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Mリーグ2022-23
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Mリーグ2022-23(エムリーグ2022-23)は、競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ「Mリーグ」の2022年シーズン。2022年10月3日に開幕し、2023年5月19日に閉幕した。 渋谷ABEMASが初優勝を果たし、KONAMI麻雀格闘倶楽部の伊達朱里紗がシーズンMVPを獲得した。
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ルールの変更点
契約満了
ドラフト
ドラフト会議は2022年7月11日19:00からYouTubeにて生配信した[5]。同月1日時点では非公開で開催し、終了後にMリーグ公式ホームページ上で指名選手を公表する予定[6] だったが、7日に生配信の実施決定を発表した[7]。
所属選手
()内は、各選手の当時の所属団体。
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シーズン概要
要約
視点
レギュラーシーズン
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10月3日に開幕した22-23シーズンは、初日から格闘倶楽部・伊達朱理紗が役満・四暗刻を決めるという荒れた滑り出しになる。そんな序盤戦は、開幕から10戦ラスなしと絶好調のABEMASが早々に頭一つ抜け出す形となった一方で、初戦の園田賢のトップ以降トップに見放されたドリブンズが下位に置いていかれる形となる。また、昨年優勝のサクラナイツも、新加入の渋川難波がリーグワーストとなる▲47600点を記録して早々に▲200ptを割り込むなど、順調とは言えない出だしとなった。
順調に首位を快走するABEMASだったが、12月8日に白鳥翔が久々となるラスを引いてから流れが一変する。ここから白鳥に加え、4シーズン連続で200pt越えを記録していた多井隆晴が大きく調子を崩し、白鳥は7連続逆連対、多井は2着1回を挟んでの10連続逆連対を記録して、それまでの貯金を完全に溶かしてしまうこととなった。これに代わって、チーム全体が好調である風林火山と格闘倶楽部が首位争いを繰り広げ、それを個人ランキング首位を独走する本田朋広率いる雷電と、チーム5連勝を記録したパイレーツが追う展開となった。一方の下位では、魚谷侑未と近藤誠一のWエースに苦戦が続くフェニックスがボーダー下に転落。村上淳と丸山奏子の2選手が年明けまでトップ無しという異常事態に見舞われ依然として絶不調のドリブンズと7位争いを繰り広げることとなる。さらにこの争いにサクラナイツが巻き込まれかけるも、12月22日に堀慎吾がシーズン唯一となる同日連勝を飾ったことで辛うじて脱出に成功した。その後は下位2チームがなかなかボーダーを捉えられない時期が続いたが、2月6日から東城りおが4連勝を記録したフェニックスがサクラナイツを射程圏内とする。しかし2月28日の直接対決で東城がサクラナイツ・内川幸太郎にトップラスを決められ、逆転の機会を逃すこととなった。入れ替わるように、園田の孤軍奮闘に支えられたドリブンズが、本田の調子落ちによってボーダーまで落ちてきた雷電と150pt差で3月9日の直接対決を迎えるが、雷電の本田と黒沢咲に連続トップを許す最悪の結果となる。3月13日にはボーダーのサクラナイツ・雷電と敗退圏のフェニックス・ドリブンズによる直接対決が組まれ、敗退圏のチームにとっては事実上逆転のラストチャンスとなったが、結果は雷電・萩原聖人とサクラナイツ・内川のトップで終わり、これにより下位2チームのセミファイナル進出は絶望的となった。
