれたマークに纏められる)が、肩の辺りにこれまでの総勝利数が書かれたキスマークが、胸元にはBISTRO KING決定戦優勝回数分の王冠型アクセサリーがついている。

森在籍時は「オーナー」の中居はタキシード姿、ギャルソン役を香取ないし稲垣が務めていた。森脱退後も1999年ごろまで中居は青色のタキシード姿を続けていたが、99年の4月ごろからは黒色のギャルソン風の衣装に変化している。長らくこの衣装のままだったが、2014年の春頃に再度中居の衣装がリニューアルされ、茶色又は朱色のベスト風の衣装を着るようになった。

香取がいない方のペアの作った料理をゲストが試食する時には、中居のトーク展開によりゲストから「おいしい(またはそれに各当する語)」という一言を引き出し、それを合図に香取が、ゲストにちなんだ仮装や演技などの一人ショートコントを繰り広げるのが恒例(おいしいリアクション)。香取曰く、この仮装には20分程度かかるらしい。当初は相手ペアの料理に対し「おいしい」と言われて、「ピンチ!」という意味合いが強かった。最初は香取が隣のカメラに向かってあらゆるリアクションをとることから始まり、調味料を口に含む、スタジオのあらゆる場所に隠れる、ボードから顔を出す、そして仮装…と変貌を遂げている。最近では中居がトークの最後にあらためて「お味の方はいかがでしたか?」などと聞き直し、「おいしい」を引き出して中居が「おいし〜い!!」とコールした後で「おいしいリアクション」に入る。リアクション内容によっては編集でカットされる場合も稀にある。また、極めて稀にゲストが料理が気に入らないなどの理由から中居が「おいしい」を引き出せずに、おいしいリアクションを行えない場合もあった。そのため、香取が最後の判定のときに奥からそのまま出てくるというケースもあった。 「おいしいリアクション」は基本的に香取が行うが、違うメンバーが行う事もある。その例として、「シャッフルBISTRO」ではゲストが香取と木村の時は稲垣、ゲストが稲垣の時は草彅が行った。

女性ゲストのときは、勝利したチームの二人にキスをするのが定番(おいしいキス)。番組中期頃までは、キスのタイミングで女性の囃し立てるような声が入っていたが、公開形式になってからは原則拍手となった。稀に、男性ゲストでもノリでキスをさせられたり、身長差からキスが上手くいかないなどのハプニングも起きる事があった。また、香取が深津絵里にキスをしてもらうはずが共に来店していた堤真一にキスをされるも目を瞑っていたために気づかず、木村から指摘された後に抗議するということもあった。

調理時間は収録時はまちまちで、初期は料理に慣れていないメンバーがほとんどであったことから、一回分の調理につきおおよそ2時間程度は費やしていたが、番組の長期化と共に料理に手慣れていくにつれて番組末期には平均して30分程度までに縮んでいた。そのため、初期の頃はかなりトークに主軸が置かれていた。それは番組末期まで続いたものの、中期以降になるとまだゲストの話が終わっていなくても、料理が完成して、次のコーナーに移ることも多かった。なお、初回から暫くは各ペアの補助で別のシェフが複数人付いていたがすぐにいなくなっている。生放送版では調理時間が30分(初期は12分〜15分)と限られている。

コーナーのナレーションは増田晋、担当ディレクターは代々木明徳である。服部栄養専門学校の指導、フードコーディネーター・結城摂子の監修の下、料理対決が行われている。

また、このコーナーに限っては、地上デジタル放送にてBISTRO SMAPロゴによるチャンネルロゴ表示を左上に表示している(CM中は非表示、2007年3月までは右上に表示していたが、4月からフジテレビなどで局ロゴのウォーターマークを表示し始めた関係から、現在の位置による表示となった)。

