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僕のヒーローアカデミア (アニメ)
日本のテレビアニメ番組、メディアミックス作品 ウィキペディアから
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『僕のヒーローアカデミア』(ぼくのヒーローアカデミア)は、堀越耕平の同名の漫画を原作とするボンズ制作の日本のアニメ作品。2016年から2024年にかけてテレビアニメが通算7期製作されており、合わせてOVA化や劇場アニメ化が行われている。
この項目には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
尺の都合上、シーンの追加やカットがあるものの[注 6]、おおむね原作に忠実なアニメ化が行われている。
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沿革
要約
視点
第1期は毎日放送製作・TBS系列のテレビアニメとして、2016年4月3日から6月26日まで日曜夕方5時枠(日5枠)で全13話が放送された[1][2]。原作コミックス第3巻のUSJ襲撃事件編までがアニメ化された。
第1期最終回放送後には第2期の制作が発表され[3]、第1期と第2期をつなぐオリジナルエピソード「救え!救助訓練」が、2016年11月27日から開催されたジャンプスペシャルアニメフェスタ2017にて上映された。このエピソードは2017年4月4日発売のコミックス第13巻アニメDVD同梱版に収録されている[4]。続くコミックス第14巻にも新作オリジナルアニメ「Training of the Dead」が同梱された[注 7]。
第1期を放送していた毎日放送・TBS系列が2016年12月に、2017年4月改編で土曜日の早朝に1時間のアニメ枠『アニメサタデー630』を編成し、第1期が放送されていたアニメの日5枠廃止を発表[6]、放送枠が消滅して後継枠は別のアニメが編成されたため、第2期では放送局が毎日放送と同じ在阪局である、読売テレビ・日本テレビ系列に変更された[7][注 8]。読売テレビ製作の全国ネットアニメ枠でジャンプアニメが放送されるのは、日曜朝7時前半枠で2011年1月から翌年3月まで放送された『べるぜバブ』以来5年ぶりとなる。なお、『名探偵コナン』の前枠にジャンプアニメが放送されるのは、同系列の前身枠である月曜夜7時台枠のアニメも含めて初めてのケースとなる。変更後は全期通して連続2クールで放送されている。
第2期は2017年3月25日[注 9]から9月30日まで読売テレビ・日本テレビ系列の土曜夕方5時30分枠にて全25話が放送された。原作コミックス第8巻の保須市襲撃事件編までがアニメ化された。
第3期は第2期最終回放送後に制作が発表され[9]、2018年4月7日から9月29日まで第2期と同じ枠で全25話が放送された[10]。原作コミックス第14巻のプロヒーロー仮免試験編までがアニメ化された。
第4期は第3期最終回放送後に制作が発表され[11]、2019年10月12日[注 3]から2020年4月4日まで全25話が放送された。原作コミックス第20巻の新たな驚異・脳無:ハイエンド編の冒頭部分までがアニメ化された。
第5期は第4期最終回放送後に制作が発表され[12]、2021年3月27日から9月25日まで全25話が放送された[13]。原作コミックス第26巻の冬休みインターン編までがアニメ化された。これに先立ち、2020年8月16日より、新作オリジナルアニメ「生き残れ!決死のサバイバル訓練」が各国の有料動画配信サービスにて世界同時配信された[注 10]。
第6期は第5期最終回放送後に制作が発表され[16]、2022年10月1日から2023年3月25日まで全25話が放送された[17]。原作コミックス第33巻の終章(黒いヒーロー編)までがアニメ化された。
第7期は第6期最終回放送後に制作が発表され、2024年5月4日から10月12日まで全21話が放送された。原作コミックス第39巻の終章(第二次決戦編)までがアニメ化された。これに先立ち、同年4月6日から27日まで、第1期から6期までの重要な物語に新規シーンを交えた「僕のヒーローアカデミア Memories」が全4回で放送された[18]。
第7期最終回放送終了後には、第8期に相当する「FINAL SEASON」の放送が発表された。2025年10月4日に放送予定[19][20]。
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番組編成
第2期では放送局の変更に伴い、番組前のクロスプログラムや冒頭の視聴注意テロップ[注 11]、読売テレビ製作の全国ネットアニメでは恒例の主人公(出久)による提供読み、次回予告時の提供クレジットの表示といった、第1期には無かった要素が追加された。また、話数は第1期から継続している[21]。