最終盤はMVP争いが白熱し、格闘倶楽部・伊達、雷電・本田に加えて2年連続のMVPを目指すパイレーツ・瑞原明奈による三つ巴が繰り広げられる。最終日前となる3月20日の2戦目にはこの3者による直接対決が組まれ、本田がこれを制するも、本田は1戦目でのラスが響いて伊達に総合ポイントでわずかに及ばず、この時点で暫定首位だった伊達がそのまま最終的にMVPに輝くこととなった。
首位争いは、他チームに大きく差をつけた格闘倶楽部と風林火山の鍔迫り合いになったが、最終的に僅差で格闘倶楽部が競り勝った。昨年活躍した滝沢和典が年明けまでトップ無しと苦戦したものの、MVPの伊達を筆頭に他3者が絶好調で、チーム初の首位通過となった。首位争いにこそ敗れたものの、チーム全員がプラスポイントとこちらも抜群の安定感を誇った風林火山が2位通過となり、この2チームがセミファイナルに向けて大きなアドバンテージを手にすることとなった。
ABEMASは絶対的エース・多井の不調もあり一時は6位まで順位を下げたものの、最終5戦全連対で混戦を抜け出し終わってみれば3位を確保しての通過となった。日向藍子と松本吉弘の2人がきっちりと3桁のプラスを積み上げてチームを支え、苦しい中でも盤石のチーム力を見せつける形となった。
セミファイナル最終戦を有利な立場で迎えられる4位には、サクラナイツが滑り込んだ。過去2シーズンにわたって大車輪の活躍を果たしてきた堀がシーズンワーストとなる10ラスを食うという苦しい展開が続き、しばしばボーダー転落の危機に見舞われたものの、終盤に調子を大きく上げた内川の大活躍で4位を確保した。
昨年度、屈辱的な大敗を喫した雷電は、本田の覚醒に導かれる形で2シーズンぶりとなるセミファイナルへコマを進めた。萩原が1年半ぶりのトップとともに久々の連勝を決めるなど、本田の活躍によってチーム全体の流れが上向いた結果となった。また、黒沢が当時のМリーグ最高記録となる112700点のトップを記録し、雷電に初の個人タイトルをもたらした。
強制入れ替え規定を適用され、鈴木優と仲林圭というトップクラスの実力者を引き入れて新シーズンに臨んだパイレーツであったが、両者とも展開に恵まれず、3年連続でシーズン3桁プラスを記録していたエース小林もマイナスポイントになったため、耐えるシーズンとなった。それでも昨年度のMVP瑞原が今年度も最終盤までMVP争いに加わる活躍でチームを引っ張り、6位通過になったものの、3位までとは差がない状況での突破となった。
負ければ強制入れ替えとなる、後がない状態でシーズンに臨んだドリブンズであったが、村上が昨シーズンに続いて絶不調、村上と丸山の2人が年明けまでトップ無し、終盤には鈴木たろうまで調子を崩して村上の下まで沈んでしまう、最終的に村上・たろうの2人が▲300ptを割り込むという、惨憺たるシーズンとなってしまった。ここ数シーズンの不調からようやく脱した園田がMVP争いを繰り広げるまで孤軍奮闘するも、重すぎるチームの負債はどうにもならず、2年連続での7位敗退が決定した。これにより、チームメンバーの強制入れ替え規定が適用されることとなった。
またしてもあと一歩で優勝を逃した昨シーズンの雪辱を目指したフェニックスであったが、2度目の最下位敗退となってしまった。開幕戦で魚谷がパイレーツ・優との師弟対決を制する幸先のいいスタートを飾ったものの、結果的に魚谷は3度の師弟対決以外でトップを取れず、トップから風林火山・二階堂亜樹の四暗刻単騎に放銃するという惨事などもあり、まさかの個人最下位となってしまった。近藤や茅森早香も恵まれない展開が続き、東城の終盤の奮闘も実を結ばなかった。
役満が一度も出なかった昨シーズンの反動か、今シーズンは3週連続で役満が飛び出る事態となった。さらにはパイレーツ・仲林が国士無双をテンパイしてあわや4週連続となるも、当たり牌を頭ハネされてアガれずという珍事も発生した。
セミファイナルシリーズ
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4月10日に開幕したセミファイナルシリーズでは300pt近いポイントを持ってスタートした格闘倶楽部・風林火山がかなり有利で、他4チームは1試合で順位が入れ替わる混戦ムードだった。そんな中、初日からの4戦で3ラスを引いたPiratesがいきなりボーダー争いから置いてかれることになった。
