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Eve (歌手)
日本のシンガーソングライター ウィキペディアから
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Eve(イブ[10][11]、5月23日 - )は、日本の歌手、シンガーソングライター、ミュージシャン。2009年からインターネットを中心に活動。所属レーベルはトイズファクトリー。
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人物
生年非公表。小学生時代にBUMP OF CHICKENのCDシングル「supernova/カルマ」を買ったのをきっかけにMDで多くの音楽を楽しむようになり、その後RADWIMPS、相対性理論、ねごと、Galileo Galilei、チャットモンチー、ASIAN KUNG-FU GENERATION、tacicaなどの音楽を好んだ[11][12]。そんな中、halyosyの歌う「メルト」をニコニコ動画で聴き、VOCALOIDの世界にのめり込んだ[13]。そのまま2009年より歌い手としてネットシーンに登場。高校時代までスポーツ少年でバンドの経験はなかったが[12]、趣味として活動していくうちに注目を集めていく[13]。
2015年以降は作詞・作曲を伴う活動も行い、ボカロPとしての顔も持つようになったほか、2017年に公開されたオリジナル曲「ナンセンス文学」でシンガーソングライターとしての側面が注目を集める[12]。2019年にはトイズファクトリーからメジャーデビューを果たす。2020年にはTVアニメ『呪術廻戦』のOPテーマ「廻廻奇譚」がロングヒットを記録するなど、タイアップを増加させてより一層知名度を上げた[14]。
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来歴
要約
視点
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2009年 - 2016年:歌い手として
2009年4月26日にニコニコミュニティ「Eve」を開設し[15]、生放送などの活動を開始[注釈 2]。10月1日に「TRAGIC BOY」の歌ってみた動画をニコニコ動画に投稿し、歌い手としての活動を開始[注釈 3][16]。
2012年に夏代孝明らと共にバンド・einieを結成、活動開始し、8月15日に「アイロニー」をニコニコ動画に投稿した[17][18]。2013年11月10日に自身のYouTubeチャンネルを開設。12月5日に年内を以ってeinieの活動を休止することを発表[19]。
2014年にボーカルユニット「Riot of color」を結成し[20]、8月17日に1枚目の自主制作アルバム『Wonder Word』を発売[21]。Riot of colorの1枚目のアルバム『Riot of color』も同時発売。12月30日にゆりんとのコラボレーションアルバム『oyasumi』を発売。
2015年5月23日と8月30日にゆりんとのツーマンライブ「oyasumi live」を開催。8月16日に2枚目の自主制作アルバム『Round Robin』を発売。一部楽曲で自身でも作詞・作曲を手掛けるようになった[22]。また、Riot of colorの2枚目のアルバム『COLORFUL』も同時発売。
2016年8月14日にRiot of colorとして3枚目のアルバム『SHUFFLE』を発売。10月19日に自身初の全国流通盤である3枚目のアルバム『OFFICIAL NUMBER』を発売[22][23]。11月にユニセックスブランド「はらぺこ商店」を立ち上げる[24]。12月2日に自身初となるボーカロイドの初音ミクを用いた楽曲「sister」を公開[注釈 4][25]し、ボカロPとしての活動を始める。
2017年 - 2018年:シンガーソングライターへ転身、「文化」
2017年2月12日に夏代孝明との共同主催ライブ「なついぶ! 〜こんなところでしてもいいんですかライブ〜」をZepp Tokyoで開催。8月2日に自身のYouTubeチャンネル登録者数が10万人を突破。9月29日に自身初の配信シングル「ナンセンス文学」「あの娘シークレット」を同時配信。12月13日に4枚目のアルバム『文化』を発売。全ての収録曲を自身で作詞・作曲した初のアルバムとなった。同アルバムはオリコンのインディーズチャート1位、iTunesでは2位を記録した。
2018年2月28日にSouとのコラボレーションアルバム『蒼』を発売し、5月5日と8月29日にSouとのツーマンライブ「蒼」を横浜ベイホールとZepp DiverCityで開催した。8月5日から11月4日まで、自身初となるワンマンツアー「メリエンダ」を4会場4公演で開催した。
2019年 - 2020年:メジャーデビュー、「おとぎ」「Smile」