第2期第2クールからは、各話ごとに人物が登場すると最初に「名前」「個性名」のテロップが、第5期では「ヒーロー名」も表示されるようになった。また、アイキャッチでも第2期第2クールから第5期までは「名前」「個性名」「個性の概要」「所属」「誕生日」「身長」「血液型」「好きなもの」が、第6期ではデザインが大幅に変更され「名前」「ヒーロ名」「台詞」が紹介されるようになった[注 12]。
第3期から第5期までとMemories以降は主人公(出久)による提供読みが廃止され、第1期のスタイルをベースに、OP後[注 13]は右下、次回予告時[注 14]は下部に提供クレジットが表示されるスタイルに変更された[注 15]。また、劇場版第1作のプロモーションとして行われた「You are MY HERO」の企画の一部が、次回予告の後のコーナーで紹介された[22]。第6期は主人公(出久)による提供読みが第2期以来5年ぶりに復活した(但し、最終話は第3期から第5期までと同様に提供読み無し)。
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登場人物
第4期までは本名+個性名(プロヒーローはヒーロー名+個性)のテロップによるキャラクター紹介だったが、5期では雄英ヒーロー科生徒の紹介時にヒーロー名もナレーションされた。
→「僕のヒーローアカデミア § 登場人物」も参照
声の出演
雄英高校
- 緑谷出久 - 山下大輝
- 爆豪勝己 - 岡本信彦
- 麗日お茶子 - 佐倉綾音
- 飯田天哉 - 石川界人
- 轟焦凍 - 梶裕貴
- 蛙吹梅雨 - 悠木碧
- 切島鋭児郎 - 増田俊樹
- オールマイト - 三宅健太
- 相澤消太 - 諏訪部順一
- プレゼント・マイク-吉野裕行
プロヒーロー
敵(ヴィラン)
コラボレーション
前番組にあたる『タイムボカン24』の第1期最終話においてアクダーマ達に本作をネタにされていた。冒頭ではアクダーマ達による本作の番宣が流れ、アクダーマの一人であるスズッキーがオールマイトの台詞を喋ったり(どちらも声優は三宅健太が担当しており、いわゆる声優ネタである)、敵のメカにやられた際には国立雄英高等学校の校訓も登場した。
スタッフ
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主題歌
要約
視点
第7期まで各クールごとに異なるアーティストがオープニングテーマ、エンディングテーマを担当している。参加アーティストはEve(トイズファクトリー所属)を除き、ソニー・ミュージックレーベルズ内の各レーベルの所属アーティストである。
オープニングテーマ
エンディングテーマ
文化祭演奏曲
- 「Hero too」[31][32]
- 第86話にて使用。作詞はあやぺた、作曲・編曲は林ゆうき、歌はKYOKA JIRO Starring Chrissy Costanza。
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各話リスト
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放送局
![]() | プロジェクト:放送または配信の番組#放送に基づき、本放送期間内の放送局および配信サイトのみを記載しています。 |
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BD / DVD
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劇場作品
要約
視点
全ての作品で堀越監修によるオリジナルストーリーが描かれる[49][50]。
第1作
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』(ぼくのヒーローアカデミア ザ・ムービー ふたりのヒーロー)のタイトルで、2018年8月3日に公開された[53]。
ゲスト声優として、ドラマ『14才の母』から12年ぶりの親子役で、志田未来・生瀬勝久が出演した[54][55]。また、千鳥が出演応援サポーターに就任し、本人役で本編にゲスト出演した[56][57]。
時系列はテレビシリーズの第2期と第3期の間(期末試験と夏合宿の間)に相当する。入場者特典として登場人物の設定資料、共にジャンプ作家である原作者・堀越と尾田栄一郎の対談、オールマイトが雄英卒業後にアメリカ留学した経緯を描く描き下ろし新作漫画『オールマイト:ライジング』を収録した小冊子『僕のヒーローアカデミア Vol.Origin』が先着100万名に配布された[58]。なお小冊子の漫画は後に、本作のBlu-ray / DVDの「プルスウルトラ版」の特典としてOVA化された[59]。