しかし、Piratesは新加入の仲林・優の「UK」コンビが躍動し、4月17日からの8連戦で3トップ7連対と一気にポイントを伸ばすことに成功する。これによりPiratesが再びボーダー争いに参戦、その間に勝又以外にトップがなかった風林火山・10戦ノートップと苦戦した格闘倶楽部が失速。これにより 6チーム全てに敗退・進出の可能性がある大混戦へ突入した。
だが、サクラナイツが18日の堀のラスから一挙に4連敗を喫し、早くもリスクを冒さざるを得なくなる。追い込まれた状態での27日第2試合に内川が登板するも、先制リーチや勝負牌が全て満貫以上の放銃につながるという最悪の展開に見舞われ、最終的に卓外の点棒まで失うМリーグワーストスコア▲54500点を記録。歴史的惨敗とともにチームワーストとなる5連敗となり、この時点で早くも息の根を止められる形となった。これにより、事実上4つの椅子を5チームが争うことになった。
その5チームの差は一時上下が120pt弱になる大変な激戦になったが、白鳥・黒沢が好調の雷電・Abemasが有利な状況でラスト2戦を迎える事になった。またPiratesは瑞原・小林が痛恨の連敗を喫したものの、UKコンビがすぐに取り返し、ラスト2戦の時点で4位格闘倶楽部との差は56. 4pt、Piratesと同じく最終日試合がない3位雷電との差は112.2ptと現実的な条件を残していた。
2~5位のPirates・雷電・風林火山・格闘倶楽部による直接対決となった最終日前日の対戦。最終日に試合のないPiratesと雷電は、他チームとの兼ね合いで上の順位にいた方がファイナル進出濃厚となるため、この両チームの直接対決に注目が集まった。第1試合、各選手の気迫が全面に押し出され、経験豊富な風林火山・松ヶ瀬が誤ロンを犯すという異様な雰囲気の中、雷電・瀬戸熊が松ヶ瀬に12000の放銃で東場を4着目で終える。この時点で並びは2着からPirates・格闘倶楽部・雷電の順であり、この状況であれば2戦目で現実的にPiratesは3位浮上まであり得たが、瀬戸熊は南場の親番で4000オールを引いて復活、オーラスではラス牌で条件クリアとなる1300-2600をツモ上がり、仲林を3着に叩き落とす値千金の2着をもぎ取った。この結果、雷電はPiratesに大きな点差のトップラスを決められなければ通過という非常に有利な条件が残り、Piratesのターゲットは実質的に30.8pt差になった格闘倶楽部となった。しかし2戦目は勝又が効率よく加点して独走し、UKコンビで出場した優は満貫1回の上がりこそあったものの痛恨のラスに終わり、格闘倶楽部寿人とも2-4着の並びをつけられてしまった。また雷電は萩原が3着だったものの、Piratesの上で終わる事に成功したため、初のファイナル進出を決めた。この時点で5位となったPiratesは、4位格闘倶楽部の結果を待つ状態となった、
迎えた最終日では格闘倶楽部は連敗でなければ通過であったが、1戦目の伊達がサクラナイツ岡田との同点トップで通過を決定づける。後は順位争いであったが最終戦は南場の親番で大逆転したAbemas松本がトップで2位通過、格闘倶楽部は雷電と1pt差の4位通過となった。
サクラナイツは初の連覇を目指したが、 6チーム中唯一のマイナスで5位とも400pt近い差をつけられての最下位と、0トップだった3年前のファイナルを超える凄惨な結果での敗退となってしまった。新加入の渋川が5戦3トップと奮闘したものの、堀が3ラスでブービー、内川が6戦3ラストップなしの最下位とチームのポイントゲッターである2人が絶不調で手の施しようがなく、初めてファイナル行きを逃す結果となった。