2019年2月6日にメジャーデビューアルバム『おとぎ』を発売し、同年12月にタワレコメンアワード2019に選出された。4月1日にイラストブック「ZINGAI」を発売。4月4日にFMラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』内「Eve LOCKS!」が放送開始(2021年3月放送終了)。4月20日に自身のYouTubeチャンネル登録者数が100万人を突破。6月25日にアニメ『どろろ』の第2クールエンディングテーマで自身初のテレビアニメの主題歌のタイアップとなる「闇夜」を配信リリース。10月11日に専門学校HALのCMソング「レーゾンデートル」を配信し、12月19日にJR SKISKI 2019-2020キャンペーンテーマソング「白銀」を配信。
2020年2月12日にメジャー2作目のアルバム『Smile』を発売し、同作品に収録されている楽曲「心予報」がロッテガーナチョコレート “ピンクバレンタイン”テーマソングに起用された。4月15日発売の「月刊コミックジーン」にEveが初めて原作とプロデュースをした漫画「虚の記憶」が連載される[26]。10月3日にテレビアニメ『呪術廻戦』オープニングテーマである「廻廻奇譚」を配信。10月10日に自身のYouTubeチャンネル登録者数が200万人を突破。10月24日に「約束」を配信開始し、同曲のミュージック・ビデオを公開と同時に新プロジェクト「Wonder Word」を立ち上げる。12月16日にEve公式アプリ「ZINGAI」のサービスを開始(2022年6月30日サービス終了)。12月23日、自身初のEP『廻廻奇譚/蒼のワルツ』を発売。収録曲の「蒼のワルツ」「心海」が劇場アニメ『ジョセと虎と魚たち』の主題歌・挿入歌として起用された。
2021年 - 2022年:原点回帰、「廻人」
2021年2月5日にロッテ「ガーナチョコレート “Gift”」テーマソングとして、suis(ヨルシカ)とのコラボ曲「平行線」を配信。3月10日に「廻廻奇譚」のストリーミング累計再生数が、4月13日に「廻廻奇譚」のミュージックビデオの再生回数がそれぞれ自身初の1億回再生を達成[27][28]。5月18日に自身のYouTubeチャンネル登録者数が300万人を突破した[29]。6月11日に「ドラマツルギー」のミュージックビデオの再生回数が1億回を突破[30]。9月30日、配信限定EP『群青讃歌/遊生夢死』を配信リリース。表題曲の「群青讃歌」は、スマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」の1周年記念アニバーサリーソングに起用され、ニコニコ動画には初音ミクが歌唱するバージョンが約3年振りに投稿された。12月3日、自身も出演するSpotifyまとめ / Spotify PremiumのCMソングである「藍才」を配信リリース。
2022年1月1日、「廻廻奇譚」のミュージック・ビデオの再生回数が2億回を突破。2月9日、初のボーカロイドアルバム『Eve Vocaloid 01』を配信リリース[31]。3月15日、自身が楽曲を書き下ろした音楽映画『Adam by Eve: A Live in Animation』がNetflixにて世界同時配信[32][33]。3月16日、メジャー3作目となるアルバム『廻人』を発売。4月8日から5月23日にかけて、約2年3ヶ月振りかつ自身最大の公演数となったライブツアー「Eve Live Tour 2022 廻人」を開催。5月12日、「お気に召すまま」のミュージックビデオの再生回数が1億回を突破[34]。5月24日、自身のYouTubeチャンネル登録者数が400万人を突破した。8月29日と30日に「Eve Live Tour 2022 廻人」の追加公演を自身初となる日本武道館で開催[35]。12月13日、初の映像作品『ZINGAI』を発売[36][37]。12月24日、初の配信ライブ「#Eveの日 Xmas Live」をYouTubeにて配信した[38]。12月28日、テレビアニメ『チェンソーマン』第12話エンディングテーマとなった「ファイトソング」を配信リリース。
2023年 - 現在:アリーナ公演および海外公演の敢行
2023年3月22日、テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』のオープニングテーマ「ぼくらの」を含む4曲入りEP『ぼくらの』をリリース。8月に自身初となるアリーナツアー「Eve Arena Tour 2023 虎狼来」を、11月にさいたまスーパーアリーナにて「Eve Live 2023 花嵐」を開催。12月25日、「逃避行」を配信リリース。
2024年1月13日にテレビドラマ『院内警察』主題歌の「pray」をリリース。3月10日、約2年半振りとなるボカロ楽曲「Glorious Day」を発表。5月に自身初となるアジアツアー「Eve Asia Tour 2024 Culture」をアジア5都市と横浜BUNTAIで開催。8月13日、自身のYouTubeチャンネル登録者数が500万人を突破。8月には有明アリーナで「Eve Asia Tour 2024 追加公演 文化」、10月には韓国のKOREA UNIV. TIGER DOMEで「Eve Asia Tour 2024 Additional LIVE Culture IN SEOUL」を敢行。11月27日に2年8ヶ月ぶりとなるアルバム『Under Blue』を発売。2025年7月からアルバムタイトルを冠した全国5都市10公演を廻るアリーナツアー「Eve Arena Tour 2025 Under Blue」を敢行予定[39]。