2018年8月25日放送のテレビアニメでは、同日に放送された『24時間テレビ 「愛は地球を救う」人生を変えてくれた人』に合わせ、本作の宣伝も兼ねたオリジナルアニメ「特別編・愛で地球を救え!」が放送された[60]。上映直前の『週刊少年ジャンプ』2018年35号にはあきやま陽光によるスピンオフ読切漫画『きっと誰もが誰かのヒーロー』が掲載された。
本作公開時の日本映画では原作者が監修などの立場で関与することが増えており、本作も原作者・堀越が総監修などを担当した。その結果、原作では遂になし得なかったデクとオールマイトの共闘が描かれ、興行的成功と原作ファンからの高評価に繋がったとされる[61]。
あらすじ(第1作)
人工島「I・アイランド」を訪れるデクとオールマイト。島ではヒーローアイテムの展示会が盛大に催されていた。島で研究生活を送るシールド博士は、アメリカ時代からのオールマイトの親友だった。
博士の娘メリッサと知り合うデク。島には、雄英高校メンバーもやって来ていた。
レセプションの会場が突如、ヴィランの襲撃を受けた。拘束されてしまうオールマイトや招待客たち。
難を逃れたデクたち生徒とメリッサは、島の管制権を取り戻すために、タワー最上階のコントロールルームを目指した。
実は今回の事件は、シールド博士が企てた偽のテロだった。博士は企業に奪われた研究を取り返すために、わざと騒ぎを起こしたのだ。
しかし、島を占拠したのは本物のヴィランだった。博士は知らぬ間にヴィランに利用されていたのだ。
A組の生徒たちは連携してヴィランと戦い、解放されたオールマイトはデクと共に首領のウォルフラムを倒すのだった。
登場人物(第1作)
雄英高校
- 緑谷出久
- 爆豪勝己
- 麗日お茶子
- 飯田天哉
- 轟焦凍
- 切島鋭児郎
- 八百万百
- 峰田実
- 上鳴電気
- 耳郎響香
- オールマイト
オリジナルキャラクター(第1作)
- メリッサ・シールド
- 声 - 志田未来[54]
- デヴィッドの娘。科学者志望。ヒーローに憧れるも“無個性”であるため、父のようにヒーローサポートアイテムの研究に携わり、間接的に多くの人々を救うことを目標とする。
- デヴィッド・シールド
- 声 - 生瀬勝久[54](青年期 - 木村良平)
- オールマイトの旧友で、メリッサの父親。若き日のオールマイトのアメリカ時代に相棒を務めた科学者。ヒーローのサポートアイテム研究の第一人者。
- オールマイトのヒーロースーツ「〇〇エイジ」シリーズ全てを彼が開発した。
- “個性”:ぐにゃぐにゃ指
- 突き指をしないのが利点とメリッサに話す。
- ウォルフラム
- 声 - 小山力也[62]
- ヒーロー社会の転覆を企むヴィランで構成されたテロリストのリーダー。
- “個性”:金属操作
- 周囲の金属を意のままに操ることが可能。自身の防具なども作り出すなど汎用性も高い。
- “個性”:筋力増強
- ウォルフラム元来の“個性”ではない。オールマイトを苦しめるウォルフラムのテロ計画を知った“オール・フォー・ワン”から、オールマイトと渡り合えるようにと譲渡された。
- サミュエル・エイブラハム
- 声 - 小形満
- 愛称は「サム」。デヴィッドの助手。
- ゴジロ[63]
- 声 - ゴジラ(平成ゴジラシリーズ)
- “個性”:東宝
- 怪獣のような姿になる異形型の“個性”。
- エレクプラント
- 声 - 平井啓二
- 過去の回想シーンで登場。イギリスで活躍したプロヒーロー。“個性”は体内で電気を作り出せる「発電」。
- カウレディ
- 声 - 河村友美
- 過去の回想シーンで登場。アメリカ合衆国で活躍したプロヒーロー。“個性”は「牛」。発動すると牛に変身できる。
ゲスト声優(第1作)
スタッフ(第1作)
- 原作・総監修・キャラクター原案 - 堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」(集英社「週刊少年ジャンプ連載)[64]
- 監督 - 長崎健司[64]
- 脚本 - 黒田洋介[64]
- 音楽 - 林ゆうき[64]
- キャラクターデザイン・チーフ作画監督 - 馬越嘉彦[64][65]
- 美術監督 - 池田繁美[66]
- 色彩設計 - 菊地和子[66]
- 撮影監督 - 池上真崇[66]
- CGディレクター - 安東容太[66]
- 編集 - 坂本久美子[66]
- 音響監督 - 三間雅文[66]
- 製作 - 市川南、大田圭二
- 共同製作 - 隅田壮一、木下暢起、南雅彦、今村司、吉崎圭一、水野道訓、國枝信吾
- エグゼクティブプロデューサー - 古澤佳寛、高橋亜希人[66]
- プロデューサー - 岡村和佳菜、大藪芳広、永井幸治、三條場一正[66]