Piratesは新加入のUKコンビが大活躍で特に仲林はセミファイナルMVPとなったものの、小林・瑞原が調子を上げられず、3年連続でファイナルを逃すこととなった。セミファイナル開始時点でターゲットであったABEMASと雷電が共に絶好調であったことで追いつくことが叶わず、入れ替わりに落ちてきた格闘倶楽部に対してはレギュラーシーズンの圧倒的な差を埋めることができずと、展開にも恵まれなかった。チーム最終日の第1試合に登板した仲林は終始完璧な判断を披露していたものの、瀬戸熊の気迫を前にわずか600点の差で差し切られる結果となり、同日の検討配信では涙を見せる場面もあった。
一方で雷電は5年目にして初のファイナル進出を決めた。過去2回のセミファイナルはいずれも早い段階から苦戦が続き、ノーチャンスのまま敗退となっていたが、今回は早い段階で大トップ2回を獲得して波に乗ると、そのまま調子がうなぎのぼりとなり悲願の通過を果たした。特に萩原は、5年目にしてついにプラスポイントでシリーズを終えた。
また、雷電と同じく今期入れ替え規定があった風林火山も一時、プラスが2桁になるピンチを迎えたものの、勝又の安定した活躍で乗り越え、最終盤で松ヶ瀬も復調してトップ通過を決めた。これにより、今季の入れ替え義務が発生するのはドリブンズのみになった。
Abemasは序盤こそ何度もボーダー下に叩き落とされたが、ラスを引いた次の試合で全てトップを取るという驚異的なリカバリー能力で乗り切り、終盤では怒涛の勢いでポイントを積み重ねて5年連続のファイナル進出という快挙を達成した。特に白鳥は全選手最多の8戦出場で4トップ、平均着順1.88というモンスタークラスのスタッツを残した。
初戦の寿人以降なかなかトップが生まれず、終始耐える展開となった格闘倶楽部は、レギュラーシーズンの莫大な貯金を活かして辛うじて逃げ切る結果となった。
ファイナルシリーズ
5月8日に開幕したファイナルは1位から4位までの差が100ptを切るスタートから序盤はポイントがあまり動かず、膠着状態が続いた。
大きく動いたのは3日目、この日Abemasが白鳥、松本で連勝を決め、特に松本はライバル風林火山の勝又とトップラスを決めたため、この時点でAbemasが2位に140pt以上の差をつけて頭一つ抜ける事になった。また、風林火山はここから5日目にかけて悪夢の5連敗を喫し、早くも優勝争いから事実上脱落した。この間には首位Abemasを雷電、格闘倶楽部が120pt強ほどの差で追いかける展開が続いていた。
そして6日目、この日の第1試合で、格闘倶楽部・滝沢がファイナルシリーズ通算3度目の役満・四暗刻を親で和了し、 6万点越えの大トップを獲得。また、この試合で雷電・萩原とトップラスを決めたため、一気に雷電を突き離し、首位Abemasとは50ptを切る ところまで追いつく。しかし、第2試合はAbemas松本が親で高打点の上がりを連発して独走し、100ptオーバーの圧勝を飾る。この結果1ー3着の並びとなった格闘倶楽部とも190pt以上の差をつけた形で残り4戦となった。また、第2試合でも黒沢でラスを引いた雷電はアベマズとの差が300pt以上となり、残り4戦でトップ最低3回かつ上位2チームの並びも作らなければならなくなった。
7日目、第1試合はAbemas白鳥が東発の親番から4000オールを決めてリードを奪ったまま逃げ切り、値千金のトップを持ち帰った。この時点で格闘倶楽部との差は約240ptとなり、残り3戦で格闘倶楽部はトップラス2回もしくはトップ3着3回程の条件となった。またここで本田がラスを引き、3連敗となった雷電は優勝の可能性が事実上消える事になった。 第2試合は風林火山の亜樹がリードする展開の中、格闘倶楽部の高宮が好判断を連発し、一時はAbemas多井とのトップラスを実現できるところまで来たが、オーラス親番の多井が執念の連荘で高宮を交わす2着をもぎ取った。 この結果、最終日前にして 1位Abemasと2位格闘倶楽部の差は270pt強となり、格闘倶楽部は最終日でAbemasとのトップラス2回もしくは素点差のあるトップラスとトップ3着が求められる事になった。