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コーナーの進行

本項では、5人体制後の流れを記す。

  1. オーナーを務める中居が、その人の人物像を連想させる発言をしてお客様を呼び出し、「ご予約のお名前は?」と聞く。
  2. お客様が名前を言った後に、中居が続けて「ご注文は何にしましょう?」と聞く[注 1]
  3. お客様が食べたい料理を言った後に、中居が呼び鈴を鳴らし、「オーダー! ○○!!」と叫びながら、シェフを務める木村、稲垣、草彅、香取に伝える。4人のシェフは2つのチームに分かれており、毎回、チームのメンバーが入れ替わる。
  4. 中居に注文を言われると、すかさず4人のシェフが「ウィームッシュ」と叫びながら、返事をする[注 2]
  5. 返事の後、4人のシェフが一斉に調理にかかる。
  6. シェフの調理が開始すると、中居とお客様のトークが始まる。
  7. 一通りシェフの調理が終わり、コーナーの後半になると、中居とお客様が下の厨房に降りる。公開形式になるまでは4人のシェフも交えてのトークだったが、公開形式導入後はお客様とSMAPによるフリップを使った企画形式のトークなどのミニコーナーとなっていた。
  8. 公開形式になってからはカットされていたが、調理終了時は4人のシェフの「出来た!」というコールが合図となる。公開形式になって以降は、各シェフの料理が一通り終わるタイミングを待って、中居がゲストを誘導するようになった。
  9. 企画終了後、実食が始まり、チーム毎にそれぞれの料理をお客様が実食する。
  10. 実食の途中になると、中居がお客様の「おいしい」を引き出して、「おいし〜い!!」と叫ぶと、香取による「おいしいリアクション」が始まる。「おいしいリアクション」は、香取がお客様にまつわる芸能人やキャラクターのコスプレをして登場する。
  11. コーナーの最後には、中居が「○○対決、判定は!?」と聞き、対決の勝敗を決める。公開形式になってからは「判定は!?」の後にティンパニロールを流すようになった。
  12. お客様が女性の場合は、勝者チームにキス、男性の場合は記念品などをそれぞれプレゼントする。
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コーナーの歴史