- アソシエイトプロデューサー - 櫛山慶、金庭こず恵
- 配給 - 東宝[67]
- アニメーション制作 - ボンズ
- 製作 - 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会(東宝、讀賣テレビ放送、集英社、ボンズ、日本テレビ放送網、電通、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ムービック)[66]
主題歌(第1作)
- 「ロングホープ・フィリア」(エピックレコードジャパン)[68]
- 菅田将暉による主題歌。作詞・作曲は秋田ひろむ(amazarashi)。
特別番組(第1作)
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜 公開記念SPECIAL』のタイトルで、30分枠にて放送された。ナビゲーターは千鳥が担当[69]。
映像特典(第1作)
- 『No.0 ALL MIGHT:RIGING』(オールマイト:ライジング)
- プルスウルトラ版映像特典ショートアニメ。
- 監督・絵コンテ - 長崎健司
- キャラクターデザイン・作画監督 - 馬越嘉彦
- 音響監督 - 三間雅文
- アニメーション制作 - ボンズ
- 製作 - 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会
テレビ放送(第1作)
第3作の公開を記念し、同作の公開日である2021年8月6日に日本テレビ系『金曜ロードショー』にて地上波初放送された[71][72]。平均世帯視聴率は4.5%、平均個人視聴率は3.0%であった[73]。
第2作
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』(ぼくのヒーローアカデミア ザ・ムービー ヒーローズ ライジング)のタイトルで2019年12月20日に公開[76]。
劇中の時期は「冬」だがこれは上映当時のテレビアニメ放送よりもかなり先行しており、ホークスが登場したり、デクが遠距離攻撃技を身に着けているなどテレビアニメ未登場のキャラクターや要素が多く登場している。
あらすじ(第2作)
デクたち1年A組のメンバーは、郊外ヒーロー活動で、南方の離島「那歩島」に滞在していた。
真幌と活真という幼い姉弟と知り合うデク。
平和な島が突然、ヴィランの襲撃を受けた。ヴィランの首領ナインの目的は、活真が持つ「回復」の個性を奪い、己のものとすることだった。
デクは姉弟や島民を守るために、爆豪と協力してナインを倒すのだった。
登場人物(第2作)
雄英高校1年A組
- 緑谷出久
- 爆豪勝己
- 麗日お茶子
- 飯田天哉
- 轟焦凍
- 蛙吹梅雨
- 峰田実
- 切島鋭児郎
- 八百万百
- 常闇踏陰
- 上鳴電気
- 青山優雅
- 耳郎響香
- 芦戸三奈
- 障子目蔵
- 尾白猿夫
- 瀬呂範太
- 葉隠透
- 砂藤力道
- 口田甲司
- 相澤消太
- オールマイト
オリジナルキャラクター(第2作)
- 島乃真幌(しまの まほろ)
- 声 - 黒沢ともよ[77]
- 活真の姉。ある理由からヒーローを嫌っている。活発で勝ち気な性格。
- “個性”:ホログラム
- 幻を作り出せる“個性”。
- 島乃活真(しまの かつま)
- 声 - 寺崎裕香[77]
- 真幌の弟。ヒーローに強く憧れている。
- “個性”:細胞活性(B型)
- 回復系“個性”。細胞を活性化させ、新陳代謝促進やドーピングのような効果をもたらす。
ヴィラン(第2作)
- ナイン
- 声 - 井上芳雄[78]
- 力だけが支配する世界を望んでおり、ある理由から活真の個性を狙っている。出久と爆豪に敗北した後、死柄木により用済みとして処刑された。
- “個性”:気象操作 他
- 周囲の天候を操り、雨・雷・竜巻を発生させる事が出来る。その他、衝撃波を放つ“個性”、爪を弾丸の様に発射する“個性”、使い魔を召喚する“個性”など複数を個性を所持している。
- スライス
- 声 - 今田美桜[78]
- 本名は「羽咲 斬香(はさき きるか)」。抜群のプロポーションと長い赤色の髪が特徴の女性。ナインの望む世界に共感し、行動を共にする。ヒーロー達に敗北し逮捕される。
- “個性”:スライス
- 自らの髪を刃物に変化させ、自由に操る事が出来る。岩や建物など、固い物や頑丈な物も一瞬で切り刻む事が出来るほど、切れ味は抜群。
- キメラ
- 声 - 武内駿輔[79]
- 本名は「今 鳥獣郎(こん ちょうじゅうろう)」。ナインが思い描く世界に共感し、行動を共にする。ヒーロー達に敗北し逮捕される。
- “個性”:キメラ
- 様々な動物の特徴を併せ持つ異形系の“個性”。普通の人より身体の力に優れ、個性発動により、空を飛んだり口から炎を吐いたり出来る。
- マミー
- 声 - 鳥海浩輔[79]