迎えた最終日、第1試合では 格闘倶楽部・滝沢がトップを獲得したものの、Abemas・松本は3着で踏みとどまり2チームの差は182.1ptとなり、最終戦で10万点以上の点差のトップラスが求められる事になった。 その最終戦は東1局・満貫確定の先制リーチをかけた多井に寿人が東・ドラ3・高め一盃口で追いかけリーチを敢行。待ちの枚数は1対4と寿人が圧倒的に有利で、Abemasへの高打点の直撃が狙える大チャンスだったものの、寿人がラス牌の多井の上がり牌を掴んで12000の放銃となった。 この時点で事実上優勝争いは決着し、後は25.9pt差となっていた雷電・風林火山の3位争いが焦点になった。 その争いは雷電・黒沢が風林火山・勝又を振り切り3位を死守する形で終局し、多井がトップで有終の美を飾る事になった。
Abemasは5年連続のファイナルで初めての優勝を勝ち取った。セミファイナルシリーズから好調だった松本・白鳥はファイナルでも個人2位・4位と躍動し、これまでファイナルで苦戦が続いていた多井も個人3位と活躍、その結果2連勝を決めた3日目終了から1度もトップを譲らず、最終的に500pt近いプラスで16戦12連対7トップ、ラスは僅かに1回だけと圧倒的な強さで昨年までの鬱憤を晴らした。
格闘倶楽部は悲願の優勝に向けてAbemasに何度も迫ったものの、最後は突き放された。レギュラーシーズン苦戦が続いた滝沢が3トップでファイナルMVPとチームを強烈に引っ張ったものの、結果的にエース寿人・MVP伊達がマイナスに沈んだ事が大きく、最後まで上を行くAbemasの背中を捉えられなかった。
雷電は初のファイナルの舞台を堂々と戦い抜き、ファイナル後半まで優勝の可能性があったが、終盤の連敗が痛く3位という結果になった。瀬戸熊が雷電のファイナル初勝利を含む2勝を挙げたが、黒沢・萩原がノートップ、本田も思うようにポイントを重ねられなかった事で、終盤は風林火山との3位争いに巻き込まれる事になった。
セミファイナルを首位で突破し、史上初2度目の優勝を目指した風林火山だったが6日目の13戦目までノートップ、途中には5連敗を喫するなど無念極まりないファイナルとなってしまった。2020-21シーズンには奇跡の大逆転劇に貢献した勝又が個人最下位、その他メンバー全員がマイナススコアでファイナルを終える事になるなどチーム全体が絶不調であった。
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成績
要約
視点
レギュラーシーズン / セミファイナルシリーズ / ファイナルシリーズ
レギュラーシーズン(成績)
レギュラーシーズン最終成績
レギュラーシーズン個人成績
レギュラーシーズン日程・対戦成績
日程・対戦成績
セミファイナルシリーズ(成績)
セミファイナルシリーズ最終成績
- レギュラーシーズン終了時のポイントの半分をセミファイナルシリーズへ持ち越し
セミファイナルシリーズ個人成績
セミファイナルシリーズ日程・対戦成績
日程・対戦成績
ファイナルシリーズ(成績)
ファイナルシリーズ最終成績
- セミファイナルシリーズ終了時のポイントの半分をファイナルシリーズへ持ち越し
ファイナルシリーズ個人成績
ファイナルシリーズ日程・対戦成績
日程・対戦成績
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中継
AbemaTV麻雀チャンネルにて、19:00からリーグ戦の試合を生配信した。開催曜日は、レギュラーシーズン・ポストシーズンともに、水曜日以外の平日で行われた。
中継番組での実況陣は、日吉辰哉(連盟、主に月・木曜)、小林未沙(声優・元最高位戦、主に金曜)、松嶋桃(協会、主に火曜)が、昨年度に引き続き担当した。
解説陣は、土田浩翔(最高位戦)・藤崎智(連盟、元KONAMI麻雀格闘倶楽部)が、昨年度に引き続き公式解説として担当。昨年度まで公式解説を務めた渋川難波(協会)がKADOKAWAサクラナイツの指名を受け、Mリーガーになったことで退任。新たに、これまでのシーズンで何度かゲスト解説を務めた河野直也(最高位戦)、オフシーズンにU-NEXT Piratesとの契約満了となった朝倉康心(最高位戦)・石橋伸洋(最高位戦)が公式解説に就任した。これにより公式解説者は、土田・石橋・藤崎・河野・朝倉の5名体制となる。