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ディスコグラフィ
要約
視点
※表の順位欄について特記がない限り、CD作品はオリコンチャートの最高位、デジタル作品はBillboard JAPAN各種DLチャートの最高位、映像作品はオリコン音楽DVD・BDランキングの最高位を示す。
配信限定シングル
EP
アルバム
コラボレーション・アルバム
ボーカロイド作品
「Eve feat. 初音ミク」名義でのリリース。
ボーカロイドシングル
ボーカロイドアルバム
映像作品
ミュージックビデオ
ニコニコ動画では、活動初期の楽曲を中心に一部楽曲の初音ミクバージョンの動画も公開されている[40]。公式アプリ「ZINGAI」では、「杪夏」「宵の明星」「迷い子」「遊遊冥冥」「楓」「やどりぎ」のミュージックビデオを限定公開されていた。また映像集『ZINGAI』には「いのちの食べ方 (Live Film ver.)」「アヴァン (Live Film ver.)」が、アルバム『Under Blue』には「Byme」が収録されている。
未発表曲
- ワンダラー - 2018年のライブ「Stars on Planet - 星の王子さまにさよならを -」にて歌唱。2021年8月16日から3週間、「未公開demo2017」というタイトルで公式アプリ「ZINGAI」にて期間限定公開されていた[41]。
- demo0725 - 2020年12月16日から1月31日まで、公式アプリ「ZINGAI」にて期間限定公開されていたデモ音源。
- 心海(合唱ver.) - NTTドコモ U30ロング割スペシャルムービー「卒業生100万人の答辞」内で使用された楽曲[42]。
- untitled - 2023年5月23日に誕生日記念としてTwitterにて公開された楽曲[43]。
参加作品
einie
2012年に、夏代孝明・iida・nskw・風太と共に結成したバンド。メンバーのnskwが病気療養のため脱退するのを機に、バンドとしても2013年内を以って活動休止。
Riot of color
2014年に、kradness・ゆりん・夏代孝明・KK・S!Nと共に結成したボーカルユニット。2017年以降は活動を行なっていない。
→Riot of colorのディスコグラフィについては「Riot of color § ディスコグラフィ」を参照
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楽曲提供
アーティスト
ゲーム
- スマホゲーム「ドラガリアロスト」
- ルクレツィアのテーマソングとして「楓」を提供[47]。
- スマホゲーム「#コンパス 戦闘摂理解析システム」
- ソーン=ユーリエフのテーマソングとして「やどりぎ」を提供[48]。
- スマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」
- 1周年記念アニバーサリーソングとして「群青讃歌」を提供[49]。
- スマホゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」
- Roseliaへの書き下ろしオリジナル楽曲として「閃光」を提供[50]。
- スマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」
- Leo/needへの書き下ろしオリジナル曲としてとして「Sympathy」を提供
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タイアップ
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サポートメンバー
Eveからは「人外チーム」と呼ばれており、レコーディング収録やライブ演奏に参加している。また、「Zingai」として楽曲の編曲にも携わっている。
ライブ・イベント
要約
視点
ワンマンライブ
主催ライブ
オンラインイベント
展示イベント
参加ライブ・フェス
→Riot of colorとしての出演については「Riot of color § ライブ」を参照
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出演
映画
- 「Adam by Eve: A Live in Animation」(Netflix:2022年3月15日世界同時配信)[94]
テレビ
ラジオ
- 『SCHOOL OF LOCK!』内「Eve LOCKS!」(TOKYO FM・JFN系列:毎週木曜 23:08 - 23:25、2019年4月4日 - 2021年3月25日)[96]