- 本名は「巻原 包傭(まきはら ほうよう)」。ナイン等と共に行動する。包帯を全身に纏っており、感情が読み取りにくい。ヒーロー達に敗北し逮捕される。
- “個性”:木乃伊化(マミー)
- あらゆる物体に包帯を巻き付けミイラを作り、それを思いのままに操る事が出来る。生物は操れないが、衣服を身に着けた人間は衣服を通して操れる。
スタッフ(第2作)
- 原作・総監修・キャラクター原案 - 堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)[49]
- 監督 - 長崎健司[49]
- 脚本 - 黒田洋介[49]
- 音楽 - 林ゆうき[49]
- キャラクターデザイン - 馬越嘉彦[49]
- 美術監督 - 永井一男
- 色彩設計 - 菊地和子
- 撮影監督 - 古本真由子
- CGディレクター - 安東容太
- 編集 - 坂本久美子
- 音響監督 - 三間雅文
- 製作 - 市川南、大田圭二
- 共同製作 - 隅田壮一、瓶子吉久、南雅彦、沢桂一、藤田浩幸、水野道訓、國枝信吾
- プロデューサー - 岡村和佳菜、大藪芳広、永井幸治、三條場一正
- アソシエイトプロデューサー - 櫛山慶、金庭こず恵
- 配給 - 東宝
- アニメーション制作 - ボンズ[49]
- 製作 - 2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会(東宝、讀賣テレビ放送、集英社、ボンズ、日本テレビ放送網、電通、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ムービック)
主題歌(第2作)
- 「ハイヤーグラウンド」(ソニー・ミュージックレコーズ)[80]
- sumikaによる主題歌。作詞は片岡健太、作曲は黒田隼之介、編曲はsumika。
特別番組(第2作)
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング 公開記念SPECIAL』のタイトルで、30分枠にて放送された。ナビゲーターは天野ひろゆき(キャイ〜ン)、賀喜遥香、田村真佑(乃木坂46)が担当[81]。
第3作
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』(ぼくのヒーローアカデミア ザ・ムービー ワールド ヒーローズ ミッション)のタイトルで 2021年8月6日に公開された[83]。
あらすじ(第3作)
思想団体「ヒューマライズ」は、個性を人類の病だと断じ、純粋な人類の救済のために、個性保持者だけを殺す爆弾トリガーボムを全世界に配置した。
オセオン国でインターン研修中だったデクや轟たちは、「ヒューマライズ」の計画を阻止する選抜ヒーローチームに加えられた。
オセオン国で、不良少年ロディと知り合うデク。ロディが偶然に入手したスーツケースには、トリガーボムの爆発を止める情報が収められていた。
「ヒューマライズ」の指導者フレクト・ターンは、スーツケースを取り戻すために、警察内部の配下を使って、デクとロディを犯罪者として指名手配させた。
警察や「ヒューマライズ」側のヴィランに追われて、逃避行を続けるデクとロディ。轟や爆豪と合流したデクは、スーツケースに隠されていた情報を解読し、全てのトリガーボムを制御するシステムが「ヒューマライズ」本部にあることを突き止めた。
本部に乗り込むデクや轟たち。フレクト・ターンとの死闘の末に、デクは爆発の秒読みを寸前で止めることに成功した。
登場人物(第3作)
各国にあるヒューマライズの拠点を担当するために結成された。
- オセオン
- 緑谷出久
- 爆豪勝己
- 轟焦凍
- エンデヴァー
- バーニン
- フランス
- 麗日お茶子
- 蛙吹梅雨
- 波動ねじれ
- リューキュウ
- 日本
- 耳郎響香
- 障子目蔵
- 切島鋭児郎
- 鉄哲徹鐵
- 天喰環
- プレゼント・マイク
- セメントス
- ファットガム
- ギャングオルカ
- エジプト
- 峰田実
- 上鳴電気
- 瀬呂範太
- 塩崎茨
- エッジショット
- シンリンカムイ
- Mt.レディ
- アメリカ
- 常闇踏陰
- 尾白猿夫
- 砂藤力道
- 庄田二連撃
- 宍田獣郎太
- ホークス
- シシド
- ゴジロ
- シンガポール・マレーシア
- 八百万百
- 取陰切奈
- マジェスティック
- 統括司令部
- オールマイト
オリジナルキャラクター(第3作)
- ロディ・ソウル
- 声 - 吉沢亮[84](幼少期 - 関根有咲)
- 本作の主要人物。緑谷・爆豪・轟が降り立った地 <オセオン> の少年。運び屋をしながら弟のロロ(声 - 大空直美)、妹のララ(声 - 夏目妃菜)と共にトレーラーハウスで暮らしている。
- “個性”:不明
- ピノ