要約
視点
  • 1996年4月15日『SMAP×SMAP』放送開始・同コーナー開始。第1回のゲストは大原麗子。番組開始5周年を迎えた2001年4月23日に再び来店した。
  • 1996年5月27日放送(ゲスト:桃井かおり)ではSMAPを脱退する森且行最後の出演。
  • 1996年7月29日放送(ゲスト:真野響子)では史上初の引き分けを記録。
  • 1998年3月30日放送では「BISTRO SMAP in ロサンゼルス」と題してアメリカでロケを敢行し、ゲストであるウーピー・ゴールドバーグ(同コーナー史上初の外国人ゲスト)に料理を振る舞った。
  • 1998年7月18日〜19日放送の『'98FNS1億2700万人の27時間テレビ夢列島 てれずにいいこと、てれずに楽しく』での深夜に行われた『めちゃ×2イケてるッ!』内の企画では、『流出!裏めちゃイケてれずにええこと』と題して、このコーナーがパロディとして利用され、ギャルソン役及び司会進行は矢部浩之が、普段ギャルソン役の総合司会の中居もお客様という設定で出演。また時間帯が深夜ということもあり、普段のめちゃイケでは出来ないようなお色気企画満載の内容となってる。コーナーには『A女E女』に出演してた催眠術氏の松岡圭祐が女性タレントに催眠術をかける企画や、めちゃイケの前身番組である『殿様のフェロモン』の名物コーナー「ハケ水車」が5年ぶりに復活した。
  • 2001年8月24日に稲垣が逮捕され、活動を自粛していた際には、2チームに分かれるグループ戦ではなく、4人のうち1人がオーナーとなり、3人で個人戦を行った(稲垣の復帰以降も個人戦はしばらくの間続いたが、オーナーは原則中居に固定)。これにより、ほとんど料理経験のない中居もシェフとして参加することになった。
  • 2003年1月13日放送分からグループ戦が復活。中居は2003年2月24日放送分までグループ戦に参戦し、オーナーの週替わり制も稲垣を加えて継続していたが、2003年4月から中居がオーナーで他の4人が料理を作る形式に戻った。
  • 2006年2月6日放送は草彅がインフルエンザにより欠席したため、中居以外の3人で個人戦となった。
  • 2006年4月17日放送では放送開始10周年ということを理由に、タモリが初登場し、翌週2006年4月24日放送に中居と組んで勝利した木村・稲垣と、料理対決をすることになり、香取、草彅がオーナーの立場で行った。
  • 2006年7月10日放送は中居が流行性角結膜炎により欠席したため、代わりにオーナーは稲垣・香取が行い、木村vs草彅の対決になった。
  • 2007年1月1日放送のスペシャルでは、石原軍団渡哲也舘ひろし神田正輝徳重聡)がゲスト出演。最初は通常通りの対決を行い、木村・稲垣ペアが勝利した。その後引き続いて、勝った木村・稲垣ペアと石原軍団(神田・徳重ペア)とで料理対決を行い、判定はSMAP・石原軍団全員がどちらかに札を上げる形で行った。この時西部警察の裏話に加え、石原プロモーションが制作した名物・炊き出しのプロモーションビデオを披露した。
  • 2007年7月29日放送の『FNS27時間テレビ みんな“なまか”だっ!ウッキー!ハッピー!西遊記!』内で行われた生放送では、中居オーナー・香取ゲストという形で、シェフ3人での個人戦を実施している(総集編を除いて、SMAPのみで実施したBISTROは史上初)。
  • 2008年1月14日放送の「生BISTRO SMAP」から中居がウィッグを被って登場。これは中居が当時、映画『私は貝になりたい』の役作りとして丸坊主にしたためだが、ウィッグを中居が気に入ったのか映画撮影が終了後もしばらく、2013年頃まではウィッグ姿で出演していた。そのため、この時期の中居は、ビストロとビストロ以外のコーナーで髪型が違っていた。
  • 2008年3月10日放送から「お友達ビストロ」がスタート。来店経験のあるゲストが友人を連れて来店する。紹介されるもう一人のゲストは放送本番まで明らかにされない。開始日には、泉ピン子シークレットゲストと来店。
  • 2009年3月2日放送のゲストにベッキーとベッキーの実の母親が出演した。一般人の出演はもちろん、BISTRO SMAP初の親子出演となった(その後、2009年6月15日放送から、芸能人とその家族に招待状が送られる「ビストロ Invitation」として正式にコーナー化)。
  • 2009年4月23日に草彅が逮捕され、活動を自粛していた際には、SMAPやスタッフらの意向により通常放送そのものを自粛したため(総集編・特別編で復帰まで繋いだ)、BISTRO SMAP自体の放送が行われなかった(4月27日放送予定だった木下優樹菜三姉妹がゲストの回は、草彅復帰後の6月15日に放送された)。
  • 2009年6月1日放送から、6週間ぶりにBISTRO SMAPが再開。爆笑問題をゲストに迎えたが、草彅の復帰を記念してか、ゲストとメンバーが同時に食事したり、ゲストの代わりに草彅が「おいし〜い!!」と言ったり、勝利した木村が久々に稲垣の腕に噛み付くシーンが再び見られたりと、珍しい場面がいくつかあった。