公式解説が担当しない日の解説は、レギュラー前半にはプレイヤー解説としてMリーガーから1名が、レギュラー後半にはゲスト解説として各団体のタイトルホルダー1名が、ポストシーズンには1つ前のステージで脱落したチームから2名が、それぞれ担当した。レギュラー前半のプレイヤー解説と敗退後のポストシーズン解説で2回担当した選手を除き、複数回解説を担当した者はいなかった。
試合後インタビューについては、原則トップの選手を含む2名に行われ、インタビュアーは昨年度に引き続き、松本圭世が概ね週3日、伊藤友里が概ね週1回担当した。
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役満
- 和了者 放銃者
- 各家の表記は、その局における家を示す
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麻雀星人 VS 地球代表
前シーズン開催された「麺麺位決定戦」に続く、日清食品協賛のスペシャルマッチ「日清焼そばU.F.O. presents 麻雀星人 VS 地球代表」が、2022年12月26日にABEMA麻雀チャンネル、およびMリーグの公式YouTubeチャンネルで配信された。「麻雀星人」こと渋谷ABEMASの多井隆晴に、地球代表としてマスク(覆面)を着用したMリーガー3名(松マスク、熊マスク、東マスク)が挑むという構図である。実況と解説は、日吉辰哉(実況)・土田浩翔(解説)の2名。リポーターは松本圭世。
対局には、日清食品と大洋技研[259] が特別製作した麻雀牌「日清牌」と、オリジナルのルールを使用する。
- 日清牌
- ルール
- ベースは、Mリーグルール。
- 「東場・南場」は「日場・清場」に変更。
- 「東家・南家・西家・北家」は「日家・清家・食家・品家」に変更。
- 地球代表選手は、和了った時点でマスクを脱ぎ、正体を明かすことができる。
- 1試合勝負で、多井が1位を取った場合は麻雀星人の勝利、それ以外は地球代表の勝利となる。1位の選手は日清食品の商品を獲得する。
試合は、序盤で東マスクことセガサミーフェニックスの東城りおが連続和了でスタートダッシュを決めるも、日4局で多井が逆転。松マスクと熊マスクは聴牌までは漕ぎつけるものの和了に至らず苦しい展開となる。多井がトップのまま迎えた清4局1本場でラス親の東城が満貫を和了ってトップを奪還。清4局2本場は全員ノーテンとなり東城が1位を獲得、地球代表の勝利となった。なお、和了無しとなった松マスクと熊マスクは試合後のインタビューでマスクを脱ぎ、それぞれEX風林火山の松ヶ瀬隆弥、TEAM RAIDEN/雷電の瀬戸熊直樹であったことが明かされた[260]。
麺飯位決定戦
日清食品協賛のスペシャルマッチ第3弾として、「日清食品 presents 麺飯位(めんめしい)決定戦」が、2023年3月23日にABEMA麻雀チャンネル、およびMリーグの公式YouTubeチャンネルで配信された。Mリーグ2022-23シーズンのレギュラーシーズン終了直後に配信されたが、試合自体はシーズン中に収録されたものである。今回は、各選手が日清食品の人気商品を背負って戦うという要素が追加された。参加選手は、「麻雀星人(日清焼そばU.F.O.)」こと渋谷ABEMASの多井隆晴、「マ王(日清ラ王)」ことKONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人、「ずん兵衛(どん兵衛)」こと赤坂ドリブンズの村上淳、「カヤーモリ(カレーメシ)」ことセガサミーフェニックスの茅森早香の4名。実況と解説は、日吉辰哉(実況)・小林剛(解説/U-NEXT Pirates/初代麺麺位)の2名。リポーターは松本圭世。
対局に使用する麻雀牌とルールは、マスクに関するルールを除き「麻雀星人 VS 地球代表」と同様。1位を取った選手が「麺飯位」の称号と、日清食品の商品を獲得する。