- 声 - 林原めぐみ
- ロディの相棒の鳥。桃色の体をしている。
- アラン・ケイ
- 声 - 野島裕史
- ヒューマライズの研究者。「個性因子誘発爆弾」開発に関与。ある物が入ったケースを持ち出し脱走した事で、ヒューマライズから追われる。
- エディ・ソウル
- 声 - 関俊彦
- ロディ兄妹の父親。優秀な研究者であったが、突然子ども達から姿を消し、ヒューマライズに入った。
- スタンリーク
- 声 - 千葉繁
- バーの店主。ロディの運び屋の仲介屋も兼ねている。
プロヒーロー(第3作)
- クレア・ボヤンス
- 声 - 本名陽子
- オセオンのプロヒーロー。エンデヴァー達とヒューマライズの調査にあたる。索敵や捜索に優れた“個性”を持つ。
- “個性”:透視
- 視界が届く範囲の物質を全て透過して見る事が出来る。索敵や施設内の捜索で能力を発揮する。
- サラーム
- 声 - 宮園拓夢
- “個性”:パピルス
- 身体を紙状のペラペラにする事が出来る。
- ビッグ・レッド・ドット
- 声 - 不明
- “個性”:大海嘯
- 口から大量の水を出す事が出来る。なお、好物を目にすると思わず溢れてしまう。
ヴィラン(第3作)
- フレクト・ターン
- 声 - 中井和哉
- 個性所持者の殲滅を目論む組織「ヒューマライズ」の指導者。
- “個性”:反射(リフレクト)
- あらゆる物を反射出来る常時発動型の“個性”。
- ベロス
- 声 - 伊瀬茉莉也
- ヒューマライズの傭兵敵。フレクト・ターンに忠実。
- “個性”:ロング・ボウ
- 手が弓に変化し、射た物を自在に操る事が出来る。射出した物質は強力なパワーを持ち、自動車なども貫通するほど。ただし、射出する物質は生み出す事は不可能。
- シデロ
- 声 - 梅原裕一郎
- ヒューマライズの傭兵敵。
- “個性”:アイアン・ボール
- 手から鉄球を作り出し、弾き飛ばして戦う。鉄球の大きさは、手のひらサイズから自分より大きなサイズまで、ある程度自在に調整可能。
- ロゴン
- 声 - 早志勇紀
- ヒューマライズの傭兵敵。
- “個性”:アイアン・クラブ
- 両腕が棘のついた棍棒に変化する。同時に巨大な鬼の様な姿へと変える。
- サーペンターズ
- 声 - 榎木淳弥
- ヒューマライズ団員の双子敵。見た目は瓜二つで、兄がエナ、弟がデュオ。
- “個性”:ソード・キル
- 腕と肩から蛇腹剣を作り出す。トリガーの使用時は、最大で6本の剣を作り出せるようになり、その風貌もより凶悪で、蛇に似た姿となる。
- レヴィアタン
- 声 - 坂田将吾
- ヒューマライズ団員の敵。巨躯から繰り出すパワーは圧倒的。
- “個性”:ヘリカルサイズ
- 指先および頭の角からねじれた水流を作り出す事が出来る。水流による攻撃範囲はかなり広く、ドリルのようにあらゆるものを穿つ。登場時からトリガーを発動しており、劇中では叫び声か唸り声ぐらいしか声を発さない。
スタッフ(第3作)
- 原作・総監修・キャラクター原案 - 堀越耕平[50]
- 監督 - 長崎健司[50]
- 脚本 - 黒田洋介[50]
- キャラクターデザイン - 馬越嘉彦[50]
- 音楽 - 林ゆうき[50]
- 美術監督 - 青井孝、近藤由美子、合六弘
- 色彩設計 - 菊地和子
- 撮影監督 - 古本真由子
- CGディレクター - 安東容太
- 編集 - 坂本久美子
- 音響監督 - 三間雅文
- 製作 - 松岡宏泰、太田圭二
- 共同製作 - 竹内寛、瓶子吉久、南雅彦、沢桂一、藤田浩幸、佐野弘明、國枝信吾
- エグゼクティブプロデューサー - 大島孝幸
- チーフプロデューサー - 山中一孝、大藪芳広、永井幸治、藤尾明史、東山敦、伊藤響、外川明宏
- プロデューサー - 小野田壮吉、津村美玲、中田博也、三條場一正、古林茉莉、嵯峨隼人
- 配給 - 東宝
- アニメーション制作 - ボンズ[50]
- 製作 - 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会(東宝、讀賣テレビ放送、集英社、ボンズ、日本テレビ放送網、電通、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ムービック)
主題歌(第3作)
- ASIAN KUNG-FU GENERATIONによる主題歌及び挿入歌。両曲共に作詞・作曲は後藤正文、編曲はASIAN KUNG-FU GENERATION。
- 「エンパシー」(キューンミュージック)[85]
- 「フラワーズ」(キューンミュージック)
第4作
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』(ぼくのヒーローアカデミア ザ・ムービー ユアネクスト)のタイトルで2024年8月2日に公開された[87]。
登場人物(第4作)