  • 2009年10月26日放送ではコーナー開始以来初となるジャニーズ事務所の後輩であるKinKi Kidsが出演。これ以降ジャニーズ事務所所属の後輩タレントが出演するようになった。
  • 2010年9月13日放送から「格付けビストロ」と称した個人戦形式に移行。1人1品を作り、事前の抽選順に1人ずつ料理をゲストに提示、1品食べる度にゲストが暫定順位を付け、4人分食べ終えた時点で1位から最下位まで最終的な順位を決定。1位は通常通りのご褒美が、最下位は皿洗いのペナルティ。格付けビストロ開始に伴い、第1回からそれまで行われていた「みんなで試食」が廃止された。
  • 2011年5月23日放送からは再びグループ戦に戻った。また、これまでスペシャルのみ行われていたスタジオの観覧を通常放送にも拡大(観覧客はファンクラブ会員限定)。
  • 2011年7月23日・7月24日に放送された『FNS27時間テレビ めちゃ²デジッてるッ! 笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!』では、「3大笑顔企画」のひとつとして「出張BISTRO SMAP」が放送された(内容については当該項を参照のこと)。
  • 2013年3月25日放送から「BISTRO SMAP 別館」が従来のグループ戦と共存する形でスタート。個人戦で、1人ずつカウンターで料理を振る舞い、オーナーや料理していないメンバーは、ゲストと企画・トークを繰り広げる。「別館」の最初のゲストは堀北真希
  • 関東地区では2013年9月29日放送の『SMAP GO!GO!直前SP』内で、昨年(2012年)春に収録をしながらも諸事情のために未放送となっていた回(ゲスト:三ツ矢雄二・戸田恵子竹下景子)を放送した。
  • 2014年3月24日放送では、タモリが登場。その際に、タモリが「もう、誰も文句言わないよ」という言葉を草彅に言ったため、草彅が実に5年ぶりに禁酒を解禁した。そして、試食の際にSMAP全員と乾杯をした。これ以降、草彅は再び酒を嗜むようになった。
  • 2014年7月27日放送の『武器はテレビ。SMAP×FNS 27時間テレビ』内で、総合司会を務めるSMAP5人がゲストとして迎え入れられる「ごちそう BISTRO SMAP」が放送された。また、同日の『27時間テレビ サザエさんスペシャル』では事実上、当コーナーが登場した(これは、磯野家の近くにある公園で、SMAPメンバーが移動キッチン車で料理を作る内容があったため)。
  • 2015年5月11日放送から不定期で且つ番組開始20年目突入イヤー特別企画として、SMAPメンバーがゲストとして迎え入れられる「シャッフルBISTRO」がスタート(ゲストがSMAP自身というのは、FNS27時間テレビや総集編等を除くと放送開始以来、初めてのことである)。ゲストのメンバーは私服で登場した。オーナーは前回のゲストのメンバーが務める交代制。
    • 放送日・ゲスト・オーナーは以下の通り。
さらに見る 回, 放送日 ...
  • ※「シャッフルBISTRO」は第5回のみSMAP解散騒動の影響で、行なわれていない。
  • 2016年2月15日放送以降はSMAP解散騒動の影響でスタジオの観覧が中止され、観覧客の声はラフトラック若しくは収録したVTRを観覧してもらう方式で対応した。
  • 『SMAP×SMAP』終了に伴い、2016年12月19日放送をもって「閉店」。最終ゲストにはタモリが出演。この回はタモリとの共演の歴史を『笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」でのメンバー初登場時や『FNS27時間テレビ』などの映像で振り返るなど、終始和やかなムードで進行し、『いいとも』終了から現在までの生活などについてトークした[1][2]。また「みんなで試食」が復活、6人でビールの乾杯も行われた。この際、香取がビールを何杯も飲み、「飲み過ぎだよ!」と中居が注意して笑いが起こる場面もあった。コーナー最後のゲスト判定の際にタモリは「最終回だから、判定はいいでしょ」「おいしかったよ」「乾杯したら仲良し。勝敗はない」[1] とした。中居が粘り強く判定を求めるも、タモリは「俺はね、ずーっと判定ばっかやってきたんだよ。もうたくさんだ。判定なんかしたくない。俺は23の時から判定だけの人生だった。ここは判定したくないって時も判定してきた。そしてこの歳になったんだよ。もう俺は判定は飽き飽きだ。人生に判定なんかどうでもいいことだ」[2] という名言も飛び出し判定を断ると、中居も了承し(香取が「引き分けって言うか、ここまでスタートから支配人を務めてくれた、勝者は中居くん!」と話した)「どっちも美味しかった」[1] とのことで、引き分けとなった。最後はタモリから全員に各メンバー全員の名前と『SMAP×SMAP』ロゴがついたバカラ (ガラス) 製の五角形型のオブジェが贈呈され[1][2]、20年9か月にわたる歴史に幕を下ろした。なお、この日の放送の視聴率は16.3%(瞬間最高は18.6%。ともにビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)を記録した[3]