試合は、村上が日1局1本場で跳満を自摸和了ったのに続き、日2局では役満の四暗刻を自摸和了。早くも勝負ありと思われたが、茅森と多井が高打点の和了を積み重ねて村上に迫る。寿人は日場終了時点でマイナスに沈み苦しい展開。清3局で多井が満貫を自摸和了ると、親被りした村上をついに逆転。さらに清4局でラス親の茅森が満貫を自摸和了って多井を捲り、4万点近辺で茅森、多井、村上が2000点以内に収まるという大接戦となる。最後は村上が「清・赤1」を自摸和了って再逆転、初代麺飯位に輝いた[261]。
- 和了者
- 各家の表記は、その局における家を示す
- 牌姿は一般的な麻雀牌に準じて表記。実際の試合では日清牌を使用
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Mトーナメント2023
→詳細は「Mトーナメント2023」を参照
Mリーグ2022-23のオフシーズン企画として、2023年6月12日から同年8月6日までの日程でMリーグルールによるトーナメント戦(個人戦)が開催された。Mリーグ2022-23のMリーガー32人に、各団体からの推薦雀士20名を加えた計52名で行われた[262]。
できごと
- 2022年
- 6月10日 - U-NEXT Piratesは朝倉康心、石橋伸洋との契約が満了したことを発表した[3]。
- 6月30日 - KADOKAWAサクラナイツは、療養中だった沢崎誠との契約を2021-22シーズン限りで満了としたことを発表した[4]。Mリーグ機構は沢崎に限り、契約更改期限を同日まで延長していた[1]。
- 7月11日 - ドラフト会議開催[1]。U-NEXT Piratesが鈴木優と仲林圭、KADOKAWAサクラナイツが渋川難波を指名した。
- 7月15日 - Mリーグ機構が丸善ジュンク堂書店とのスポンサー契約締結を発表。契約期間は2022年10月1日〜2024年9月30日の2年間[266]。
- 7月27日 - 2022-23シーズンの各チーム契約選手一覧を発表し、全32選手との契約合意を発表した[267]。
- 9月2日 - 丸善日本橋店3階に「Mリーグオフィシャルショップ東京」が開店。
- 9月9日 - 今シーズンに各チームが使用する公式ユニフォームのデザインを発表した。昨シーズンに引き続きミズノがサプライヤーを担当する[268]。
- 9月16日 - MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店2階に「Mリーグオフィシャルショップ大阪」が開店。
- 9月29日 - 2022-23シーズンのスポンサー、オフィシャルサプライヤーを発表した[269]。
- 10月3日 - Mリーグ2022-23シーズンが開幕[1]。ベルサール六本木にて開幕式ならびにパブリックビューイングが開催された[270]。この第2試合で伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)が四暗刻を自摸和了った[271]。
- 11月1日 - 第1試合東3局、東家の日向藍子(渋谷ABEMAS)が12翻(立直、門前清自摸和、嶺上開花、ドラ4、裏ドラ5)の三倍満を和了った。親の三倍満は史上2例目であり、また裏ドラ5枚以上の和了はMリーグ史上初である[272]。
- 11月7日 - 第1試合で黒沢咲(TEAM RAIDEN/雷電)が112,700点のトップを獲得、Mリーグ史上最高スコアを更新し、史上3人目の10万点超えを達成した。またこの試合は総局数26局、試合時間3時間28分と過去最長をそれぞれ更新、それに伴い第2試合の開始が23時を過ぎた[273]。
- 12月26日 - 日清食品スペシャルマッチ「日清焼そばU.F.O. presents 麻雀星人 VS 地球代表」をABEMAおよびYouTubeにて配信。東城りお(セガサミーフェニックス)の1位により地球代表が勝利した[260]。
- 2023年
- 2月14日 - 第2試合で二階堂亜樹(EX風林火山)が魚谷侑未(セガサミーフェニックス)から四暗刻単騎を和了した[274]。