オリジナルキャラクター(第4作)
スタッフ(第4作)
主題歌(第4作)
- 「ホムンクルス」(SDR / Sony Music Labels Inc.)[89]
- Vaundyによる主題歌。作詞・作曲・編曲はVaundy。
- 「Gift」(SDR / Sony Music Labels Inc.)[90]
- Vaundyによるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はVaundy。
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スピンオフアニメ
要約
視点
ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-
2024年、スピンオフ作品『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』のテレビアニメ化が発表された[91]。2025年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送された[91]。
2026年に第2期が放送予定[92]。
作品の特徴
演出について
監督・鈴木健一は本作について、キャラクターの成長過程を描くことが面白いと感じており、「ヒロアカ」とは異なるハード展開へ移り変わる様子が見どころだと語っている。また、ビジュアル面での差別化に力を入れており、暗いシチュエーションで映える演出を意識し逆光ライティングや街の明かりの映像・色彩に注力しており、「ヒロアカ」とは変化させている。そして、原作を忠実に踏襲しながらも、爽やかすぎない描写を心掛けている。シリーズ構成と脚本は「ヒロアカ」全シリーズを担当してきた黒田洋介に任せることで、既存作品との整合性を保ちながら鈴木が捕らえている「ヴィジランテ」の独特な形を追求ている。[93]
キャスティング・演技
塚内真役の瀬戸麻沙美はインタビューの中で、この作品がヒーローとしての成長物語かと思っていたが、航一の行動が泥臭くて驚き、ダークな雰囲気もある作品だというのが最初の印象と述べている。ポップの印象について「かわいい」と強調し、控えめで恥ずかしがり屋な仕草が魅力的だと語り、航一との関係については良いバランスを保っているが恋愛に発展しないことがもどかしいとも述べている。 ポップ役の長谷川育美は瀬戸が演じる真に対し、恋敵ではあるが人間性や魅力が際立っており「頼りがいのあるお姉さん」のように感じたと語っている。 さらに、真の登場によって、ポップが自分の感情を露わにするようになったことについて長谷川さんは期待感を持っており、真と航一の関係がどう展開していくか注目していきたいとしている。[94]
声の出演(ヴィジランテ)
プロヒーロー(本編より続投)
スタッフ(ヴィジランテ)
- 原作 - 古橋秀之[91]、別天荒人[91]、堀越耕平[91]
- 監督 - 鈴木健一[91]
- シリーズ構成・脚本 - 黒田洋介[91]
- キャラクターデザイン - 吉田隆彦[91]
- プロップデザイン - ヒラタリョウ、石森連、渡邊由里子
- 美術監督 - 渡辺幸浩[91]
- 美術設定 - 渡邊由里子
- 色彩設計 - のぼりはるこ[91]
- 撮影監督 - 張盈穎[91]
- 3DCG監督 - 佐々木瑞生[91]
- 編集 - 廣瀬清志[91]
- 音響監督 - 三間雅文[91]
- 音楽 - 林ゆうき[91]、山城ショウゴ[91]、古橋勇紀[91]
- 劇伴音楽プロデューサー - 有馬由衣
- チーフプロデューサー - 大薮芳広、高橋敦司、津村美玲、三澤幸三、三條場一正、石黒研三、外川明宏
- プロデューサー - 齋藤達哉、平木稜子、中田博也、呂夏娜、近藤杏奈、三浦史
- アニメーション制作 - ボンズフィルム[91]
- 製作 - ヴィジランテ製作委員会
主題歌(ヴィジランテ)
各話リスト(ヴィジランテ)
放送局(ヴィジランテ)
BD(ヴィジランテ)
Webラジオ(ヴィジランテ)
灰廻航一役の梅田修一朗とポップ☆ステップ役の長谷川育美がパーソナリティを務めるWebラジオ『ヴィジラジオ -ILLEGALS WAVE-』が音泉にて2025年3月31日から毎週月曜23時30分に配信予定[99]。
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関連書籍
『TVアニメ 僕のヒーローアカデミア 公式ガイドブック Ultimate Animation Guide』2017年9月9日発行(9月4日発売[100])、ISBN 978-4-08-881258-8
アニメコミックス
- 堀越耕平(原作)、黒田洋介(脚本)『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE』(集英社ホームコミックス)