- 「Eveのオールナイトニッポン0(ZERO)」(2024年11月23日、ニッポン放送) [97]
- 『TOKYO FM サンデースペシャル「Eve Under Blue Hour」』(2025年7月6日、TOKYO FM)[98]
書籍
漫画
- 『虚の記憶』原作・プロデュース(KADOKAWA『月刊コミックジーン』連載)
- MFコミックス ジーンシリーズ『虚の記憶 1』(2020年12月25日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-680047-3
- MFコミックス ジーンシリーズ『虚の記憶 2』(2021年12月27日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-680959-9
- MFコミックス ジーンシリーズ『虚の記憶 3』(2022年12月27日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-681982-6
- MFコミックス ジーンシリーズ『虚の記憶 4』(2023年09月27日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-682598-8
- MFコミックス ジーンシリーズ『虚の記憶 5』(2024年12月25日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-684086-8
- 『いのちの食べ方』原作・プロデュース(KADOKAWA『月刊コミックジーン』連載)
- MFコミックス ジーンシリーズ『いのちの食べ方 1』(2024年3月26日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-683422-5
- MFコミックス ジーンシリーズ『いのちの食べ方 2』(2024年12月25日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-684084-4
小説
- 『いのちの食べ方』原作・プロデュース
- MF文庫J『いのちの食べ方 1』(2022年9月22日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-681751-8
- MF文庫J『いのちの食べ方 2』(2022年12月23日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-682037-2
- MF文庫J『いのちの食べ方 3』(2023年5月25日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-682443-1
- MF文庫J『いのちの食べ方 4』(2023年10月25日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-682988-7
- MF文庫J『いのちの食べ方 5』(2024年6月25日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-683541-3
イラストブック
- イラストブック『ZINGAI』(2019年4月1日、KADOKAWA)ISBN 978-4-04-735542-2
雑誌
- 歌ってみたの本 September 2013(2013年8月1日、KADOKAWA) ISBN 978-4-04-729123-2
- ミレニアルズ January 2018(2017年12月1日、KADOKAWA) ISBN 978-4-04-734913-1
- ミレニアルズ May 2018(2018年3月31日、KADOKAWA) ISBN 978-4-04-735105-9
- ROCKIN'ON JAPAN 2019年1月号(2018年11月30日、ロッキングオン)
- ROCKIN'ON JAPAN 2019年7月号(2019年5月30日、ロッキングオン)
- ROCKIN'ON JAPAN 2020年3月号(2020年2月29日、ロッキングオン)
- ROCKIN'ON JAPAN 2021年1月号(2020年11月30日、ロッキングオン)
- NYLON JAPAN 2021年2月号(2020年12月28日、カエルム)
- SWITCH Vol.39 No.8(2021年7月20日、スイッチ・パブリッシング)
- MUSICA 3月号(2022年2月17日、FACT)
- TOWER PLUS+ 3月1日号(2022年3月1日、タワーレコード)
- SWITCH Vol.40 No.4(2022年3月20日、スイッチ・パブリッシング)
- MUSICA 2月号(2024年1月18日、FACT)
- ROCKIN’ON JAPAN 2024年12月号(2024年10月30日、ロッキングオン)
- MUSICA 12月号(2024年11月15日、FACT)
受賞とノミネート
脚注
外部リンク
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