政界人の出演

国会議員

政界からは、放送当時現職の国会議員として、1999年6月14日に小泉純一郎2000年7月9日に田中眞紀子2005年3月14日に安倍晋三2006年12月18日に杉村太蔵2008年2月18日に麻生太郎2013年4月22日に石破茂が来店している。なお、首相退任後の細川護熙1998年7月18日に出演している。

出演後に内閣総理大臣

小泉が来店した時は中居が「総理大臣にでもなっちゃうんじゃないですか?」と冗談で言い、それに対し小泉が「I'mソーリ」と洒落を言ってその場を笑わせていたが、それは1年10か月後に現実のものとなる。そして安倍も出演1年半後、麻生も出演7か月後に内閣総理大臣に就任した。安倍は一度内閣総理大臣を辞任しており、辞任した5年3か月後に再び内閣総理大臣に就任している(その3か月前に自由民主党結党以来初となる党総裁に返り咲いている)。その後、7年8か月間の長期政権を担い、一度目の辞任と同様の理由で内閣総理大臣を勇退した。石破も出演約11年半後(BISTRO SMAP及び当番組終了後の約8年後)の2024年10月1日に内閣総理大臣に就任した。

地方首長

2003年9月22日には長野県知事の田中康夫が出演し、2007年11月19日には宮崎県知事東国原英夫がゲスト出演した際、「宮崎てげてげ音頭」が使用され、放送後視聴者からこの曲についての問い合わせの電話が殺到した(その後2011年4月25日放送分も出演)。2008年3月31日には、大阪府知事に就任して間もない橋下徹が出演している(その後、大阪市長も歴任し、政界引退後の2016年9月5日放送分も出演)。2016年10月3日には、東京都知事の小池百合子が出演した。

外国要人

2010年2月22日の放送では、ソビエト連邦最後の最高指導者書記長大統領)だったミハイル・ゴルバチョフが来店し、独特のペースにメンバーは翻弄された。勝った木村・稲垣ペアにはゴルバチョフがその場でサインを入れたマトリョーシカ人形をプレゼントされた。

スポーツ人の出演

プロ野球選手やサッカー選手、競馬騎手など、スポーツ関係者がゲストとなる事例も多い。プロ野球選手が来店した際には愛用品や選手のサインをプレゼントされることが多く、野球ファンである中居はもらえない立場なので、よくおねだりする(後ろに隠しておいて持って帰ろうとしたこともあった)。中居は2003年2月17日の放送で、当時読売ジャイアンツ所属の清原和博からご褒美にサイン入りバットをもらったが、清原はサインを書く際に「中居」の「居」の字を「井」に書き間違えてしまった(後でマジックで上から書き直した)。競馬騎手は武豊などが出演した。

  • 2005年1月17日生放送の『SMAP×SMAP'05ワールド生放送SP』では和食料理店「BISTRO SMAP別館 割烹すまっぷ」を、試食判定ゲストに中日ドラゴンズ監督の落合博満東北楽天ゴールデンイーグルスの初代監督の田尾安志(肩書はいずれも当時)を呼び、生放送の12分間で調理を行った。注文時は(割烹という設定上)「喜んで」という挨拶だったが、香取は通常通り「ウィームッシュ」と叫んでしまった。しかし香取はそれをつられて言ってしまった草彅になすりつけ草彅がメンバーに指摘された。
  • 2006年3月13日放送では全員の試食時に荒川静香とSMAP全員での乾杯が行われた。また、2008年2月4日放送でも、試食の前にゲストである白鵬とSMAP全員での乾杯が行われた。
  • 2012年10月15日放送では、ウサイン・ボルトが出演。
  • 2015年11月2日放送では、ラグビー日本代表五郎丸歩選手と所属チーム(ヤマハ発動機ジュビロ)の清宮克幸監督が出演[4]
  • 2016年2月15日放送では、2016年1月場所に日本出身力士として10年ぶりに優勝を果たした、大相撲・琴奨菊夫妻と豊ノ島が出演[5]