- 「〜2人の英雄〜 アニメコミックス」2019年5月2日発売[101]、ISBN 978-4-8342-3278-3
- 「ヒーローズ:ライジング アニメコミックス」2021年1月4日発売[102]、ISBN 978-4-8342-3293-6
- 「ワールドヒーローズミッション アニメコミックス」2022年7月4日発売[103]、ISBN 978-4-8342-3310-0
小説
- 堀越耕平(原作)、誉司アンリ(著)、黒田洋介(脚本)『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE』〈ジャンプ ジェイ ブックス〉
- 「〜2人の英雄〜」2018年8月3日発売[104]、ISBN 978-4-08-703458-5
- 「ヒーローズ:ライジング」2019年12月20日発売[105]、ISBN 978-4-08-703491-2
- 「ワールド ヒーローズ ミッション」2021年8月6日発売[106]、ISBN 978-4-08-703513-1
- 「ユアネクスト」2024年8月2日発売[107]、ISBN 978-4-08-703548-3
- 堀越耕平(原作)、小川彗(著)、黒田洋介(脚本)『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ノベライズ みらい文庫版』〈集英社みらい文庫〉
- 「〜2人の英雄〜」2018年8月3日発売[108]、ISBN 978-4-08-321455-4
- 「ヒーローズ:ライジング」2019年12月20日発売[109]、ISBN 978-4-08-321549-0
- 「ワールド ヒーローズ ミッション」2021年8月6日発売[110]、ISBN 978-4-08-321668-8
- 「ユアネクスト」2024年8月2日発売[111]、ISBN 978-4-08-321861-3
Webラジオ
要約
視点
『僕のヒーローアカデミア ラジオ オールマイトニッポン』のタイトルで、インターネットラジオステーション音泉にて配信していた[112]。2016年4月1日から7月1日まで毎週金曜日に更新、8月26日より毎月最終金曜日に更新、2017年3月24日から10月6日まで隔週金曜日に更新、2018年4月6日から10月19日まで隔週金曜日に更新、2019年10月11日から隔週金曜日に更新。以下、公式サイトの記述に基づく[112]。
パーソナリティ
ゲスト
- 第1期 - 第2期
- 第5回:桑野晃輔(青山優雅 役)
- 第7回:悠木碧(蛙吹梅雨 役)
- 第8回:増田俊樹(切島鋭児郎 役)
- 第9回:広橋涼(峰田実 役)
- 第10回:佐倉綾音(麗日お茶子 役)
- 第11回:石川界人(飯田天哉 役)
- 第12回:畠中祐(上鳴電気 役)
- 第13回:井上麻里奈(八百万百 役)
- 第14回:三宅健太(オールマイト 役)
- 第16回:梶裕貴(轟焦凍 役)
- 第17回:諏訪部順一(相澤消太 役)
- 第18回:真堂圭(耳郎響香 役)
- 第19回:畠中祐(上鳴電気 役)
- 第20回:吉野裕行(プレゼント・マイク 役)
- 第21回:名塚佳織(葉隠透 役)
- 第22回:三宅健太(オールマイト 役)
- 第24回:細谷佳正(常闇踏陰 役)
- 第26回:増田俊樹(切島鋭児郎 役)
- 第28回:天﨑滉平(物間寧人 役)
- 第30回:梶裕貴(轟焦凍 役)
- 第32回:井上剛(ステイン 役)
- 第33回:岡本信彦(爆豪勝己 役)
- 第34回:石川界人(飯田天哉 役)
- 第37回:岡本信彦(爆豪勝己 役)
- 第3期
- 第7回:三宅健太(オールマイト 役)
- 第9回:Lenny code fiction
- 第10回:岩崎諒太(夜嵐イナサ 役)
- 第12回:古川慎(肉倉精児 役)
- 第14回:岡本信彦(爆豪勝己 役)
コーナー
- ふつおた - テーマを設けない他のコーナーに当てはまらないリスナーからの普通のお便り。
- 個性の時間 - パーソナリティ2人の個性にスポットを当て、その個性に関するトークを展開する。
- 僕のヒーロー大喜利 - リスナーに大喜利のお題を出して、ネタを投稿してもらうコーナー。コーナーの最後に一つ最も面白かったものが岡本によって選ばれるが、読まれるうちの一つには山下の考えたものが入っており、山下はそれに選ばれることを目指す。
- 答えにプルスウルトラ! - リスナーからのお悩み相談コーナー。但し、そこには答えもまた記されており、パーソナリティーは更にそれを上回る回答を提示することを目指すコーナー。
脚注
外部リンク
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