- 2月23日 - 第1試合で園田賢(赤坂ドリブンズ)が堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)から国士無双を和了した[275]。
- 3月2日 - 第2試合で高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)が四暗刻を自摸和了った[276]。
- 3月6日 - 第1試合南2局5本場、北家の仲林圭(U-NEXT Pirates)が
待ちの国士無双を聴牌していたのに対して、東家の滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)が
を切ったが、西家の村上淳(赤坂ドリブンズ)が直前に
待ちで聴牌・立直をしており、放銃者の滝沢から見て自摸番が先に来る西家・村上の和了(立直、一発、役牌の50符3翻)のみが頭跳ねで成立。いわゆる「役満の頭跳ね」という珍事が発生した[277]。
- 3月21日 - Mリーグ2022-23レギュラーシーズンの全日程が終了し、7位の赤坂ドリブンズと8位のセガサミーフェニックスがここで敗退した。ドリブンズは2シーズン連続同一選手構成でセミファイナルに進出出来なかったため、規定により選手の入れ替え義務が生じた。なお、この日の第2試合がMリーグ通算1000試合目となった。シーズンMVPは伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)[278][279]。
- 3月23日 - 日清食品スペシャルマッチ「日清食品 presents 麺飯位決定戦」をABEMAおよびYouTubeにて配信。村上淳(赤坂ドリブンズ)が初代麺飯位を獲得した。この試合の日2局(東2局)で、村上が四暗刻を自摸和了った[261]。
- 4月10日 - Mリーグ2022-23セミファイナルシリーズが開幕[280]。
- 4月14日 - MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店地下2階に「Mリーグオフィシャルショップ札幌」が開店。
- 5月4日 - Mリーグ2022-23セミファイナルシリーズの全日程が終了し、5位のU-NEXT Piratesと6位のKADOKAWAサクラナイツがここで敗退した[281]。
- 5月8日 - Mリーグ2022-23ファイナルシリーズが開幕した[282]。
- 5月16日 - 第1試合で滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)が四暗刻を自摸和了った[283]。
- 5月19日 - Mリーグ2022-23ファイナルシリーズ最終日。同日は通常より2時間早い17時試合開始。またベルサール六本木にてパブリックビューイングを開催。試合はセミファイナルを2位で通過した渋谷ABEMASが初優勝に輝いた。試合終了後のシーズン表彰式はパブリックビューイング会場にて開催された[284]。
- 5月25日 - セガサミーフェニックスは、近藤誠一がMリーガーを引退し、監督に就任することを発表した。また、魚谷侑未、茅森早香、東城りおと契約更改したことを発表した[285]。
- 5月29日 - 赤坂ドリブンズは、園田賢、鈴木たろうとの契約更改と、村上淳、丸山奏子との契約満了をそれぞれ発表した[286]。
- 6月12日 - 現Mリーガー32名に団体推薦雀士20名を加えた52名でトーナメント方式で対局する「Mトーナメント2023」が開幕した。
- 7月10日 - Mトーナメント2023予選2ndステージF卓第2戦の東3局、園田賢が本田朋広から大三元を和了った。
- 8月6日 - 「Mトーナメント2023」決勝が行われ、KADOKAWAサクラナイツの渋川難波が優勝した。
脚注
外部リンク
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