記録

  • 第一回のゲスト大原麗子。2009年8月3日に大原が死去。同年8月10日に第一回分が再編集され、放送された。
  • 史上最高齢のゲストは2008年4月14日の日野原重明96歳
  • 史上最年少のゲストは2016年5月2日の市川海老蔵の長男・堀越勸玄3歳[6]
  • 最多人数出演は、2010年1月4日放送のAKB48メンバーで48人
  • 最終回のゲストタモリ
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ゲストとオーダー一覧

要約
視点
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エピソード

  • 初期の放送では、ゲストの嫌いな食べ物の下調べがされなかったためか、シェフの調理する様子を見たゲストが「○○はあまり好きじゃないんです…。」などと言い、その発言にシェフが慌てて食材を変更するというシーンが見受けられた。初期の頃はSMAPよりも年齢が上のベテラン女優、俳優がゲストにくることがほとんどだった。中期以降になると、事前に希望の料理や好き嫌いに関するアンケートを書いてもらったり、事前に料理打ち合わせなどを行うことにより、こういった事例はほとんど無くなったが、全く見られないわけではなかった。
  • 現在の2チームに分かれて行うグループ戦の時は、原則として正面から向かって左側に木村が固定で残りのメンバーが入れ替わっている。香取は正面向かって右側にいることが多い。この正面から向かって左側に木村が固定になっている理由としては、荒井昭博プロデューサーが「木村はカメラ映りを考えた時に、右から映した時と左から映した時を比べた場合、右から映した(つまり、キッチンは左側)ほうが暖かいから、木村は動かすな。」との指示のもと、固定になった[7]。これは、番組中期頃から行われるようになった。
  • 森最後の出演である1996年5月27日放送分では、木村•森ペア、草彅•香取ペアが対戦したがゲストの桃井かおりが、「判定って…こっち(木村•森ペア)ですよ」と言うまでに差がついてしまった。これを受けて翌週以降、「シンツヨの料理特訓」と称し、草彅•香取が料理に必要な技術を料理のプロ(専門学校の教師など)である講師に教えてもらいながら練習するというコーナーが同年秋頃まで放送されていた。
  • タモリビートたけし明石家さんまといった「お笑いBIG3」や所ジョージ島田紳助など、大御所芸人が出演するとその後のコーナーや翌週以降の放送の1コーナーにゲスト出演する事があった。
  • 稲垣の謹慎中からシェフとして参加していた中居は、本人が大のバナナ好きということもあり、メニューにバナナを必ず登場させており、それがきっかけで、番組内で加藤あいとのバナナのCMコントが制作されるまでに至った。
  • 2012年7月2日放送分では北村一輝栗山千明玉森裕太の『ATARU』出演者が来店、他局のドラマの最終回から間もない出演に、主演でもある中居は「(ドラマの)打ち上げから3日しか経ってないし、そもそもここフジテレビだし!」と苦笑いしていた。中居が主演を務めているとはいえ、他局の番組の映像が流れることはもとより、番組のメイン企画に出演することは前代未聞であり、日本のテレビ番組の歴史の中でも、極めて稀な例となっている。
  • 番組開始当初より、ゲストによる試食終了後の判定までの間、トークを交えながら中居による「はい、みんなで試食でーす。」というコールのあと相手チームの料理をSMAP各メンバーが試食、中居は両チームの料理を試食していたが、格付けビストロ開始以降休止し、2011年5月23日放送分で従来のルールに戻されてからは前述の最終回を除き完全に廃止された。ただ、以降の放送分では、中居がメンバーの料理に強い関心を示したりして、結果として中居一人だけが半ば強引にゲストの料理を試食するケースがたまにあった。
  • コーナーのレシピ本が定期的に出版されていた頃は、ゲストにレシピ本をお土産として渡すのが恒例だった。レシピ本の出版が途絶えた現在ではその慣わしも無くなったが、「ビストロ Invitation」ではお土産(BISTRO SMAP特製の食器皿)が復活している。番組末期になると、SMAPメンバーからゲストにお土産を渡すということはほとんど無くなった。
  • かつては4人のトーナメントで「BISTRO KING決定戦」を行っていた(過去の成績は後述)。
  • 2015年6月1日放送分では益田由美率いる元フジテレビアナウンサーOG[注 3] が来店。香取・草彅チームのデザート「桃のコンポートとチーズアイス」が運ばれた際に、有賀さつきが「写メ撮りたい」と有賀のマネージャーにスマホを持ってくるように指示した。有賀の元にスマホが来て、デザートを撮影すると、香取が「20年ビストロをやってきた中で、写メ撮る人は初めてです。」と喜んだ。そのあと「せっかくだから」と中居がフジテレビ「花の三人娘」と呼ばれていた、河野景子、有賀、八木亜希子が寄り添う姿を有賀のスマホで撮影した。
  • 番組終了後の2021年8月から、同じ関西テレビ制作の『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』内で、本コーナーのパロディとして「BISTRO DAIAN」という企画が不定期放送されている[注 4]。内容は本家に準じており、進行はダイアン[注 5]、シェフは番組MCの博多華丸・大吉千鳥[注 6] が担当した[8]。この企画は、番組の一部スタッフが共通していることなどから、博多華丸大吉が企画を提案し、正式に採用となった。
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チーム形態

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BISTRO KING決定戦の成績

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  • 特別編は2000年の27時間テレビの中の「生ビストロSP」。
  • 第7回は中居も交えての5人のトーナメントでの勝負。

レシピ本

このコーナーを基にしたレシピ本が放送開始の1996年から不定期に発売されている。

さらに見る 弾, 発売日 ...

コラボレーション

2012年から2015年まで、毎年10月ごろにセブン&アイ・ホールディングス[注 8] とのコラボレーションによる商品が発売された。同グループのセブン-イレブンイトーヨーカドー西武百貨店池袋本店において期間限定で発売されている。発売直前には、開発や試食の模様が番組内で放送されている。

各年内容

2012年[9]
  • 木村プロデュース「贅沢W(ダブル)ソースオムライス」
  • 稲垣プロデュース「こだわりW(ダブル)ドレッシングサラダ」
  • 草彅プロデュース「彩り具材と豆乳仕立てのクリームドリア」
  • 香取プロデュース「マンゴーオレンジ仕立ての濃厚杏仁
2013年[10]
  • この年から中居プロデュースのメニューが追加された。
  • 中居プロデュース「具(ぐ)〜んとたっぷり!!しょうが焼きおむすび」
  • 木村プロデュース「ミートソースの和風仕立てオムライス」
  • 稲垣プロデュース「ハンディラップサラダ(チキン&ベーコン)」
  • 草彅プロデュース「スモークサーモンとレモンクリームのパスタ」
  • 香取プロデュース「苺みるく大福」・「キャラメルムース&香りとコクの珈琲ゼリー」
2014年[11]
  • 中居プロデュース「ど〜ん!と大きなチーズ焼つくね」
  • 木村プロデュース「麻婆&海老チリ炒飯」
  • 稲垣プロデュース「バジルソースのアボカドチキンサラダロール」
  • 草彅プロデュース「18種具材のミネストローネスープパスタ」
  • 香取プロデュース「お餅で包んだ苺レアチーズ」・「マンゴージュレ&ムースブラン」・「ショコラプリン&ムースオランジュ」
2015年[12]
  • 中居プロデュース「ラー油入味噌を添えた豚汁うどん」
  • 木村プロデュース「Wソースカレー(キーマ&チキン)」
  • 稲垣プロデュース「3種のレタス&タコスミートサンド」
  • 草彅プロデュース「生姜香る!根菜ご飯で仕立てた鮭むすび」
  • 香取プロデュース「いちごしょこら大福」・「苺ソースのクレームダンジュ」

脚注

関連項目

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